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PEUGEOT3008と車中泊とサウナが好き。

ドナドナ

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令和3年(2021年)9月13日、雨が続く日が多いこの9月で珍しく晴れたその隙間の日を狙うかのようにADV150がドナドナされました。

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購入したのは2020年4月と自分がブログに書いている(こういうときに便利)ので1年半も乗らなかったということになります。

 

もともとは通勤・サウナに行く用に買ってるわけで、自身初のスクーター。これまでミッションバイクばかり乗ってきて、ハヤブサのサブにブルターレとか意味のわからないことをやっていた自分からすればこの実用的なスクーターはよい経験ともなりました。

 

納車時点で500km弱だったODOメータは売却時には1.6万kmだったので月間1,000km弱の走行距離だったということになります。

 

150ccのスクーターとしては走りすぎ、おかげさまで売却時にはかなり安く叩かれました(´;ω;`)

 

ドナドナされたADV150について、今日はそのリアルな売却金額も含めて記載します。

売却を考えるなら日本仕様を買うべき

ADV150が日本で正式販売されたのは2020年3月頃だったと思います。つまり自分が購入した時点では日本仕様が変えたわけですが、買ったのは日本よりも早い時期に販売されていた東南アジア、インドネシア仕様です。日本ではSOXさんなんかがその手のバイクを輸入販売しており、前のオーナーもきっとその手のところから購入したものと思います。

 

インドネシア仕様と日本仕様の違いはいくつかあります。

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その辺については以前も記事にしたので興味のある方はご覧いただければと思うのですが、地味に違いが多く、ひとことで書けば「国内仕様買っといたほうがいい」。

 

インドネシア仕様が国内仕様より優れている箇所?・・・防犯ブザーがあることくらいじゃないでしょうか、その他はすべて国内仕様より劣ります。

 

何より悲惨なのが買取のとき。

 

X-ADVの下取にする際にディーラー側では「輸入車扱いでホンダが扱っているものではないので当店では売れない」と頑張っても15万円とのことでした。

 

ホンダであって、ホンダではない、それがインドネシア仕様のADV150です。

 

国内仕様であれば中古として下取り、そのまま売却もできますが、インドネシア仕様は言ってしまえば海外で売られているモデルなので日本のディーラーとしても整備・販売に責任が持てない、持ちたくないということでしょう、気持ちはわかります。

 

これは四輪でも同じことで、「正規ディーラー」という言葉があるように個人輸入代行業者や正規ディーラーが扱わないマニアックな車種を売る販売店のようなものもあり、自分のインドネシア仕様のADV150はまさに後者だったわけです。そんなものを正規のホンダディーラーに下取と言われても相手も困りますw

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なので下取よりも5万円増の20万円でおそらくこいつを販売したであろうSOXさんに買取していただきました。

 

購入価格が45万円くらいだったので1.5年を25万円だったと思えばまぁ妥当ということにしておきますが、多分これが国内モデルであればもうちょい上乗せできたのではないかと思います。

 

機能的にもあえてインドネシア仕様を選ぶ理由はないと思うのでADV150を買うときは国内モデルをおすすめします。

 

パッと見で違いがわかるところでいえばスマートキーにアラームボタンがあればインドネシア、なければ国内なのでいないと思いますが微妙な業者で買うときは注意が必要かと思います。

色々あったけどADV150は本当によいスクーターだった

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過去にもADVに似たジャンルのスクーターはあった気がしますが、ここまで人気になっているのはADV150くらいじゃないでしょうか。今や通勤中に見ない日はないし、ちょっとドライブに出ればいたるところで見かけることになります。

 

インドネシア仕様がそもそも販売され、日本仕様がそのあとに出たことからもわかるように、このアドベンチャー風というのはインドネシアなどの舗装されていても道が悪い、砂利道もある、そんな環境でも現地の人は普通のスクーターを使っているけれど安心して走れるスクーターというコンセプトもあり、それは日本では不要なものですが、通勤だけではなく日常から1歩踏み出した先にある未舗装路まで突入できるという「冒険」に行きたいと思わせる魅力がありました。

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河原とかには普通に入れるし、仮に「あかん!」となっても車体がとにかく軽いので押して戻ることができるのはオフロード初心者にも優しいものでした。脚付き兄弟車のPCXに比べるとかなり悪いのですが厚底ブーツを履けば気にならないし、ガチオフローダーはこんなものじゃない脚付きの悪さなので、そうした点でも安心感はあります。

 

兄貴分のX-ADVがそうであるようにADV150はスクーター。

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※X-ADVはDCT

オフロードでは気を使うクラッチ操作もCVTのADV150なら必要なく、また150ccという排気量なのでパワーもトルクも穏やかなのでスロットル操作にもそこまで気を使わずはじめてのオフロードを安心して走ることができるのです。

 

ガチガチにオフロードをやりたいという人にはスクーターなので底づきもするし向いていませんが、みんながみんな全身フルプロテクターに身を包んだガチ勢ではないし「ちょっと行ってみようかな」で非日常へ行けるというのがADV150の良さでした。これは重量級のX-ADVにもない魅力だと思います。

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エンジンもPCX譲りの実用エンジンなので燃費もフルノーマルなら都内でも40km/L後半から流れに乗れれば50km/L以上を叩き出します。アイドリングストップもありとにかく通勤では疲れないし最高の1台だったと思いますが、ただ燃費がいいだけでなく駆動系をいじればかなり速いw

 

PCXには125ccもありますが、ADVは150ccの1種類だけ。都内の通勤を考えれば125ccのほうがいいという話もありますが、自分は正直125ccを最初から買おうとは思っていませんでした。

 

125cc、いわゆる原付二種では通れない道が都内は地味にあって通勤経路にもそれらが存在するのです。また150ccは市販車で高速道路を走れる最低排気量になり、首都高などを使うことができるのも便利でした。

 

高速走行は快適ではないですが、ADVが持つ非日常へ挑める性能を発揮するには少なくとも都市部に住んでいる自分は高速道路を使わないと行くには大変な場所にあります。埼玉や東京の山間部に下道で行こうとしたらそれだけで数時間かかりますから高速を使って移動、あとは下道や林道を楽しむということができるという点でもADVには125ccがなくてもよかったと思うのです。

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ADVを買った年にWebikeであったイベントでは北は山形まで行きました。

news.webike.net

このとき取り上げられた900km走ったADV150がうちのADV150です。北は山形あたりまで行きましたがイベントのルール上、チェックポイントへ訪問できる制限時間があったのでまずそこまでの移動に高速が使える、またチェックポイントが離れている場合は効率的に高速道路や自動車専用道路が使えることがこの900kmの鍵です。記事にもあるように自宅からの移動も考えると1日で1,000km以上を走ることは当たり前。そもそもこのADV150で東京から名古屋まで通勤しており、多い月は毎週のように名古屋日帰りをやっていたので「そういうこともできるスクーター」でした。

欠点らしい欠点は排気量に所以する

もともとSUVが好きというのもありますがADVが持つSUV的な性質はどんぴしゃでした。とにかく軽いし、気軽にどこにでもいけて、荷物も載る。オフロードにも行けるスクーターで積載が多いというのはキャンプ道具なんかも積みやすく、シート下の収納だけで椅子なんかも入ったりするのであとはシートバッグがあれば十分みたいなことも多くあり、とにかくそんななんでもできるというADVは最高でした。

 

欠点らしい欠点と言えば購入時の金額がそれなりに高いことくらいですが、まぁそれはそれ。

 

あとは高速道路を走れるけれど、走れるというだけで決して快適ではないというところ。

 

新東名など一部区間では120km/h制限の道路がありますが、150ccとADVの駆動系ではそこまで速度が出ません。メーター読みで出ていてもGPSで計測すると1割くらい遅いので実際には110km/h出るか、出ないかです。何よりそこまでひっぱるとエンジンは常時9500回転オーバー、エンジンへの負荷や振動と音が精神衛生上かなり悪いものがあります。

 

一般道では軽く40〜50という高燃費を叩き出すADVも、高速になれば逆に燃費は悪化し30km/L台まで落ちます。100km/hで走るのも正直つらく80km/hくらいで走るのが一番楽だったかもしれないですが、理想を言えば60km/hくらいで延々流せる静岡県の国道一号バイパス区間みたいなところが好きでした。

 

また一般道を走るとナビの到着予定時刻より大幅に速く到着が可能ですが、逆に高速道路に乗ると100km/h出すのもしんどいので到着予定時刻が大幅に遅延するという普通の乗り物と逆のことが起きてしまうため、名古屋まで行くにしても自分はいつも下道を使っていました、そのほうが楽だったりしますw

 

ただそれはADV150の欠点というより排気量がもつ欠点。150ccという排気量は「高速道路を走っていい」という排気量であって「高速道路を快適に走れる」排気量ではないということです。車体も軽く、大型トラックに並ばれると死ぬんじゃないかと思うようなことや、トンネルを抜けて横風を食らうと「(´;ω;`)ブワッ」と涙目になることも多くありました。

ADV150に乗らなければX-ADVは買っていなかった?

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ADV150→X-ADVと600cc排気量アップした車両に乗り換えますが、この選択肢が浮上したのは間違いなくADV150に乗りホンダのADVシリーズの魅力を知ったからだと思います。

 

1台しか置くことができないという自分の駐輪場事情でADV150はドナドナされましたが、もし保管が叶うのであればADV150とX-ADVではない何かという選択肢は当然ありましたが、1台にまとめなければいけないとなったときにADV150の良さを継承し、大型二輪としても楽しめるものは何か?を考えたとき、ADV150の兄貴分でもあるX-ADVが浮上するのは当然のことだったのかもしれません。

 

実際ADV150より便利に使えるのかは謎ですが、欧州では通勤用の車両としても人気があるとは聞いており、そういう使い方ができる大型二輪ではないのかという期待もあります。

 

別れは寂しいもので、2年も乗らなかったバイクはこれがはじめてですが正常進化したと思えばまぁ・・・?って気もします。完全に別ジャンルにするというわけでもないですし、新しい考えを持つことができたという点でもADV150を選んでよかったと思うのです。

 

次のオーナーのところでも可愛がってもらってほしいなぁ・・・整備だけはめっちゃ気を使っていたし、状態は抜群によいのですけどね(´;ω;`)