7月2日からメガーヌより謎の軽自動車ばっか運転している中の人です。。
メガーヌのない生活
ラッピングが終わってすぐ、神奈川にあるオレカ・テクニックイデアルさんへボディ補強やその他もろもろ、総額30万円コースの大規模改修をお願いしにいってました。
およそ一週間の預かり作業となったので、戻ってきたのは三連休初日の15日…
なので7月入ってほぼ二週間、メガーヌがない生活でしたね!(仕方がない)
とはいえ、クルマがないと不便すぎるので…みんな大好き、ハスラー!(何
乗っている最中にぞろ目になるくらいには新しいクルマが出てきました。
久々に借りるレンタカー!クルマ所有しているのに、レンタカーを使わなきゃいけない切なさよw
マイルドハイブリッド?とにかく遅いwwww
Twitterとかでよく、日産デイズとかがアクセルをブラジルまで踏まなきゃいけない的にネタにされてて「いやいや、そこまで遅くはないだろ」と思ったんだけど、うん、だめだこりゃw
普段メガーヌに乗っているから遅く感じるとかじゃなく、上り坂とかまじで登らない。
高速の合流とか、車線変更とか、サイドミラーでかなり後ろにクルマがいることを確認してからじゃないと無理。
足はふにゃふにゃで、横風に煽られて怖いし…
イタルジェットのほうが全然速いよこれw
エアコンをOFFにすると多少はまともになったけど、気温40℃に迫ろう状況で、現代の新車をエアコンなしで乗るのはおろかとしか言いようがないw
メガーヌには付いていないACCが標準なのは凄いね、最近の軽自動車はんぱない。
死ぬほどアクセル踏み込んだ割には平均燃費21km/Lなので悪くなかった。
めちゃくちゃ燃料絞っている感はあるので、そりゃそうだろって感じだけど、自分はこのクルマをお金出したは買わないですね…だったらトゥインゴか500買うわw
でも、売れてるんだよね、ハスラー。。。
街乗りレベルならこれで十分ってことか。
大規模改修その1(ボディ補強、マウント、シフト周り)
そんなレンタカー生活を終えて、オレカ・テクニックイデアルさんへ引き取り。
今回は総額30万円以上をかけた令和の大改修と謳った改修を行ってもらいました。
お願いした改修内容は、
- 4H ショートシフター
- フロアブレース(フロント・ミドル・リア)
- サイドブレース
- エンジンマウント交換+エンジンマウントスタビライザー
- 強化エンジントルクダンパー
ボディ補強やアクセルレスポンスに対する反応をあげるような改修が主。
予算の都合上で、やりたくてもできなかった作業はありますが、これだけやれば絶対的にメガーヌは変化すると思う。
そもそも、今回この令和の大改修を行った理由のひとつがメガーヌの緩さ。
デビュー当時はニュルブルクリンクで世界最速のFWDでしたが、現代のクルマから見れば2010年初頭に登場しているので如何せん、最近のクルマと較べてしまうと緩い。そもそもセレナと共通のCプラットフォームに18インチ、235サイズのハイグリップタイヤを履かせることも想定されていないだろうから、限界付近でのヨレはドライビング中にかなり大きな違和感となって出てきました(´;ω;`)ブワッ
前回の金沢に行く道中や、金沢でホームコースを走ったときとかね。
リアが唐突に出る動きは、慣れてしまえばどーってことはないんだけど、それは慣れ親しんだ道だけでの話。
はじめて走るような、知らない道で、唐突にリアが流れ出すのは恐怖だし、信頼がおけない動きは長時間のドライビングではストレスでしかない(´;ω;`)
自分はサーキットは絶対に走らないと誓っているけれど、クルマ作り自体はサーキットにも通用するレベルを目指していて、やっぱり速いクルマ、速く走れるクルマって長時間ドライビングしても疲れないものだと思う。
その疲れないというポイントのひとつで「ストレスのない走り」を実現させるために、やれることをやっていこうというのが今回のコンセプト。
4H ショートシフター
メガーヌのシフトはルノー車のMT!って感じでぐにゃっとしたシフトフィーリング。
マーチ12SRとか、古の日産コンパクトカーに採用されていたMTもルノー製だったと言っていたけど、あれもお世辞にもナイスなフィーリングではなかった(´;ω;`)ブワッ
でもこれワイヤー式の前輪駆動車なら「こんなもん」って気がするし、むしろホンダのMTがなんであんなにフィーリングいいんだ?ってくらいに良すぎるだけなんだけど、でもできることならカチッとしたフィーリングと、今より短いシフトストロークにしたいという思いはありました。。。
で、オレカさんで取り扱いのある4H製のショートシフターを装着。
これ、めっちゃいいです。
ストロークも適度に短くなったし、何よりカチッと重めのしっかりした入り方をするのでシフトチェンジが気持ちがいい。
納車からずっと気になってる5⇒4へチェンジするときに、6に入ってしまうのは改善されなかったけど、でもこれは装着してよかった!
MT車なので、ステアリングの次に手が触れるのはシフト。感覚器官として手から伝わる情報量は足のそれとは比較にならないほどなので、だるだるな感触は地味にストレスでもあり、それが改善され、よりスポーツカーらしいフィーリングになったので、これはやってよかったと思います。
強化エンジントルクダンパー、エンジンマウントスタビライザー
どっちが効いているのかわからないですが、これはエンジンかけた瞬間に違いがわかりましたw
一週間ぶりのメガーヌ、エンジンスタートした直後に激しい振動が車内に伝わり「え、壊れた!?」と思ったほどw
でも、オレカさんで試走しているはずで、そこでも何も言われていないのでこれがデフォなんだろう…なんだこりゃ?ハスラーばっか乗っていたから感覚狂った?いやいや、ここまで振動はなかったよな??
で、これが原因だった気づきましたw
エンジントルクダンパーもスタビライザーもエンジンの揺れを抑えるものですが、その衝撃の抜け先は車内です。
エンジンの揺れを抑えることでアクセルに対してダイレクトな反応が期待できる分、停車中の車内への振動はえげつないレベルで入り込みます。
渋滞の環八を1時間以上走っていましたが、ほぼアイドリングなのでその振動で自分でも酔いそうになるレベル…
ただ、確かにアクセルを踏み込んだときの瞬発力というか、リニアにメガーヌが反応してくれるようにはなっているのでネガもあるけどポジも当然あった感じます。
車内への振動は走っていればわからないので、停車中に「うーん」ってなるだけなので渋滞にはまらなければ気にならない!
サイドブレース
ボディ側に加工が必要になるので、勇気のいるパーツw
まぁメガーヌのボディは使いつぶすつもりなのでどうでもいいですw
むかしランエボやFTOに入れていたすじがね君に似た効果があるパーツだと思う。
この二週間でメガーヌのドアの開け閉めなんて数回しかやらなかったので、開け閉めでも違いがわかるかと言われたら、すまんさっぱりわからん(ぉ
ただ、ステアリングは明らかに重くなった。
これがいいのか悪いのかは個人によると思うけど、自分は純正のパワステでもアシスト強すぎやなぁと思っていたので、今の重さがちょうどいい。
サスペンションはビルシュタインにしているものの、ボディ設計自体は2010年、下手したらそれよりも前の設計であるメガーヌの剛性は、当時から見れば高いもののハードな走りをするとやっぱり剛性不足による応答性の悪さを見せることがある、特に荒れた林道とか。
フロントの舵が正確さを増せば、今まで以上に信頼して踏んでいける!
フロアブレースとの相乗効果もあるんだろうけど、確かに剛性は増しているパーツだと思います、外からは全く見えないけど。
ロアブレースシステム
出たぞ!定番の床下補強、しかもこいつは3か所だ!
サイドブレースのときに書いたように、シャシーの基本設計はかなり古いメガーヌはハードに攻めていくと明らかに車体にねじれを感じます。
先日、石川県にあるホームコースである林道を走ったときに、ステアリングに対してボディが遅れてくる感覚が気持ち悪く、タワーバーを入れているフロントは多少マシなんだけどリアは明らかに流れ気味でコントロールしづらさも感じました。
リアタワーバーだけ入れる方向も検討しましたが、どうせなら床下に全部入れて、ハードな走りに対応できるシャシーを作ってやろうと思ったんです、案外リーズナブルにできるし(ここ重要)
オレカさんからの帰り、やけにメガーヌが遅く感じました。
久々ということもあるにせよ、アクセルブラジルコースのハスラーから乗り換えてそれなので「どうなん?」って感じだったけど、よくよくスピードメーターを見るとかなり速度が出てます。
どういうことかといえば、スピード感が薄れた。前よりもメガーヌがどっしりと安定した走りになっていたので体感速度が遅く感じられただけでした。
AWDからするとFWDはどうしても駆動していないリアの落ち着きがなく、そこが気になるところでもあったけど、フロア補強を入れたらリアの安定感が随分と増え、車線変更でもリアが遅れることなくついてくる感じになり、AWDか?って感じられるほどになりましたよ。
4つのタイヤがしっかり地面をとらえている、逆にボディに対してタイヤの剛性不足、グリップ不足がドライバーに伝わります。
今のタイヤとこのボディだと弱アンダー傾向。それまではリアがスパン!と流れて旋回するような動きだったのが張り付きながら曲がるので、タイヤのグリップ限界を超えたときが恐ろしいですw
ここまで変わるんだボディ補強…もっと早くやればよかった(´;ω;`)
設計が古いクルマにこそ補強は効く、そういうもんですがかなり変わるのでこれはおすすめ!
今度は深谷に入庫!
3連休初日の大渋滞にはまり、88kmの距離を4時間かけて移動する苦行w
そもそも最寄りICの花園までは関越自動車道屈指の渋滞スポットなんでね…そこを抜けるとすいすいなんだけど。
で、本来は土曜日1日で終わる作業だったんだけど所要で約束の時間にいけないことが確定していたので預けて月曜日に取りに行くことにしました。
前回はオイル交換だったけど、そのときに注文したパーツの取り付け。
一応これでメガーヌの整備はひとまず完了。ここから先の整備はどうしても長期入庫が予想されるため、クルマが1台しかない生活では不便極まりなく、おいそれとできないためです。
母に深谷まで迎えに来てもらい…いうて40km、下道でも1.5時間かかんないですw
足がないので群馬では基本引きこもり、フェスやってましたw
日曜日だけは涼みに行こうと息子を連れて吹き割りの滝まで行きました。
ここでも30℃以上あるから全然涼しくないwwww
ただ、この日は前橋が日本一の気温をたたき出したように下界は朝から39℃。。。
沼田の山のほうで37℃なので一応、下界よりは涼しかった模様(まじか)
暑さで親子ともどもぐったりでございました。。。
で、月曜日は高崎から深谷まで電車で!
ジェネリック東京駅!
高崎から深谷までは30分くらい、6駅なのですぐそこです。
なんなら高崎駅まで送ってくれた母が家に帰るより先にキャロルさんに着いてましたw
さすがに38℃の中を歩いてキャロルさんまではいけないのでタクシー、、1000円かかりましたが、歩いたら死ぬw
深谷に持っていく手土産がこれ、喧嘩売ってるだろw
でも、群馬県民(元だけど)からすれば深谷よりも下仁田なんだよなぁ…ねぎは。
ちなみにTシャツはこれ、どう見ても喧嘩売ってるだろ(真顔)
大丈夫や、キャロルさんはすべてに優しいから。
で、受け取ったメガーヌ!
何が変わった?
リアスポイラーが付きました!!
何度か書いているように、自分はスポイラーというものがとても嫌い。
というより、ウィング全般が好きじゃない。
レースもやらないし、あんなのは純正のデザインをスポイルしてしまうダサいアイテムだと思って生きてきたんですが、老いのせいか最近はそうでもなくなり、スポイラーがあってもいいんじゃね?と思うようになったとか。。。
そうはいってもやたらでかい羽根は好きじゃないし、いかにもな羽根も好きじゃない…いくつか選べはしましたが、悩んだ結果はキャロルさんで出しているRSMリアスポイラー2でした。
カラーは純正の赤ベロと同じレッド!
ルーフのブラックと同色にするか、はたまたレッドにするか悩みましたが、社長との話で「赤でしょ」となりめでたくレッドとなりました。
ルーフはブラックで全高を低く見せる効果を狙いながら、スポイラーはレッドとすることで浮き上がって見える妙な存在感(主張)を狙ってます。
スポイラーもルーフ同色にする人が多いので、この組み合わせはなかなかチャレンジングなんじゃないかと思う!実際、車体ホワイト系でルーフブラックにレッドスポイラーの組み合わせはキャロルさんではまだやったことがないという話だったのもいいね!
あとに続く人が出ても、先行者でいられる(何
ただのお洒落パーツではなく、サーキットテストもされ効果もあるパーツ。
後から出た?WRCウィングの方が巨大でいかにも!感はあるんですが、この控えめながらもちゃんと機能しますぜ…ってデザインが好きです。
外装についてはこれで終わりにするつもりです。
ホイールが微妙にはみ出ているのでワイドボディキットも考えましたが、自分はメガーヌはこのデザインが好きなのでこれ以上は派手にしたくはないかな(カラーの組み合わせが十分派手だけど)。
二か月前、納車直から比べるともはや面影もない。
エアリアルが、エアリアル改修型になったような別物感(ぉ
あまり外装に手を入れることはしない人だったんだけど、メガーヌに関してはめっちゃ外装をやりました。売れているクルマで、よく見かけるというのもあって、自分だけの1台に仕上げたかったってところは大きいかなと思います。
マフラーも変えた
キャロルさんでの作業はもう1つ、マフラー交換でした。
このメガーヌはトロフィー2というグレードで純正でアクラポビッチ製のチタンマフラーが入ってます、ぶっちゃけめちゃくちゃいいやつです。
限定車とはいえ純正で軽量なチタンマフラーを入れてくるモデルって、特にメガーヌクラスではなかなかないと思うので相当だと思うんだけど、今回はそのマフラーを外しますw
そして、キャロル製のRSMレーシングマフラーを投入。
純正アクラポビッチ車はセンターパイプも交換しないといけないのでマフラー代+センターパイプで21万円コース…バイクのマフラーを数万円で買っていた身とすれば結構なお値段ですね。。。
マフラー交換したのは純正に不満があったというよりも、レビューで見た「パワーよりも中低速のピックアップ」を取った性能が気になったから。
メガーヌのF4Rエンジンは高回転型ではなく、どちらかといえばトルクで走るラリーカーみたいなエンジンだし、自分自身もサーキットにはいかず、公道がメインなので全開よりも中間域のトルクの太さ、そこから生まれる乗りやすさを求めたかったというのが大きいです。
通称ネギマフラーと呼ばれる謎2本だしw
直管じゃねーの?って思うような作りなんだけど、車外で聞く音量は純正とそこまで大差なく…ただ、車内は純正とは比べ物にならないうるささでしたw
なんでこんな違うのwwww
どうやったらこうなるのか…とても不思議で仕方がない。。。
ESCオフのフルパワーモードでの特性に合わせて作ったとされているだけあり、ESCオフだと2,000rpmも回っていれば怒涛のトルクで加速します。6速2,000ってこんな加速したっけ?ってくらいに。
スロコンも付けたけど、いらないかもw
あるとノーマルより1段階上でも結構いい感じのレスポンス!
バブリングは純正が花火が炸裂するような「パン!」みたいな音でしたが、こいつは「ボン」って感じで音質が変わりました。炸裂する回数も純正より増えたかな。
好みはわかれますが、純正チタンが甲高い音だったのに対してこちらは重低音。4発ターボってこうだよな!ってサウンドで、自分は好きだね。
ネギマフラーがフロアのブレースと干渉しそうになったらしい。
もともと違うショップで同時装着の適合は取れていないので、こういうこともあるだろうなとは思ってたw
キャロルさん側でブレースの位置を下げる処置を行い、逃げを作ったようです。
外した純正マフラーはさすがに軽い。
これをわざわざ外して、ショップが出した車検非対応のマフラーに変える意味…
見た目、性能、すべてが理想に近づいたメガーヌR.S.
結局キャロルさんからの帰りも大渋滞で、全然マフラーの性能も確かめられなかったので夜にひとっ走りしてきました(その感想の一部は前記の通りw)。
燃費が悪化したというレビューもありましたが、ESCノーマルで普通に走っていればノーマルマフラーのときと大きな燃費差はなかったです。
ESCオフにしてマフラーの全性能を試そうとすれば、そりゃ悪化するだろうけどw
常にエクストリームな状態で走る人っておるんかな…
ノーマルでもレスポンスはかなり良くなって、実用域での扱いやすさが純正のときとは比べ物にならない!サウンドもかなりイケイケなので、スポーツカーを運転しているぞ感は出ていますw
高回転域、レブあたりのパワーは純正とそこまで変わらないかなという気がするけれど、中低速のピックアップがとんでもなくよくなったので立ち上がりとか、レブリミットに向かうまでが早いので総合的に見ればサーキットでもタイム短縮はできるんじゃないかという性能。
レーシングインダクションとの組み合わせで、その力を100%使い切れるみたいなところがあり、すでにインダクションは導入しているので余計にこの体感が得られているんだと思います。
マフラーもどう考えても純正より抜けがよさそうなので、トルクが落ちるんじゃないかと思ったんだけど、そうならないのがターボ車。
そういえばZH2もMWRのフィルターとただの筒みたいなマフラーが一番パワーが出て、かつ乗りやすくなったので吸排気って難しいなぁ…奥深いなぁって思いました。
見た目が派手になっただけでなく、性能もこの2か月でかなりあがりました。
スポイラーの効果も高速域ではしっかり出ていて、速度をあげると不安定になっていたリアはかなり抑えが効いて安定方向。弱アンダーが強くなったとはいえ、高速域はこの方が扱いやすく安全なので乗り方を変えてあげるだけです。
乗りやすい、思い通りに走るというのは長距離を走るときにも大きなアドバンテージ!
ドライバーが疲れないというのは、それだけで安全につながるものなのです。
やることがまだ少し残っていますが、それはまぁ数か月先、年内に完了すればいいかな?と思いつつ…
とりあえずは、第一弾の大改修は終了です!
これからもよろしく、メガーヌさん(´;ω;`)b