12月の雨は…もう寒すぎるとしか言えない。
在宅勤務のときはあまり影響がないけれどオフィスが寒すぎる(´;ω;`)ブワッ
暖房を全開にしても空調設備がぽんこつなので自席で21℃しかない。
あまりの寒さにストールを巻いて床には電気ストーブ的なサムシング。
倉庫の中で見つけたストーブだけど、なんでこんなものがあったのかといえばオフィスが寒く、以前のCEOが耐えきれずに買ったらしい。どんなオフィスよwww
まー自分の席は非常扉の前にあって(逃げやすいからそこにした)、その扉から隙間風が入るという超絶致命的にして構造的な欠陥があり余計に寒いんだけど、まぁ寒い。
新潟生まれとか関係なく寒い(´;ω;`)ブワッ
寒いといえばディーゼルらしい朝をこの前目撃した。
お、出た出た。
予熱表示灯だね。
ディーゼルエンジンはその構造的な話から、冬場のエンジン始動には難があるというか、厳しいものがある。火花点火のガソリン車とは違い、空気を圧縮・高温にしたところに軽油を吹きかけて着火させるディーゼルは、冬場燃焼室内が冷え込むと思いの外、空気が高温にならずうまくエンジンがかからないということになる。
それを防ぐために昔からディーゼルにはグロープラグだかそういうものが装着されており、予め温めてから燃料を噴射して着火させるのが儀式としてあったらしい。
3008、エンジンルームみたけどどれがグロープラグなのかさっぱりわからんかった罠。。。
今はほとんど気にしなくていいようになっており、そもそもグロープラグじゃなくインマニ側にヒーターをつけたりしている模様。
それでもやっぱりディーゼルの冬場の朝、冷え込みがきついときは始動に数秒のラグが発生する。ガソリンに慣れるとイグニッションONにしても無反応なのに、数秒後にいきなりかかりだすので違和感があると思ったり、故障と思う人がいるらしい。
某M社のおかげでクリーンディーゼルは一般に普及したけど、冬場の燃料凍結やこういったディーゼルあるあるの現象まできちんと理解して使う人はどれだけいるんかねーという感じ。
普通にメカニズムに興味がなければ誰もみないw
興味があれば「寒くなったねぇ」とステアリングをなでなでしながら3008と対話ができる、気持ち悪いわ。
さてディーゼルといえば、先日注文したやつ。
これがきっちり木曜日に届いた。
物自体は火曜日から佐川の営業所にあったみたいだけど、電話しないと配送してくれなさそうだったし、そこまで早急に必要なものでもなかったので木曜に配達してもらった。
ででーん。
妙に威圧感があるwwwwww
我らサプライズサプライズ軍的な?
商品名の書体が妙にダサいのがいい味だしてる、昭和レトロなヒーロー感がね?
物自体は信頼して使っているので全然気になんないけどw
というわけで早速小分けにする。
付属のプラ容器にストール+ディーゼルウェポン+セタンブースターを混ぜ、魔剤を作るお仕事。
メーカーも唄うようにそれぞれ効果が違い、かつこれらは混ぜて使ってもいいものとのことなので安心して調合できる。
3008は52Lタンクとカタログには記載があるけど、実は満タンにすると56L近く入るw
なので50Lの比率で割るとぎりぎりまで給油したときに混合比がおかしくなるので55Lとした割合でストールとセタンブースターは割っておく。ディーゼルウェポンは50Lに対し30mlなのでその割合にしておいた。このへんは長く使っていると経験値で自車に最適な比率がわかってくる、そこが面白い。
あとは栄養ドリンクの空き瓶にセタンブースターを補充しておく。
この割合は難しく、55Lの割合にすると濃くなりすぎて無駄になる場合が多い。
なぜなら貧乏ランプが点いてから給油すればそれなりの割合になるけれど、必ずしもそうではなく燃料が半分くらいのときにセタンブースターを投下するとまだセタンブースターが混ざった燃料に追いセタンしちゃうので濃くなりすぎる。
セタン価が向上しすぎてもまぁそこまでなにかいいことがあるわけでもないし、単純に無駄なので自分の給油ペースに合わせて半分くらいの距離で給油と考え25mlとかの瓶を作ったりもしている。
この辺も給油タイミングと考え方によって比率が変わるから好みで調整。
あまりに燃料が減っていないときに給油したときはむしろセタンブースター投下しないとかもよくやってる、無駄やしね。
夜中に給油し、ストール・ディーゼルウェポン・セタンブースターを混ぜた魔剤を投下し、少し走り出すと・・・
ΦωΦ)めっちゃエンジンの吹け悪いやん?
え、、、、壊れた?
魔剤、エンジン壊した??
(´;ω;`)ブワッ
ストールの説明書きを見ると。
一時的に吹けが悪くなることがあるらしい。
実際、10kmも走ったら普通に戻ったきがするし、翌朝も普通だった。
成分的なサムシング??
この辺はプロじゃないからわからないけど、ちょっとびっくりした。
プジョーのディーゼルの場合、自分の3008BlueHDiだけかもしれないけどDPFの再生を目に見えてわかることが70,000km乗っても特にない。
説明書によればServiceの表示が出るそうだけど、見たことがない。
某M社のディーゼル乗りの方はDPF再生距離を気にしてドライブされている方がそれなりにいるような印象だけどプジョーは逆にDPFについてはまるで話に出てこない。フランス車に乗るくらいだからそんなもの気にしてないってことなのかもしれない。。。
ただ見えないだけでDPF再生自体は行われている、それがディーゼル。
そもそもプジョーにストール必要なの?
Twitterにストールの件を投稿したらフォロワーさんから「プジョーシトロエンの車にはストール要らないって書いてあったような」とコメントをいただきました☆(Thx!)
公式にも書いてある。
で、この「DPF洗浄剤タンク」ってなにと思うわけです。
プジョーの広報資料を見てみる。
このミキシングボックスは酸化触媒コンバーターとピュアSCRの間にプロペラのような形状 の部品を内蔵していることが特徴です。これにより排ガスとAdBlueを攪拌し、排気ガスとの混 合を均一化。これまで以上に環境性能が向上し、エンジン始動から即時に排気ガス浄化をはじ めることができます。システムの最下流に位置するFAPは最後の浄化プロセスを担っており 99.9%の微粒子をフィルタリングします。DV6に搭載されていた別途添加剤ユニットを廃止 し、構造の簡略化とさらなる信頼性の確保が可能になりました。
https://press.peugeot.co.jp/permitted/document/pdf/20181217GroupPSA_DV5engine.pdf
ってことなんで「添加剤ユニット」というものがDV6(1.6リッターディーゼル)には搭載されていた模様。
こちらの記事でも
今までのエンジンではアドブルーとは別に、燃料に混ぜる添加剤も使用して排ガス基準をクリアしていたのですが、新型エンジンにその添加剤は無くなりました。
エンジン新しくなりました。(プジョー熊本) - スタッフブログ | ポルシェ・プジョー・シトロエン 正規ディーラー - アデル・カーズ株式会社 熊本
と書いてあるのでエンジンによっては存在している模様。
でも説明書には一切記載がない。ユーザーが補充できないにしても交換タイミングくらいは記載があってもいいだろうし、勝手に補充してくれるようなものでもないと思うんだけど不思議。。。ほんとあるにしてもどこにあるんだ添加剤タンクw
結局あるのかないのかよくわからない、今度なにかのついでにディーラーにでも聞いてみよう。
そのタンク云々以前の話として、BlueHDiに関しては構造的にDPFの負荷を下げる仕組みがなされているという記事も見つけた。
通常DPFの後ろにくるSCR(Adblue吹くやつ?)をDPFの前に持ってくるようにしたと。
別な記事ではこれによって煤の燃焼がしやすくなり100℃くらい燃える温度が下がってるとのこと。
同様のシステムを採用する他社とPSAの違いとして、SCRの選択還元触媒を微粒子フィルターであるDPFより上流に配置していることを挙げた。PSAではDPFで煤を燃焼させる温度がほかより100℃低く、これによって選択還元触媒を先に経由して、NOxを90%削減することが可能になっているという。
プジョー・シトロエン・ジャポン、最新クリーンディーゼル「BLUE HDi」発表会 - Car Watch
ストールはメーカーが唄うには通常600℃前後になる燃焼させる温度を450℃付近に落とし燃えやすくする働きがあると説明されているけれど、プジョーのディーゼルの構造であればそもそも燃えやすいということ。他社が600℃でプジョーが500℃だとすればストールを入れる意味は確かにそんなにない気がする。
ただ本当にそのへんはよくわからない。自分の2リッターディーゼルがそうなのか、1.6リッターや1.5リッターのディーゼルにだけ当てはまる話なのか、輸入車あるあるだけどソースが少ないし、技術資料も国産ほどたやすく見ることができない。
だから無駄なのかもしれないし、無駄じゃないのかもしれない。
意味がないだけで悪影響がでないのであれば特に気にしない。
なんとなく身体にいいと思って毎日1パック開ける我が家のマミーみたいなもんだ。
ってことで薬漬けでもうサプライズサプライズがないと生きていけない車体になった我が家の3008ちゃんでした。
改めて調べてみるとプジョーの枯れたディーゼル技術もなかなかやし、今後ディーゼルを捨てていく方針のプジョーは残念だなぁと思う今日このごろ。