天気がいいんだか、悪いんだかわからない土曜日!
小雨が降ってるけど合間を縫ってクラッチ交換。
今回はアウターもアドプロに戻す。
クランクケースをあけてプーリーフェイスをまず外し、次いでクラッチを外す。このほうがベルトが簡単に抜けるのでいい。
どちらにしろ作業時間は1~2分程度しか変わらないなら遠回りをするのは逆にNGだ。
クラッチロックナットレンチをはめて地面にレンチをたたきつけ緩めるwその後のナット外しと取り付けはもうさくっと割愛。取り付けの方が力がいるのでしんどかったが、まぁ一度やればコツはわかる。トルク管理ができない工具なので、とりあえず外れないだろう的な手ルクレンチでw自己責任だ★
特段難しい作業でもなんでもない。
ノーマルの重量は1kgを超えた。
アドプロのほうがおよそ50グラム弱軽い。
一般的には再加速などでは軽量化は効くが最高速が落ちるらしい。重いクラッチは回転させはじめるときは力がいるが、回りだしてしまえば自重でよく回る。軽量化がすべてよい方向に働くわけではないのでそこは好みの話だ。
今回はクラッチスプリングをPCXの純正にしていることで、再加速の鋭さはノーマルと大きく変わらないはずだ。クラッチミートが4000回転を超えるところにシフトすれば強化クラッチの再加速の鋭さなど恩恵もあるかもしれないが・・・。
今回クラッチを軽量化したことで駆動系はノーマルよりいくぶんか軽くなった。
・クラッチアウター:823グラム→615グラム
ADVANCEPro アドバンスプロ/強化クラッチアウター PCX125
・プーリーボス:104グラム→36.2グラム
・ドライブフェイス:198グラム→161グラム
ADVANCEPro アドバンスプロ/ドライブフェイス PCX125
・クラッチ:1011グラム→953グラム
ADVANCEPro アドバンスプロ/強化クラッチ PCX125
<合計>
ノーマル:2,136グラム
うちのこ:1,765グラム
とまぁ約371グラムほどノーマルより軽量化された駆動系ってことだ。
非力で小さな小型二輪にとっては地味に大きな変化だろう、特に回転する物体の重量の変化は想像以上に体感できる。
仕事ついでのいつもの豊海へ。
出足の鋭さに関しては今までと変わらない気がするし、実際そうだろう。
クラッチスプリングをPCX純正にしている時点でそう変化はない。ただ、よく使う60〜80km/hくらいでのレスポンスの良さとスロットルに対するつきの良さは感じる。
クラッチ交換によるデメリットは感じられない。ただ、アウターをアドプロにしているしノーマルクラッチのときはシューが粉々になった。同じアドプロのシューであればアウターとの相性を考えて材質は選定されているだろうという淡い期待を抱いて交換しているので500kmくらい走ったら一度駆動系を点検しよう。
燃費は都市部を走りリッター50kmを下回ったが、まぁこんなものだろう。
外したノーマルを測定したら1.7mm程度しか残っていなかった。
まだ2300kmくらいしか走っていないのにこりゃどういうことだ。。。
再利用は厳しいので純正オーバーホール用として作り変えるか、もしアドプロの持ちがいいようであれば今後もアドプロのシューを使うか、そのあたりも踏まえて検証したい。