ぴよこ☆くらふと☆わ〜くす

イタイタしい生活を送ってます。

イタシャデイズ

先日の大雪はなんだったの?ってくらいに気温の変化が激しい2月。晴れた日にはオープンカーに乗ろう。

天気のいい休日に、屋根のあるメガーヌを出してドライブに行こうという気にはなれない。折角アバルトとバイクがあるのだから、その両方に乗るのが大人の休日ってやつだと思うわけです。

そういえば言っていなかった初日の出

毎年というわけでもないけど、元旦からそう経たないうちにいつも初日の出暴走(自称)と称して犬吠埼までバイクで行っていた。

 

今年は元旦から震災で、その対応で駆り出されていたために初日の出どころではなかったという現実はあるものの、そのまますっかり忘れていたので犬吠埼まで行くことにした。

 

初日の出といいつつ、既に太陽はいい感じの高さになっているのはご愛敬だと思う(何

やっとそれっぽくアクチュエータのセッティングがでて高速燃費も計測できた。結論から言えば乗り方次第で変わっちゃうから一概にはいえないけど、アクセルさえ踏まずに法定速度で流している分には以前とそこまで変わらない。

 

ただ、少しでもアクセルを踏むと以前よりも加給圧の立ち上がりが早いため、どうしても燃費が悪くなりやすい。また、バブリングオプションを入れている関係で、3,500rpm付近での燃料が濃くなっていることもあって、燃費も悪化しやすい気がする。

 

バブリングについては、正直あってもなくてもいいやっていうのはセッティングが出てからも変わらない。というのが、メガーヌと違いアバルトのバブリングは鳴らすための条件がシビアで、なかなか思ったように鳴らないことが多い。スポーツモードにしてマフラーのバルブを開放した状態では余計に難しくなる。

 

ノーマルモードでも十分なパワーは出ているので、その状態で高回転まで回してエンブレを使ったりすると「プチランボルギーニ」みたいな音がする。

 

また、バブリングを発生させるための条件である3,500rpm付近の燃料が濃いためか、その回転数を維持しようとするとエンジンがちょっとぐずり気味になることもあった。理想的な空燃比ではないんだろうし、仕方ない面があるにせよ、まぁ面白さで入れてもいいけど、個人的にバブリングはなくてもよかったかな?

 

ただ、ECUとしては非常にパワーとトルクが出ているので踏むとめちゃくちゃ楽しい。

千人画廊で…この跳ねはアバルト124みたいな低いクルマだといい感じに似合うw

 

ちょっと肌寒い感じだったけど、ヒーターがあればどうにでもなる。

レカロのフルバケに純正ヒートシーターを埋め込んだのは大正解だった。これがなかったら、まだ肌寒い朝からアバルトに乗ろうという気持ちにはならなかったかもしれないw

 

途中で温泉に寄った。

開店直後だというのにイモ洗い状態…ジモティがかなり来ていて、サウナはもう座る場所がないくらいだった。

 

空きを見つけてサウナを2セットかまして退館。オープンカーだといい感じに外気浴ができて気持ちがいい。

 

バイクだとヘルメットを被っちゃうし、髪を完全に乾かさないとたるいことになるけど、クルマなら適当でいい。

 

ちょっと肌寒いくらいの外がいい感じに気持ちいいなぁと思いながら、海沿いの道を走り、犬吠埼に到着した。

初日の出の概念をぶち壊す、正午前の到着だった。

正直、初日の出とかにはまったく興味がない。ただ、走ることに何らかの目的が欲しいからそこに向かうだけ。なので、日の出をみたところで感動もなにもないので正午前の到着でも何ら問題ない。むしろ、混んでいないしいいねくらい。

 

そんなわけでその後はノンストップ帰宅。

イタルジェット試走

piyoco-craft-works.hateblo.jp

先日取り付けたCDIの試走も兼ねて、都内まで買い物に行くことにした。

 

アバルトからイタルジェットに乗り換えて、今日はイタリア車DAYになっている。

 

「広島産のアバルトと、中国産のイタリアンバイクだろうがボケ」

 

そんな辛らつな声が聞こえてきそうで涙を呑んでいるけれど、まぁ気にしないでおこう(´;ω;`)

CDIを入れただけでかなりの変化が!

正直、CDIを入れただけでどれほど変化があるのかは疑問だった。。。いやいや、おまえアバルトでもECUやってるし効果はあるって信じてるんじゃねーの?って言われるかもしれないけど、ターボと自然吸気では話が違うと思う…

 

ZH2もECUはやっているけど、あれはスーパーチャージャーにかけられた呪いから解放してフルパワー化しようぜってやつだから感覚的にはターボに近いから効果があるだろうとわかっていた。

 

自然吸気でどこまでよくなるのか?実際は走り始めてすぐにトルクが増し、高回転まできっちりパワーが付いてくる仕様に生まれ変わっていた。

デフォルトのMAPは「ノーマル」・「マフラー交換」・「ボアアップ」・「ボアアップ+マフラー交換」の4種類。フルエキ化の場合は「マフラー交換」のMAPを選ぶとよろしいみたい。

フルエキ化しているうちの子の場合は「MAP1」を選択するとよいみたい…マニュアルを見てもよくわからんので勘ではあるけど、走ってみるとこれで問題なっしん。

 

そのMAPを選択するとフルエキ化でパンパンとミスファイアしていた音が「ほぼ」しないというレベルで聞こえなくなったので燃調は取れたってことなんでしょう。刺激的な音は消えたけど、トルクもパワーも出ているので乗りやすくて速い!って印象になったのは間違いない。

 

他にも低回転・中回転・高回転の3つの段階で燃調をプラスマイナス20%の範囲で増減できる機能も備わる。20%って結構大きい数字なので、低回転でもたつくので20%UPしたらミスファイアするようになった。燃調コントローラーではないので、細かいセッティングはできず、あくまでデフォルトのMAPを使いつつ、エアクリとかより効率化されてズレた場合に補正しようねくらいの役割なんだと思われる。

調整はエンジンをかけないと行えない。シート下に本体を格納しているため、セッティングを変えるときはちょっと面倒だったりする。ただし、一度セッティングが決まればいじることはそんなにないはずだ。

CDIの取り付け自体はそこまで面倒なものではなかったし、フルエキ化しているのであればこのパーツはかなり効果的にイタルジェットをより速いスクーターにしてくれる。

 

イタルジェットの良さでもある「無駄にDOHC」なエンジン、高回転までパワーが垂れないのはスクーターとしての実用性や燃費を考えればマイナスなそのエンジンの真価を発揮するためには駆動系と排気をいじった上、最後の仕上げでCDI…今日はこれだけ覚えて帰ってください(何

体感馬力は1~2馬力は上がっている。下から上までしっかりエンジンを使いきれる、そんなスクーターに仕上がった。

高回転もそうだけど、マロッシバリエータを入れ、高回転でクラッチがつながるようになったため都内の渋滞ではちょっと乗りづらいなと思っていたものが薄れた気がする。クラッチのつながるタイミングは変わっていないから、単に低回転のアクセルに対する反応がよくなったとみるべきなんだろうかね?

 

高回転のパワー感や、低回転でのトルク感からするに軽く1馬力、2馬力は上がっているように思う。測ったわけじゃないけど、体感としてCDI装着前より全然速いし、燃調がちゃんと出たということはエンジン自体もしっかり性能を発揮できているということなので計測すれば数字としても出てくると思われる。

 

1馬力、2馬力でしょ?って思うかもしれないけど、イタルジェットは元々17馬力。ZH2のノーマルが170馬力で、ECUをいじって200馬力を超えたらだれでも速いと感じるというのはイメージできると思うけど、イタルジェットのそれもまた体感でわかるくらいの出力向上なんだ。

フラットアウト

イタルジェットに乗り換えたのはお買い物の為、スクーターとして正しい使い方もたまにはしてみよう。

むかし、フィアット500Xに乗っているときに買い物にきたことがある上野毛のフラットアウトさん。イタシャ乗りにはうれしい(フランス車乗りにもうれしいけど)グッズやパーツを取り扱っているお店。

 

アバルトで犬吠埼からそのまま行ってもよかったけれど、夕方の都内にクルマで突っ込むのは愚の骨頂だとわかっており、そういうときは小回りが利くスクーターが最高だ。

グッズを色々かったらステッカーを貰えたので、ルノーを貰ってきたw

案の定、帰りの道は大渋滞だった。本当はそのまま下道で帰ろうと思ったけれど、思いのほか夕方になり気温が下がり、パーカー1枚で来てしまったので早く帰りたいなーという気持ちもあり首都高を使ってしまった(´;ω;`)

高速が快適になったのは素晴らしいです。

それにしても、CDIだけでずいぶんと印象が変わった。

 

所詮は180ccなので「恐ろしく速い」ということはまったくないけれど、I.S.Sという独特のサスペンションのおかげでコーナーリングは普通のバイクとは違うし、スクーターの小径タイヤもあり、性能以上にスリリングに楽しめる。

 

都内で普通に走る分には300km/h出る性能なんかいらない。80km/hくらいまでの加速が凄いイタルジェットはまさに名に恥じないドラッグスターになった。

ドラッグスター300を想う

ドラッグスター300の生産はディーラー曰く順調らしく、夏ごろには日本にもデリバリーされるのではないかという話。予約を入れているので、いつまでこの200に乗れるかな?

フルエキやCDIでいい感じに性能向上したドラッグスター200、そうなると今度リリースされる300との性能差が予約した張本人としては気になってくる。

news.webike.net

輸入車あるあるで「300」といいながら実際は278ccとなり、200(180)との排気量差は100ccほどだ。馬力は17馬力⇒23馬力と6馬力ほど向上している。200の場合もフルエキ・CDI・ボアアップまでやってしまえば300との性能差はほぼなくなる。もちろん排気量が生み出すトルクは絶対的に300には敵わないだろうし、高回転でのよとりも段違いだろうけど、それは下道ツーリングが主体であればほぼ気にならないレベルだと思う。

 

ただ、200をそこまで仕上げようと思うと、200と300の価格差以上のコストはかかる。維持費的な面では車検の有無はあれど、バイクの車検費用なんてたかが知れているし、そもそもイタルジェットを初回車検を超えてまで乗る人がどれだけいるの?って疑問があったりしないでもないので自分としては車検とか保険の話は別にどうでもいいと思っている。

 

メーター周りや外装の違いはあれど、そこを気にしないのであれば、今200に乗っている人ならそのまま200をフルチューンしても似たような性能には持っていけるからありなのでは?という気もするし、ノーマルよりもカスタムした車両のほうが刺激的なことには違いないと思うので、ここまでやって300に乗り換えるつもりである自分がいうのもなんだけど、200でも全然いいと思います!

小さい乗り物を最高にファンなものに変えるのはイタリア人の得意とするところ。

そんなわけで1日でアバルトとイタルジェットと乗り継いで、両車に共通しているのは小さな車体でありながら刺激的で乗っていてなんだかわからないけどとにかく楽しい気持ちになれるってこと。

 

数字に出る性能は国産やドイツ車とかの得意とするところかもしれないけど、「なんだかわからんけどとにかく楽しい!」って気持ちにさせてくれるのはイタリアの得意とするところだね。どちらも正確には正真正銘のイタ車ではないけれど、イタリア人のエッセンスが混ざるとこういうものが仕上がるんだと思います。

 

自動車におけるフェラーリ・ランボルギーニが、アグスタ・ドゥカティだとすればイタルジェットは間違いなくアバルト系じゃないかな?

そういえば、湾岸線で取り締まりしていた白バイがここから反対側に出て行ってましたね…ここ、白バイ隊員が開けられるんだね、初めて見た。

暖かくなってバイクのシーズンも到来ですね!今年は河津桜をイタルジェットで見に行けるかなぁ…そんな時間あるかなぁ(´;ω;`)悲しいことです。