ぴよこ☆くらふと☆わ〜くす

イタイタしい生活を送ってます。

2024年度版、金沢望郷歌!納車直後のステルヴィオで弾丸1,000kmツーリング!

そうだ、金沢へ行こう!

行きたい場所へは、行きたいうちに行け

令和6年になったその日、能登を襲ったあの震災からはや数か月…いまだ震災の傷はいえぬままではあるものの、やっぱり昔住んでいた石川のことは気が気じゃないわけで。そんな地震があったからというわけではないけれど、やっぱり大学時代の4年間と社会人1年目を過ごし、わずかな期間とはいえ濃密なその時間ゆえに北陸は第二の故郷ともいえる場所…

 

大きな被害はなかったとはいえ、やはりそんな第二の故郷のことが気にはなっていたし、今や全国各地どこでも地震などの震災被害を受けるかわからない状況でもあり、先日クルマを買ったときと同様の心境で「明日のことはどうなるかわからない、だったらやりたいことはやれるうちに、行きたい場所へは行けるうちに行こう」とそう思った次第で、北陸にもどこかのタイミングで足を運びたいなと思ってました。

 

そんな中で、自分がステルヴィオを契約しましたーって話を旧マーチのある生活幹部会LINEで報告したところ「じゃあお披露目会しますか」って流れになり、唯一関東から向かうことになる自分がこのとおり一番フッ軽(フットワーク、軽い)なのでトントン拍子で話は進み、GW初日の4/27にプチオフ会が開催される運びとなった次第です。

 

あ、マーチのある生活がなにかわからない人はこちらをどぞ。

yanaso.lolipop.jp

マーチ12SRのオーナーでも、特に北陸で一大勢力(?)だった集まりで、主催だったYANASOさんのサイトでございます。

 

自分も、社会人1年目のときに12SRに乗っており、そのときにはじめてお邪魔した、初のオフ会というものを経験したのがこの「マチある」。

 

そのときの主催者一味(言い方w)とあれから20年近く経とうというのに今なお交流があり、自分にとってはクルマ趣味の大先輩みたいな人たちなので、もう呼ばれたらフッ軽もフッ軽で全力で向かっちゃう!ってそんな話です。

アバルトか、アルファロメオか?究極の選択

どちらのクルマもまだお披露目していない…どっちを乗っていこうかは悩ましい話

一応、「お披露目会」&「試乗会」というお題目があるんだけども、昨年同様の集まりに行ったときはメガーヌでした。

piyoco-craft-works.hateblo.jp

あの夏から気が付けば1台増車、入れ替えと様変わりした(汗

 

なので、どちらで行っても初披露になるわけですが…まぁ最初はアバルトで行こうと思ったわけです。普通に考えて、天気もよさそうだしアバルトのほうが絶対楽しいわけです!

 

何よりみんなアバルトのほうが好きそう(何

 

でも、YANASOさんに「アバルトは想像できるけど、ステルヴィオは未知の領域」と言われたので、じゃあ500馬力を体感してもらいましょうか…ってことで急遽ステルヴィオに決定!

 

まー出発の2時間前までかなり悩んでいて、というのがステルヴィオは燃費が多分えぐいし、その翌週に和歌山に行く用事がありそのときあステルヴィオだから二週連続で長距離はどうなん?って話や、サブコンとスロコンを付けたその数時間後にいきなり1,000km走るのかよ…とか、まぁ色々思うところはあったんですw

 

でも、その日仕事が忙しすぎて寝れておらず、たかだか500km未満の距離とはいえ寝ないと死ぬなって思ったので車中泊ができたほうがよかったこと…それと、アバルトは昨年10月に北海道に行く前に金沢に寄っているので、だったら初のステルヴィオだろ?って思ったりもしたので(ここでステルヴィオで行かないと、多分当分は金沢にステルヴィオで行く用事や時間がなかったw)、最終的には気持ちもステルヴィオになったわけです。

 

なにより!その日の夜にバッテリーセンスで電池容量を見たら…

もう40%しか残っていなかったわけでwwwwこれ、帰ってきたらバッテリーあがってんじゃね?って不安の方がでかかったというのが大きな理由なのは秘密です。

 

ごちゃごちゃ書いたけど、やっぱりはじめてのクルマで長距離はドキドキしますね!イタ車だし、色々な意味で(ぉ

燃費に怯える今日この頃

納車してからそれほど乗れていないステルヴィオ、初の満タン給油

ステルヴィオの燃料タンクは64リッターなので、前車メガーヌとそこまで変わらない。メガーヌは280馬力ありながら、なんだかんだリッター10km以上でロングツーリングはできていたし、高速なら12km/Lくらいは出ていたので、今となっては優秀?

 

対してステルヴィオは?と言えば、納車してからこれまでの首都高などを流した感じだと平均燃費で10km/Lを超えない(ぉ

 

メガーヌもそこまでいいとは思わなかった(今となってはよかったという評価なんだけど、ステルヴィオ納車前までは)けど、平均燃費が5km/L以下を表示し、燃料計が面白い勢いで下がっていき、レースモードに入れた日には30リッター入れて大黒往復でガソリンがなくなるというカオスを経験したりした。

高速を90km/L以下、Aモードでコースティングと気筒休止を使うと高燃費!

高速道路のような一定速度で走れる道で、Aモードを使い、690Tエンジンにだけ設けられた気筒休止システムを使えば意外と燃費は伸びるものの、それでも一般道を含めると8km/Lは下回る。

 

満タンで金沢までたどり着けるのか?いやいや、さすがにたどり着けるでしょ?

頼むよ、ステルヴィオさん!というか、頼むっていうのは自分の右足次第か…

快適ステルヴィオ!

出発は26日22時、高速割引がないのでオール下道で向かう。

完全にネクスコが味を占めて高速割引がなくなった連休…ガソリン代のこともあるし、まぁ金沢まで500kmもないし、下道でも10時間あれば確実につけるので高速を使う距離でもないからまったり下道で行くことにした。

 

ナビが示すルートは国道17号を北上し、六日町あたりから上越に抜け、8号線で金沢に入るルート。個人的には長野を抜けて、安房峠を超えて神岡から北上し富山に入るルートが好きなんだけど、逆にあまり使わない新潟経由のルートでもいいかなって気がした。帰りは長野から帰ればいいし。

 

いずれのルートも何回も通っているので、どこを使おうがまぁ通いなれた道ってやつです。

 

深夜の国道はすいすいで、納車直後ということもあって「ステルヴィオの性能を知りたいよね?」ってことで時々RACEモードにしたり、結構遊んだ(何

 

でも、遊ばなければ普通のSUV!

 

DNAのモードをNかAにしていればコースティングが働くので、アクセルを離すとスッと前にでる。慣れるまではエンジンブレーキが効かないので焦るけど、慣れてしまえばある程度前走車と距離が開いたらアクセルを離して滑走させる〜みたいなことをやると燃費にも繋がりそう。

 

その他にも気筒休止が働くみたいなんだけど、これは正直いつ3気筒になっているのかはさっぱりわからないw

 

このモードで走っている限りは普通のSUV感抜群、静寂性がめちゃくちゃ高い。

通常RACEモードにならないと開かないマフラーのバブルを意図的に開放できるリモコン。ONにするとわずかにアイドリング音がUPし、加速のときは心地よいV6サウンドを響かせる。

アイドリングにしたって、加速のときの排気音だって今どきのクルマって感じでほとんど車内に音は入ってこない。普段、アバルトのけたたましいサウンドを聞いているとステルヴィオはほぼ無音に近いといってもいいくらいに静か。

 

無用にアクセルを踏まなければ8速ATは2,000rpm前後でシフトチェンジをし、一般道における巡航はほぼ1,500rpm以下で済ませてしまう。ディーゼルのステルヴィオと変わらないんじゃね?感あるけれど、あちらは最大トルクが1,700rpm。クアドリフォリオは2,500rpm付近で600Nmを発揮するのでガソリンとはいえそれだけのトルクがあればほぼディーゼルみたいな走り方になる。

 

あまりに退屈なのでリモコンを使ってバルブを開放すると、アイドリングはわずかにうるさくなるものの、それでもアバルトのレコモンに比べたら普通のクルマには変わりない。

 

ただ、バルブを開放しアクセルをそこそこ踏み込むとシフトチェンジの度に「バフンッ!」みたいな下品な音を響かせていく。レースチップの設定はエコにしても、DNAのモードがなんであれ、バルブが開いていれば威勢のいい音を聞かせてくれる。

 

そして、とてつもなく速いw

 

当たり前っちゃ当たり前だけどもともと510馬力…レースチップで600馬力近くまであがるそうなのでそりゃ速い。レースチップをオフにして加速すると多少マイルドになるものの、400ccバイクのフル加速を引き離せるくらいの速さはあるのでとんでもない。

 

レースチップをRACEにし、車体側もRACEにするともう操れる気がしないというか、ステルヴィオの車高でこんな加速したら普通に怖い。スポーツカーは地を這うような目線の低さとそれゆえの安定感があるので馬力があっても恐怖感はそこまでないけれど、SUVでこのパワーは普通に慣れるまで怖いのだ。

 

埼玉県内を多少遊んで過ごしたあと、群馬に入る頃からは燃費を考えてAモードで巡航した。

行く先に敵なし

写真がぜんぜんないのは、埼玉を出発し6時間ぶっとおしで走ってたから。それくらいに疲れないのです、ステルヴィオ。

22時に自宅を出発し、新潟の道の駅に付いたのは翌朝4時くらいだった。珍しくノンストップだったのは、このステルヴィオがとにかく疲れないクルマだってところが大きい。

 

乗用車的なポジションと腰に優しいシートはトイレ休憩さえ考えなければ無限に走れるんじゃね?ってくらいに走ってられる。

 

ACCもまた優秀で、前のクルマがいる場合はACCでずっと走っていた。確かに加速が急だったりするところはあれど、それはクアドリフォリオ自体の出力が多いことも影響している気がするって話で、慣れてしまえばこれも使える装備になる。

 

ステルヴィオのACCは一度セットすれば停車とブレーキホールドも行える。発進はステアリングにある「RES」ボタンを押せばアクセルを踏まなくても進み出し、指定速度まで加速する。なので前走車がいるなど条件が揃えば何十分もペダル操作をしなくて済む。

 

運転が楽しいクルマなのは間違いない、でも渋滞や流れが悪いときにアクセルやブレーキを踏むことは別に趣味でもなんでもない。体力を温存し、ここぞというときに解き放つ。

 

そのここぞが、今回の場合は三◯峠だった(ぉ

 

上りを上りと感じさせない圧倒的なトルクの恩恵は絶大で2,000kg近い車体を軽々と前へと進ませる。

 

前週にアバルトでも逆から走ってきたはずだけど、ライトウェイトスポーツであるはずのアバルトが重量級に感じるほどにステルヴィオは軽い。

 

コーナーもオン・ザ・レールだし、コーナリングマシンとしてはアバルト以上だと思う。それでいてストレートでは600馬力近いパワーを無駄なくトラクションにかえ一気に駆け進む。

 

前走車に詰まっていたら、国産のAWDスポーツカーがピタ付してきた。こちらはただのSUVにしか見えないので煽りたかったのかもしれないけれど、自分の前をいくクルマが横にどいた瞬間にステルヴィオのフル加速で引き離した(ぉ

 

下界に来たとき、横に並んだので信号バトルをしたかったのかもしれないけれど、ここでもステルヴィオは圧勝だ。そもそも、国産車でステルヴィオより加速がよいクルマはGT-R、NSX、LFAだけだし、300馬力も出ていないようなスポーツカーでゼロヨンを挑むのはなかなかだと思う。

 

さすがに信号ダッシュで引き離したら、次からはついてこなくなった。自分としても、結果が見えていることをやるのはただの弱いものいじめというか、ほぼ虐待に近いので興味を失ってしまった(´;ω;`)

 

ゆったりはACCで、ここぞというときはドライバーがステルヴィオを使ってあげる。ステルヴィオ自体がジキルとハイドみたいな二重人格のクルマなのでこういう使い方ができるのは面白い。

 

アバルトだとまったり走っていてもそこそこ爆音(日本語が変)だから、ゆったりか?といえば怪しいところはある。

まずは富山へ

およそ2時間ほどの仮眠、車中泊ができるクルマは強いのです。

メガーヌもできたけど、ステルヴィオは当然車中泊ができる。

普通のSUVなのでそもそもこういう使い方はお手の物。かなり快適に寝ることができた。

 

富山に入る。

集合時間は14時だったので、朝風呂と昼飯を済ませてから石川県入をしたい。

 

370km走っての平均燃費が7km/Lだ…(´;ω;`)ブワッ

途中の山道で遊びすぎた…ノーマルモード以下であれば燃費はそこそこ伸びるけれど、RACEモードにしてレブリミットまで回すとリッター1〜2km程度まで落ちるのでそれがいけなかった。

滑川をすぎたあたりから8号線も込み始め、また気温もあがりエアコンもつけることになったので燃費にも厳しい条件になった。金沢まではぎりぎりかもしれないが、富山で給油しないと集合場所についても遊べないのでどこかで給油の必要がありそうだ。

 

ステルヴィオ峠はアルプスにあるそうだけど、こちらは日本のアルプス(ぉ

ステルヴィオでくるというのが乙なのだ、ほんとか?

 

風呂を済ませて近場の西町大喜へ。

ここは日帰りツーリングで富山に来たときもよく寄っている。

富山といえば?の富山ブラック。サウナで汗を流したので塩分を補給!

風呂上がりの富山ブラックはかなり染みる。食後にガソリンを補給して、いざ石川へ!

マチある幹事オフ

14時に少し遅れて到着!ジムニーのYANASOさんは既に到着されてました。

アセコルの金沢MODで走れるので今や定番となってしまったいつもの集合場所(ぉ

 

もうひとりのコペンの兄貴は安定の遅刻なので先にYANASOさん(ブログはこちら)といつものコースを流すー。

 

石川に来るまでの道中、そのワインディングでステルヴィオの特性は把握したものの、やっぱり元地元の道ってのはいいもんで走ることでより理解に深みが増すー。

 

YANASOさんにもステルヴィオを運転してもらいたかったけど、辞退されてしまった。。。なんとなく気持ちはわからんでもないけど、普通のSUVだしよく調教されているのでハイパワーエントリーモデルとしてはいいと思うんだけどw

 

どちらかといえば、ステルヴィオよりアバルトのほうが限界が低く、すぐにテールハッピーになっちゃうからステルヴィオのほうが安心して、誰でも高性能を使えるって点では優しいはず…ニュルブルクリンクを速く走れるってことはそれなりに安定し、運転しやすいクルマって証拠でもあるので、次回は是非に!

兄貴のコペンもやってきた!こう並べてみるとジムニーとステルヴィオはそんなに車格が変わらないけど、コペンはやばいね…踏み潰せそう(何

兄貴のコペンに合わせてアバルトで来ようと思った&黒のアバルト方が色味的にも合うwっていうのはあったんだけど、よくもわるくもクアドリフォリオは体感できる機会がほぼないのでまぁよかったのかなと。

兄貴がYANASOさんのジムニーで爆走、自分はステルヴィオで追走。掟破りの地元走りが見れるとかと思いましたが、さすがにコースアウトするような走り方は自重した模様。

体調があまりよろしくないといいつつ、兄貴はジムニーで爆走してましたw こっちも人のことは言えないけど、この車高でよくやるなーと後ろから見てて思うんだけど、意外とジムニーも安定感あるんです。

ステルヴィオの最低地上高は非公開。ただし、ジュリアより地上高65mm、シートポジションは90mmもアップされているとのこと。

ステルヴィオの最低地上高は実測で200mmちょい、ライバルのBMWなどのSUVもそのくらいなのでおそらく大体合っている。この地上高だけ見るとジムニーシエラとそんなに変わらないので、ジムニーに500馬力のエンジンを積んでニュル最速を狙うこともできるってことだし、逆にステルヴィオは道なき道を走れるってことになるんじゃないかな…ねーよ。

でもやっぱり自分もオープンで来たかったなぁという未練は多少あるwでも金沢、めちゃくちゃ暑いんだよなぁ。。。

夜の部

集まったメンバーで街に出ます!新天地って、はじめてきた…1本となりの道は五郎八とかあるので、よく行くんだけど。。。

珍しく街イタリアン!

 

金沢もインバウンド観光客でそれなりに人はいるかな?と思ったけれど、街は思ったよりも人の数は少なかった。でも、店の予約は結構厳しい感じ?

 

あと、宿がとにかく高い…数年前まで1万円以下で個室に泊まれたのに、今や1万円以下で片町・香林坊はカプセルかドミトリーしかない。GWだってのもあるにはあるんだろうけど、それにしたって高い(´;ω;`)

 

肝心のお食事は、金額からは考えられないほど(コースで3,000円とかだった気が)に美味しく、地味にお腹が膨れた…やっぱね、イタリアンでも和食でも地元に美味しい食材があるってのは強いと思います!ぶっちゃけこの二週間だか前に会食で連れて行ってもらった、都内にある高級なイタリアンの万円単位のコースより、金沢3,000円のコースのほうが美味かったってのは秘密です!

 

YANASOさんとはここでお別れし、自分は兄貴とバーへ!

毎度おなじみ広坂ハイボールです!

自分がハイボールの味を覚えたのも、兄貴に連れて行ってもらった広坂ハイボール!なので自分にとっては聖地であり、その聖地に兄貴といっしょに来れたのはもう至高としかいいようがなく感謝感激でございます(´;ω;`)ブワッ

 

兄貴、兄貴って書いてるけど、これ単に自分にとって「マーチのある生活」の幹事メンバーは、知り合った当時22歳とかそのへんの自分にとっては大先輩、超大人であり人生の師匠みたいなもんでした。こんな小僧と今でも仲良くしてくれているのは本当に嬉しいことであり、なんでもうそりゃ呼ばれたらいつでも行きますよ!ってくらい。

 

この前、なにかで「40歳を過ぎて年1回会う人は親友だ」的な言葉をみたんですけど、本当にそう思うんです。

 

全員それなりに家庭もあったり忙しい中、貴重な時間を使ってこうして会い、話ができるって凄い貴重な関係です。

 

ってなわけで、次も呼んでください!もういつでも行きますよ、金沢なんて近所も近所!

自分のゴーストとの戦い

小綺麗なカプセルホテル、前日久々にしこたま飲んで死ぬように寝落ちしました。

カプセルホテルなんで、もう快活クラブでもいいんじゃね?感はあったものの、まぁ仕方ない…さすがに飲んだあとはベッドで寝たいw

 

とはいえ、0時くらいに部屋に戻り、朝の4時には起きて活動していたので、実質4時間くらいの滞在で1万円近く使ったので思うところはある(ぉ

なんでこんなに早起きなのか?そりゃ金沢に来たんだから、走るためです(何

新幹線も開通し、金沢なんて数時間で来れる距離なのに、それでもクルマで元地元に帰る理由はシンプルに走り慣れた林道を走る為。それ以上でも、それ以下でもないw

ホームはドラテクにおける原器みたいなところがあり、そこを走ることで今現在の自分のドラテクだったり、クルマの性能を見極めることができるわけです。普段は某高速ばっか走ってますけど、自分はやっぱ狭苦しい林道で全開にしてこそなんでw

とはいえねwwwwこの図体でここ走るんかよwwwwww

 

大昔に知り合いが、(自称)800馬力の80スープラで走ってて、「でけー!」ってワイワイやってたけれど、あれですら全幅1,810mmだったので150mmもステルヴィオがでかい。

そもそもSUVで林道攻めるなよって話はさておいて…

峠ではなく林道と呼ぶのはまさにここが林道だからであり、グンマー的な二車線ある榛名とか赤城みたいな道とは性質が違う。軽自動車クラスであれば余裕ですれ違える道幅はあるが、ステルヴィオだとなかなか厳しく譲り合いの精神が必要。そんな道。

 

どう考えてもステルヴィオで攻めるような場所ではないけれど、すぐに「そんなことはない」とわかった。

 

ステルヴィオを運転しているとき、視点はやけに高いのでSUVなのだけど、クルマの動きはセダンやスポーツカーのそれであることに違和感がある。

 

ちょっとよそ見しただけで明後日の方向に行きそうなくらいにクイックなステアリングで、ハンドリングはセダンや低めのスポーツカーと変わらない。視点だけがやたら高いのだけど、初期応答の良さはアバルト124スパイダーを超える。

 

それでいてドシッと構えているので不安定な動きにはならず、極太タイヤのグリップとリアタイヤのトルクベクタリングでSUVでイメージするラインよりもイン側に入っていける。

 

最も超高速サーキットのニュルブルクリンクで世界最速を狙うために、高速コーナーが得意であることは間違いないけれど、低速コーナーも案外に悪くない。とにかくステアリングの初期応答が素早く気持ちがいい。

 

SUVであることを忘れ攻め込めるし、攻め込んでもクルマが決して裏切らない。サブコンで600馬力に近くなっている最高出力よりも、600Nmから700Nm近くにあがったトルクの恩恵は絶大でコーナーの立ち上がりはランエボ以上の加速を見せ、それはまさに林道のロケットだ。

 

某漫画で「未体験ゾーン」という言葉があったけれど、ステルヴィオで走るこの林道で流れる景色が明らかに未体験のものだった。それまでランエボで速い!と思ったペースをやすやすと超えてくる。ランエボよりも車体だけで500kg以上は重いが、加速もトップスピードも減速性能もすべてがそれを上回る。

 

気がつけば、ランエボで自分が過去に出した記録に簡単に追いついた。しかも、路面チェックで軽く流しただけで、だ。

どうみてもランエボより速いクルマには見えないし、アバルト124スパイダーよりもコーナーリングが得意なクルマには見えない。いいとこ山菜を取りに来た家族が乗っているクルマだ。仮に深夜に走り屋スポットにいても職質の対象にすらならないだろうねw

 

走り慣れた道だからこそ、ステルヴィオの潜在能力の高さに驚かされる。

今やSUVでもこの次元にあるのだと、SUVだからと侮れないなと思わされる。

 

欲を言えば、8速ATよりも馬鹿ワイドな5速ATがあればいいな…8速はギアが細かすぎて変速が大変(実際は3速くらいまでしか使わないけどw)なのでこれだけのトルクがあれば5速で280km/h出せるようなセッティングでもいい気がする。その場合、0-100 3.8秒という輝かしい記録は犠牲になるかもしれないし、ニュルのような場所では逆に不利かもしれない。

 

まーステルヴィオはラリカーじゃないしな…これがラリーカーになるなら絶対5速!ローギアだけ加速重視の6速も可!あ、ATは絶対条件ねw

ZF製の8速ATは2分少々のアタックではなんのトラブルも起きなかった。当然だろう、ニュルを8分近く全力で走れるのだから…

ATのSUVでこれだけの速さ、これなら自分はスポーツカーはいらないなと思うし、家族持ちで「ちょっと速いSUV」がほしいとなればステルヴィオだ!クアドリフォリオだ!これはもう間違いない選択になるw

 

ATはスポーツカーじゃないと言われるけれど、クアドリフォリオに乗ると「これMTで操れないだろ」と思う。最近のスーパーカーやハイパワースポーツカーが基本AT(DCT含め)なのは、その馬力とトルクをアナログなミッションで操れる技量が大多数にないから安全とパフォーマンスを考えての決定だと思った。

 

クアドリフォリオの性能は初期のR35GT-Rとさほど変わらないけれど、こんな瞬時に吹け上がるエンジンなのにMTで操作が追いつくのか?自分は無理かなwだから良くも悪くもMTで楽しいって300馬力とかそのへんまでなんだろうなと思った今日このごろ。逆にMTでこの性能は疲れるだけで楽しくない気がする…

実は好きじゃなかった。

久しぶりの林道をいくばか楽しみ、そこからはまったりドライブ。早朝なのでクルマ通りも少なく快適に走れる。

石川県の素晴らしいところは、そのドライブスポットの多様さ。大して混雑を経験せずに海から山、山から海へと接続できドライブを楽しめる。

どこに行こうか迷った結果、山側環状を走り医王山(キゴ山)へ。医王山は昔からそんなに来る方じゃなかった。ホームコースが真逆?の鶴来の方だから余計に足が遠い。その昔は医王山の某所でドリフトの練習とかしていた人もいたし、某所もグリップとドリコースでわかれていた。

 

自分はラリー寄りの人だったので、それよかは先程のホームを走るほうが好きだった。なので、あまり医王山の地理には明るくなかったりする。

そういえば、今更だけど自分はあまりアルファロメオのデザインが好きじゃなかった。独特のフロントマスクの逆三角がどうも苦手だったんだけど今は違う。

「峠で一番速いやつがかっこいいんだ」って某Dに出てきたキャラのセリフだけども、その理論で言うならランエボのタイムに軽く追いついたステルヴィオは最高にかっこいいと思うようになった(なにそれ)。

 

まーシンプルに見慣れただけかもしれないけど、とにかく今はかっこいい。

速そうに見えないのに、実は走らすと凄いんです!ってそんなところも気に入って一気に好きになった。最初はエンジンの個性だけで買ったクルマだけど、二週間も手元にあればそう心代わりもあるよねーと。美人は3日で飽きるが…じゃないけど、多少変わった顔の方が長く付き合えるかもしれない。

下界に降りるとYANASOさんのジムニーがまだあった(昨日の夜の部でアルコールを飲むので某所にジムニー残置してから街に出たw)。

 

こう並べてみるとほんとサイズ感がそんな変わらないように見えるw

 

メガーヌのよきはジムニーの全高すげーなって思ったけど、ステルヴィオだとそんなに変わらない。シエラの全高は1,730mmでクアドリフォリオは1,680mm。50mmしか変わらないんかい…全幅は1,645mmに対して1,955mmなので300mm強違うはずなんだけど不思議なことにそう見えない。

全長は1,700mmくらい違うけど、なんだろう不思議とそんな小さなクルマに見えないジムニー シエラ。

ホイールハウスなんてジムニーもステルヴィオも変わらんぞ…これが本当に気に入らないから、ステルヴィオは車高を落としますw

 

ジムニーと見比べると、ガチオフロード車と似たような全高、車高のSUVがニュル最速だったって改めて気持ち悪い、謎なクルマだなって思いますね…もちろん褒め言葉。

 

というわけで、ジムニーにもV型6気筒を積みましょう。

千里浜

前日富山で給油してからここまでリッター5km台という逆の意味で驚異的な燃費を記録。

前日、確か20リッターだか25リッターだったか給油して、150kmも走らないうちにエンプティがついてしまった…燃費はご覧の通り(´;ω;`)

 

ステルヴィオが来てからなんとなくわかっていたことではあるけれど、ガス代をかなり来にするようになったw

 

アバルトだってメガーヌだって、そこそこ遊んでも10km/Lを切ることは稀で、メガーヌのときは通勤で渋滞にハマったときに9km/Lというワーストを記録した。ステルヴィオは普通に遊んでこれだ…

そして石川はガソリンが高いorz...まぁ入れないと話にならないから20リッターほど給油…これは帰りは高速道路使えないな(´;ω;`)

 

最終的にどんな燃費を記録するのか楽しみだけど、さすがに5km/Lってことはないだろ。これはレースモードで山道を楽しんだ罰だ。ハイパフォーマンスカーを愉しむということは、その対価を金銭で払い続けるその覚悟を要求される。

 

これから千里浜に向かうが、絶望的な燃費を見たあとなのでDNAモードはAに固定で、アクセルも極力踏まないエコランになる(ぉ

スピードへの自制心は警察の存在よりも、消えていく諭吉の存在の方が効果がある。払えない額では当然ないけれど長期的に見ればかなりしんどくなるのは目に見えるw

 

エコランの結果、11km/Lを叩き出した。ざっと昨日からの燃費の倍w

まだ8時だってのに、クルマもバイクもかなりいた。

自分もそのひとりなんだけどさ、自分はもう朝の4時から活動しているので気分的には昼というか、若干眠かった。

手元にきたクルマは軒並み千里浜に来ている。石川は関東から来るにはちょうどいいドライブ距離だ。

そういえば、バイクのイベントで千里浜に行くやつがあるけれど、あれも1回きりでその後は参加しなかった。。。

 

イベントがどうこうじゃなくって単に石川という目的地が近すぎて、自分にはなんのツーリングにもならないからね…言ってしまえば、毎日の通勤距離を改まって走るイベントがあっても、「それただの通勤ですよね」って話で自分は面白みがない。

 

制限時間があるのもなんかなぁ…縛られず、走りたいように走るのがライダーでしょうよと思っちゃうので制約とかルールとか言われちゃうと萎える人なんです、変人だろ。

バンパー下の開口部の形状がノーマルモデルと違う。ただ、クアドリフォリオでもそこまで派手ではない。

ここまでエコランで来たけれど、クアドリフォリオは本当に二重人格(クルマだから車格?)だ。DNAのモードセレクトもRACEとAの差が激しすぎて、同じクルマには思えない。

 

アバルトだってスポーツモードはあるけれど、あちらは最初からうるさい。メガーヌだって似たようなもんだった。アイドリング状態からそこそこ迫力がある音も出していたし、見た目もそれなりに速そうなものだ。

でもステルヴィオだけはそうじゃない。排気バルブさえ閉じれば、そこにV型6気筒2.9リッターツインターボ、510馬力のエンジンを秘めていることを微塵も感じさせない。バルブが開いたところで、アイドリングの音が多少野太くなるだけで耳障りなうるささはない。

凄みがまったくない、横から見たら某マツダのSUV郡にいれそうな立ち姿…カラーもなんというか、おっと誰か来たようだ。

 

まーこういうクルマがいいんだよ、大人の1台。

 

というわけで千里浜を離れて津幡まで。撮影で止まったり、千里浜で速度が落ちたので燃費は若干悪化したもののそれでもなんとか11km台で戻ってこれた。

V型の良さを何も感じられないただのエコランは割と苦痛なのであるw

 

というわけで津幡で風呂。

どうも5月で閉店だったらしい?

 

シランガナ。

いざ、帰路

お土産は金沢駅で。ここに来れば何でも揃う。

帰りは予算の問題で高速は使えないので、お土産は金沢駅で買うことに…まぁここに来れば何でも揃うからね。観光客でごった返していたけど、買うものは決まっているのでささっと。烏鶏庵のカステラと柴舟小出があれば問題ない。

前は日産ディーラーの中にあったけど、すぐとなりに移転したルノーさん。今となっては正直独立する意味あったのか…感がすごい。トゥインゴは販売終了だし、ルーテシア・カングー・キャプチャー・アルカナくらいしかないでしょ…あとは売れ残ってるメガーヌ?SUV屋になってるな、ここも。。。

お昼は久々のラーメン世界!

ここの麺ってなんか独特な感じで好き。チャーシュー的なやつもなんか変わった味がする。

 

人間の食事を終えたので、あとはもう一直線に家路へと。

富山のこの景色もしばらく見れない。この春先の雪の残る立山連峰の景色が非常に富山って感じがして好きだ。

安房峠を超えるルートを行くので早めの給油、富山で満タンに。137kmを走りリッター9km手前で落ち着いた。

一時期は11kmにまで達した燃費も街乗りで一気に一桁まで落ちた。上がるときは数時間かかるが、落ちるときはあっけないもので、そこがステルヴィオの好燃費を維持する難しさでもある(´;ω;`)

 

国道40号を北上している最中、猛烈な眠気に襲われたので神岡で休憩。

さすがに朝4時から活動しているので10時間近く経過したため10分ほど昼寝…車内が暑いので窓を開けたときに、後部座席のガラスが全部降りることに気づいた。意外とこういうところはしっかり作られているぞ、ステルヴィオ。

GWということもあってか交通量も多く、なかなかペースを維持できない。そのため何度か路肩に寄せて距離を取ることをした。

混んでいるR40、さすがに渋滞で動かないってことはないけれど法定速度以下で走るミニバンとかが出てくるとさすがにきつい。ACCを使って気持ちを落ち着かせようとはしたけれど、結局距離を置くのが正解だと気づいたw

ある程度やり過ごしたところでスタートしたけれど、結局この先は松本まで聖者の行進をする羽目になったw

帰り道に群馬の実家によって荷物を回収。

20時前だったのでかれこれ14時間くらいはステルヴィオの中にいる。用事があったので泊まらずに出発したものの、途中で力尽きて深谷あたりの道の駅で5時間だか6時間くらい爆睡してしまったw

ステルヴィオ クアドリフォリオのトータル燃費はいかに?

道の駅を出発し、なんだかんだ朝の4時過ぎに帰宅…遊んでいたとはいえ、カプセルホテルを出発して24時間かけて帰宅したw

朝焼けがきれいだねw

 

さてさて、初のステルヴィオの長距離ドライブでした。

 

クルマとしてはめちゃくちゃ快適で、装備の貧弱なところはあれど普通に使う分には気にならなくなったし、抑えるところは抑えてあるよくできたSUVって感想になりました。最初に感じていたネガポイントは結局慣れでどうにかなるもんですw

 

それよりも走りの良さがやっぱりステルヴィオの美点で、運転していてこんなに楽しいSUVが他にあるか?と思うほどにいい。特にひとりでドライブしているからこそ、その真価を解き放てたというのは大きいよね。

 

で、肝心な燃費w

 

 

 

リッター7.1km/Lでした。

 

過去の所有車の中ではZ33に匹敵する燃費の悪さに驚きました。。。ただ、よくよく考えてみればこのステルヴィオに搭載されるエンジンは2.9リッターV型6気筒ツインターボエンジンなわけで、その排気量と馬力、トルクを考えたら燃費としてはこんなもんじゃない?と。

 

まちなかではまったく必要のない510馬力も600Nmも燃費には悪影響しかないからねw

 

ただ、今回は結構遊んだこともあるので燃費はどうしても悪化しちゃうと思うし、燃費を意識して全行程を走ったわけではないため燃費を意識すればもうちょい上がりそうな気はする。

 

皆さんはこの燃費を見てどう思いました?悪い?それとも意外とよい?意外とよいと思った方は、ぜひとも次のクルマにはステルヴィオ クアドリフォリオを選びましょう!

 

ではでは。