こんなイベントがあったのでしれっと参加してました☆(ゝω・)vキャピ
どこのチームにいたかは、参加していた人ならなんとなくわかるはず?
ここで取り上げられていたADV150の中の人が自分だったわけで(ぉ
8月はまるまる一ヶ月夏休みだったのだけど、なんだかんだ仕事でそれが潰れ、結局空いた隙間時間でできるツーリングってことでこのイベントをこなすついでに、今まで行ったことがない場所へ行こうってことでぐるぐる東日本から中部くらいまでを回ってきた。まとまった時間が取れれば全然もっと遠くまで行けるんだけどね。
最初に制覇したのが群馬。冒頭のWebikeの記事では「暑い」と書かれていたけど、ぶっちゃけ前半は雨が多く、何よりこのチェックインポイントが割と山が多いのでどちらかといえば「寒い」イベントだった。後半につれて猛暑になるんだけどね。
イベントで貰えるポイントは前回のお店を回ると500ポイントもらえるやつより魅力はなかったんだけど自分のような単純に、特に意味もなく距離だけ走りたい人にとっては目的地が設定されているだけでもまぁいいやって感じで気楽にまったりやっていた。
群馬を制覇したあとは近場で茨城→千葉。
ちょうどその日は2りん館にエンデュランスのデモ車が来てたね。真後ろにも同じ色のADV150がいて、このあたりはADV150トライアングルができていた(謎
今回のイベントで何が辛いかって県内4箇所を回りエリアを制覇することなんだけどとにかくポイント間が離れていて移動だけでとんでもない時間がかかる。どんなに頑張っても一日2〜3件が関の山。イベントの趣旨的にはツーリングで行こうなんだと思うからそもそも弾丸で回るのはどうなのよって感じ。ただ自分は「移動したいだけ」だからどうでもいい。
寄り道しながら…
千葉は銚子のあたり。そこからひたすら南下していくのが今回のルート。近い場所ではポイントとポイントの間は100km以内だったりするけど、下道を使う場所はそれだけでも2時間くらいはかかる。朝の7時から21時までぶっ通しで走り続けても行ける場所はほんとに限られる。
千葉は高滝ダムとどっかの公園が次に回るポイントだった。
いくら高燃費のADVでもガスが危うくなる。それくらいに一日で走る。
日中はそれなりに暑い。
久々に来たぞ、高滝ダム。
どっかの展望台に登る途中、タコメーターが死んだ(´;ω;`)ブワッ
絶景だったよ。
タコメータが死んだので駐車場で配線を見てみたけど結局治らなかった。物理的に本体が臨終したかもしれん。外すのが面倒で直してないけど。
千葉最後のポイント、この辺まで来るとそろそろ寒い時間だ。
日が沈んだあとは24度、実はインナーを忘れてメッシュジャケットで震えながらライドしていた。普通に移動している人は暑いのかもしれないが、あまりの寒さで鼻水を流しながら温かい食べものを求めラーメン屋へ入ったくらい。
ライダーの何が辛いってこういう環境変化だ。
真夏に震えながら温かいラーメンを食べるなんて。。。
それでもADVのメリットは高速道路が使えるのでワープが可能。最高速度は出ないとはいえ、高速が使えるだけで移動は楽になる。ただ、ナビアプリは高速道路を法定速度で走ること前提で時間を出すから、最高速が低いADVだと高速を使うルートなナビの最初の到着予定時刻よりも伸びるという不思議なことが起きる。逆に下道だとすり抜けができたりするので、到着時間は30〜60分くらい縮まることは割とある。それが150ccって排気量の面白いところじゃないかな、いろいろなことがわかってくる。
茨城も回った。
茨城空港なんていつぶりだろうか。
筑波山はバイクであがるところじゃないとつくづく思う、道がわかりづらく下手するとバイク進入禁止の道に突撃する。ナビアプリが自動車用だからそんなのお構いなしに案内するしね。
普段行かないところに積極的に行くキッカケになっただけでもいいイベントだった。
ただ、一部地域は携帯キャリアの電波が入らないのでチェックインできないというw
いろは坂の次に行った中禅寺湖近くの展望台はKDDIのアンテナぽいのは立っていたけどDocomoは入らなかった。せっかく登った先でチェックインができない、エリア制覇ができないというのはここだけでなく、岩手でもあった。場所はよかったけどゲームとしては致命的だ。ちなみに新潟も奥只見は確実に入らないのがわかっていたので回らなかった。エリア制覇に新潟はどこも入っていなかったし、まぁそういうことだ。
次回はちゃんとすべてのキャリアが平等に戦えることを確認してほしいw
印象深いのは栃木のあとに寄った群馬の林道。
ADVの素晴らしいところはこうしてふらっと林道に入って戻ってこれるところかな。
ただの通勤マシンでもツアラーでもない、SUV的なコンセプトはやっぱいい。一歩間違えれば中途半端という印象もこいつにはない。
チェックインラリー中はだいたい一日700kmくらい走ったけど、それでも走り足りないと思わせる150ccだ。むかしはこんな低排気量でロングは無理だと思っていたが、いざやってみると面白いのだ。
軽いからどこへでも立ち寄れる。これが大型二輪だったらぼくは気軽に林道や狭路に入ろうとは思えない。だってバックすらままならないことはあるし、ハマったら腕力で押し出せる気がしない。
なんどかそんな場面にも遭遇した。車1台分の狭路で、行った先が行き止まり、横は崖。そんなときでもADVの車重ならなんとか戻ってこれる。
この気軽さが旅を面白くする。
知らなかった場所への突撃は幼い日に自転車をひとりで乗れた日のことを思い出す。
あのときに感じた自由、どこへでも行けるという無限の可能性を思い出させてくれるのは大型よりも低排気量のマシンのほうが強い気がした。
暑い日も多かったが、ぼくはバイクでの暑さは正直気にならない。
自動車のように暑い、寒い(冷房で)を繰り返すと自律神経が崩壊して下痢になる体質なので暑いならずっと暑いままのほうが身体は楽だ。とはいえバイクでもトンネルの寒さと外の暑さが連続して訪れる場面ではサウナのように眠気が来る、特に夜はやばい。
ただし、すべての行程が順調だったわけじゃない。いちおう、カスタムバイクということで駆動系をいじりちらかしているうちのADV、そんなものでロングを連続すれば多少なり車体に負荷がかかる。
トラブルが発生したのは蔵王でのことだ。駐車場から出そうとしたら傾斜があるわけでもないのにバックが重い・・・なんだこれは?と思ったらクラッチがきれないw
一度クラッチが故障して同じようなことになったが、そのときは低回転で走っていれば回復はした。今度は何をやってもクラッチが切れない。
自宅まで400kmある上に、まだ最初のチェックインポイントだった。とりあえずいけるところまで行こうと宮城、山形、福島を回った。
クラッチは切れないから停車のときはしんどいが、ADVはアイドリングストップがあるのでいちいちエンストを誘発させなくても勝手にとまって自然に復帰する。それに田舎道だからそこまで停車することもない。
本当は新潟も回りたかったが、無理だった。新潟の僻地でクラッチが完全に臨終したら、翌日の仕事に間に合わない。
強化クラッチはロングをやると地味にトラブルがでる(アドプロだけ?)ので、ロング派はNormalのほうがいいかもしれない。そもそも部品の性質がサーキットとか速く走る用途なので連続走行はあまり考えられていないのかもしれない。
それでも帰ってこれるのがホンダの凄さ(違)。早速駆動系を全バラしてみる。
ウェイトローラーは片減りしていたりそろそろ限界かもしれない。見たからに耐久性はなさそうだったけど意外と使えた印象ではある。とりあえずグリスアップと軽い掃除で組み直したらクラッチは繋がるようになった。結局、原因はよくわからない。
神奈川を制覇したのは意外と遅かった。
近場は後回しにした感じもする。なんだかんだトータルで数千kmは走った。意味もなく走ることに目的を与えてくれた今回のイベントは自分としては有意義だったけど、前述のとおりチェックインできない(圏外的な意味で)場所があったり、とにかく距離が離れすぎていて普通のツーリングとしてもなかなかしんどかったものの、このイベントがなければ行かなかった、見れなかった景色や知らなかった土地に行くことができたのはよかったと今でも思っている。GETした1万ポイント以上のそれは、駆動系のメンテナンスに投資させていただきますw