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PEUGEOT3008と車中泊とサウナが好き。

ADV150の強化クラッチ交換#1

ADV150に強化クラッチを入れよう・・・そう思ったのは特段の理由があるわけでもなかった。

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以前、アウターをアドプロ製に変えたときノーマルシューが粉みじんになってしまい、アウターの感触はよかったがこれではクラッチが持たないだろうと判断して数百kmでノーマルアウターに戻してしまった。

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材質の相性もあるのかもしれない。

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食付き向上加工を施されているのでどんなシューであっても大根おろしのような当たり面の前では無力なのかもしれないが同じブランドのクラッチシューと合わせてみて評価をしてみたいと思ったから強化クラッチにした。

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これが本来あるべき姿なんだろう。

 ノーマルのシューはもう3mm程度の厚みになってしまったが新品は4.6mmある。

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ノーマルはもともとどれほどの厚みだったのか。

交換用の工具も届いた。

 

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39mmのレンチがないとクラッチを分解できない。

 

ところで強化クラッチは何が強化されているのだろう?

 

シューの材質も違うかもしれないし、軽量化されているのかもしれない。

 

ただ、一番の違いはクラッチスプリングにありそうだ。

強化クラッチはクラッチシューを押し広げるためのクラッチスプリングがノーマルよりも巻き数が少なく、伸びづらくなっている。クラッチスプリングの役割は遠心力によってクラッチスプリングが伸び、シューとアウターを接触させ駆動力に変えることなので、スプリングが伸びづらくなれば当然より高回転でクラッチシューとアウターが接触することになる、クラッチミートが高回転にシフトするということ。どんな効果があるのかといえば、スクーターの場合は任意の回転数でクラッチをつなぐことができないのでマニュアル車のように高回転でクラッチをつなぎロケットスタートするようなことが不可であるから、スプリングを伸びづらくし、ノーマルよりも高い回転数でクラッチがつながることでロケットスタート的なことができるようになる・・・スタートダッシュが鋭くなるってことらしい。

 

通勤快速ならそれでもいいかもしれないが、ノーマルよりも1000回転近くクラッチミートのタイミングがあがるらしひアドプロクラッチは、普通に乗るには辛そうだ。

 

ましてやADV150はオフロードも走れるスクーターなのに、オフロードで4000回転スタートとか普通に怖いし乗りづらい。低速でとことこ走るのであればむしろノーマルよりも低回転でクラッチがつながるほうがメリットもありそうだ。

 

スプリングは長さが合えば別にPCX用でもそうじゃなくても使えるらしい。

 

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今回は2りんかんでPCX純正のクラッチスプリングを買ってきた。

ちなみにADV150とPCXでは品番が違う。

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PCXは「22401-KVB-900」、ADVは「22401-K0WN01」

これはまだ交換していない状況で書いている現段階では推測の域をでないけれど、ADVはPCXよりもクラッチスプリングが伸びやすいのではないか。というのもPCXよりも低回転でクラッチがつながることで低速での走りやすさを出しているのではないか・・・と思うんだけどどうだろう。スプリングの固さを図るものは持っていないから正確な数値は出せないけど、ばらしたあとで長さや巻き数で判断できるかもしれない。 

 

 

スプリング交換のためにクラッチを解体する。

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Eリングは専用の工具もあるけどマイナスドライバーで外すのが手っ取り早い。

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こんなかんじで・・・。

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両サイドを精密マイナスドライバーを入れてひねってやり、

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最後に真ん中に差し込んでドライバーをぐりっと回すと取れる。

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しかしこのクラッチスプリング、強化品は固すぎてスプリングフックが通用しないw

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これほどのスプリングに勝ち、シューを押し開ける遠心力は相当なものだ。

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クラッチのカバーにマイナスドライバーを差し込んで、シューに刺さっている軸の近辺を丁寧に3か所押し広げていくと簡単にシューを分解できる。

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組み込むときもこの状態でカバーの軸に差し込んであげるのが早いかもしれないが、今回の組み込みはノーマルスプリングに戻してからなので、ノーマルのスプリングであればスプリングフックを使って簡単に差し込めるのでどちらでもいい感じがする。

 

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上:PCX純正、下:アドプロ強化

巻き数が純正が7巻でアドプロが6巻と純正のほうが1巻き多い。

この1巻きの違いがクラッチのつながるタイミングに大きく作用する。

ちなみに全体の長さはを図ってみる。

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純正クラッチスプリング(バネ長:約13.5mm)

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 アドプロ(バネ長:約12.9mm)

 

全長はアドプロの方が長くなったが、バネ部分だけの長さはアドプロのが1巻分短い。

 

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取り付けは向きがあるから注意、ってかたぶんこのほうこうにしか刺さらんと思う。

 

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組み込んでカバーをはめて元に戻すけど純正スプリングを使う場合は先にシューを入れてからスプリングを入れたほうがカバーとシューの収まりがいいかもしれない。

 

Eリングは何度か取り外しすると緩くなるのでEリングは新品を買っておくのがいい。

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とりあえずこれを組み込んでみてどう走りが変わるのか、楽しみだ。

 

ただ相変わらず天気は悪く、交換のタイミングが得られないのがつらいけど。

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