一応、書類上では3台の乗り物を所持しているはずなんですが…
納車日未定
エンジン(スプロケ側)オイル漏れ&足回りメンテ中で不動
ECUリプロでショップ預け
なに1台として動くものもなければ、なんなら手元にもない(ぉ
そんな中、やっと戻ってきたよ!ZH2(´;ω;`)ブワッ
12月にリミッターカットを称して、要するに禁断のECUチューニングに及んだわけですが…
その後、なぜかクルーズコントロールが効かなくなったw
効かないというか、設定速度までがくがくしながら速度があがり、たとえば90km/hにセットしたとすると90km/hで急にアクセルを戻し、速度が落ちたらアクセルをガバ開けするから一気に95~100km/hくらいまで速度が上がり、また急にアクセルを戻し速度を落とす…みたいなへたくそかよ!っていうクルコンになっちゃってた。。。
対策版のプログラムはイタリア?で作ったみたいで、現地人が休暇だのなんだのでけっきょくできたのが4月になってからでしたw
久々に訪問するとマフラーがBEETからスコーピオンになっていることを突っ込まれたのでECUチューンで速くはなったけどドンツキとエンブレが激しいのでトルクをおとして乗りやすくした旨を説明…
それから1週間後!
クルコン直してもらったと思ったら馬力まであがってる(何
※Twitterより拝借
メールでは特に何も書いていなかったので、SNSではじめてその事実を知るオーナーw
車両引き渡しのときにマフラーを交換した理由に乗りづらさをあげたので、その調整をしてくださった上に今のマフラーに合わせて調整も入った模様。
車検対応のマフラーで出せる限界を、いともたやすく超えてくるスコーピオンw
197馬力から226馬力くらいまでUP!!
ECUチューン前は160馬力しかなかったのでトータル66馬力くらいUPしてます…
上り幅がナナハンのX-ADVよりも大きいってやばない??
おまけに1.8万kmを超えたエンジンだから、新車に近ければもっとパワーは出ていたはずで、ZH2のライトチューンでも230馬力は余裕で出せそうだね。
早速、お店をあとに最寄りの入口から首都高へ(´;ω;`)ブワッ
クルコンは無事に使えるようになったことを確認!
そんなことよりも低回転域がかなり穏やかになっていることに驚く!
スロットルレスポンスは誤解を恐れずに書けば「かなり怠くなった」、低速トルクはBEETからスコーピオンでかなり落ちたけど、リプロによってさらに落ちた印象を受けるも、逆にそれが一般道での乗りやすさにつながってる。
パワー・トルクともに7,000-8,000あたりではリプロ前より落ちている。
7,500付近でパワー・トルクが急激に立ち上がる特性で、ここを超えると獰猛な、悪魔的加速を見せてくれる。
ノーマルのZH2もジキルとハイド的な性格だった。
急激にフロントアップするあの感覚が、リアスプロケ42Tというめがっさロングなギア比でも体感できるようになっている…これ逆にノーマルスプロケだとひっくり返るんじゃね?w
低回転域のパワー・トルクが犠牲になっているとはいえ、あくまでノーマルや以前よりという話であってクラッチ操作が難しいとか、エンストするレベルではなく、普通に大型二輪が乗れる人なら問題なく操れるし、なんならリッターSSよりもトルクはあるのでこれで発進をミスるようなら公道に出ない方がいいレベル(何
実際乗っていると豹変する7,500まで回さずとも十分すぎるパワーはある。
8,000まで回すと国産ネイキッドバイク最強クラスと言われるMT-10のカタログ馬力160馬力を出せる、向こうは10,000を超えた回転数だけど、こちらはわずか8,000...
だから感覚的にはVツインエンジンみたいなものか?と思っちゃうんだけど、実際に乗っているとそんなことはまったくなくて、4気筒の滑らかなフィーリングと官能的なサウンド…とくに回転上昇の気持ちよさやパーシャルのときのゾクッとする感覚はあのMVアグスタの4気筒に匹敵するような快感を味わえる。
12,000まで回せばライダーが明確な死を意識できるw
でもそこまで回さなくても、10,000ですでに200馬力出ており並みのリッターSSと勝負もできるくらいのエンジン性能はあるから恐ろしい。1290スーパーデュークか、お前は…
ただ、回さなくても気持ちがいい、楽しいと感じられるようになったのは魅力。
めちゃくちゃいじめてやろうと、6速3,000rpm以下とか負荷が大きい領域からのガバ開けとかをやっても一切愚図らない凄いマップだと思いました。
ZH2はスーパーチャージャー付ネイキッドとして鳴り物入りで登場し、いまだに唯一無二の存在なんだけど、ノーマルで乗ると期待したほどの過激さや速さはない。
特にSSやメガスポーツから来た人は拍子抜けするほど大したことがないと思うはず。
過給がついているか過激なんだろ?その考えはメーカーが制御で封印した。それを解き放つことでH2シリーズが持つ真の力を見ることができる。
ZH2がいかにより低い回転数で過激さを楽しめるバイクだとしても、やはりH2シリーズに求めるものはすべてを圧倒できる暴力的な力なんじゃないか?
スーパーチャージャーは暴力マシンだってことをライダーに教えてくれる、それがECUチューニング!
吸排気をとにかく効率化して、吊るしのECUを入れるだけでもここまで変わる!
楽しくなる!中古でパーツをそろえれば15万円もかからないんじゃないかな?
たまに「ZH2はつまらない」とか「思ったほど速くない」ってコメントあるんだけど、それノーマルにかけられている呪いのせいだからね、ECUチューンで解放すればそんなコメントは戯言だったってなるよwww
だから正当な評価、特にH2はECUやってから下しましょう。
ZH2ももともとが軽い車体(H2シリーズでは)なのでパワーウェイトレシオはほぼ1になるし、軽さで劣るに無理やりパワーとトルクで迫っていくことができる強引さ、力こそパワー!な魅力をぜひ味わっていただきたい。
とにもかくにもZH2がまたまた好きになりました(´;ω;`)b
JAMさん、ありがとうございました(´;ω;`)ブワッ
で、久々に戻ってきたのでメンテナンスをば。
3Dとタフライトスチールにしといてよかったね、並みのチェーンとスプロケじゃ馬力とトルクに耐えられない(寿命が短くなる)と思うよ。
性能的には兄弟のNinjaH2カーボンと同等になっているし、あちらよりもずっと軽くパワーウェイトレシオは1に迫るマシンに化けてるからね。必須ではないけれど、長い目でみたらECUやるなら駆動系も純正から一新したほうがいいよ。
フロントスプロケの点検がしやすくなったのはいいな、スピンドルホルダーw
掃除もかなりしやすくなったw
そして、暖かくなってきたので…
ナックルガードを撤去する!
ZH2のデザインをさらに重く見せることができて好きだったんだけど、より最高速を目指せるようになったZH2にこのナックルガードはただの抵抗でしかない…
実際この状態でもメーター読みで260km/hは余裕で超えられるけど、その代わりハンドルはブレブレでまっすぐ走らない、なにより怖い。
だいぶすっきりした、寂しい感じもするけど見慣れるでしょう。
純正シフトレバーが安っぽいので社外品を買いました、そのうち届く!
暖かくなってバイクにいい季節!その前にクルコンも治ったし、乗りやすく獰猛(矛盾してるw)バイクになって大満足!
今年はどれくらい走れるかな(´;ω;`)ブワッ