ぴよこ☆くらふと☆わ〜くす

イタイタしい生活を送ってます。

ステルヴィオ、バッテリー周りをチェックする

この写真だけでも、ノーマルのクアドリフォリオとちょっと違うことがわかる人にはわかるはず。

ステルヴィオ クアドリフォリオ、今回のクルマはさすがに車体本体にお金がかかりすぎたので「原則ノーマル」を貫くと決めていますが、とはいえ小物はちょこちょこいじります(何

 

蟻特急で買ったカーボン系のパーツをステアリング、エアコンパネル、吹き出し口、シフトレバー周辺に貼り付けました。なんでか、この辺だけチープなのです、ステルヴィオ。

 

安定の蟻クオリティを発揮され、ステルヴィオ用であるにも関わらずサイズが合わなかったり、なんだかんだ3割くらい無駄になった小物はあるものの、まぁ元々の金額が安いので気にしないことにしましょう…中華サイトはそんなもん。

 

納車直後にやったことでは電装系カテゴリに入ることをちょこちょこと。

 

今日はそのご紹介をば。

ステルヴィオはバッテリーがやばい?

ジュリア・ステルヴィオ、いわゆるジョルジオ・プラットフォーム群のクルマ定番のトラブルとして話題のバッテリーあがり。原因の特定はされていないものの、大多数の人がバッテリー系のトラブル被害がある模様。

 

イタ車だから仕方ないと言えばそれまでなものの、アバルト124スパイダーと違いファミリーカーとして購入しているステルヴィオなのでいざというときにバッテリーが死んでいました!ではちょっと辛い。

 

イタ車に毒された家族ならそれでも通用するかもしれないけれど、普通の考えを持つ人であればそんなにちょこちょこバッテリーが死ぬクルマをファミリーカーとして受け入れられるわけがない。自分はいいけど、家族の理解を得られない。

 

というわけで、真っ先に見たのがバッテリー。

 

ご覧のとおり、ご丁寧に「2022.1」と交換された日が書いてある。

 

ありがとう、すでに2年弱経過しているバッテリーってことだね…バッテリーって基本何年で交換するものなのか実はよくわかっていない。というのも、いつもリチウムに交換するか、そもそも交換前に売却してる。唯一プジョーだけは予防交換的に交換したことがあった気がする。

 

例外中の例外でアバルト124スパイダーは半年くらいでバッテリーを3個買ったけど、これはイレギュラー中のイレギュラーというか、オーナーの頭がイカれてるから仕方がない。

 

ただ、ステルヴィオで言えば2年がおおよその交換タイミングらしく、SNSなんかをみていてもそのくらいで交換されることが多いみたい。

バッテリーの状態を監視する

年数を見て限界だろうなと思いバッテリーの交換は決意したものの、結局のところ「どのくらいのペースでバッテリーがやばくなるのか」を可視化できないことにはどうにもらない気がしていた。

 

先輩オーナーのみんカラなどを見ていると交換してもすぐにバッテリーがあがったりしているのでそこを可視化できないことには決して安くはないバッテリーを殺すことになりかねない(´;ω;`)ブワッ

 

というわけでCTEKのバッテリーセンスを購入。

状態監視をするためだけのものに結構な費用を取られたものの、転ばぬ先のなんとやら。

 

取り付け自体はバッテリーの+/-の端子に接続するだけだったが、作業前に念のためにバッテリーを抜いたら悲劇的な状況に陥った。

最近のクルマはバッテリー交換も容易ではない

ワンタッチカプラーでバッテリーの「ー」を抜くことができるのが最近の輸入車、プジョーとかもそうだった記憶がある。

 

アバルトにもそれがあったら、カットオフスイッチなんか買わなくてよかったなwと思ったけれど、これはこれで落とし穴があった。

 

「ー」を抜いて、CTEKを付けて再度「ー」を戻し、車内でエンジンをかけたところ「ほぼすべて」ともいえる警告がディスプレイに表示された。

 

これでも最近のアルファロメオ特有の「仕様」らしく、バッテリーを抜いたらエラー消去の裏技?を使わないといけないらしい…そんなことってあるかw

 

エンジンを始動させず、イグニッションボタンを何回かON/OFFしたり、ステアリングを左右に全切りしたりとか、とにかく何回かそんなことをやっていれば復旧したんだけど、バッテリー交換のときもまた面倒なことになりそうだ。

 

ちなみにジョルジオ・プラットフォーム車はバッテリーがトランク(ジュリア)・ラゲッジ(ステルヴィオ)にあり、いずれもリアは電動なのでバッテリーがあがると詰む。

特にジュリアの前期型は後部座席の背もたれが倒れないから割とカオス。ステルヴィオは最悪、物理鍵で運転席ドアを開けて後部座席を倒せば無理やりでもアクセス自体はできるのでまだマシか?電動オープナーとか、電動ハッチ系はイタ車には100年早い装備だってわかんだね、はっきりと(何

バッテリーを買う

アバルト含め、イタ車のバッテリーを1年で何個買うんだというくらい、狂気のバッテリーバイヤー化している気がしないでもない。メガーヌまで含めたら6コは1年でバッテリーを買った。そんなにバッテリーばっか買う奴は業者を除けば自分くらいなもんだろうね…いや、知らんけど。

純正バッテリーは高いので互換バッテリー。安価とはいえ信頼のBOSCHなのでなんの問題があろうか?

 

佐川急便に届けられたバッテリーを取りに行ったら重すぎて腰が死ぬかと思った、20kg以上あるだろこれ?Amazonの商品サイトには10kgってあったけどほんまかいな?ってくらいに重い、中身がぎっしり詰まっている感ある。

 

さすがに今回はL5互換のリチウムにはしなかった。アバルト以上に気難しそうな充電制御、鉛バッテリーですら充電されるか怪しいステルヴィオにリチウムを入れる勇気はない。

 

交換用のバッテリーは確保したので、さっさと交換してもよかったのだけど、とりあえず現状のバッテリーがどの程度使えるのか?せっかくバッテリーセンスを購入したので状態を確認してから交換することにしてみた。

バッテリーの状態を監視する

バッテリーセンスを接続した直後に撮影したもの。意外と使える?

バッテリーセンスはBluetoothを使いスマホアプリにリアルタイムの状態を送ることができるもの。消費電力が心配だけど、当たり前だけどバッテリーを監視する装置が滅茶苦茶電気食うようなら使い物にならないので、その消費電力は非常にわずかなものでバッテリーへの影響はほぼないらしい。

 

Bluetoothの範囲内ならいつでも状態を監視できるけれど、うちは賃貸マンションでなんだかんだ駐車場に止めたステルヴィオまでの距離は100m近くになるので部屋からは監視が無理。なので、外に出たタイミングで状態をチェックすることになる。

 

この60%の状態で3時間ほど一般道や首都高を走ったところ9%ほど充電された…バッテリー容量がそれなりなので溜まりづらいのか、そもそもこんなものなのかはわからないけれど、重要なのは充電され蓄電されるペースと、その後に減る量のバランスだと思いう。

 

21時から翌朝8時前まで、出社前にクルマに近づきアプリで確認してみると…

14%も減っていた。3時間で9%充電され、10時間ほどで10%減ったらちょっとバランスが悪い。

 

ちなみによく言われるスマートエントリーは前夜からの雨が降っていたこともありOFFにしている状態だった。

鍵を持ち、ドアハンドルに触れると鍵を開けることができるスマートエントリーは、鍵を持っていなくてもセンサーが反応し電源を投入するらしく、雨が当たるとそれだけでドアに振れているとご認識し、電源が入る説がある。

このペースで容量が減り続けると新品バッテリーだったとしても一週間弱でバッテリーがあがることになるし、1日30分程度の充電運転ではそれをリカバリできるほどの蓄電は望めない。

 

単純にバッテリー性能が劣化していて減りが早いだけなんだろうけど、早めに交換したほうがよさそうだ。ただ、バッテリー自体はステルヴィオの後部座席に積んであるので、最悪の場合でも交換自体は行える。

 

それから乗らずにまるまる一晩。

まぁおおよそ一晩で10%のダウンだとわかれば、それなりに手を打てるというか、やり方もあるので、そういう意味ではバッテリーセンスを買った意味はあると思う。それを知らずに1週間放置していたら、いざ出かけようとしたらバッテリーが死んでいたという悲しいことになりかねなかった。

 

あぶねーって感じです。