CX-30とは
2020年1月現在でマツダで一番新しいモデルなのがCX-30。
1月中旬になりSKYACTIV-Xのモデルが追加に♪
SKYACTIV-Xに関してはMAZDA3でも体感済みだけども、MAZDA3同様にマツダの人との話のネタにするように見ておかねば・・・。
MAZDAのデザインはカタログで見るより実物で見た方がいい現象がある。
カタログやWebではパッとしないCX-30も実物はかなり色気がありGOOD。
CX-30に関しては世のブロガーや評論家が多々記事にしているのでそれを読んでもらうのがベスト、当ブログは好き勝手なことしか書かないし、誰かの参考になろうという意思を全く感じさせないSEOも利益も一切無視した強引にマイウェイブログなのでという前書きをしておきながら、じゃああえて自分が書くならというポイントで今回は最近ハマっているサウナに行くことを下敷きに、CX-30はサ活カーとしてふさわしいのか?とチェックしてみましょう!
サ活カーって何って人はこちら★
快適サウナ生活に相応しいクルマって観点からCX-30を見てみよう!
サウナーはSKYACTIV-Xしか選べないの?(´;ω;`)ブワッ
サウナ後にととのった身体に追いととのいをするために欠かせないのがサンルーフ。
2020年1月時点ではSKYACTIV-Xの最上級モデルに8万円弱で用意されるメーカーオプションとしてのみ設定(´;ω;`)ブワッ
マツダ自体あまりサンルーフに積極的ではないのか、CX-5もCX-8も一部グレードにしか用意されていない。
ディーラーで営業に「サンルーフは必須です」と告げたら「絶対必要なものですか?」と逆に返されて、この営業はきっとサウナーじゃないと思った。サウナーであれば、そもそも来店したときに「サウナ行きますか?」の質問から入り、「サウナーだ」と答えればSKYACTIV-Xしか勧めてこないはずだ。
逆に考えればサウナ後を快適に過ごすためにサンルーフをつけるとなぜか新世代エンジンが勝手についてくるという見方さえできてしまう逆転現象が発生する。
そんなSKYACTIV-Xの最上級モデルを選ぶとなれば定価は377万円(´;ω;`)
※2WD(6AT)のX Lパッケージ・サンルーフOP
ディーゼルエンジン搭載車の同グレードが328万円なので価格差は49万円。
ディーゼルは税金関係が免税・減税なので諸経費込みにするとXが405万円となり、ディーゼルが346万円と差は更に広がってなんと59万円と約60万円ですってよ奥さん!!
60万円といえばしきじ土日通常料金だとなんと375回分!!
http://saunashikiji.jp/priceinfo/
375しきじってかなり大きいよ?
やばい、しきじの文字みたら涎でてきた。
サンルーフをつけるためにしきじ375回を諦めるのか?と言われたら答えはNO。
375回分のしきじに行きつつXも買えるような人は話題の新型エンジンモデルを買って稼ぎたいブロガーやユーチューバーな皆さんだけじゃないか?
サウナに行きたい人は話題のためにSKYACTIV-Xを買うことはなく、その差でしきじに行きまくるはず。
どうせサンルーフ付かないしとガソリンモデルであれば279万円、税金関係含めると306万円なのでおよそ100万円の差、なんと625しきじとなった。。。
燃料もレギュラーガソリンからハイオク推奨(厭らしいなぁ、ハイオク指定って書けばいいのにw)になるからランニングコストは更に悪化。。。
SKYACTIV-Xはレギュラーでも行けるとかTwitterとかでも見かけるけれど、それってサウナに入ったあとに水風呂に入らないみたいな行為だからあり得ないと思う。
水風呂に入らなくても問題はそりゃないけれど、気持ちよさが全然違うっしょ??
そんな愚かな行為を積極的にする人がサウナーにいるとは思えないし、水風呂の気持ちよさを知っている人がSKYACTIV-Xにレギュラーガソリンを入れるとは思えないので結果ランニングコストは増大する。
だからサウナーにとってSKYACTIV-Xはなかなか悩ましい選択になった。
SKYACTIV-XとCX-30
SKYACTIV-XのCX-30は驚くほどに静か、雑音がある屋外にいるとエンジンがかかっているのかどうかすらわからない。
MAZDA3は受け取った場所が地下駐車場だったのでエンジン音ははっきりとわかったけれど今回は外で、どちらかといえば隣にいたCX-5のディーゼル音にかき消されていた。
外から車内に入って初めてエンジンがかかっていることに気づくレベル。
車重はMAZDA3と数十kgしか変わらないのでそこまで感触は大差ないと思ったけれど、それでも腰高なSUVだからかCX-30の方がゆったりとしている気がする。
予備知識なしにこのクルマを渡されて新世代エンジン搭載されていますと言われても正直気づかないかな?それくらいにスムーズで違和感がない。
ディーゼルらしさはなく、ガソリンターボくらいの感触。
新世代だからとか気負わずに乗れるのはいいし、疲れない。
十二分なトルクはあるし、街乗りから高速まで十分にこなせるだろうから、ウェルビー栄くらいまでなら快適なドライブができそうな仕上がりになっている。
乗り心地も重要だけどロングドライブにはエンジンの特性も重要で、トルクが細かったり、望むパワーが得られないだけで疲れてしまう。思い通りに動くということが疲労を激減させる。
サウナに入るためにストレスをためるドライブはありえない。
だから車体とSKYACTIV-Xの組み合わせはサウナに行くにふさわしいバランスの良さ。
しかしながら給油のタイミングでこいつがハイオク推奨であることに気づかされて、サウナ飯がワンランクダウンする可能性があることだけは付け加えておくね?
ととのえるドライビング空間
乗り比べると自分はMAZDA3よりもCX-30だった
クルマでサ活で重要なことは、サウナ後に運転する必要があるということ。
折角ととのった身体を帰りの運転で疲弊させたら意味がないし、ドライビングで疲れるようなことがあってはならない(きりっ
サウナがある場所は町中だったり、山を越えた先だったりする。
どんな場所でもドライバーが思うままに車が動くことが疲れないに直結する。
では、サウナに行くにCX-30はどうだろう?
MAZDA3とインテリアは大差ない(むしろ違いがわからない)けれどハッチバックとSUVの差はあり、CX-30にほうが目線が高く運転するのは楽。
試乗するときにまずドライバーズシートに腰を落とし、ステアリングを両手で軽く握ったとき、
「よし、ウェルビー栄まで行くか」
そう思えるクルマがCX-30なんだ。
スポーティーに走るならMAZDA3がいい、重心が低いというのはどうしたって走りのアドバンテージになるし、MAZDA3には1500ccのガソリンに6MTまで用意してスポーティさを売りにしているようなところがある。
ただ、そのスポーティさはサウナに向かう道中に必要がない。
とにかくロングランを快適に・・・だとすればCX-30がいい。
SKYACTIV-Xのマイルドなトルク特性と自然に取れるドライビングポジションがウェルビー栄までの道のりを連想させる、途中箱根を通ろうかなぁとか、沼津から先のバイパスは燃費もよくなるんだろうなぁ、ウェルビー栄に行ったあとはヘヘヘなんてね?
200万円台で買えるCX-30でもシートのできがいい。
国産車でこの価格帯でこのレベルのシートは他メーカーではないのではないか??それくらいに腰のおさまりがよく長時間のドライブにも耐えられそうな予感がする。
サウナに入ってもシートがボロカスなら意味はないし、とてもじゃないがウェルビー栄なんか行けたものではなく、東京駅から錦糸町の楽天地スパくらいまでしか行きたいとは思えないはずだ。
座ってステアリングに手を添えた瞬間に、このシートは相棒になると思わせてくれるだけのつくりで、実際走り出すとCX-30のちょい固めな足回りでも不満なく乗ってられるのはシートがしっかり路面からの衝撃を受け止めてくれているからだ。
しきじの水とまでは言えないけれど、絶妙な温度設定の水風呂くらいの心地よさ。
MAZDA3のときもシートがあまりによかったもので、マツダの中の人と雑談していたときに「マツダ社内にはヘルニア持ちが多いのかい?」と思わず聞いてしまったほど。
シートに関するマツダの思想が書かれていると教えてもらったので読んでみた。
なるほどね?
シートが不満なら交換すればいいだろうという意見はごもっとも。
RECAROでも組んでおけばまず間違いなく腰痛には優しい。でもシートに何万、何十万と払うのであれば、そのお金でサウナに行きたいじゃないか。
サウナーはサウナに行くために死んではならないし、サウナのために腰痛対策のシートを買うのも間違っている。
国産車の200万円台のクルマでもここまでシートに力を入れているのは素晴らしい。
ステアリングヒーターやシートヒーターもついてくるし価格なりに豪勢。
SKYACTIV-XのCX-30はサウナに行くために買うべきか
実用車で国産車から1台を選べと言われたら自分は間違いなくマツダを選ぶSKYACTIV-Xも選ぶのか?と言われるとエンジニア目線では買いだけど、サウナー目線では買わない。
まず第一に高い。
ディーゼルと比べて375しきじも高額な価格設定。エンジンは確かに優れていると思うけど圧倒的に何が凄いのか説明しづらい普通さ(これが凄いと思うけど)であることとや、サンルーフを装着できるという追いととのいを体験できる素晴らしさはあるとはいえ375しきじに勝る魅力であるか?と言われるともちろんNOだ。
エンジニア目線だったり、ただのガソリンエンジンが好きだった時代の自分であれば何のためらいもなく、家族に何の説明もすることなく新世代のエンジンを体感したいという理由でSKYACTIV-Xを選んだと思うが、しきじの良さを知っているいまの自分は、
「風呂に375回も行くなら新世代エンジン買うわ!」
答えはもう決まってる。
価値観は変わる、そういうものだから。
実際問題SKYACTIV-Xは苦戦していると営業さんが言っていた。
そもそも元からバカ売れするグレードではないというのは重々承知だろう。
先のブログに書いたようにXはもともと海外を見据えたものだ。
4WDでX Lパッケージにすると総支払は450万円になる。
200万円台で買える安価なコンパクトSUVに100万円近くおい金払ってエンジンだけ凄いモデルを買うだろうかと言われたら買わない。
https://www.mazda.co.jp/cars/cx-30/grade/
言われなければガソリンターボかな?と思うレベルにスムーズなエンジンを買うのなら多少騒がしくても安いディーゼルを買うし、なんなら日常使いならガソリンエンジンで何の問題もない。だったら230万円で買えるモデルを買い、差額で600回近くしきじに行ったほうが絶対満足度が高くなる。
全体としてのバランスはいいけれど、廉価モデルの価格を見るとなぁ。。。
これがSKYACTIV-X専売モデルだったら嫌でもみんな選ぶけど、そこまでプレミアムブランドを狙うだけの勇気は今のマツダにはない。2%の法則にしたがい、コアなファンとブロガーに買ってもらいあとは海外で普通に売れて今後も新世代エンジンを磨き続けてロータリーのように壊滅させないことを願うのみ。
- 作者:宮本 喜一
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2015/10/16
- メディア: Kindle版
カタログ燃費だけ見るとSKYACTIV-Xの2WDで16.8km/L、4WDだと15.8km/Lとなり4WDだと燃料タンクが驚異の48Lとなるのでカタログ上の走行可能距離は758kmとなり1000kmにだいぶ届かない。
燃費がよくなり航続距離が増えることはより遠くのサウナへ行くためには絶対要件だ。
だからSKYACTIV-Xはサウナ向けではないと、そう思ってしまう。
サウナ=ディーゼルの絶対法則、CX-30総評!
CX-30に乗り込んだとき、「ウェルビー栄に行きたい」と思ったが、試乗後にプジョーのステアリングを握ると、「よっしゃ!!熊本の湯らっくすにMADMAX体験しにいくかぁ!!」 となった。
プジョーのライオンマーク
その見た目とは裏腹に優しい声で「さぁいまから熊本行こう?明日会社休めばいいじゃん、湯らっくすでMADMAX体験したいんでしょ?いいよ、ぼくは全然熊本だっていけちゃうからね?」と悪魔のささやきを投げかけてくる鬼畜ライオンだった。
プジョーなんか買わなければよかった(´;ω;`)ブワッ
こんなサウナを推してくる車だなんて、交通費で破産してしまう(´;ω;`)ブワッ
セールスに見送られ、マツダのディーラーから国道に出たときには既に頭の中はCX-30ではなく、西の聖地湯らっくすのことでいっぱいだった。
それくらいにプジョーがサ活カーとしてやばいのもあるが、他にも理由がある。
SKYACTIV-Xの燃費と燃料費を考えると気軽に熊本までサウナとはいかない。航続距離を考えれば満タンで往復できるのはせいぜい東京駅から345km先のウェルビー栄が限界だ。試乗したのは千葉のディーラーだったので388km・・・往復で776kmとカタログ燃費どおりの燃費をSKYACTIV-Xが叩き出せてもギリギリ往復できるかできないかというところでしかもハイオクだ。
プジョーは実績で満タン52Lで北九州まで行けているのは確認済み、しかも軽油。
高速燃費は実績で22km/Lを余裕で超えている。
航続距離1196kmなら東京-熊本は十分射程圏内に入る。
だから、ステアリングを握ってそのまま高速に乗りたいと思ってしまう魔力がある。
CX-30もディーゼルモデルだと高速燃費は20.9kmなので湯ラックスも射程圏内だ。
これでMADMAX…もといMAZDAMAXを体感できる(´;ω;`)ブワッ
燃料費の心理的ハードルは高く、これが原因で湯らっくすを人は遠いと感じてしまう。
だからサウナといえばディーゼルなんだ。
せっかくならいろいろなサウナを経験したいじゃないか?
そう考えるとプジョーは優秀だ。
2016年発表のモデルで今年で丸4年とかになる3008でもサウナというポイントに絞れば全然CX-30に負けていない。ブレーキホールドもステアリングヒーターもいらない、必要なのはととのえるサンルーフとそのまま湯ラックス後に阿蘇まで走り車中泊で星を眺められるパノラミックルーフだ。
サンルーフをつけてもマツダにはプジョーが誇る広大なガラスルーフはないから車中泊で空を見上げながら贅沢にととのい寝ができない。
日本には月 1 回以上サウナ浴をする“ミドルサウナー”は推計 678 万人※3 、月に4 回以上サウナ浴をする“ヘビーサウナー”は推計 335 万人※3いるとの結果が出ました。年に 1 回以上サウナ浴をするライトサウナーと併せて、約2714 万人※3が年に1回以上サウナを利用することが伺えます(図3-1)。また図3-2より、サウナが好きと答えた人は約31 % (推計2531万人※3 )となりました。
https://kyodonewsprwire.jp/release/201903013736
ガラスルーフが付くならば、この全国335万人のへびーさうなーの1割がCX-30に乗り換えることもたやすく想像はつくわけで、ZOOM-ZOOM+サウナという人もクルマもととのいの境地に!の実現が可能になる。
マツダが新時代のブランディングを極めるのであれば、マツダはサウナーの味方であり、プレミアムサウナイキタイカーとしての道を究めるのがいいと勝手に思ってる。
サウナ好きには企業の社長も多いと本にはあった。
つまり「マツダ+サウナ」だ。
ウェルビー栄にCX-30で行ったなうに使ってもいいよ。
実は「マツダ」と「サウナ」は3文字が共通ということの他に母音が一緒という点でも共通点がある。これはコラボしないわけにはいかない。
マツダに乗ることがサウナ好きであることを表し、社会的ステータスにマツダが不可欠となる可能性も十分に考えられる、それは決して不可能な未来ではなく、シュタインズ・ゲートうんぬんかんぬん。もうええわ。
そんなわけで自分が選ぶならCX-30 XD Lパッケージだ。
18歳で免許をとってからプジョーを買うまでバイクも含めてレギュラーガソリンの乗り物に乗ったことがない。それがいきなり軽油になり、満タンで1000円以上も安く済み、かつ高燃費な乗り物を覚えてしまうともう二度とランニングコストが増大するものに乗れる気がしなくなってしまう。
だから今更レギュラーガソリンにも戻る気はないし、ディーゼルを選択する。
ゆたかなトルクはサウナに入れる豊かな人生を意味しているからね。
独断と偏見でサウナとCX-30を考えたとき、悪くない選択だと思った。
シートの良さは何度も書くくらいには特筆もので、このクラスのSUVで長距離ドライブできる可能性を見せてくれる、まさに可能性の獣。
どんなクルマでもサウナにはいける、でも遠方のサウナに行って戻ってくることができるクルマは数少ない。疲れ切った身体をサウナで癒し、更に疲れされる意味がわからない。
だから国産車でサウナ活動をエンジョイしたいのであればマツダを買おう。
そして、より多くのサウナを回り、楽しい人生を送ろう。
「美しくととのう」
「Be a SAUNA」