サウナに行けない
サウナに行けない というよりかは、サウナにいきづらいの方が正しいか。
緊急事態宣言が出され各施設が時短だったり休業したり、まさかこの時代にそんなことが起きちゃうんだな・・・という状況にとりあえず自分も乗っかっているわけで。
そうなると施設は営業しているけど、大声でサウナに行ったなんて言えないわけw
SNSとかブログにあげようものなら炎上だね。
こんなアクセス数も少ない僻地が炎上するって、もう少し他の場所を燃やしたほうがいいよというレベルなのでそんなことはないだろうけど、大人なのでサウナも自粛。
なのでサウナに行けない代わりに、サウナに行くための車を探す(何
プジョーを自重しろ
2019年4月13日に納車されたプジョー3008はすでに4万km超え。
いくらなんでも乗り過ぎだよねw
燃費のよさと燃料費の安さが明らかに今までよりも西日本への足を軽くする。
おかげでこんな距離になり、このままだと初回車検で10万kmを超えてしまう。
さすがにそれはどうかと思うので増車を考え始めてた。
ほら、なんかいろいろ試乗してたでしょ?
こんなのとかさ。
増車する要件としては「小回りが効く」ことと「屋根がないこと」だった。
それは都内のサウナを回るのに3008がでかすぎることがあったし、屋根があることはととのいの邪魔になるのでいらない。
長距離のサウナ、たとえば熊本の湯らっくすまで行くならそもそも3008で行ったほうがいいけれど、近場のサウナに3008はとにかく無駄が多すぎる。
そこでいろいろと検討していたけれど、極論に至る。
そもそも車である必要なくね?(ぉ
リターンバイク
我が家には車検も切れてナンバーも切ったハヤブサがあるけれど、あれに乗れないのは体的に無理だから。
2度の自動車での事故で完全にあのハヤブサを乗りこなせなくなった。
ZH2なんていう魅力的なバイクも出て、今なら勢いで買える!と実車まで見に行ったけれどいまいちなんだろうときめかない。
それになにより重いし、そもそもサウナに行くのにスーパーチャージャー必要?←
いらないよね、絶対。
それに小さくないし。
何よりハヤブサすら乗りこなせないのに、よりハイパワーで重いZH2が乗れるかといえば無理だと思ったし、数年ぶりのバイクがいきなりこれじゃちょっとつらい。
原点に立ち返り「都内のサウナ」にふさわしいものはなんだろうと考えた。
都内最速を探せ
昔はアグスタやハヤブサで通勤していたけど、結局都内を走るのであればあのスペックは絶対に必要ないということに気づく。
なにげに一番良かったのはKTMの200Dukeだった。
あのどこにでも行けるし、止めておけるし、何より気負わずに乗れるという軽さは素晴らしいものがあった。
ハヤブサは重いし、でかい。
ブルターレは高級すぎて気を使う。
そのいずれもないのがKTMだった。ぶつけられようがなにしようが気にしない。
それに常に渋滞する都心部ではハヤブサもブルターレも性能は活かしきれない。
結局1300ccどころか800ccもいらず、200ccでも十分なのだ。
そう考えると125ccでもいいんじゃないか?
SPEEDFIGHT R-CUP - プジョー・モトシクル|Peugeot Motocycles
これとかどちゃくそにカッコいいよね。
夢のプジョー2台体制とか最高じゃない?考えただけでも胸熱!
中古でいいなら125ccクラスであればもっとお値段控えめのもあるんだけど、どうせ買うならほしいと思うものを選びたいじゃんね?
125ccなので高速には乗れないけど・・・。
最初からスマホホルダ付いてるし、USB給電もあるとか便利すぎない?
国産のスクーターだってそこまで考えられてるのあんまないよね。
他にもシングルシートカバーやら別売りのOPがR-CUPならついてくるってさ。
スクーターにシングルシートカバーとかwww意味あるの?いやかっこいいんだけどw
何よりド派手なのがいいね、うん最高だ。
ただ高速道路に乗れないことは大きなデメリットでもある。
国産の125ccならボアアップすればいいんだけど、輸入物かつプジョーのスクーターに適合するボアアップキットなんかどこも出してないw
ボアアップキットといえば武川でしょw
高校生のときは散々お世話になったね、最初に乗った原付きはボアアップされて88ccになったホンダJAZZだったし、次に乗ったのもボアアップされたNSR50改60何ccとかだった。
そもそも50cc乗ったことないんだよね(遠い目)
ま、免許と税金の話は置いといてね(ぉ
そんな125ccが都内最速だって言われるのはやっぱり機動性の高さでしょ。
原付の小面倒なルール(二段階右折に30km/h制限)もないし維持費も安いし、ぶっちゃけ60kくらいまでの加速が鋭ければいいし、サイズの小ささから渋滞でのすり抜けは神の領域。朝の通勤で鬼すり抜けをかますPCXは都内の朝の風物詩だったりする。
今まで興味がなかった原付二種も調べてみるといろいろあって面白いね。
タイムリーにこんな雑誌まで出てるんだから買ってしまった。
知らない世界の扉がまた1つ開くなぁ。
イタルジェットの125ccとかやばくない?なにこのデザイン。ユニコーンガンダムにでもなっちゃう系の原付二種??まだ発売されていないし、すでに初期ロットは予約で埋まっているってことなので簡単には手に入らないだろうね。イタルジェットだとしても100万円以下だろうし、物珍しさで買う人は絶対多い、むしろ売られていたら何も考えずに買ったと思う(ぉ
125ccに欠点があるとすればそれは「自動車専用道を走れない」ことかなと。
ただ都内だけを考えるならそこまでのデメリットにはならないんだ。
都心部には自動車専用道が首都高くらいしかない。
都内通勤最速125ccってのはそういうところからも来てるんだと思う。
通勤をメインにしない、サウナに行くということを考えたときはどうだろう??
たとえばちょい旅気分で静岡しきじまで足を伸ばそうとしたときに静岡のバイパス区間を走ることができないのは辛い。そもそもしきじまで原二で行くなよ、3008使えよそうなったらって話だが、「3008の距離を抑える」ための買い物であることも考えると静岡みたいなほぼ隣の県はセカンドで行きたい気持ちもある。
そうなるとOver125ccも視野にいれよう。
スクーターのSUVってなんだ
興味がなさすぎるのもどうかと思うが、雑誌にこんなのが載っていた。
ADV150というらしい。
SUV仕様のスクーターとかなんだかよくわからないジャンルだ。
スクーターなのに意外とかっこいいぞ??
しかし150cc・・・実に中途半端だ(ぉ
125ccならファミバイ特約で保険も入れるしメリットはあるが、150ccなら125+25ccで高速に乗れるとはいえ排気量の絶対数は車検なしの250ccに負ける。
余裕がほしいならニーハンを買ったほうがいいんじゃないか??
買う気満々だったプジョーのスピードファイト125はショールムがコロナ影響で休業だったけど、ADVなら正直どこでも見れるしね?とりあえず実車確認したいよね、ってことで中古車を売っていたお店まで足を延ばす。
こんな快晴なのにODEKAKEが自粛とはなんという辛さよ(´;ω;`)ブワッ
というわけで小一時間かけて神奈川にあるアグスタ乗りなら誰でも知っているdb-TECHさんへ。
ドゥカティとアグスタに紛れ込んだ赤の車体w
最初パニガーレの横に並んでいたことに気づかないほど、社外品の外装パーツがついていることもあってかパニガーレもどきな見た目してる。
マフラーもフルエキが組まれていて心地よいサウンド。
エンジンをかけて数分で「これ買います」と言ってしまった(何
なぜADV150だったのか
自動車やバイクはある種の宗教だと思っており、ぼくの場合はイタフラをこよなく愛しドイツ車を敵対勢力とみなしているし、二輪で言えばホンダとヤマハは嫌いだ。ものの良し悪しではなく「宗教」の問題だ。
アメリカのキリスト教徒が観光で来日し、京都で神社仏閣を見学することがあっても、じゃあ仏教徒に改宗するかといえばしないだろう。
良さは認めつつも買わない、これが宗教だ。
ADV150は運命的な出会いでもあった。
わざわざ神奈川まで行ったのは「db-TECH」という店を知っていたことと、単純に外の空気を吸うのにちょうどよいドライブの距離だったからだ。アグスタを所有したことがない人にはわからないかもしれないけれど、アグスタオーナーにとってはdb-TECHは相当に有名なショップだったし、手放した今はそこに足を運ぶのも憚られる。
中古車を見に行くという大義名分で行くことができるなら最高だ(何
実車をみたいだけなら徒歩10分の場所にある3軒のバイク屋、そのいずれにもADV150なんて置いてあるんだからね。
プジョーも実車を置いている店はあってそこに連絡をしたらものすごい対応が悪く、この時点でもういいやって気持ちになっていて、萎えたついでにじゃあADV150見に行くかってなったことも大きい。(もちろんドライブついでの意味も大きいw)
ショールームがオープンしていたらプジョーをもしかしたら買ったかもしれない。
それも含めての運命であり、タイミング。
ADV150もdb-TECHという店に興味があっただけで車体に興味はなかった(滝汗
ただ実際に店に行ってアグスタとドゥカティに挟まれて鎮座するADV150はなんだかすごくかっこよく見えてしまい、この時点でちょっといいなとなった。
決めてはやっぱり人だった。
店舗オーナーの塙さんがすごく面白い人で、まさにイタ車の人だった。
イタ車のお店は誤解を恐れずに書けば「売る気がない」のだ。
同じ売る気がないでもプジョーのような売る気のなさではなく「本当に好きなら買ってくださいね」くらいのトーンだ。
アグスタを買った横浜のディーラーもそうだった。
実物見ても魅力は伝わんないから乗ってきていいよってオーナーの私物のブルターレの鍵を渡され首都高を1周して帰ってきたときには契約をしていた(何
そこがイタ車の魔力であり、このADV150も魔力で買ってしまったのだろう。
販売から下取りまでdb-TECHさんでやった車体なので身元もしっかりしているし、中古で500km弱しか走っていない極上車。
なんで買ったんだろう前のオーナーはと思わずにいられない。
小型車で言えば慣らし運転が終わった頃の距離だ。
社外のマフラーまで付いている。
日本仕様ではなく、先に販売されていたインドネシア仕様なのでABSもないし地味な違いはあれどそれでも車体価格も安かったし、どうせ変えるつもりだったマフラーも変わっているしこれでいいじゃないか。
衝動的に買ってしまったけど後悔はしていない。
ほんとにかっこいいし、状態も最高だ。
とにかくスクータ自体がはじめてだし、都内で使い倒すにはどうなんだろうね?というところもあるのでそのあたりを楽しんでやっていきたい。
リハビリにはちょうどいいだろうし、納車が楽しみだ。