必ずしもすべてが上手く行くわけではない
5月中旬なのに気温が30℃に達するお天気で外で作業するだけでも死ねる。そんな日にこいつが届いた。
ハイパーバルブ・・・いわゆる内圧コントロールバルブとかワンウェイバルブとかなんかそういろいろな呼び方されてるやつだ。
なんじゃそりゃって人はいろいろググると出てくるけど、まぁエンブレが低減したり、それに伴って燃費がよくなったりとかするやつ。
ただバルブ内でオイルが固着したりするので定期的なメンテナンスが必要なものでもある。
KTM純正流用とかは定番だし、他車流用も全然できる。機構自体はシンプルだし、効果はぶっちゃけどこの製品でもそんなに変わらない。
だから自分は加工とか一切必要がないウィルズウィン製を購入。
ADV150はバルブを取り付けるためにはメットインを取り外したほうがいい。
※取り外し後の写真
ちょうどバッテリーの手前くらいにブリーザーホースがあり、エアクリボックスまで伸びる。説明書ではエンジン手前に装着するようになってるけど、正直どの位置でも構わないので、感触としてはもっとエアクリ側に着けた方がいいような気もする。
まぁいずれにせよメットインを外した方がいい。
ボルト数は多いが、それでも30分もあればできる作業だと見込み着手。
アクシデント発生
なんとメットインを固定しているバッテリーケース内にある10mmの六角が共回りしてはずれないというトラブルが発生(´;ω;`)ブワッ
馬鹿なことにシートを外したほうがやりやすい(たまに頭に直撃する)からシートとメットインを固定しているボルトを外したんだよねw
このシートとメットインを固定しているボルトを外すと受け側のナットがヒューズボックスの上に落下するのでヒューズボックスを外すかメットインを外すまで戻せない(ぉ
このときはメットインが外れると思っていたから油断しまさかのシートレススクーターが完成してしまった(ぉ
そのままじゃいけない、木曜日にはADVで出勤だ(´;ω;`)ブワッ
火曜日の正午過ぎ、男の戦いが始まる←
カウルを撤去する
メットインの裏側、位置的にはカウルを撤去すればアクセスは可能だ。
ただし、このカウル外しが面倒なのだ。
数多くのブログやYoutubeを参考にボルトの位置などを把握、とりあえずやらないことには走れないし、この程度の作業でショップにお願いするのもばかばかしい。
ついでにやりたいこともあったので「やるしかない」の精神で着手。
幸いなことに(人間にとっては不都合しかない)気温が30度近くあり、樹脂は寒い時よりも柔らかくなっているから爪はひとつも折れなかった。
内装はがしでこりこりとはがしながら・・・。
最後の燃料タンク横のサイドカウルだけ、かなり壊しそうな力で引っ張って抜けた。
スクリーンも合わせれば5枚のカウルを外した。
これでやっとお目当ての箇所を見ることができた。
戦犯「貴様」
金属プレートがボルトの受けになっているんだけど、このプレートを固定している樹脂が破損して供回りするようになっちゃってた(´;ω;`)ブワッ
しかもボルトが固着してて外れず、結局内側の樹脂を破壊した。どうせ見えないし。
ここまでが一日目の作業(ぉ
外したボルトなど多数。
日が長くなったとはいえ19時になってしまったので・・・。
カウルを外したついでにETCの移設なんかもついでにやってしまおう。
ETCがポケットに入っていてもともとついている電源ソケットが撤去されてる。防犯上も鍵がかからないここにETCってのは気を使うし、何より充電できないのが辛い。
なので純正電源ソケットを復旧させつつ、ETCをメットインに移設しよう。こんな感じで純正ソケット用端子を加工してETCは付いていた。
現状ケーブルもなければ工具もない、コロナの影響でホムセンもバイク屋も早じまいなので作業は翌日に持ち越しにした。
WirusWin ウイルズウィン/ハイパーバルブ ADV150