現行のX-ADVのナックルガードはナックルというかブレーキガード並みのサイズです。
初代にはちゃんとしたナックルガードが付いているんですけどね…
もちろんこれ好き嫌いがあると思うので不要な人は逆に現行モデルのようなデザインが好きかもしれないし、そもそもとっちゃえって人もいるかもしれないんですけどスタイルがアドベンチャー風なので自分としてはあったほうがいいなと思っています。
とはいえナックルガード、なかなか高いんですよね(´;ω;`)ブワッ
https://www.webike.net/sd/24871806/
しかも納期が未定だしorz...
さすがにこんなに出せないよなぁと思っていたんですが、どうもこれアフリカツインのナックルガードが付きそうだぞと。
※CRF1100L(2020)のパーツリスト
両者のパーツリストで部品番号を見比べるとX-ADVのナックルガードの部分はアフリカツインと同じものでした。なので風防的な部分とボルトを取り寄せればそのままつきそうです。
余談ですが初代X-ADVのナックルガードもCRF1000(アフリカツイン)のものと同じようです。
なのでX-ADVのガードはアフリカツインと共通だったのだとわかります。
お買い得だよ純正ナックルガード
アフリカツインもアドベンチャースポーツからは写真のガードが付きますが、ベースモデルはX-ADVと同じものなんですね、知らなかった。
確かにわざわざX-ADVに専用品を奢るなんてこともしないだろうし、ハンドル回りの部品の共通化が行われているのは当然のことかもしれません。
アフリカツインにしてもツーリングするには風防のようなものがあったほうが楽かもしれないけどオフロードでは逆にいらないとかあるのかもしれないしベースモデルであれば「付けたきゃつければ」という感じなのかもわからない。
なにしろ風防部分、単品で片側1,342円!!(安い)
ナットとか必要な部品もありますがそれでも3000円ほどで済むわけで非常に安いのでこれなら必要な人が自分で買って付けてでも全然気にならない価格なんじゃないでしょうか。
ナックルガード、付けてみた
ボルトに関しては車体中央はもともと付いているボルトと共締めできるので購入は不要でした。
外側のボルト・ナットだけ両側分を買う必要があります。
付くようにしか付かないので数分で取り付け完了です。
無駄にボルト・ナット買いすぎたorz....
ナイロンワッシャーをどこにつけるのかよくわからずでした、いらないかも。
サイズは微妙か、しかしやりようはいくらでも
片側だけ付けて見てみるとだいぶイメージが変わりますね。
どちらが好きか、嫌いかは完全好みの話になると思います。街乗りスタイルだったら純正のブレーキガード風のほうがスタイリッシュでよいかもしれませんが特にこれからの冬の時期は間違いなく風防があったほうが風があたりづらくなるしグリップヒーターの効果も増すのではないでしょうか。
両側つけるとこんな感じになり雰囲気はだいぶ変わりますね、アドベンチャー風で自分は嫌いではないです。
ナックルガードには先に書いたとおり社外品がありおそらく現行モデルのアフリカツインに付くものであれば問題なく付くものと思われますが、社外品はなかなかよいお値段のためデザインさえこだわらなければ純正流用が最強だと思います。
当初買おうとしていたガードの1/10の価格で買えるんですからね…
風防としてのサイズ感を見てみましょう。
純正は手を守るというよりブレーキを守るくらいのものじゃないかなぁと思うようなサイズ感でした。そもそもナックルガードは転倒やオフロードなどで壁や木々に衝突したときに手を守る意味があるといいますが、これがどこまで守ってくれるのやらです。
対して今回付けたものは。
ぎりぎり拳を隠せるサイズ感にはなっています。これであれば飛翔物などから手を守る効果も高まり、また風避けとしての効果も高くなったのでX-ADVのノーマルよりは冬場のツーリングに強くなったのでは?と感じます。
早速走ってみましたが、体感としては大きく変わった印象はありませんでしたが風があたる面積は減っておりグリップヒーターを使ったときの手の温まりは早いような気がします。長時間乗るとそのへんはわかりやすいかもしれませんね。
純正ナックルガードは白と黒の2種類がありましたが黒でよかった。。。
真冬のツーリングでどこまで効果が出るのか?サイズ的に微妙じゃないのか?
だからこその社外品じゃないのかという話もあるかもしれませんが、純正には純正のメリットがあってエクステンションで面積を拡大させることができます。
純正対応の似たものはいくつもあるのでそれを使うことでかなり風防効果は高くなるんじゃないでしょうか。
エクステンションはアマゾンで1.4万円ほど。純正のガードが2つで3,000円弱だったことを考えれば合計しても2万円には届かないわけで社外品を買うよりは安いのです。それに社外品だって買うまで風防効果についてはわからないわけですからね。
冬場のバイクの手の寒さをハンドルカバーで回避することもできますが、あれを付けるより見た目はスマートかと思いますし、ボルト2本で止まっているだけなので夏場とか不要な時期は外せばよいだけ。用途に合わせてスタイルをおしゃれに変えていけるのは素晴らしいことだと思います。
デザインが気に入れば純正流用も悪くないと思いました。