グンサイを走ることにした
8/4(日）に行われるスリーハンドレッドさん主催の群サイ走行会にエントリーしましたよ！
もちろん、１２４スパイダーで、ですが。
宗教上の理由でサーキットはNGだが、群サイなら許される
群サイこと群馬サイクルスポーツセンターはれっきとした自転車で走れるテーマパーク的な施設。
開園は1983年（自分と同い年だｗ）で、その名の通り自転車をメインに競技者の育成用として運営されていた。
特徴は全長6kmに及ぶアップダウンの激しいサーキットコース、自転車で走るときついですかなり。
小学生の頃に何度か遊びに連れてきてもらっていたけれど、MAPの外周コースはとにかく小学生の体力＋自転車ではなかなかしんどいコースだった。
アップダウンがとにかくやばい！！
そんな群サイは経営難もあり2002年に事業者が変更。それをきっかけに自動車競技を開催する施設として舵を切っており、今は自転車よりも自動車の方がメインになっている模様（自転車でも走れる日はあるらしい）。
遊戯施設なのに土日がモータースポーツでつぶれるという逆転現象にもなっているけれど、運営会社の判断はある意味で正しいことも証明されており、様々な媒体の影響もあり、今では全国どこでも「群サイ」で通じるくらいにはなっている。
そんな群サイは、もともとが自転車用なので宗教上の理由で「サーキットは走れない」ことになっている自分でも走ることができるというわけです！知らんけど。
群サイは思い出の場所
人生初のモータースポーツ参加は2003年7月6日に群サイで行われた峠アタック03第二戦でした。
運営事業者が変更になってすぐ、群サイでは「峠アタック」というイベントが開催されています。
2003年に大学に入学し、自動車部に入っていた自分は同期のロードスター乗り（いまはFD）と二人で参加しよう！ということで意気揚々と群サイに乗り込んだわけです。。
出たよ！10万円のぽんこつworks！マフラーから白煙と黒煙を吐き、タービンは死にかけていました…
同期の間では悪い意味で伝説になり、語られる自分の２台目のクルマとなったアルトワークス、石川県の今ではホームと呼んでいる某449で活躍していたこのクルマを持ち込んで峠アタックの軽自動車クラスに参戦したのです！！
結果はさんざんでしたｗｗｗｗ
上位勢がダイハツワークスみたいな連中の中、真ん中の順位につけれたことはほんとに奇跡と言うか、壊れかけのクルマでよーやったと思うｗ
この群サイが自分にとってのはじめてのモータースポーツ参戦の経験となったのですが、まぁ初走行が群サイってのも今考えればなかなかどうしてどうなの？って気がしないでもないわけでｗ
とにかく楽しい場所だったんだけど、石川県の林道は中低速メインのステージばかりなのに、群サイが超高速レイアウトなのでスピードレンジに自分が対応できなかったという悔しさは残ったわけです。
勝てなかった理由はいくらでもあるし、言い訳もいくらでもできるんだけど、シンプルに「自分のドラテクが足りていなかった、高速域でワークスをコントロールする自信がなかった」に尽きるのだと思います。
GoBeyond
一緒に参加した同期は崖に特攻してました（何
あれから22年、公道を100万km以上走り、全国津々浦々の道を経験してきた今の自分のドラテクがどこまで群サイで通用するのかを知りたい！と思ったのは今回参戦を決めた理由のひとつでもあります。
あとはシンプルに「人生におけるやり残しは極力減らしておきたい」と思うようになったことで、そのやり残しの１つがこれだったというのはあります。
未熟だった自分を老いた自分が超えられるか？GoBeyondできるかって話です。
スリハンさんのイベントなので必然的に１２４スパイダーでの参加です！
車歴の大半はFWDとAWDだったので、最後にFRでどこまでいけるのかをやってみたいというのもあるけどねー。
モータースポーツ自体は特に興味もなく、やることもみることも別にそんなに好きじゃないんだけど、公道に近いレイアウトで行われるものであればまー楽しそうだよねと。
サーキットが苦手なのは、同じ場所をくるくる回ることが精神的に耐えられないからで…首都高も１周すると死にたくなるくらい２周目なんて「飽きた、会社で仕事したい」と思うほどに同じことを繰り返すのが無理な人なので、１本で区切りがつけれあれる競技なら耐えられるなって話でもあったりします、知らんけど。
果たしてアバルトが対応できるのか？
アバルト124スパイダーは群サイで戦えるのでしょうか？！
自分の所有車ではステルヴィオの方がモータースポーツ向きだと考えています、というより実際そんな感じで仕上げていってます。
アバルト124スパイダーは、どちらかといえばコンフォート。ATで、オープンにして、だらだらとその辺をドライブして気持ちいい！と思えるように仕上げていったのが今の形。
タイヤも意図的に限界の低いものを組み、ボディ補強も限定的にすることで「緩さ」を出し、普通に乗ればアンダーステア傾向になるようなセッティングを曲げたいときはドライバーがオーバーステアに持ち込めるような感じにしてます。
なんで、高速域になると絶対的に足りないものが出てきて、その最たるものがタイヤ。
アジアンタイヤは良いとして、フロント205/45R17、リア215/45R17の前後異径サイズにし、スポーツタイヤと歌っているものの榛名山を法定速度で走るだけで鳴き出し、テールスライドするようなタイヤ。
ロードスター全般そうかもしれないけれど前後異径にするととにかくABSの介入が異様にはやくなったりネガなところも多いわけです。
ブレーキや補強、ロールバーがないのでクローズにしなきゃいけないとなるとリアタイヤに幌の10kgの重さが乗らないのでトラクションが足りないとか色々不満はあるものの、それらを一気に改善する予算も時間もないため、とりあえずどうにかできるところ！というわけでタイヤは変えます(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ
まー通勤車両として買って、休日のデートカーとして活躍するクルマを群サイに持ち込んでどこまで戦えるかって話でもあるし、逆に群サイを走ることで今後アバルトでいくつかモータースポーツをやる可能性も出てくるかもしれないので、今回は挑戦と改善を兼ねた参戦になるのかなーと思ってます！
というわけで、８月４日は群サイだ！！楽しみるんる♪
