つい先日、TMCS2018に参加するまで、自分がバイク持ちであることを忘れていた。
嫌いになったわけじゃない。最近ならZ900RSを直管マフラーにして足◎区竹●塚あたりを爆走したいって欲求に駆られることもある。けれど、言い訳を続けた結果、乗らなくなり、そして存在が自分の中で薄くなっていった。
バイクからフェードアウトする人って、誰しもこんな感じなのかな?
環境が変わり、それを言い訳に乗らなくなる。
GSX1300Rの車検が切れたのはいつだっただろうか。
少なくとも去年の5月ごろまでは乗っていたようだ。
確か6月か7月に車検は切れたはずだ。
半年どころか下手すれば1年近く放置している。そもそも交通事故にあって以来、首の調子がよろしくなく長時間のライディングポーズに耐え難いものがあるってのも事実だったりする。
昔みたいにふらっと会社帰りに福岡に行こう、そんな身体はもうない。
ただ、同僚がタンデムを希望していることや、取引先のカタナ乗りの社長がツーリングを希望されているのでハヤブサを復活させようと一念発起した。
10ヶ月ぶりくらいにバイクカバーを外されたハヤブサはホコリまみれだ。
当然バッテリーは完全に死んで、起動する気配すら見せない。
オイルだって完全に落ちてるだろうし、そもそもエンジンオイルは1年半は交換されていなかったはずなのでそもそもオイルとして機能するかすら怪しい。最低でもフラッシングは必要だろう。
機械としての緩やかな死に、このハヤブサは向かおうとしていた。
相棒などとかつては呼んでいたが、残酷な現実がここにある。
タイヤはリアだけがAngelGTで、フロントはスリップサインが出たAngelSTだ。
PIRELLI(ピレリ) バイクタイヤ ANGEL GT フロント 120/70ZR17 M/C (58W) チューブレスタイプ(TL) 2387600 二輪 オートバイ用
- 出版社/メーカー: PIRELLI(ピレリ)
- 発売日: 2014/02/25
- メディア: Automotive
- この商品を含むブログを見る
車検に通すにも最低これは変えなきゃいけない。
電池も完全に放電したし、そもそも2014年9月に買った5000円のスーパーナットはさすがにもう無理だろう。。。
このさいリチウムイオン化するのもありかもしれない。
AZ [ エーゼット ] シールド型 バイク用バッテリー [ LITHIUM ] ITX12-FP
- 出版社/メーカー: AZ(エーゼット)
- メディア: Automotive
- この商品を含むブログを見る
3kgくらいは軽量化できるらしい。バイクで3kgはなかなか大きな軽量化だし、シート下でそれだけ軽くなったら挙動も随分変わるんじゃないかって気さえする。ライダーが当時より10kg近く体重増したので軽量化のメリットはそれなりにあるんじゃなかろうか。
あとはオイル・・・そしてユーザー車検費用で2万円くらいか。
お金が一気に飛ぶ(´;ω;`)ブワッ
5月末に予定されているツーリングまでに復活できるのか…
再生の日は遠く彼方なような気がしてならない。。。
死といえば、そもそもハヤブサ自体が死んだ。
http://www1.suzuki.co.jp/motor/lineup#cap401
生産終了になってしまった。
次期モデルを見据えた処置だと思われるが、それでも生産終了と出るのは辛い。
ただ、個人的に現行モデルに思い入れは微塵もない。
初代に憧れて初代を買った人間は、そのまま素直に二代目を受け入れられるわけがなく、デザイン含めて乗り換えようとは思えなかった。
ただ、ライバルであったカワサキが魅力的なラインナップを揃えている今。
あえてスズキを選ぼうとはぼくは思えなかった。
別にスズキが好きなんじゃない、ハヤブサが好きだった。
唯一無二のデザインと性能でスポーツもツアラーも両立する・・・確かに現行もそうであったが、H2SXやSEでいいじゃないかって気がするのだ。スーチャーは異質で、魅力的だ。
生産終了になったハヤブサがどのような形で戻ってくるのか、それとも戻らないのか。
死と再生に期待したい今日このごろだったりする。
ハイハ゜ーハ゛イク VOL.27 SUZUKI GSX1300R Hayabusa (バイク車種別チューニング&ドレスアップ徹底ガイド) (NEWS mook―ハイパーバイク)
- 出版社/メーカー: 三栄書房
- 発売日: 2008/05/31
- メディア: ムック
- 購入: 2人 クリック: 8回
- この商品を含むブログを見る