ぴよこ☆くらふと☆わ〜くす

イタイタしい生活を送ってます。

数少ない不満の解消へ

AM2:00起床で愛知へ向かう!

不満がないクルマは存在しない

アバルト124スパイダーにしても、メガーヌにしても、市販車である以上はまったく不満がないわけではなく、誰にだって、乗っていれば不満に感じるところが出てくる。

 

それを気にせず乗るか、気になるからカスタムするかは人それぞれだけど、自分の場合は一度乗れば一日の大半を過ごすことになることが多いクルマだけに些細な不満はストレスとなり、それが疲労につながってくる。疲労は事故の元なので、そういう意味でもお金で解決できるレベルの不満であれば解決したい。

 

逆を言えば、一般人がお金で解決できないレベルの不満を感じるものは最初から買うことはしない。

ロードスターの唯一といってもいい不満

アバルト124がロードスターをベースとしている以上、逃れることができなかった自分が感じた不満に「シート高」があった。

 

ロードスターにしても、124スパイダーにしても、全高は市販の国産車ではトップクラスの低さであるにも関わらず、そのシートの高さだけは不気味なほどに高く、その高さがただでさえ狭い車内を余計に狭く、圧迫感があると感じさせる。

 

オープンにしていると、わかりづらい。展示車に乗り込むと違和感はフロントガラスとの異様な距離の近さに違和感を持つだけで圧迫感に関してはクーペよりも開放的だから当然感じることがない。ただ、幌を閉めた瞬間に「狭っ!」となってしまうそのギャップがすごい。

 

フロントガラスとの近さに関してはこのくらい。

幌を閉める関係でAピラーの傾斜がきついのは仕方がないけれど、それにしたって座ってみるとサンバイザーが頭に突き刺さりそうな位置にあるのがすごく不気味に思えてくる。

 

自分の身長は168cmでやせ型なので標準体型の人より全体的に余裕があるはずだが、それでも頭上はこぶし一個がぎりぎり入る程度。

今まで乗ったどんなクルマよりも窮屈に感じる。

 

タイトとは違う、とにかく圧迫感が強い。

このシート高が124の唯一としていっていい不満点、ただそれは解消できる程度の不満であるともいえる。

不満解消のためのシート交換

そもそもどんなクルマも基本的にシート高は高い。市販車で「低い」と感じるような作りのクルマは今まで乗ったことがない。それは低身長から輸出先の外人まであらゆる慎重を担保できるようにするためには仕方がないこと。

 

そもそも我々のような「低いポジション大好き勢」に合わせたポジションのクルマを売り出したら、大多数からは「運転できない」「運転しづらい」とクレームが入るに違いない。

 

ただ、その不満はシートを変えることで解消は可能。

そもそもロードスター(124)はそのタイトな室内スペースからシートのリクライニングはないも同然なのでリクライニング式のシートである恩恵はほとんどない。だからフルバケに変え、ポジションも下げることで室内空間の確保とベストなポジションを得る人が多いってのは頷ける。

 

もちろん、自分もロードスターも124も試乗したことはあって、その不満をずっと持っていたけれど、オーナーカーにするのであれば真っ先にシートは変えようと考えていたから、不満ではあるけれど買わない理由になるほどの不満ではないと思っていた。

 

ただ、納車して現実に突き当たる。

 

① 純正シートの置き場がない

切実な問題で、我が家にもうでかいクルマのパーツを置けるスペースがない。外部倉庫でも借りない限り、シートのようなかさばるものは置けないのだ。

 

置き場がなさすぎて、124の純正ホイールすら捨てたほどなので、シートなんか絶対に無理。これが124だけならなんとかなるが、我が家にはメガーヌもあり、メガーヌの純正ホイールやパーツ、バイク2台分の純正パーツも保管されているのに、さらに124の純正シートを置けるのか?というのはかなり難しい問題だった。

 

乗りつぶすことを考えれば純正シートを捨てるのもありだが、それはちょっと難しいはなしかもしれない。

 

② コストがかかりすぎる

スポーツ走行をしないのであれば、純正装備のなんちゃってレカロでも十分だ。

アルカンターラとレザーのコンビシートは見た目の質感はかなり高く、エアバッグはいらないにせよシートスピーカーにシートヒーターとオープンカーには必須の装備が備わっているからこれをむざむざ外すのは惜しいし、何より社外品はいいお値段だ。

 

物にもよるだろうけどレカロのフルバケならレールも込みで20万円前後になる。

目線を数センチ下げるためだけに20万円払えるか?と言われると非常に微妙。。。自分がアラブの石油王なら悩まずにフルバケを入れるだろうけど、ちょっと整備にお金をかけすぎちゃってもう余裕がないわけで…

純正シートを下げればいい

そんな2つの問題をシンプルに解消する方法が純正シートを下げるだった。

 

純正に不満がないなら、純正を下げればいいってすごく単純な話ではあるもののこれがなかなか難しい話でもあって、純正のレカロは市販のレカロと似て非なるものなので単純にレールを変えればいいって話でもない。

 

ただ、そこは世界一売れているオープンカー!純正レカロを下げる作業をしてくれるお店があった。

bolero.jp

ロードスターの純正シート加工で30~45mmのダウンを可能にする作業とそれ用のレールを販売してくれる。ロードスターと構造は何も変わらないアバルト124スパイダーなので当然できるだろうと思ったけど、念の為フォームから問い合わせをすると1時間もしないうちに「できる」と連絡があり、金額も1脚4.5万円とフルバケを買うよりもだいぶ安く仕上がるとわかったので早速お願いすることにした。

名古屋を目指す真夜中ドライブ

124スパイダーは納車のときに大阪から帰ってきたきりで、ロングドライブはしたことがない(東京-大阪がロングドライブかって話はあるが…)。

 

そもそも納車してからはほぼメンテナンスばかりで、通勤用といいながら通勤も片手で数えるほどしかしなうちになんやかんやで月の半分をオレカさんで過ごしていたくらいでほとんど乗っていない。

 

だから、がっつり丸一日124に乗れることが楽しみで、徹夜明けだったにも関わらず一睡もできないまま名古屋行きの日を迎えた。

 

前回のブログにも書いたが、純正OPのレコモンマフラーの始動時の音は控えめに書いて爆音だ。誰もが「これで車検通るん?」って思うくらいにうるさいし、全車車検非対応マフラーな我が家の4台の中でZH2に次ぐうるささで、車検に通らない(認証取ってないから)メガーヌのネギマフラーよりも音量ははるかにうるさい。

 

車検対応とはいえ、深夜2時に自宅駐車場でエンジンをかけたら陸運に通報されそうなので、円滑な近所付き合いのためにわざわざ前夜に家から離れたコインパーキングに移動させる手間をかけた。

 

そんなわけで深夜2時過ぎに駐車場を飛び出して、西へ向かう。

 

45リッタータンク、往復で700km以上ある名古屋は満タン往復は不可能だ。

変なところで給油して高いハイオク代を払うことがないように、しっかり地元で満タンにし、しばらく乗っていなかったので空気圧も少し高めに設定する。

 

メガーヌにつけていたTPMSを移植した。

安物だし、エアゲージで図った数値より低い値を表示するのは気になるところだが、減っているか、いないかの精度に関しては申し分なく、パンクの早期発見に役立ってくれるのでこれはお勧めだ。センサー部分が非常にださいので日常的に使いたくはないものの長距離では見た目よりも実用性と安心と取りたい。

 

やはり天井を開けていないと窮屈なポジションだが、これがどう改善されるのか?

名古屋までならあまり高速は使わない、深夜に出れば朝には余裕で着く程度の距離しかないし、渋滞するポイントを夜間にぬけてしまえばいい。自宅からだと環七→R246→R1→R23ってのが定番ルート。

 

R246の神奈川区間が信号が多くかったるいだけで、静岡にぬけてR1に合流すれば掛川かどっかでR1が1車線の山岳区間に入るまではそこまでストレスなく走れる。

走っていて思ったことがある。やたら瞬間燃費が悪く、平均燃費も11km/Lより上がらない。ECUチューン前は瞬間燃費は余裕で20kmを超えていたが、そんなことがなくなった。チューニングで燃費が悪化することは考えにくい(そこまでかつかつのセッティングじゃないから、大体の場合は燃費がよくなる傾向が強い)。考えられるとすれば壊れたままのO2センサーが原因か?

排ガスくさくもないし、特にレスポンスなどに違和感はないが、センサーが壊れていることが燃費に悪影響を及ぼしている可能性は否めない。しかし、リッター11kmだとけっこうきついな…メガーヌより下手したら燃費が悪いのに、タンク容量も小さいので航続距離が絶望的になる。

 

深夜3時、数時間前まで雨が降った影響もあるのか蒸し暑さが残る。

 

R246の神奈川・静岡の県境を前にした山岳区間でやっと肌寒くなった。

シートヒーターをつけるとぬくぬくして気持ちがいい。普通のクルマでは正直シートヒーターの恩恵を感じていないからフルバケにして外したりするんだけど、オープンカーの場合はこれがかなり効く。やはり純正シートを残すという決断は正解だった。

少しじめっとしているけれど、エアコンをオフにできるのがいい。屋根があると、さすがにまだエアコンなしでは厳しいと思う。

 

遅いトラックで渋滞していたので一旦コンビニに避難する。

このタイミングで朝食を食べて、ちょうど小山に出たころに日の出を迎えた。

 

前日の晩に受け取った124を明るいところでやっと見ることができた。

 

これから交換するシート、その前に今の高さを見ておこう。

ただ、こうしてみるとそこまで低くは見えないのが不思議で、座り込んだ瞬間に妙な圧迫感に襲われる。一応、これが最も下まで下げた状態になる。

ワインディングの気持ちよさ

シート交換の前に、ECUチューンの効果をワインディングで確かめたい。

 

コンピュータのほかにアクチュエーターとディバーターバルブを強化品にした。

 

アクチュエータは適切なブーストをかけるために必須になる。

オレカで粕谷さんがおっしゃっていたが、ブーストメーターがあればもっとブーストはかけられるが、マージンを取っているとのこと。あれだな、どれだけエンジン回していいかタコメーターつけたっていうどっかで聞いたやつだ。

 

ブーストメーター付けたら「何Barまでかけていいか教えてくれ…」「2.0Barまできっちりかけろ」っていうやりとりが発生するに違いない、そんだけブースト圧かけて大丈夫かは知らんけど。

 

ディバーターバルブも交換。

セットで交換するとECUチューンの性能をフルに発揮できるみたい。それなりにコストはかかるので順番に変えていくのもありかもしれない。

 

なんだかんだECUチューンとこの辺の補機類交換で20万円を超えてしまった…

 

ただ、やったかいはあって普通に乗っても走りやすく、ワインディングで踏むとかなり楽しい。ピックアップもよく、そこまで大馬力じゃないからガツンとアクセルを踏んでもしっかりトラクションがかかる。不安なく乗れるという意味で、このくらいがちょうどいいバランスかもしれない。

 

そもそもATの124のキャラを考えるとがつがつ攻める系とは違う。

ゆったりしたオープンドライブを愉しみつつ、時折現れる楽しそうなワインディングで踏み込めばそこそこのペースで楽しい。目を点にしてコーナーを攻めるようなイメージではなく、どこまでも破綻する感じのしないタイヤのグリップを信じて高い旋回性能でコーナーを駆け抜ける…そういう楽しみ方が似合ってる。ギア比的にも相当のハイスピードレイアウトでもない限りは3速で事足りてしまうのもそういうことだ。

 

高回転の馬力より、低回転のトルクを活かして走る。そのATのキャラに、オレカさんのECUセッティングがマッチして、全体的なパワーとトルクの底上げがとにかく乗りやすく、その乗りやすさは長距離を走るときに疲労の少なさにもつながってくると思う。

風を感じながら、あらゆるシチュエーションでそこそこ楽しめる。通勤車両として買ったクルマなのでこの辺でとどめておくのがバランス的にもいいだろう。これ以上のパワーを追求していくと、ロードスターベースのシャシーは補強を入れないと破綻してくるはずだ。

 

掛川あたりでR1が1車線になるころ、渋滞がはじまったので高速へ逃げた。

街乗りでは目立ってパワフルと感じなかったが、高速で踏み込むとノーマルのときとはっきり違いが判る。速度をあげてもエンジンが苦しそうじゃない、絶対的なパワーがある。途中でロードスターRFが勢いよく後ろから迫ってきたので、後を追ったけれど、180馬力の自然吸気についていくことは難しいことじゃなかった。

 

車検証重量でも1,150kg、バッテリーとホイールで20kgは軽量化できているからMTの車重とほぼ同等まで落としてあるので現代のクルマで考えれば十分すぎる軽さだ。よくライバル視さえるGR86なんかと比べても100kgは軽い。その軽さはサーキットやワインディングでは武器になるかもしれないけれど、高速道路では速度レンジがあがるほどにフロントのリフトが気になってくる、接地感が薄くなるフロントタイヤ…まぁバイクよりはマシか。

 

フロントリップはついているけれど、特段それがフロントリフトを抑えている感じがしないが、効果はあるんだろうか?外した状態を知らないから、もしかすると外すともっと怖いことになるかもしれないが…

 

浜松で高速を降り再びR1で西を目指す。

途中、シフトノブに違和感が…球体のノブのぐらつきが神奈川くらいからあったが、どうやらシャフトと固定しているイモネジが緩み切ってしまったらしい。

 

細い六角レンチの持ち合わせがなく、9時半のコメリ開店と同時にPit-in。

 

別に取れたところで致命的なトラブルにはならないが、、、、

とりあえず常設工具として六角レンチセットを搭載した。これから北海道に行くことになるので、トラブルが出る箇所を把握し、トラブルがでそうなところは現地で整備できるように工具をあらかじめ積んでおく。

 

昨年はホンダのX-ADVで北海道に行ったが、さすがはホンダ…まったくの壊れ知らずで、工具はなにひとつ活躍の場がなかった。

 

今回はマツダ車とはいえ、マツダ車の信頼性がいかほどのものか(マツダを所有したことがない)未知数だし、エンジンはイタリア製という絶望的な組み合わせのクルマなので現地で最悪突然死する可能性もある。

 

そもそもエンジンチェックランプが点いた状態で向かうことになるのもどうかと思うが…ただ、O2センサーエラーであれば出ていても特段走行に支障はないだろうし、支障があるかないかはこの名古屋の往復で見極める。

 

ダメならバックアップのメガーヌを出す。

国産車のバックアップがフランス車ってどういうことよ?って気がするけどね。

ボレロさんにて

ボレロさんへの来店時間は13時だった、本当は午前中でもよかったが、万が一渋滞で間に合わないと困ると考えて、かなりマージンを持たせた時間にしてもらった。逆に早く着きすぎてしまい、近場のホームセンターの駐車場で昼飯を食べるくらいの時間はあった。

 

愛知まで来てマクドかよって突っ込みは無し。

夜通しドライブするとお腹の調子が不安定になるので、あまり食欲がなかった。

 

時間になったのでそこから5分もかからないボレロさんへ。

店長のロードスターが止まっている。

 

店長はもとからロードスター乗りだと思ったら、どうも今年になって買ったらしい。

サーキットも走る本格仕様で、自分のAT仕様のアバルトとは真逆の作りだw

 

「このクルマってATあるんやね」

 

そう言われたけれど、「ええ、わざわざ探したんです」とお答えする。

 

「なんでまた…」

 

「もう1台メガーヌがあるので…」

 

「そりゃまた…」

 

そういう反応が返ってくることにはだいぶ慣れた。そりゃそうだろうメガーヌと124の組み合わせはSNSではよく見かけるけど、現実で出会ったらちょっと困った反応になるのは仕方がない。

 

とにもかくにも、店長がロードスターに乗っていることもあるので、ロードスターの整備については全面的に信頼がおける。

 

シートもさくさく外されて加工に移させる。

 

シートが外されるとかなりカオスな状態だった。

前オーナーか、その前か…ガムやらお金やら食べ物のカスが大量に散らばっている。ロードスターはシートの下の掃除がかなり難しいというかほぼ無理なクルマなので、特にセンターコンソール寄りに落ちたものを取るのは絶望的に難しい。実際ゴミはセンターコンソール寄りがほとんどだった。

 

手で取れる範囲は頑張って掃除をした(´;ω;`)

こうしてみると後輪駆動車だなぁと思うような作り、少なくともFWDでここまで巨大なフロアトンネルは存在しない(そもそも不要)し、こんな場所をプロペラシャフトと排気管が通っていたらフロアの熱もそりゃすごいだろう。

 

ロードスターもだろうけど、124も左足がほんのり暖かくなる。センターコンソールに置いたものは暑くなるし、チョコなどは間違いなく溶ける。ただでさえコンパクトに作っているクルマだから、フロアへの熱は多少の我慢が必要だ。

 

作業は純正のシートレールを外すところから始まる。

 

純正はがっちりしたレールが入っていて強度は間違いなさそう。

このレールは使わず、一部部品を流用して基本は使わない。ただ交換するレールが車検非対応(認証取ってない)ので車検の際には使うから持ち帰る必要がある。ただ、純正シートには変わりないので、ディーラーとか普段から124に乗っている人じゃなきゃローダウン化には気づかないように思う。

 

シート側に残った左右を連結するパイプは切断された。

 

このパイプもローダウンの邪魔になる。

遠方の人はシートを送れば加工してくれるそうだけど、車体側での合わせも必要になるのでなるべくならお店に伺ってやってもらったほうがいい。

 

シート側はけっこうがっつりと加工される。

 

少しでも低くするために飛び出ている個所をハンマーで曲げる。

 

いろいろと説明をしてくれながらの作業だったが、1時間弱でレールまで装着。

とにかく配線などごちゃごちゃしている純正シートに加工に次ぐ加工を重ねてミリ単位で低くする努力が感じられ、レール側でも車体側フレームにぎりぎりまで近づける努力が感じられる。

 

あ、ケーブルはマツダだ(当然)。

 

干渉するシート後ろの化粧カバーは切断された。

ここまでして稼ぐのが純正シートで45mmという低さなんだ。

 

ぱっと見た感じでもレールと座面との距離が近い。

 

取付前に掃除機で清掃していただけた。

車体側もアースをずらしたり干渉するところを加工する必要があった。

驚きの低さ、シート自体に不満がなければこれで十分

装着するとこのような感じ。

 

加工前はこれ、わかりづらいかもしれないけど、角度調整レバーの位置が全然違う。

 

無加工の助手席と比べれば一目瞭然、ロールバー?の空間が見えるくらいに低い。

 

助手席は割と低めに設置されているけれど、それでもこれだけ運転席は低い。

ここから自分のポジションを見つけていこう。

 

ありがとうございました!

走り始めて、クルマがまるで別物になったように感じた…とにかく低い。

 

今までのポジションとは別物だ。

 

<加工後>

 

<加工前>

こぶし1個ぎりぎりだった空間が2個半くらいのクリアランスになった。

 

<加工後>

 

<加工前>

気になっていたフロントガラスとの距離も、座面が下がったことで必然的に感覚が開き、違和感がなくなった。これでやっと普通のクルマぽいポジションをとることができる。

 

慣れるまでは怖かったが、慣れてしまうとベストな位置がわかり、視界が悪いとかそんなこともない。違和感が消えたポジションはいい、帰りの疲労感が全然違う。

こんなに低いクルマなのにポジションだけが高いという違和感を消したい、そのためのコストとして4.5万円は非常に安い。これだけのためにフルバケ化していたらけっこう財布がきつかったw

 

ポジションがしっくりくるので、純正レカロでもフルバケ並みに疲れない。

短距離しか走らないなら別になんでもいいが、一日数百km走るならしっくりくるポジションは絶対に確保したい。

 

純正に不満はないけど、シート高に不満がある人は一度ボレロさんに相談してみるといいですね。

個人的にはかなりお勧め、星5作業でした。