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PEUGEOT3008 | Honda X-ADV(2021) | Kawasaki Z H2(2021)で主にツーリングに行ったりしているブログです。

ラングラーはいきなりサウナな1台となれるのか

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SAUNA CAR

全国津々浦々のサウナを巡った日本のサウナーが行き着く先は自宅にサウナではなくって、フィンランドへの移住だと思っているんだけど誰でもそんなことができるわけじゃない。

 

自宅へのサウナもなかなかできるものじゃないだろうし、マンションなどの場合はそもそもサウナ付きマンションでも買わなければハードルが高い。一軒家だとしても夫婦双方の理解がなければ自宅にサウナは実現へのハードルはかなり高いと思う。

 

そんなサウナーのためにサウナカーというものが存在する。

www.bepal.net

 

自宅へサウナ設置はハードルが高くても駐車場にサウナを置くなら可能なはず!

 

思い立ったら「いきなりサウナ」が可能に!!

 

どうせサウナカーを買うのであれば、サウナカーを牽引するクルマにもこだわりたいというのが当ブログの趣旨 (そうなの?)。比較的新しいクルマの試乗をしながらもサウナと無理やり新車を結びつけることできっと一部から反感買っているんだろうけど、僻地でこそこそやっているだけなので炎上させないでね☆(ゝω・)vキャピ

 

という戯言はさておいても、どうせ牽引するならそれにふさわしいクルマを探そう。

 

そんなわけで我が渾身のフォトショ作品でサウナカーを牽引させてみた。

 

【プジョー3008の場合】

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3008で某夢の国へ行き、疲れたお父さんは園内でサウナもできる。

piyoco-craft-works.hateblo.jp

舞浜ユーラシアよりも近く、園内の好きな場所でサウナができる。まさに「いつでも、どこでもいきなりサウナ」が実現する!!でもさーなんかこれじゃない感あるよね。

 

っていうか園内でサウナ無理じゃね??

 

っていうかこの3008なんかおかしくね?

 

【ルノー・トゥインゴの場合】

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引っ張れるのかお前!!

 

いやでもこれはこれでありかもしれない。トゥインゴの背景が火星なのは、仮にトゥインゴで火星に行ってもまさに「いつでも、どこでもいきなりサウナ」が実現するのではないかと思ったから。そもそも酸素ないからサウナストーン・・・って話はきっとNA○Aが解決してくれるはずだけど、まぁそもそも1000ccクラスのトゥインゴで牽引できるのか?という疑問もあるし・・・いや、めっちゃ可愛んだけどね?

 

トゥインゴの場合、引っ張れないかもしれない・・・。

 

サウナカーを牽引か・・・CX-8とかじゃおしゃれすぎて野生のサウナ感がないし、そもそもCX-8ならそのまま東京から熊本まで行けばいいしなぁ、湯らっくすへ。

 

そんなどうでもいいことばかり考えている暇人が、暇人なりに思いついたのが、まさかの登場JEEPラングラーだった。

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いきなりラングラー

www.jeep-japan.com

 

実はフィアット500Xを買う前にジープにラングラーとレネゲードを見に行ったことがあって、そのときは残念ながらラングラーがでかすぎ問題があってさすがにこれは無理やろと脱落し、レネゲードは嫁が乗り心地が気に入らないと却下になった。

 

考古学マニアの嫁だったのでジープ=某ジョーンズだったのかもしれない。

そもそも自分の見た目にジープが絶望的に合わない感もある←

 

そんなラングラーに5年ぶりくらいに対面するとやっぱりいいなぁと。。

 

自分の考えとして輸入車は、買ったあとの生活スタイルの変化をどれだけイメージできるかが重要だと思っているのだけどラングラーは間違いなく買ったら生活が一変するクルマだね。

 

こんな全幅2m近いクルマを近所の買い物用に買う奴はいないし、長距離ドライブが好きな人が買うようなクルマでもない。何しろエンジンは2Lターボか3.6LのV型自然吸気エンジンのみで、レギュラーガソリンが使えるとはいえ燃費はお察しくださいの域だ。とても普段使いに使いやすいクルマじゃない。

 

ただラングラーをサウナに使おうと思えばどうだろう? 

 

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サ活カーにはルーフが開くこともしくはガラスルーフが欠かせない。

 

そういう意味ではラングラーは最高だ、何しろ屋根がない(ぉ

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https://www.jeep-japan.com/wrangler-jl/safety-security.html

正確には屋根もドアも外すことができるのがラングラー。もっともサンルーフ的に電動開閉する機能は限定車では用意されたみたいだけど2020年2月現在のカタログモデルではそんな軟派な機能はついておらず、フロント部分の屋根は外して収納しラゲッジへ格納し、後ろ半分は外したら搭載できないので家に置いておくものだ。

 

突然の雨?知らんよ、雨が降ったらサウナに入ればすぐ乾く。

 

なるほど、実にサウナ的な感性を秘めたクルマだよラングラーは。

 

硬派に見えて実は現行型は意外と快適で普通に乗れるクルマだったりする。

 

 

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https://www.jeep-japan.com/wrangler-jl/interior.html

意外と快適なサ活カーだよ、ラングラー

なにしろフィアットの技術が入っているクルマで、エンジンはアメリカを強く意識したユニットだけどオートマチックは8速もあるし割と街乗りはスムースで、エンジンのトルクもあるおかげか3.6Lは街乗りではまったく苦を感じさせない。

 

 

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ステアリングヒーターまで付いているし意外と快適。

ナビもオーディオもついているしセンターディスプレイで操作できるあたりも硬派に見えて意外に軟派な装備がついている。ステアリングヒーターもあるから、仮に屋根がなくともあまり寒さは感じないかもしれない。そもそも寒けりゃ厚着しろと←

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https://www.jeep-japan.com/wrangler-jl/interior.html

ルーフトップが外されること前提の硬派仕様。

 

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速度計が200まで刻まれているけど正直100以上出したいと思えないあたりはラングラーの性格ゆえ。もっともこのクルマはサウナカーを牽引するために使うことを考えれば馬力よりもトルクでゆったり法定速度で走るほうが向いている。

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後部座席も意外に座れそうだ。これなら大人四人でサウナ旅だってできる。

 

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通常は後輪駆動で走るラングラー、ジムニーと同じだね。

 

試乗車はまだ1000kmちょっとしか走っていない3.6Lの4ドア(5ドア)モデルだけどアクセルをちょい踏みするだけでディーゼルのそれとはまた違う大排気量ガソリンエンジンのアメリカンな加速をする。ちょいっとピーキーすぎる気がしないでもないけど、もしかすると副変速機を使ったときにこのスロットルの機敏さがちょうどいいのかもしれない、わかんらけど(ぉ

 

あとなぜか試乗車のステアリングセンターがずれていたのかステアリングの軽さもあって少しステアリングが斜めった状態で直進する。まぁ遊びも大きいし気にならないといえば気にならない。

 

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痘痕も笑窪なサウナにぴったりの1台

正直なところいくら長距離が好きな自分とはいえラングラーで東京から熊本の湯らっくすまで下道弾丸ドライブをしたいとはまったく思えなかった。というより15分にも満たない試乗ですら割と疲れてしまった。

 

疲れの要因は試乗コースが住宅街の狭路でとにかく道幅に気を使ったこと。

 

ステアリングのセンターがずれており、軽めのフィールもあって巨体かつ重い車体の割に落ち着きなく感じられたこと、それでいてスロットルレスポンスがいいのでとにかく低速ではギクシャク感が強く感じられたこと。

 

シートが腰痛持ちには長距離がきついだろうなと思ったこと。

 

そして・・・。

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この巨体なのにフットレストが存在しないこと。

 

無駄にスペースはありそうなのにフットレストが存在しない。左ハンドルを右ハンドルにした際に無理やりでもつければいいだろ、モデルチェンジしたんだからそこも一緒にやろうぜ!!と思わずにいられなかった。

 

これがないことで左足の置き場が困る。何よりブレーキペダルと左足のクリアランスが少なく踏み間違えそうなのでとにかくどこに足を追いやろうかと思った。

 

長距離ドライブではペダルの配置も重要で、違和感を抱えたまま1000km以上はとにかく苦痛でしかない。

 

フットレストは後付のものが市販されているけど、そもそものスペースがタイトなのでつけてもどうなることやら感はある。。。

 

 

なので長距離はさすがの自分でもごめんなさいだ。

 

いけて静岡「しきじ」くらいまでか?と思ったけれど、ちょっと待てこのラングラーでサウナに行く必要がそもそもあるのか?

 

そう、ラングラーはサウナを牽引するクルマだ。

 

このブログを書いていてなんの気なしに「本当にラングラーでサウナ引っ張るやついるのか?」と調べてみた。

 

 

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https://jeepstyle.jp/metos_asema/

公式がやっていた(ぉ

 

そう、ジープとしてもラングラーは熊本までサウナを入りに行くクルマではなく、むしろラングラーがある場所がサウナになるんですよと言いたげだ。別に1mも動かなくても自宅の庭がサウナになるし、ちょっとそのへんのとしまえんとかに突撃して駐車場でできるかもしれない、間違いなく警察は呼ばれるはずだけど。

 

遠方に行く必要はないんだ。

 

プジョー3008では入れないようなラフロードに突撃することもラングラーならできるし、秘境の川べりでサウナカーを発動しサウナ後に誰もいない川に入り、屋根とドアを外したラングラーの荷台で外気浴をする。 

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ロングラン性能はいまいちでも、クルマではなく外気浴する場所が走れると視点を変えるとラングラーは超絶優秀だ。走る外気浴という点では絶対王者「しきじ」でも敵わないし、個人的に近くて好きな草加健康センターの露天スペースだって自走はしないからラングラーのほうが勝る。リアル草津の湯まで行って許されるならそのへんでサウナして冬場なら雪にだいぶすることだってできるかもしれない、あくまで許されればの話ね。

 

走る外気浴がV型6気筒エンジンと8速オートマチックトランスミッションを搭載して快適にあなたとサウナを目的地に運ぶと思えばかなり買いだ。

 

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変わる生活が想像できる

ラングラーを買うと自分の生活が明確に変わることが想像できる。クルマと同時にサウナカーを用意して休みのたびに彼女を連れてキャンプサウナとかをするかもしれない。友達同士で行くのもいいだろうね。

 

きっと家にいるのがつまらなくなる、もっとアクティブになれる。

 

そういう自分を想像させてくれるのがラングラーだ。

 

「いつでも、どこでも、いきなりサウナ」 

いきなり!  ステーキ

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  • 作者:一瀬 邦夫
  • 出版社/メーカー: 商業界
  • 発売日: 2015/03/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

ぜひとも500人くらいが全国でラングラーによるいきなりサウナを展開してほしい。

 

名前がやばそうなら「さっぱりサウナ」とかでいいのではなかろうか?

 

こんなライフスタイルを見せてくれるラングラーなのだから、ディーラーも自社オプションにサウナカーを用意するとかしたほうがいいだろうね。

 

残念ながら営業さんにサウナに使いたいと言ったところ露骨に「ナニイッテンダコイツ」顔をされたんだけど、こちらとしてはジープ・ラングラーを買う人の590%の人がサウナーだと思ってたんで商談の中でもサウナトークしますよね??という感じなので不思議でしょうがない。

 

 

ルーフもドアも外して、空を見上げながら誰もいない場所でひとりととのう。

 

まさに一人の空間を満喫できる可能性を秘めている。

 

存在自体がサウナだなんて、なんて素晴らしいクルマなんだ・・・。

 

こざかしい不満が短時間の試乗でも悪目立ちしたし、これで600万円もはらうのか?というのは疑問でもあるけれど、サウナーの行きつく先候補のひとつにラングラーを使って自分だけのサウナを好きなときに好きな場所に展開するというのもいいのではないかと思います!!

 

さぁみんなラングラーを買って、自分だけの理想のサウナを生み出そう

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  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: グラフィス
  • 発売日: 2018/12/28
  • メディア: ムック