ぴよこ☆くらふと☆わ〜くす

イタイタしい生活を送ってます。

災害の現場で戦える時計を「GWG-2000」

f:id:kumawo0017:20211105154116j:plain

SSTRに合わせて購入したGWG-2000ですが、自身初のマッドマスター、いわゆる「Master of G」シリーズのひとつです。

 

先代モデルとなるGWG-1000シリーズがフォージドカーボンベゼルを採用し、より強く、そして軽くなった最新モデル。

 

今までマッドマスターは興味があってもなかなか手が伸びなかったのですが、今回「いいな」と思ったポイントがあり購入しています。

 

そんなGWG-2000もなんだかんだ数週間使ったので感じたことのレビューです。

現場のしごとに耐える「G」

モデルチェンジながらあるあるで先代モデルも普通に売られています。別物として売りたいのかもしれません、見た目は似ていますが実は大きな違いもあるのです。

 

そもそもGWG-1000がどんな時計だったかと言えばMaster of Gという「陸・海・空」のそれぞれの環境で必要な機能と性能を盛り込んでいる時計…というより計器といっても過言ではないものとなっており、GWG-1000はその中でも「陸」を担当するマッドマスターシリーズの最高峰としてすべての機能を盛り込んだハイエンドモデルとなっていました。

 

陸・海・空それぞれに分かれるって「ガンダムかよ」ってツッコミ入れたくなりますね、ほらガンダムって格闘、砲撃とかで分かれたりするじゃん?時計でそれぞれ分けるってもうなんかよくわかんないんですけどそこがGのよいところでもあります。

 

マッドマスターは「MUD」の名前のとおり防塵・防泥に特化したモデルとなります。

 

海、空それぞれに特徴はありますが、正直そのどれも日常的には不要なもの…もちろんマッドマスターとて性能的にはオーバースペックなのですが仕事柄「災害」というものを意識したときにマッドマスターがそれに一番見合ったものであると判断しての購入です。

 

災害現場で埃、泥にまみれた環境でも操作できて壊れない時計ということでボタン周りのパッキンなどに工夫があるそうです。

 

上位モデルであるGWG-1000以降はガラスもサファイアガラスを採用しているため、泥などに混ざった異物が液晶にあたっても傷がつきづらい、割れないを意識しているようですね。そのレベルだと時計より先に人間本体が破壊されそうだとはいつも思いますが。

 

実際に災害現場などで活躍する人が安心して使うことができる時計、それがマッドマスターの使命であり、そして今回その最新モデルとなるGWG-2000が登場したわけです。

より軽く、より強く

f:id:kumawo0017:20211105154135j:plain

カラーバリエーションはオンライン限定を合わせると2021年10月時点では3色でした。

 

今回このGWG-2000をはじめてマッドマスターとして買ったことには理由があって、本来であればこの手のモデルには不要であり求めることがどうかしている「高級感」があったことが決め手でした。

 

GWG-1000との大きな違いはベゼルにカーボンを使ったこととトップにステンレスが出ていることでこれがぱっと見ですごい高級感が出たように見えるのです。

f:id:kumawo0017:20211105154110j:plain

竜頭やボタンにもステンレスが使われているのでただ無骨な働くひとの時計ではなく日常で使うのも全然ありなデザインになったことは自分の中では非常に好印象。

 

もちろんGWG-1000のデザインが好きという方もいるでしょう、だからこそカシオさんはそれを残しているのかもしれませんが「カーボン」という言葉に弱い典型的な男性としては時計の文字盤を囲むフォージドカーボンに胸キュンなわけです。

 

そもそも日常的に災害なんか起こってもらっては困るわけですし、大半は日常での利用でいざとなったとき、その現場で壊れないことが重視されるわけですからそのおそらく9割くらいにあたる日常での利用でちょっとした高級感がある時計になるだけで所有感がぐっと増すのです。

 

先日投稿したGMW-B5000もそうなのですが、左手からチラ見したときに「あがる」時計であるといえるかと思います。

piyoco-craft-works.hateblo.jp

そして何よりこのGWG-2000の大きな進化はカーボンを採用したことやケースの薄型化が実現され先代モデルよりも薄く・軽くなったことです。

 

もちろん16.1mmのケース厚が薄いかと言われれば微妙ですがその重さは公称で106グラム、実測で108グラムしかないのです。

f:id:kumawo0017:20211110203915j:plain

このサイズ感でこの重量は驚異的な軽さで、実際左手につけていてもGとしては違和感のないレベルの軽さなので驚きました。

 

ちなみにフルメタルオリジンの重量はと言えば…

f:id:kumawo0017:20211110203926j:plain

公称167グラムですがコマを7個抜いているのでこの重さです。

f:id:kumawo0017:20211110204028j:plain

サイズ的にはGWG-2000のほうが無骨だし絶対重いように見えるのですがそこは材質の違いというやつでしょう。

f:id:kumawo0017:20211105154244j:plain

デザインは無骨ですがカーボンが見える位置に配置されていることで材質の特性を知っている人であればフルメタルよりは軽そうに見えてしまうところもありそこが優れたデザインなのかなと思います。

日常よりもバイクに似合う時計だった

f:id:kumawo0017:20211105154235j:plain

マッドマスターでは「気圧・高度・温度・方位」の測定が可能になっています。これもともとはカシオのプロトレックで採用されていた機能だと思いますがそれを盛り込み電波ソーラーとしたことでこれ単体で時計以上のことができてしまうスグレモノなのです。

 

スマホリンクは付いていないので竜頭を引いて設定をしなければいけないあたりは同時期に購入しているGMW-B2000と比べると不便に感じるところもあるのですがマッドマスターという時計の用途を考えれば逆にスマホリンクなんか不要とも言えます。だって災害時にただでさえ貴重なスマホバッテリーを消費させるBluetooth接続をしようとは思いませんしスマホリンクがなくても電波時計で正確な時刻は取れるわけで大多数はそれで十二分すぎるはずなのです。

 

また太陽光発電ができない状態でこれだけのセンサーを持ちながら半年の稼働時間、パワーセービングであればGMW-B5000の22ヶ月を超える25ヶ月の無充電稼働時間を誇ります。さすがにこれだけの時間太陽光に浴びさせない使い方は、普通に使っている限りでは考えられないですし、自分のように用途をバイクのツーリング時や普段使いと限っても十分な充電はできるはずです、そもそもバイクは雨の日は乗らないし←

 

なので機能的にスマホリンクないけどなぁと思うことも特にありません。

 

ワールドタイムとかもそうそう海外に行く人でなければ合わせることもないですし、合わせ方もそこまで複雑ではないのです。もちろんスマホリンクさせてスマホで管理できるほうが日常的には便利なはずですが、マッドマスター1本であれば特に気になることもないでしょう。

 

スーツではちょっと浮きますね。

f:id:kumawo0017:20211105154238j:plain

もちろん合わせ方にもよりますが自分はスーツでも使うときは使いますが、どちらかと言えばその日の業務に合わせてで防災関連の業務を行うときは必然的に備蓄品の整理なども行うためフルメタルオリジンよりはこちらを使いますし、何より軽いので使い勝手がいいという理由で選んで付けています。また会議なども防災関連の会議のときは気分的にマッドマスターのほうが「ぽい」という理由で付けています。

 

時計はそういう使い方もありだと思うんですよね。

f:id:kumawo0017:20211105154119j:plain

事務作業のときはPCのキーボードタイプの邪魔になるので結構時計を外すことが多いですが室温を測るための温度計としても使っています。

f:id:kumawo0017:20211105154116j:plain

気圧計は頭痛持ちなので気圧の低下を目視できるので便利です、割と正確なんじゃないかな…

 

災害現場でも耐えられるプロ用途なのでバイクに乗るときに使う時計はもうこれ一択ですね。

 

どうしてもむき出しで乗るバイクなので雨風に晒されるし、虫や小石が当たることだってあります。そうした環境で破損を気にせずに使うことができるというのはやはり絶大な安心感があります。

 

サファイアガラスを採用していることは強度的な面はもちろんクリアな画面が長期間維持されるということにも期待がもてるわけです。普通のガラスって長期間使うと曇ったり傷で見えづらくなったりするんですよね。汚れに関しても普通に歩くよりはバイクに乗っている方が遥かにひどい汚れがこびりつくのでメンテナンスもしやすいところもマッドマスターやっぱり素敵です。

 

気圧計も天気予報的な意味で使えるとはありますが、常に移動をしているので同じ場所の気圧というよりはやはりこれも頭痛持ちとしては気圧が下がっているからそろそろ薬飲むかなぁ的な使い方ですし、温度計も付けている限りは正確な温度が取れないところもあるので滞在場所の室温とかを知るのがメインの使い方になっていますが、なんといってもデザインがバイクにぴったり。

 

SSTRでも大活躍した1本でした。

 

そういえば中学生くらいのときに一度Gではなくプロトレックに浮気したことがありますが確かPRT-40かな、それを買いました。

f:id:kumawo0017:20211110215218p:plain

歴代プロトレックの軌跡 - コンセプト - プロトレック - 腕時計 - CASIO

それまで子供ながらにお小遣いやお年玉などでずっとGを買い集めていましたがプロトレックに1回だけ浮気したのはGWG-2000でも採用されているセンサーが盛り込まれ高度・気温・方位・気圧がわかるというスグレモノだったからです。

 

もちろんそんな機能を使うようなことをやるわけでもないですが、そのくらいの年齢の男子って絶対に1度はハイテクな時計とかに憧れるわけで、その憧れが全部盛り込まれていたのはGではなくプロトレック…当時買えたGの倍くらいの価格だった記憶があるんですけどねw プロトレックはGとは違う液晶の表示があり今でもカッコいいと思っているブランドの1つです。

 

f:id:kumawo0017:20211105154122j:plain

いやぁしかしカッコいい。

 

小型軽量の時計がもてはやされるのはわかりますがあえて無骨なGというのはよいもので、プロフェッショナル〜な感じがたまらないのです。

 

ファッションはもちろん実用性にも富んだ1本、お値段も実売価格は8万円しないくらいなので安くはないけど性能考えたら高くもない、そんな価格帯なので興味のある方はぜひお買い求めくださいね(´;ω;`)ブワッ

オンライン限定だけどこのカラーも結構好きw