ぴよこ☆くらふと☆わ〜くす

イタイタしい生活を送ってます。

うるさいアイツを黙らせる

アンサーバックの音が滅茶苦茶うるさい

購入前には気づかなかったというか、普通に展示してあるクルマは自分でドアの施解錠なんかしないので気づくことができなかったというのが正解なんだけれど、ジュリ・ステはドアの施解錠の際に鳴るアンサーバックの音がめちゃくちゃうるさい。

「ピーーーーーー」、「ピッピ」がかなりの爆音で鳴る。

ドアの施解錠の確認にそんな爆音が必要か?と疑問になる、イタリア人はみんな難聴なのか?(暴言)

コールドスタートでも「普通のクルマ」(じゃないんかい、クアドリフォリオはw)並みの排気音なのでアバルト124スパイダーと違って深夜でも動かすことができるのに、アンサーバックサウンドが近所迷惑になりそうで躊躇する。

アンサーバック用スピーカーの秘密

なんでこんなにうるさいのか?その理由はアンサーバックサウンド用のスピーカーが、標準搭載されているセキュリティシステム用の警報を鳴らすスピーカーも兼ねているからだろう。

アバルトのセキュリティ(マツダか?)は不正施解錠に対して車載ホーンを鳴らすようになっているが、アルファロメオもといジュリステはわざわざ別でスピーカーを用意した。

そんなところに無駄なコストと、余計な電装品を付けるなよ…車内にカーボン使ってまで軽量化を意識していますと言いながら、スピーカーがそもそも邪魔で重いよね?ってツッコミ入れたくなるけど、クアドリフォリオだけでなく標準車からして既にそうなのでこれはもうどうにもならない。

近所迷惑に対する懸念

ジュリ・ステのネガ、バッテリー系の弱さ故…

施解錠時にうるさいのはともかくとして、厄介な問題が「暴走」なのだ。

オーナーのレビューを読んでいると、どうもバッテリーが弱くなるとセキュリティが誤作動しセキュリティアラームを鳴らしてしまうらしい。また振動に対するセンサーも敏感で強風で暴走して鳴ることもあるそうだ。

自分が不在の深夜とかにマンションの駐車場であの爆音サウンドを鳴らされたら…下手な暴走族より迷惑だ(´;ω;`)

だったら、暴走してもいいように対策を取るのがオーナーの責務だろうよ。

対策しよう!

何事も先人の知恵というのはありがたい。2017年頃からジュリアは日本で売られているし、既に7年近い知見がネット上には蓄積されている。

先輩オーナー皆様の中にも同じようにアンサーバックサウンドをうざいと感じている人がいるようで、対策はすぐに見つかった。

「配線を加工する」「スピーカーの口をふさぐ」、大きくわければ2パターンだ。セキュリティも兼ねるので当然車載コンピュータと連動している関係でスピーカー自体の撤去ができないのでそういうやり方になってしまう。

リスクと手間を考えて自分は後者を選択した。

スピーカー本体はジュリアもステルヴィオも同じで右後輪フェンダーライナー裏に隠れている。

ジュリアは車高というかタイヤハウスのクリアランスがステルヴィオよりだいぶ狭いのでもしかするとホイールの脱着が必要になるかもしれないが、ステルヴィオは大丈夫だ、なにしろ缶スプレーショートが入るくらいの異常な隙間がある。

これだけの隙間があればフェンダーライナーは余裕で動かせる。

ライナーの固定はトルクスボルト4本と樹脂ナット3つ

右後輪の後ろに見えるトルクスボルトを外す。

見づらいけど六角ではなくってトルクスだった。

自分の感想だけど輸入車はトルクスが大好きだ、まぁプラスのねじとか使われるよりは舐めづらいし好きではあるけどね。だから輸入車に乗るようになってから工具にトルクスが追加されたw

見える箇所にボルト2本だけど、さらに見えない位置にも2本ある。

矢印のあたり、下側に2本刺さってる。

手で触ってもわかるし、スマホのカメラをONにして下に回せばわかりやすい

この4本を外して、あとはタイヤの隙間から見える位置にM11の樹脂製?ナットが3か所あるのでそれも全部外す。

車両前方側

真ん中

後ろ側

いずれも標準車高であれば見える位置にあり、余程極太の手や超巨大な工具でなければ余裕で入る、前方側のナットはちょっと工具が入りずらいけど、なんとかなった。

余談だけど、自分はアバルト124スパイダーにもステルヴィオにもこれを積んでる。

他にも後付けしたパーツを外せるような工具はあるけれど、こういうのがひとつ車内にあるとイタリア車は精神的な安心感が得られる(何

話を戻して…ボルト4本とナット3つを外せばフェンダーライナーは外すことができるけれど、全部外す必要はなく、最初に外したトルクスボルトが刺さっていた下側からゆっくりライナーを外側に出していくようなイメージで引っ張れば浮く。

ライナーの裏側、吸音材が凄い!

スピーカー本体はタイヤ頂上よりちょい後ろ側にあるので、半分くらいまでライナーが落ちれば手を入れて外すことができる。それにしても凄い分厚い吸音材がついていて、遮音にも気を使っているクルマだってわかる。

このあたりは標準車もクアドリフォリオも同じだろう。

奥の方に金属のステーとM10のナットで固定されているスピーカーが見える。

落としたライナーの隙間から工具を入れて、スピーカーを固定するステーを外す、ここはたしかM10のナットで2個を外せばOK。

戦犯貴様。忌々しいスピーカーが姿を見せた。

そこそこ立派なスピーカーが姿を見せた、これはさすがにハーマンカードンではないと思う(だろうよ)。

あとはこのスピーカーにスポンジとか適当な吸音できそうな材質のものを括り付ける。

キッチン用のスポンジを切って貼り付けることにした。

このあたりは何を使っても別にいいと思うんで適当に。

ガムテープでぐるぐる巻きにして終了!

吸音に使うものの材質や、どこまでスピーカーを覆うかでボリュームの調整ができるので、一度この状態で音量チェックをしてもいいと思う。ライナーを手で押さえてスピーカーを隠した際、どれだけ消音されたかを確認する。

自分はかなり小さくしたので深夜でも気兼ねなく施解錠ができるようになった。

デメリットも当然ある。

自分的にはメリットが大きすぎてデメリットはどうでもいいんだけど、この作業の大きな落とし穴は「セキュリティの警報音が小さくなるので効果がなくなる」こと。

ただねーーーー・・・これ、オーナーが言っていいのか微妙だけどさ、どこの誰がアルファロメオを盗むんだよ…とか、侵入されても金目のもんはねーぞって気持ちしかない(何

だから、深夜に近所迷惑になって車体に石ぶつけられたり、いたづらされるリスクの方が大きいと考えての作業w

電装系に不安がある、まぁそれは不具合じゃなくて仕様です。

アルファロメオに乗るということは、そういうことなんです、知らんけど。

おまけ

リアのエンブレムをブラック化しました!!なんか銀メッキって微妙じゃね?と思っていたときにヤフオクで売られていたのでw

外したもともともエンブレムはアバルトにでも移植します、これでアバルトも「心は四駆」を名乗れますね!