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PEUGEOT3008 | Honda X-ADV(2021) | Kawasaki Z H2(2021)で主にツーリングに行ったりしているブログです。

ワクチンとリコール

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こんにちは、突然ですがプジョー3008のディーゼルモデルに関連するリコールが2021年6月頭にリリースされました。

https://web.peugeot.co.jp/recall/recall_3221.pdf

国内販売されているマツダ車はともかくとして多くのディーゼルモデルはDPFと呼ばれる浄化装置を装着していますが、今回のリコールはそのDPFに貯まる煤を定期的に燃焼されるためのプログラムが不適切で想定より高温で煤を燃やすためにDPFが破損するというもの。リコールの対象なのかは怪しいものでしたが、公表から1ヶ月ほどしてリコールの案内が届きました。

 

1ヶ月といえば遅いと思うかもしれませんが、DPFが壊れてもエラーは出るかもしれないし排ガス浄化ができないことにはなるでしょうがまぁそれほど深刻なものとも思っていませんし、なにより自分のプジョー3008は既に9万km近くを走っていた状態でDPFが壊れているならとうの昔に壊れているだろうし、あまり短距離も乗らず結構普段からエンジンも回しているためDPF再生についてもちょい乗りが多い人よりは少ないはずなのでDPFへの負荷はそこまで高くないのではないかということで面倒だったのではがきが着ても放置したくらい。今回はDPF交換という部品も作業時間もかかるリコールであるため、仮にリコールの公表と同時に案内を流したところでディーラーにはパーツがない状況が想定されます。国産車であれば部品製造は国内メーカーが担うことが多いですが、フランス車ですのでパーツは本国フランスから送られてくるのです。

 

対象者の数はおよそ4,500台ですが、国産車であれあまぁまぁ少ない台数…しかし輸入車でしかもプジョーとなればこれはそこそこの台数なわけですからリコール案内を出して、お客様がさぁ一斉にリコール作業申し込むぞとディーラーに連絡をしたら店舗も少ないディーラーはパニックになるでしょうし、そもそも作業ができません、ということにもなりかねずフランス車の根っからのオーナーはそんなの慣れっこですのでどうにも気にしないとは思いますが、新参のプジョーオーナーは「国産ではそんなことはないぞ」みたいなクレームを入れかねないわけです。

 

であれば部品も十分に揃った頃に案内を出すか、車体番号ごとにたとえば一週間おきに何百名とかという風に案内を出すのが現場運用を考えても、またお客様目線でも正しいこと、と言えそうです。

 

ともかく自分は面倒だったので放置(何

 

そもそもECUにアップデートが入るというのが自分のプジョー3008には鬼門で、サブコンを搭載しているためアップデートによりサブコンがよきせぬ動作をしかねないというわけです。特に今回はDPFの燃焼周りなのでエンジンまわりの制御が普段より大きく変更された可能性もあるわけです。

 

なのでとりあえず放置しておこう、そういうまぁ完全に個人的な事情で放置されていたものですが、ここで予期せぬアクシデントがあり急遽リコール作業となるわけです。

エンジンチェックランプが点灯した

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空港めぐりドライブを終えて8月を迎え、今日は元気にジーンズメイトにTシャツを買いに行こうとクルマに乗り込んだのは8月4日の日曜日のこと。エンジン始動と同時に嫌な警告音とともにエンジン故障の警告が点灯したわけです。

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コレ自体は珍しいことではないし、フランス車では警告灯がつくというのは「そこに警告灯がある、センサーが監視している」という意味でしかなく、実際警告灯がついてもエンジンはいつもどおり軽やかに吹け上がるし止まる予兆もないわけです。

f:id:kumawo0017:20210817131520j:plainお目当てのペンギンは買えましたが、何度エンジンをON/OFFしても消えないもので、これはこれで目障りなのでディーラーに持っていくことにしました。問題がないのであればテスターをかけてエラーを消せばよいだけです。

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残念ながらお預けになり、水曜日まで帰ってこないそういう状況になり帰りはMC後の3008で送っていただくことになりました。そういえば3008の後部座席に乗ることはなかったわけですが、個人的には運転席が一番しっくり来るなぁという感じです。

ワクチン二回目接種

新型コロナウィルスワクチン(モデルナ)の二回目がこのプジョーを預けている間にあり、スケジュールがかなりタイトでした。しかもワクチン接種の翌々日には仕事で佐渡ヶ島に行かなければいけないという状況、なのでワクチンを火曜日に接種し、水曜日にはクルマを回収する…そんなことになっていたわけです。

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ワクチン接種後なぜか体温が下がりました(何

 

モデルナは2回目にかなり発熱するということで職域接種でしたが1回めは耐えられた人でも2回めは39℃を超えて欠勤するという人が続出、そのため現場が回らずに急遽代打出勤するようなことが続いていたので自分もそのあたりは不安でした。

 

1回めは接種から4時間ほどで接種した左腕に痛みが出ていましたが、2回めはそれよりもずっと早い時間で腕の痛み、そして身体のだるさがでてきて、明け方3時になると眠れないくらいの気だるさ…

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熱は数十年ぶりくらいに37℃を記録しました。そもそも発熱自体しないし平熱も35.5℃以下なので2℃くらい発熱しているということになります。とはいえ食欲がないわけでもなく、ただただだるい、そんな感じでした。

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クルマを取りに行かねばならない、でも熱がなぁ…そんなことを思っていましたが、お昼前には熱は少し高い程度まで下がります。一般的な人であればこれくらいが平熱になるはずですが自分にはまだ1℃は高いということです。

 

この日は猛烈に暑い日、そういえば熱を下げるためには汗をかけばいいという話はよく聞くもの。だったら炎天下の中を歩き、汗を流せば熱は下がるだろうということで汗を流し、ポカリを飲みながらディーラーまで向かったわけです。

 

実際だるさもそんなになく普通に肉をお昼に食べているくらいなので状態としては問題ありません、というより接種後徹夜で働いていたので安静にしていたわけでもないのです。よくよく考えれば37℃なんてコロナ前はなんてことがない体温だったわけです。自分らが若い頃はインフルになっても、39℃の熱が出ても職場に来い、働けだったものが今や37℃を超えたら休暇を取りなさいという時代になったわけですから、昔通りの働き方になったなぁと思えば懐かしくもあるのです。

 

37℃の熱が出て徹夜で働きましたが、それを指示した上司は「ワクチンで熱が出ても働けるでしょう」と言っていたのに、自分はワクチン接種後に39℃の熱が出て休暇を取得したので1歳上だというのになんという不甲斐なさと思ったのは秘密です。

リコール対応とエラー処理

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エンジン故障のエラーはNoxセンサーのエラー、これはまぁまぁよくあることなので「またか」という気持ちでしかありません。暑いし、バッテリーも弱っているのでもしかしたら始動時に変な感じになってエラーになった可能性があります。

 

今回は実質作業日1.5日の中でエラー処理とリコール対応が実施されDPFも交換されていました。ほぼ9万kmでDPFだけ新品になったのでお得な気持ちではありますが、DPFが新品になったからといってなにか違いがわかるのか?と言われたらわかりません。単純に10万km弱で性能が劣化し、最悪壊れるとされる消耗品であるDPFが新しくなった、それだけで万単位のお金が浮いたからラッキーだなぁという思いです。

 

リコール後のECUになったからかわかりませんがアクセルに対してエンジンのレスポンスがだるくなった感じはあります、もしかしたらDPF再生が入っているタイミングだったのかもしれませんが…気の所為ということもあるしサブコンとの相性もあるのですべての車両に当てハマることではないかもしれませんが念の為。

RMSの意外な欠点

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ディーラーからの帰り道、ひとつだけ気づいたことがあります。それがRMSの肩パッドがワクチン接種した方にあたってめちゃくちゃ腕が痛いということ。もう身体を曲げて肩が当たらないようにしないと激痛で運転できないほどです。1回め接種のときは純正シートだったので気にならなかっただけかもしれませんが、人権侵害シート、その原因たるISFパッドの硬さではワクチン接種後の肩が耐えられない…いやそんなの想定されてないし、そもそもRMSが出たときはコロナなかったし(どっかの研究施設にはあったかもしれないけどね?おっと誰かきたようだ)、そんなレアなイベントで出た結果に対する不都合言われてもなぁと思うかもしれませんが、感想を書いているだけなのでメモをしておきます。

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このあたりのとんがっている部分、結構身体の前側まで回り込んでくるので、接種も肩の前側であったにもかかわらず先端がジャストフィットするわけです、うーん痛い。

ワクチン、その後

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熱のリバウンドという言い方が正しいのかわかりませんが、熱はまた夜になって38℃手前まであがりました。ただ熱はあるものの別にだるいだけで食欲もあるしなんならプジョーを回収して自宅に戻りそれから朝まで働いていたのでなにか不都合があるかと言われれば何もなかったわけです。今の基準で見るから熱があるだけ、昭和の基準で見ればこんなことで働けないは言い訳です、常々よい時代になったと思います。

 

熱は接種から30時間ほどで平熱の35℃台まで落ち着き、これなら出張でも問題ないないだろうと判断しました。

 

熱はなく体の怠さもないのですがいわゆるモデルナアームが出て接種した肩のあたりが変色し、また少しだけかゆいという状況はその後もしばらく続いたのです。身体がちょっと赤い、なら前身日焼けしてしまえばいいじゃないか!ということで佐渡に行ったときに身体を焼いたのでモデルナアームは気にならず、日光アレルギーのようなもので接種部位だけではなく前身が痒くなり気にならなくなったので万事OKとします、全然OKじゃないけれど身体は負荷をかければ掛けるほどよい、そういう考えなので皆さんはマネをしないほうがよく、ワクチンを接種したらおとなしく休暇を取りましょう。

 

自分もチームメンバーには「翌日は絶対に休めよ、わいは休ませてもらえんかったけどな」と決して休むなよという振りではないぞということを強く言い聞かせ全員無事休暇を取得させました、というか皆さん38℃を超える熱を出し、37℃でとどまったのは接種した70人弱では自分だけ、翌日休暇をとらなかったのも自分だけという何の実験なんだこれはという状況を経験できたのは今となってはよい思い出です。

www.tokyo-np.co.jp

記事にもなっていたのですが、同日に友人がファイザーの2回めだったのでLINEで数時間おきに熱の報告をしたのですが友人は全然発熱せずに30時間を迎えており、この記事にもあるようにモデルナの発熱率は高いんだなぁというのが実感としてはあります。

 

ちなみに頭痛も出るそうですが、頭痛は慢性頭痛なので特に気になりませんでしたっていうかそれじゃあかんのかな…まぁその辺も個人差があるのでしょう。

 

モデルナ接種勢は翌日は絶対に休暇を入れておいたほうが、職場などにも迷惑をかけないで済むと思います。

 

そんなわけでクルマと人間もちょっとだけ中身が変わったということで今回は一緒の話題として記事にしています。

 

今回もまたご覧いただきありがとうございました。