これなしには生きられない身体になる
ドラッグに手を出したことは当然なく、自分にはたばこのような依存もない。
強いて言うなら常に運転していたい病があるくらいか。
だから中毒者の気持ちは理解できないし、するつもりもないのだが、昨年導入した「セタンブースター」に関してはもうこれなしには生きられないと思ってしまう。
エンジンが欲するもの
ドライバーがというよりかはディーゼルエンジンがセタンブースターを欲するような。
これなしには真のパフォーマンスが発揮できないというか、やっぱりなんだろう振動や騒音などが投入していないときは増している気がするし、アクセルに対するレスポンスも落ちる。
今となってはスロットルコントローラーを導入したのでアクセルに対するレスポンスは電子的にごまかされてしまいわからなくなってしまったが、ノーマルの状態で乗るとセタンブースターの有無ははっきりと体感できる。
燃えやすくする
セタンブースターの効果は単純で、軽油を燃えやすくするものだ。
ガソリンの場合はレギュラーに対するハイオクは「燃えづらい」ものだが、ディーゼルエンジンの場合は燃料は燃えやすいほうが正義だ。
自分が生きていた時代には既に消滅していたのか、それともその当時ディーゼルエンジンに興味がなかったから知らなかったのか、その昔はプレミアム軽油というものが存在し、軽油の燃えやすさを示すセタン価を向上させたものがあった。
需要の低迷か、そもそも必要なくなったのか、今は存在していないようで代わりにセタンブースターのようなセタン価向上添加剤が存在している。
運用をどのようにしているのか
距離ガバと言われてしまうほど毎月の走行距離がアレなぼくの場合はあらかじめ瓶に小分けにしてジップロックに入れて車載している。
「3008」の場合、ロングドライブであれば下道でも満タンで600~700kmは走れるし、満タンに対して1瓶(ぼくの場合は60mlで調整している)を使うのでこれだけ用意しておけば1か月は使える。
セタンブースターは同社のディーゼルウェポンと併用が可能。
両者は効果が違い、セタンブースターはセタン価を向上させ、燃料が燃えやすくなったことによる効果がある。
ディーゼルウェポンはどちらかといえば洗浄効果がメイン。
販社もセタン価向上だけを求めるならセタンブースターをおすすめしており、コスト的にもディーゼルウェポンのほうが高価なので毎回の給油で使うのはコスパが悪く、そのためぼくは1500~3000kmの間に1回使うようにしている。
混ぜて使うことができるのでセタンブースター+ディーゼルウェポンのものを作ってジップロックに保管している。
燃料タンクに合わせて量を検討する必要はあるが、「3008」の場合は公称52Lタンクだが、なぜか毎回55Lくらい入るので販社記載の30mlよりは多めに入れるようにしている。
前は書いていなかった気がするが、販社の公式サイトに丁寧に燃料タンク量に対する添加必要量が書かれるようになったのでかなりわかりやすくなった。
セタンブースター単体での添加量も書かれている。
500:1と1000:1のどちらがいいのかは人それぞれだが、コスパ的な話で自分は500:1で十分だと思っており、「3008」の場合はちょっと多めに60mlとした。
ディーゼルオーナーなら手放せない
うんちくはさておいて、1缶目が尽きる寸前にすかさず追加購入するほど手放せないし、ディーゼルオーナーなら試して損はない。
500mlで販社公式通販だと1000円、Amazonでは1Lが売っているが送料込みでも2800円となっている。高いか安いかという話だが、ガソリンでも燃料添加剤を購入したことがある人はわかると思うがこれはかなり安い。
大体の添加剤は1本1回で1000円を超える。
単純にセタン価だけを向上させるようなものは珍しいし、洗浄効果があるものでもディーゼルウェポンはAmazonでは送料込みで3000円程度で500mlが変え、小分けにすれば初回は3008の燃料タンクでは33mlが必要だが、以降は22mlで大丈夫なのでおよそ4回分だ。
試してみるにはそこまで高い、というわけでもないと思うので既に添加剤を使っているオーナーは試してみる価値はあるのではないだろうか。
ディーゼルに乗っている限り、自分はこれからもこの商品を使い続けると思う。
もうセタンブースターもディーゼルウェポンもない生活は考えられないから・・・。