リキモリ耐久試験していましたが、諸事情で少し早い交換を実施。
当初リキモリTOPTEC4600はブランドを信頼して10,000kmまで持たせる予定だった。
ドイツ車は嫌いだけど、ドイツの製品は使う、この圧倒的な矛盾をいつ誰に突っ込まれるのかひやひやしながら日常生活を送る日々。人間とはそういうものじゃね?
言うてしまえばアメリカ合衆国が大嫌いだ。いまだに第二次大戦の結果を根に持っており、いつかはゼロ戦でアメリカへをスローガンに生きている男だけど、自宅のコンピューターはMacだし、使うスマホもAppleだ。
アメリカじゃねーかよwwwww
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ひそかに新型Macを狙っているくらいには好きだ、いや工業製品に罪はない←
ただ自動車となると話は別なんだ。
まぁそんな話はどうでもいい、とにかくリキモリは最高。
今日はそれだけ覚えてこのブログを読み終えてほしい、別にここまで読んだら消してもらって全然かまわないよ。おつかれさま☆彡
さてリキモリを10,000kmまで持たせようと思った理由についてはいつかのブログにも書いた気がするけど、そもそもプジョー3008のマニュアルによれば推奨のオイル交換期間は20,000kmとされている。
日本の道路事情で20,000kmも使うのはダメだろ…これが北海道で使いますとかだったらもしかすると、そう夏から秋にかけての北海道ならありかもしれないが、年がら年中渋滞するような都内をメインにたまに長距離をやる自分の使い方はいわゆるヘビーユースだ、なにより月平均で3,000kmは走るしね。
とはいえガソリン車みたいに3,000kmで交換はしない。
とてもとても愛おしいフィアット500Xちゃんまではガソリン車は3,000km交換にしていた。
なんでやろね、ガソリン車は3,000kmで交換するっていうのは、免許を取ってから…高校生で原付に乗ってからずっと守ってきたローテだった。
朝起きたら歯を磨く、そういうようなローテと一緒なんだ。
とにかく3,000kmで交換しておけば不具合はない。
それはガソリン車でのローテであって、2019年にディーゼルである3008に乗り換えてからは守れなくなった話だ。
なぜって?
単純にオイル代が高い(何
なぜ高いのか?
・選べるオイルが多くない(激安オイルは不安になる)
・オイル量がガソリン車よりちょっと多い
これが理由だと自分は思う。まぁ選べるオイルが少ないってのは正直痛いかもしれない。フィアットのときはリキモリじゃなく別なグレードにしていたけど、それでも3008の半額とはいかないけど、そのくらいの金額で交換できた。
ディーゼルはオイルを冒険しようにもDPFやら様々な要因からきちんとしたオイルでないと故障の原因になってくる。DPFが詰まったりしたら厄介だ。
だから欧州ディーゼルでも実績があるリキモリを使う。
フランス車だって欧州車には分類される、ドイツ車ではないにせよディーゼルは某M社のディーゼルとは違いオーソドックスなAdblueを使うタイプだし、そういう意味ではメルセデスやアウディ、VWなどのクルマにも使えるリキモリなら間違いない、そういう安心感を高いお金で買っている。
でも3,000kmごとに1万円をこえるお金はさすがに払いたくない、だからディーゼルでは6,000kmとガソリン時代の倍まで引っ張るようにした。
そうすればコスト的にはガソリン時代と大差なくなる。
軽油が安く、燃費もよく、車体価格は高くても経済性で長距離乗ればペイできるとされるディーゼルでありながら、オイルが倍の値段だったら一気のガソリン車との有意差はなくなる。意味ねーじゃん?
だからやっぱり6,000kmだった。
それを10,000kmまで引っ張ればさらに経済性が増す。
長くなったけどそれがリキモリ耐久試験の趣旨だった。
前回交換時の距離は66,596kmだったので計算すると9,171kmで交換になるb
これから師走となり公私ともに忙しくなるためこの期を逃すと片道下道で3時間近くかかるいつものIY新山下に行く時間の確保は困難になる、いや首都高使えよw
なので用事があったついでに神奈川に行き早い交換に踏み切った。
リキモリTOPTEC4600(5w-30)、純正オイルは0w-30だから低温側が少し硬い。
書くまでもないと思うけど5wや0wのwはWinterの「w」で寒冷時の対応温度のこと。純正の0wであれば-35℃まで対応で5wになると-30℃までの対応ってこと。
冬場のエンジン始動性が変わるらしい?
関東地方でいくら金属とはいえそこまで冷えるのか?という疑問もあるけれどw
ハイブリッドやPHEVだと純正指定が0w-20くらいになる。
PHEVだとエンジンに負荷がかかるっていうかほとんど発電機だしなぁw
粛々と低回転しかも一定回数数で回り続けるから純粋な内燃機関のそれよりは負荷も少ないだろうし低粘度でも問題ないってことかもしれない。
純然たる内燃機関の場合、旧車もそうだけど劣化しはじめたエンジンの場合は多少硬めのオイルを入れておいたほうがいい場合もある。オイル消費が激しくなったとか、そういう場合は多少固めをチョイスしたり夏場だと粘度を上げたりもする。とはいえフランス車とはいえ最新モデルだし、もはや枯れたエンジンでもあるプジョーの2リッターディーゼルなんでそこまで神経質にならなくてもよいと思う。
9,000kmを走ってもオイルが減った感じもない。
冬場の始動性に関してもセタンブースターを使っているせいか朝イチはちょっと始動に時間がかかる(これはそもそもディーゼルの性質上仕方がない)ものの特に問題なし。
走り出してしまえば、次回以降の始動で始動性が劣っている感じはない。
粘度はともかくとして、ディーゼルの場合は純正指定を使うのがベストという声もあるし、それはそれで間違いない。
ディーゼルに限らずガソリン車であってもそれは同じ。
メーカーが散々相性をテストしたオイルは大正義だし、もしそれで壊れてもクレームが効く。純正指定でなければそのクレームも無理だろう、クレームつけたらモンスターやで?
ただ自分は純正指定のオイルで走らせ続けたクルマは過去1台もないし、それでトラブルを起こしたクルマもない。
3008もディーゼルながら、無料交換対象だった数回のオイル交換を除けばずっとリキモリのTOP TECで66,000kmまで来ている。
自分で試し、いいと思っているからそこに万が一の責任(故障時の自己負担)も負う覚悟でやっている。
IY新山下には土曜日の午後に特に予約もせずに行ったけどすぐに作業に取りかかれた。
その間に併設する2りん館でADV用のオイルも購入する。
ADVはパノリンかリキモリでやってきているけど、どうせならリキモリにしよう。
スクーター用のオイルは置いていなかったのでまぁたまには奮発してやるか・・・と。
このオイル、Moto2/3のレースで使われる指定オイルwww
通勤用のADVに使うオイルとしては贅沢すぎるやつ。
高すぎるオイルはコスパ的には無駄だろうけど機械的には何も悪いことだけじゃない。
さっき書いたみたいな旧車に化学合成油だと漏れるみたいな話もまだ新しいADVでは無関係だ。フリクションが少なく、レースのような高温にさらされる状況下でもエンジンを守ってくれるという信頼性がいい。
ADVだって都内の通勤戦争を、常時レブリミット寸前くらいの9000rpmくらいで走らされている。
大排気量車みたいに3000回転も回れば充分ってものじゃないからそういう意味ではレースみたいな走り方をしている、過酷なんだ低排気量車は。。。
そうこうしているうちに3008のオイル交換が終わった。
今回はフィルターも交換しているので少し時間はかかった。
なにしろアンダーカバーがあるからね。
こんなカバーが付いているしね。
はずせればフィルターは目の前だけど。
馬もないので自宅ではやりたいとは思えない。
(オイルだけなら上抜きでなんとかなるかもだけど)。
会員なら工賃も無料だし、いつも作業はお願いする。
交換後はフィールが激変する。
わからないと思うかもしれないけど確かな変化が3008に訪れる。
外で聞くディーゼルノックはそこまで静かにはならない。
70,000km近く走ったエンジンだ、それなりにへたりもあるだろうし。
ただアクセルをひと踏みしたときのクルマの出方が違う。
明らかにトルクがある。
力こそトルクだ。
9,000kmを耐え抜いたリキモリは立派だった、でもオイルとしての寿命はとうに尽きていたのだと感じる瞬間でもある。
体感とすればやっぱり6,000kmまでがオイルとしてまともに機能する距離で、8,000kmを超えたあたりから聴覚やアクセルを踏む量で「もうだめぽ」とエンジンが訴えかけてくるのがわかる。
1人乗車だと気づきにくい。
サブコンで公称480Nmまで引き上げたトルクは多少の増減を感じさせにくい。1%くらいの低下であれば絶対に気づかないだろうねぇ?
でも大人四人が乗った先日の長野では明らかにトルクが落ちていた。
中央道の山岳地帯、アクセルを踏む量はエンジンが不調なのかと思うほど大きくなった。ただそれはエンジンの不調というよりオイルが劣化したことによるトルク減があったのかもしれないと今は思える、それくらいに俊敏に3008は加速する。
まー金額を考えると10,000kmは使いたいけどね。。。
今回はIYの優待でもらった10%オフクーポンを使ってもこのくらいは掛かった。
ディーラーならもう少し高いかもしれない。。。
仕事まで時間があったので交換後は車内でハンターキラーを見ていたw
いつのまにかアマプラで配信されていたのでダウンロードしておいたw
仕事のために移動、天気も悪くはないしバイクに乗りたかった。
風は非常に冷たくて、ツーリングに出たライダーのツィートなんかを見ていると寒いという感想が多かった。
3008はシートヒーターを付けてサンルーフを開けて気持ちのよいドライブができる。
途中の道でカブがボックスを落としてたw
車線内でUターンして回収に向かっていたけど非常に危ない。
落とす前からイエローカットしたり交通法規ガン無視のすり抜けライダーだったのであぶねーなーと思いながら見ていたけど、結局どれだけすり抜けても荷物を落としてUターンじゃ世話がない。
運行前点検は重要だなと、反面教師にしたい。
5008もたくさん見たし308もたくさん見た。
でも3008には1台も遭遇しなかった。
明日はバイクで移動する予定だったが、荷物が多すぎて無理なので明日も3008だ。
なので埼玉の家まで3008で戻り、荷物を積み込み食事をして、別な拠点へ帰宅。
遠出をしたい気持ちもあったけど、フィーリングが回復したエンジンで近場をドライブというのも悪くない。
横浜から埼玉東部まではおよそ3時間、往復で6時間も運転すれば距離は100kmくらいしかないのに十分なドライブ、そんな1日。
LIQUIMOLY (リキモリ) TOP TEC(トップテック) 4100 5W-40 [ 5L ] MB, VW, BMW:, Ford:, Porsche 認証 ACEA:C3適合 [HTRC3]
- 発売日: 2012/09/06
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