お肌の調子が悪い
新型コロナとか、トヨタがブランド復活させたのかと思うような世界中が大騒ぎするイベントの中、在宅勤務が推奨されはじめた我々。
在宅勤務はそれはそれでいいのだが、究極的に不摂生になるデメリットもある。
会社では食べられないこんなものを食べられるし、家から一歩もでない生活になる。
別に自分はそれになれているので構わないが、彼女があまりに動かなさすぎて体調が悪い(連れ出さない限りは引きこもりだ)といい、しかも最近サウナに全然連れて行ってくれないから肌の調子も最悪だという。
仕方がない、仕事を片付けてから近所のサウナに足を運んだ。
今まで行かなかったことを後悔する
後悔は先にすることができないから厄介だ。
タイムマシンで過去に戻れるなら、数ヶ月前に「みのりの湯」に来ている世界線の自分が存在していたことだろう。
平日夜は館内着つきで1,100円の入館料で過ごすことができる。
健康センターして考えると破格に安い。
コロナの影響もあるのか、平日20時半ごろに到着したが割と空いていた。
入り口と受付横のアルコールでの消毒を薦められる防疫にも気を配っている。
靴箱の鍵がそのまま精算もできる鍵になっている、珍しい気がする。
男用では3008が取得できなかったのでぼくは「308」を、彼女が「3008」をゲットした。
プジョリストとしてはモデルナンバーを取りたいが、サウナーとしては「37」を取りたい葛藤は最後まで残る。
ちなみにロッカーはあいていれば好きな場所を使ってもよい。
「1007」を取得したのは、先日SKCで1007に遭遇したことが記憶にあたらしいからだ。
インフィニティ・シリーズに乗るものとしては最大の敬意を払いたい。
シンプルながら極上のサウナ
サウナは「スタジアムサウナ」と「塩サウナ」の2つ、オーソドックスな組み合わせだし、スタジアムサウナは90℃ながらそこまで体感する熱さはなく、余裕で12分1セットをこなせるものだ。
スタジアムサウナの前には氷が置かれる気配りもあり、サウナマットも使い放題だ。
シンプルながら行き届いたサービスだと思う。
サウナはガラガラで、どこに陣取ってもOKだったからサウナヒーター前の3段目を陣取る。
じゃないとこの熱さだと12分じゃ体が温まらないと思ったからだ。
サウナ室はTVも流れ、バスの案内など館内放送がたまに流れる。
もう少し音量が低いと最高だが、知らせるという意味ではありなのかもしれない。
21時のオートロウシュアトラクションが開始する。
オートロウリュのあと壁際にあるブロワーで熱波を送るのでサウナヒーター前の3段目はいい感じの熱波がくる。
ロウリュが始まったころにはすでに8分くらい経過しており、残りの2分程度をその熱波の中で過ごすと手がしびれる感覚が来た。
「レッドゾーンまで吹き上がるこの心臓音・・・この陶酔感、死ぬほどいいぜたまんね!!」
これは、イケる。
何より魅力的な外気浴スペース
サウナ室前にある16℃ほどの水風呂に突入するといい感じのしびれが続く、これは確実にととのうやつだと実感を得る。
屋内にもベンチはあるが、露天スペースがあるなら外に出なければ。
露天スペースは広大でベンチの数もとにかく多い。
人が少ない時間帯ならベンチに枕もあるので横になれる。
すかさず横になると一気に宙に浮くような感覚に襲われる。
きた、まさかの1セット目でのガンギマリ。
21時の最終オートロウリュの時間にぶつかったのがよかった。
そうでないと、この温度設定だとなかなかととのうのは難しかったかもしれない。
惜しむらくはせっかくのオートロウリュならもう少し遅い時間帯までやってほしいが、ターゲットとするユーザーがそこまで遅い時間に来ないのかもしれない。
なかなかそのあたりは難しい。
お風呂もいいし、サウナもいい、また来よう。