ぴよこ☆くらふと☆わ〜くす

イタイタしい生活を送ってます。

イタルジェットにCDIを取り付ける。

注文から半年!やっとCDIが届いた。オーダーした本人が忘れていたし、なんならドラッグスター300を予約したので今更付けるのか?という話もある。

とにかく部品が届かないイタルジェットちゃん。サイドスタンド1本さえも、届くまで半年近くかかったのだから、他のパーツなんて…という気もするけど、このタイミングでCDIの到着の連絡があった。

 

CDIってまた懐かしい響きだな…と思うw

 

古の原付では点火系定番チューンだったようで…自分が中学のときとか乗っていたのが、そもそも原付ではなかったからCDI交換とかしたことなかったけれど、友達はよくやっていたのを覚えている。

 

令和にもなってCDIって聞くのはなんか新鮮だw

CDI?

日本のイタルジェット系のサイトに記載があるCDIの写真。

アバルト124スパイダーが偽物イタリアンなので、イタルジェットにマロッシの組み合わせだといたるところにイタリアを感じる場面はあり、初めの段階で言えば馬力が20馬力と書かれているけど実際は17馬力とか燃料タンクの容量もサイトによって数値が違ったり、頼んだ部品は届かないわ、そんな部品が届いたら写真と全然違うものが届くわ…

「こんなの頼んだっけ?」と大きな違和感を持つ…普通に焦るよねw

 

イタルジェットのサイトでオプションパーツとして紹介していたものはFORCE MASTER2だけど届いたやつは2.1だったのでそもそもバージョンが違う。

 

品番で検索すると本国マロッシのサイトに出てくるので物としては合っている。

色々放置されすぎだし、いい加減すぎるだろイタルジェット。でも、そんなところがよくって買っているし、とにかく楽しいから乗っている、それでいいじゃん?ってことで。

 

ただ、CDIという表記には思うところがあり、自分のイメージするCDIは点火系のみに作用するものなんだけどこれは燃料MAPがあったりサブコン的なイメージがある。簡易的な燃調コントローラーに上限回転数をあげたりもしている。

 

原付用のCDIもリミッターカットとかはあったけど、そういうものなのかな?よくわからん。

 

CDIをオーダーしたのは5月だったけど、フルエキ化はその頃から目論んでいて、フルエキ化のタイミングで間違いなく燃調がズレると思っていたし、燃調コントローラー的なのが欲しかったのは間違いない。

 

実際にフルエキにするとミスファイアし、どんな回転数でもパンパンうるさい。完全に足〇区にいる原付暴走族のノリになっているし、マロッシバリエータ(駆動系)の効果で高回転でクラッチがつながるため常に煽り気味に一般道を走ることになるのでわざとパンパン言わせているみたいで気が引ける。

 

このCDIにはフルエキ化されたときの推奨MAPが入っているので、それを入れて燃調が最適化されれば、恐らくそれも改善されるはず…ミスファイア自体、音がでるのは迫力があるし、いかにもいじっている感があるので嫌いではないけれど、レーサーでもない限りはミスファイアしていること自体になんの意味もなければメリットもない。

 

燃調が合って、おとなしくなりかつ最適化された状態でイタルジェットのフルパワーを解き放てるのであればそれは非常に楽しみなこと。

 

装着は意外と簡単?

CDIの配線はシート下の収納ボックスを外したところにあるため、ボックスを外す作業が発生する。

 

イタルジェット自体がマニアックなバイクなので、同様の作業をしている人はいないし、実車を見て確認しつつ外すしかない。幸いにしてスクーターとしては圧倒的にカウルが少なく、整備解説書がなくても「目に見えるボルト」を外すだけで簡単にボックスは外れる。

 

結構手探りでやっているので、自分メモ的に残すので他にやり方はあると思うので一例として、参考にする人はそういう生暖かい気持ちで見てください。

①ボルトの確認

シートを上げたろことに6角のボルトとタンデムシートを停めるプラスのねじが見える。基本的にこれらはすべて外す。

 

プラスはサイズが大きいので3mm?だったかの一番でかいドライバーがあると舐めなくて済む。このあとタンデムシートの下にもプラスねじがあるのでまだ使う。

 

六角はほとんどサイズは共有なので迷わない。

 

整備性はスクーターとは思えないほどいいw

 

給油口後にある「CAUTION」のシールが張られた部分はシートを外さないと多分外せない。

シート自体は六角ボルト4本を外すだけ、特に何も考えず外してよし。

シート、タンデムシート、グラフバー、セントラルシールド(CAUTIONのシールが貼っているカバー)をこの時点で外しておく。ボルトの数はそれなりに多いけど、基本的に同サイズで統一されているので、わからなくなるってことはあまりないはず。

 

シートロックの付近にプラスのねじがあるのでここも外す。

長めで3mmとかの太目のやつじゃないと、けっこう強く締まっているので緩まない、舐めたら絶望的な位置なのでここは注意。

②リアサイドカウルなど撤去

①の作業後、バッテリーまでアクセスできるようになるのでバッテリーは邪魔だから撤去しておく。両サイドのリアカウルを外さないといけないのでその準備。サイドカウルも見える位置と、裏側のフェンダー部分に1か所ボルトがある。

見落とすことはないと思うけど、ここが唯一わかりづらい場所でもあった。

 

テールランプ上の樹脂カバーも外す、ここは小さいプラス。

そうするとサイドカウルを固定している隠れたボルトが全部見えるので、それを外して車体前方側に引っ張ると、テールランプ付近にゴムでハマっているカウルが抜ける。

 

ボックスを固定している最後のボルトが側面にあるので、ここを外せば確かいける。

 

自分は邪魔だったのでフェンダーレスのステーを外したけど、外さなくてもいけるかな?

裏側中央に1本だけ六角ボルトがあり、これも外しちゃったんだけど外さなくてもいけるかもしれない…もし、ボックスが外れなかったらそこも確認で。

③ボックス撤去

ここまで外せばボックスは外れるはず…ただ、ボックス内部前側にヒューズボックスがあり、そのカプラーが給油口上でつながっているので、これを外すのを忘れない。

 

あとはグラグラとボックスを揺らしながら、車体前方へ動かしていけば外れる。

もし外れなければ、どこか外し忘れたボルトがあるはずだけど、基本的にはわかりやすい位置にしかボルトがなく、ZH2とかのネイキッド並みに整備性はいいバイクだと思うw

④CDI配線

CDI本体とハーネスが刺さった状態になっているけど、分離した状態で配線したほうが楽なのでそうしましょう。本体はシートボックスに格納すると思いますが、その配線を取りまわす余裕が意外とない(CDIのケーブルが短いってのもある)ので。。。

マニュアルと実車のカプラー位置が違うってのもイタ車あるあるか?(ぉ

ただ、カプラーは付くようにしか付かないというか、形を見ればわかるのでそこは特に問題にはならないかと思われる。

位置が違うだけで、その辺に転がっているので(なにそれ)。

 

どうもインジェクターとコイルのカプラーに割り込ませている模様(マニュアルを翻訳する限りは)。

アースを取る必要があるようで、そのボルト位置がエアクリボックス前なんだけど、自分の車両はレデューサーが付いているのでちょっと工具が入りづらい。

とはいえ、レデューサーを外さなくてもなんとかなった。

 

最終的にはこんな感じで止める。

あとはCDIのハーネスをシートボックスまで引っ張ってくる。

 

自分はシートボックス後ろのカバーを少し浮かせて取り込んだ。

ボックスに穴をあけたりして、前側から引き込めばもう少しおさまりはいいかもしれない。

 

最後にエンジンをかけて動作確認。

操作は基本的に中央「M」ボタンがメニューなので、それを押していくとLOW/MID/Hightの回転数における燃料プラスマイナス20%の上下設定からMAP切替と切り替わっていく。

 

エンジンのかかりがちょっと悪い(始動直後だけ)のと生ガス臭いのは前からの違いだけれど、実際に走ってみてどうなのか?

 

それは次回のお楽しみ。