ぴよこ☆くらふと☆わ〜くす

イタイタしい生活を送ってます。

中の人、セカンドカーを買うってよ!

というわけで、クルマを買いに行きます!(何

大阪までクルマを買いに行くドライブ

8月23日の24時前、大阪までのおよそ500kmのドライブ。

この距離であれば燃費、快適性を考慮してバイクになることが多いのだけど、この頃の天気は不安定で終日晴れていることは少なかった。

 

ゲリラ豪雨も多発しているし、天気予報もまるであてにならない。

 

「どこかのタイミングで雨になる」

 

これがバイクにとっては一番つらい(´;ω;`)

 

今回の目的はツーリングではなく、増車するクルマの契約。書類や印鑑なども持ち歩く関係もあり悪天候もそうだけど、貴重品輸送を考えるとバイクよりはメガーヌのほうが安定感はある。

 

さて、いきなりの話になってしまったけれど、我が家に4台目となる車両が増えますが、これはメガーヌが車検に通らなくなってしまい、通勤に対して会社からNGが出てしまったことが大きいわけです(´;ω;`)

 

まーホイールを車検対応にすればいいだけなんですが、せっかくのお気に入りを変えるのもだるいんで、だったらいぢらずに乗れるクルマを増車すればいいじゃんって話。そもそも前輪駆動ではかつて世界最速クラスだったメガーヌ3R.S.を通勤に使うこと自体がコスパ的にもどうなの?って気もするし、単純にMTが面倒って理由もある(何

 

普通に乗るのであればMTだろうが、ATだろうが乗れるし、気にならないけれど、こと通勤となれば話は別で、毎朝20km弱の道のりを2時間近くかけて渋滞の中を進むシチュエーションでMTである利点はまったくないし、どちらかといえば欠点しかない。

 

なので通勤にふさわしい、低排気量・ATのコンパクトカー(メガーヌもプジョー3008比ではずいぶんとコンパクトではある)というところでセカンドカー探しをしており、かれこれ2か月くらい悩んだ挙句、理想ぽい1台が大阪にあると中古車情報サイトで見つけたので店舗にコンタクトをとって平日休みを取得して向かうことにした。

豪雨の500km

天気が不安定なのは承知の上、バイクはどこかしらで雨に降られるな思ったからこそのメガーヌでの移動になったけれど、その選択は大正解で出発から1時間もしないうちに環七の中野あたりから滝のような雨になった…こういう出発直後の雨が一番嫌かもしれないね、バイクの場合は。

 

ツーリングとかであればまぁ我慢できることもあるけれど、こと目的がクルマの契約となれば話は別。とにかく時間に正確に現地に到着し、無事に契約を済ませて帰れることが大条件になる。

 

東名高速も豪雨で、道は大変にスリッピー。

 

足柄あたりで眠気に襲われたので15分ほどの仮眠。

もともと不眠症気味で、夜も1時間おきに目が覚める人。不眠症は病気かもしれないけれど、自分は逆にそれを利用して昼夜問わず好きなだけ仕事ができる!という風に解釈して働いているから気にならないし、夜通しの運転でも途中で15分程度の仮眠をはさんでいけば特に問題なく走ることができる。

 

考え方次第で不眠症も悪くないかな、早死にはしそうだけどw

 

朝、針TRS。

ここで身支度を整える、時間に余裕があれば朝風呂でも…と考えたけど、豪雨でペースが上がらなかったこともあって意外とぎりぎりな時間になってしまったので断念。

 

針TRSから見える施設にひしゃげたトラックが…

そういえば、6月にこのあたりでトレーラーが国道わきに落下する事故があったけれど、その事故車両だったんだろうか?

 

そんなこんなで針には1時間程度滞在。

 

安定の腹痛になってトイレと友達になったのが痛かった(ぉ

名阪国道のこの施設、はじめて入ったけどトイレがばり汚くて泣きそうに。。。紙はないし、アレがアレしてアレになってて便器が使い物にならなかったり、もう二度と寄らん。

 

そんなこんなで自宅を出て12時間と半端ない時間をかけて大阪!多分はじめての堺!そんなところへ到着でした。

セカンドカーはさすがに国産車

前に煽り運転による死亡事故があったのはこの辺の道路だっけね(ぉ

 

さてさて、やっとのことで到着したわけですが、その前に今回契約する車両について!

 

さすがにセカンドカーは国産車です。

 

ルノーを所有しているのに、また輸入車とか頭わいてるんじゃないかレベルでの狂気だし、維持費などを考えてもさすがに国産車を選ばざるを得なかったのが切実なとこ。輸入車の痛いところはパーツがこないところや、金額も高いこと。メガーヌでいえば純正スピーカー1つすら納期未定ってことになっちゃったし、そういうつまらないことで時間を拘束されるのがしんどい。

 

魅力で言えば輸入車が上なんだけど、今回の車両は輸入車にも負けない魅力を持っている国産車ってことで選びました。

 

最後まで悩んでいたのはカラーで、契約する車両はブラック

 

なんだかんだ18歳のころから10台以上のクルマは乗ってきたけど、ブラックを買うのははじめて(バイクはあるけど)で、傷や保管の観点から避けていたところはあったし、実際に契約する前までは白・黒・赤の3色にしようかとも思っていたくらいだった。でも、実際にお店でブラックと対面したらこれしかない!ってなったので、やっぱ実車を確認するのは大切だと思うね。

 

というわけで、契約したクルマはこちら!

アバルト124スパイダー

国産車の中でも信頼がおけるのかと言われたら微妙な部類に入るであろうマツダ車!

 

何気にマツダ車買うのははじめて!しかもロードスター

 

ロードスターと言えば世界一売れたオープンカーでもあるし、後輪駆動車でスポーツカーと言えばやっぱりマツダは昔からお手本みたいなクルマを作る。後輪駆動車は過去にZ33とV35でしか所有したことがなく、いずれも数千km程度しか乗らなかったこともあるので、事実上の初後輪駆動車になるから、そういう意味でも素直な特性の後輪駆動のお手本みたいなクルマというところでロードスターは最適だと思った。

 

ま、アバルトなんですけどね(ぉ

 

アバルト124のベースは現行ND型ロードスターだってのは有名な話。わずか数年で販売が終わってしまい、絶版車扱いの微妙なクルマではあるものの、このアバルト124の最大の魅力がさっきから何度も書いているようにロードスターであること、しかも現行。

 

ロードスターという世界一売れているオープンカーが下地にあること、エンジンや外装を除く8割、9割近いパーツがロードスターと共通であることから純正部品の価格はリーズナブルだし、なにより現行モデルなのですぐに供給されるし、社外品を見ても豊富に出されているので価格や性能を比較して選べるだけの余裕がある。

 

また、整備に出すときもルノーでは輸入車扱いで工賃が高くなったりするけれど、こちらは広島で作られているちゃんとした日本車なので日本車料金で作業ができる(もちろんエンジンなどは無理)のも魅力。

 

ND型ロードスターも何度か試乗したことはあるけれど、どうしても1.5リッター自然吸気の非力さは、ずっとターボに乗ってきた者からすると耐え難いものがあったし、軽さは魅力だとしても、エンジンから得られる力強さがないことが受け入れられないところもあったけれど、アバルト124であればターボも搭載されて170馬力とほどよいパワーと軽さのバランスが取れているため不満も特にない。

 

数年前にレンタカーで借りたことがあるけれど、そのときの印象が忘れられなかったってこともある。

近年天候が不安定な日本、バイクではどうしても天候の関係で出したくないなって日もる(最初から雨とわかっているのにバイクで遊びに行こうとは思わないw)ので、そういうときでもバイク気分を気軽に味わえるかもしれないオープンカー、一度は所持してみたいと思っていたのでタイミングがよかった説。

 

このアバルト、イメージからは上の写真にあるように白な気がしていて、ブラックはまったくイメージにないし、実際ここで見るまで見たこともなかったんだけど、それもそのはずでブラック自体が限定車。

 

1周年記念車として2017年9月9日に販売されたモデル。

car.watch.impress.co.jp

2周年だかの記念車にもあったはずですが、契約した車両は1周年記念モデルでした。

 

9月に発売されていながら、車検証上の初年度登録は年を跨いだ2018年2月…売れ残っていたのか、たまたま輸入されたタイミングが5か月くらい遅れたのかは謎だけど、とにかくまぁ発売からちょっとラグがある。

 

1周年記念はブラックのみ100台限定だったので、124の日本国内での販売台数が2000台弱とすると1割にも満たないのだからそりゃ見かけないって話。そもそもアバルト124をその辺で見かけることが少ないって話なんだけどw

黒蠍の威圧感は実際に見るとすごかった…白を探していた自分も、この「悪」さに一瞬で心奪われましたね。。

現状販売

中古車を買う上でやっぱり保証とかは気になるところなんだけど、この車両に関して言えば現状販売。つまり保証もないから、買ったあとにどこかがおかしくても販売店に無償で修理をお願いすることができない。

 

人によってはやっぱりそういうのが怖いというのもあるんだろうけど、自分はメガーヌに関しては保証をつけたけどアバルトに関しては無保証で構わないと思ってました。

 

理由はいくつかあるけれど、イタリア車ではなく、国産車だからというのは大きい。

 

エンジン自体はフィアットのマルチエアターボエンジンなんだけど、それは過去に所有していたフィアット500Xで体験済みで、あれも3年で7万kmを走ったけれど特に不具合はでなかった。エンジン自体が壊れないのであれば、ほかのパーツはほぼマツダなので、壊れたらどこでも直せるというのは大きいし、電子制御ばりばりのクルマでもないのでそもそも壊れるとしても平凡なところしか壊れない。

 

また、販売していた店が高級車専門店で、前オーナーもメルセデスに乗り換えたいとかで置いていったクルマだったそうなので、そういう店に出入りするような客が乗っていただけに扱いはそこまで悪くないだろうと思ったってのもある。

 

とにもかくにも、壊れてもどうにかなるという点がメガーヌとの大きな違いかな。。

前オーナーの主張が強い1台

見ての通りフロントリップにはスリーハンドレッドのリップと思われるものが装着されているけれど、リップ先端が赤になっているのはオリジナルのように思う。

 

リアデフューザもスリハン、こちらも赤のラインがオリジナルで入ってる。

サイドだけはカーボン柄のウレタン?製のぶよぶよしたスカートが両面テープ止めされて、そちらも赤のラインが入っていて全周カーボン+赤ラインになっているのが特徴。

 

ミラーカバーもカーボンになっている。

 

ドアのハンドルカバーもカーボン調とカーボンの主張がとにかく強い。

 

エクステリアだけでなく、インテリアもとにかくカーボン。

純正OPのアルカンターラにアフターパーツのカーボンカバーをかぶせているのが印象的で、スカッフプレートやステアリングにもカーボンが使われているのが特徴。ここまでやられているとエクステリアとインテリアはほぼ手を入れずで大丈夫そうかな。

 

1周年記念モデルは純正でレカロが装着されている。

ロードスターもRFだったかには純正OPでレカロがあり、それとまったく同じ仕様だと思う。足回りのブレンボもロードスターはRFに純正OPで用意されていたし、グレードによっては素の方にもあったように思う。なのでシートはこのままでも十分なんじゃないかとは思うけれど、ポジションだけは下げたい気もするのでおいおい考えたい。

 

見た目で言えばとにかく車高が低く、そして純正ホイールでツライチを狙ってる。

ウィンカーレンズもブラックだな…とにかく「見た目」重視のカスタムなのは見て取れ、走行性能については二の次というオーナーだった模様。

 

エンジンルームはノーマル。

ボンネットダンパーだけ付いていたけれど、ほかは吸気系の定番カスタムもなければブローオフのようなものもなく、サブコンもない。何もやっていないのが特徴。エンジンルームだけでなく、タイヤもエコタイヤが装着されているくらいなので山やサーキットをガンガン攻めるようなオーナーではなく、通勤に使っていたとかそういう感じなんだと思う。

 

変にエンジン回りにカスタムが入っていると何をやっているのかわからずいぢりずらいところがあるけれど、このオーナーは特別変なことはやっていなさそうなので安心して購入後にカスタムができる。

 

純正レカロ・LEDヘッドライト・ナビ(いらない)・ETC付でした。

こだわりの6ATモデル

1周年記念モデルはMT/ATでそれぞれ50台ずつ計100台だったと聞きますが、124スパイダー全体ではATは700台くらいしか販売されていないらしい?そもそも、こんなクルマを買おうとする人なんだからMTが圧倒的だろうし、アバルトという時点でMTが大多数を占めるのは気持ち的には理解はできるッ!

 

でも、自分はあえてのATモデルを探しており、だからこそ希望する個体になかなか巡り合えないという問題もあったわけですが…で、なんでAT買ったの?

マルチエアターボとATの相性がよい

マルチエアターボを500Xで乗っていたときは9速ATだったのであまり気にしていなかったけれど、レンタカーで124のMTを借りたら低速トルクが細すぎて0スタートで何度もエンストしたw

 

それくらいに気難しいというか、とにかく低速トルクがないエンジンで、3,000rpmくらいから一気にブーストかかってパワーがでる古典的なドッカンターボ気質だけど、これはMTだから気になるのであって500X然りATで乗ると不思議と気にならない。

 

低速トルクの薄さをトルクコンバータが補っているというのもあるんだろうけど、そうしたネガがなくなるし、アクセルを踏み続けながら変速してくれるのでブーストの落ち込みもなく息の長い加速ができるメリットもある。

 

スポーツカーとして124を見るのであれば間違いなくMTだ。自分もメガーヌに乗っていないか、メガーヌ4でDCTに乗っていれば124はMTを買ったかもしれないが、セカンドカーとしてみているクルマでMTは必要なかった。

クルーザーとして優秀なギア比

ATを選んだ理由のひとつにギア比がありました。

www.abarth.jp

数値だけ見ても…って気はするかもしれないけど、MTとATで全然違うギア比ってことだけはわかると思う。

これによってMTとATはまったく同じエンジンを持ちながら、まったく別なクルマといっていいほどに性格が違う。多分、同じクルマでトランスミッションだけでここまで性格が違うクルマも珍しいと思う。

参考までに計算するとMTは6速で最高出力発生回転数の5,500rpmまで回したときの最高速度は計算上はおよそ279km/h。対してATはおよそ390km/hとなっている。

でねぇよ!!!

って突っ込みはさておいても、1.4リッターターボエンジンにしてはやたら高速寄のギア比であることに間違いはなく、これ同様にかなり高速寄の味付けなND型ロードスターのATと比べてもかなりのもの(ロードスターのATは最高速332km/hくらい、ただしこちらは最高出力発生回転数が7,700rpmなので…)。

 

最高速は出ないとしても、このギア比にはメリットがあり、いわゆる高速巡行での燃費に貢献する。よく基準とされる6速100km/hの回転数はMTでおよそ2,500rpm、ATだと1,800rpm付近なので700rpmも低い回転で走れることになるが、実際にその回転数で走れるかはやってみないとわからないw

 

ちなみに1,800rpmで走れるとすれば500Xの9AT搭載車よりも回転数は低い。500Xは100km/hではマニュアルモードじゃないと9速に入らなかった気がする…そもそも入ったかも怪しい。そのくらいの速度だと原則8速で9速は130~140km/hにならないと入らない。低排気量のエンジンでこのギア比ってのはそれだけしんどいってことでもある。

 

いずれにせよ、キャラ付け的にMTのほうが積極的なシフトチェンジでおいしい回転数を生かして走るような味付けになっているだろうし、ATは反対にグランドツーリング的な気質を持っているのではないかと思う。

 

こうした特性の違いからも自分の用途的にはせかせか走るMTより、ゆったり乗れるATのほうがふさわしいと思ったのがATを選んだ理由。

 

なにしろメガーヌも割と高めのギア比なので積極的なシフトチェンジが求められる。あちらは排気量もあり、トルクもあるけれど、2,000rpm以下で走るのはかったるく、ガンガン踏んでいけ!とクルマが訴えてくるくらいなので、そういうクルマは2台もいらない(ぉ

契約~納車まで

現状販売ということで納期は車庫証明さえとれれば最短で10日あれば行けるとのこと。

 

これも納車整備がある方が安心だって話もあるんだろうけど、正直よくわからない整備をされるくらいであれば自分で信頼できるショップなりに依頼したほうがいい。似たような金額をとられるなら尚更だ。

 

メガーヌは納車整備こそあったものの、オイルはよくわからないオイルでトルクがすかすか(キャロルさんでオイル交換したらめっちゃ乗りやすくなった)だったし、そういう整備をされたこともあって二度手間と無駄金を使ったことが残念だった。

 

なので納車整備に数万円とられるなら、最初からないほうがいいというのが自分の考えで、納車後にいろいろ整備に出したいから車両だけはよくれというのが率直なお気持ちw

 

とりあえず、翌日も休みなので車庫証明は最短で出せそう!ってことで帰路につく。

昨晩から何も食べていないのでさすがに空腹で無理と判断し、途中で休憩。

 

大阪と言えばくら寿司、知らんけど。

大阪まで来て回転すしかよ!って話だけど、お腹が弱いので変に名物とか変わり種を食べると帰りの運転に支障が出るからね…仕方がないね(´;ω;`)

 

食後、いきなりゲリラ豪雨で地域一体がとんでもないことに。。。

視界が最悪な中、奈良まで来ると雨はあがり、そこからはのんびりと…

 

さすがに60リッタータンクでも大阪の往復はできないなぁ。

いつも寄る奈良の大和神社あたりのGSで給油して、そこからは東京まで。

 

名阪国道を進み、亀山から高速には乗らず、愛知までは下道。

 

刈谷SAの手前で高速に乗り、刈谷で食事とお風呂をいただく。

横綱のつけめんがクソ美味かったですね…

 

刈谷はSAからスーパー銭湯に降りられるのがいいんです。

上下どちらからでもアクセスできるけど、自分の場合はどこかの帰りに寄ることが多い。大体このスパが営業している時間帯に刈谷につけるようなペースで進み、ひとっぷろ浴びてから東京を目指すパターン。

 

帰りは珍しく新東名で渋滞…22時代で渋滞ってorz...

雨もひどかったし、事故と工事が重なった模様。

 

日付が変わるころには自宅に到着しました!

 

アバルト124、楽しみっすねー。