九州から戻った翌日はキャロルさんで足回りとオイル交換!
5月30日(火)~6月4日(日)
足回りを交換しよう
中古で買ったメガーヌさんは先日の九州往復でめでたく?60,000kmを超えちゃった。。
足回り交換とブログタイトルにはありますが、いつもの自分であればこのくらいの距離では足回りとか交換しないです…工賃や部品代がもったいないってのもあるし、前にも書いた気がしないでもないけど新品のフィーリングが嫌いです(何それ
新品は新品だったころから劣化していくので、その過程を体感するのが苦手です。一方で中古は最初から状態が悪いことが多いので「こんなものか」で済んでしまうので気持ちが楽なんです。
中古主義者?いやいや、よくわからんけどねw
メガーヌはこれからホイールを交換するので、純正の車高だとぎりぎりはみ出るか、出ないかだと思います。
(SA-25Rは8.5Jの+45なので危ういのです)
車高を下げるだけならダウンサスで十分ですが、新車やせいぜい1万km前後の車両にダウンサスならまだしも、6万kmの車体にダウンサスとか絶望的な結果しか見えないと思うので、清水の舞台から飛び降りる気持ちで交換に臨むことにしましたw
キャロルさんで取り扱っているビルシュタインRSMとRSMコイルセットにしましたが。
https://carol-fukaya.jp/rsm.html
決める前には車高調も含めて検討はしました(どっかの国の総理かw)
重要視したのは以下の項目です。
- 車高はあまり下げたくない
- 乗心地は純正同等以上
シンプルですねw
ダウンサスを入れたいと言いながら、車高をあまり下げたくないとはどういうことなのか…今回は見た目よりも、単純に社外ホイールを履かせるために車高を下げたいからという理由が大きいのです。
ぶっちゃけてノーマルの車高でも不満はないです、むしろ九州往復3,600kmを走って純正車高は正義だとさえ思いました。
車高は低ければ恰好は間違いなくよくなりますが、犠牲も伴います。
乗心地はその筆頭で、サスペンションのストロークが不足すれば底付もするし純正同等の乗心地をキープしたべたべた車高とか聞いたことがないです。
サーキットに主軸を置くクルマなら話は別ですが、自分はサーキットは走るつもりが微塵もないし、サーキットを走るにしても車高を下げたのであればロールセンターアジャスタやスタビなど、足回りをすべてやり直すくらいやないと逆にバランスが悪くなるのが常です。そこまでガチなクルマじゃなく、うちのメガーヌは近所のお買い物がコンセプト(その近所が自分の中では東京から鹿児島までってだけです)。
純正車高の良さは底付がしにくいところや、あらゆる路面で不安なく転がせるところ。
写真の舗装林道はかなり道がよいので問題ないですが…
舗装が荒れてる舗装林道、九州で何度も味わった楽しみ道…そういう場所では純正車高でもいろいろなところを擦りましたwwww
ただでさえそうなので、これ以上車高下げたら…しかも、これからフロントリップも装着予定なので、純正より極端に落としたら走れる場所が限定されてつまらないメガーヌになる可能性があるんです!
あと、そういう道はストロークする足じゃないと危なっかしくて踏めたもんじゃないので。車高調でも高額なものはその辺も問題ないかもしれないですが、絶対的な量に関しては言えば純正に近い車高を維持できるコイルがベターなのでした。
仕事でも使い、自分じゃない人も運転するので低すぎる車高は壊される可能性が高く、現実的に使い物にならないし…恰好のよさはわかるけど、使えない、つまらないクルマになるならメガーヌじゃなくていいわけで!!なので、自分が求める「楽しさ」を追求したい、そんなサスペンションを探す中で、レビューなどを見る限りはビルシュタインダンパーとキャロルさんのコイルの組み合わせが現実的な最適解なのかなと思いました。
足回りのリフレッシュでメガーヌは生まれ変わるのか
朝一作業なので、8時前には自宅を出発…同じ県内だけど深谷はほぼ群馬w
実家からなら1時間でつくけど、自宅からは2時間コースなんですw
朝の3時に帰ってきて、8時前に自宅を出なきゃならないから、逆算すれば7時前には起きる必要がありと…さすがに4時間睡眠はつらかったw
17号でバチクソに煽り散らかす某ドイツ車w
イケイケドンドンなのはわかるけど、なんでこうマナー悪すぎでしょ…別にトラックが遅かったわけでもなく、道は法定速度以上で流れていたんですけどね…どけって言いたい気持ちもわかるけど、ドラレコ搭載車が多いこのご時世によくやるわw
作業費を現金払いにしようと思って、でも現金を下ろし忘れたので慌ててコンビニで。
部品代+工賃代で50万円近く飛ぶ想定なので…
でも、コンビニATMって1回20万円までしかおろせず…無駄に手数料を3回分払いました、、、死にたい(´;ω;`)ブワッ
10時から作業開始だったので時間ぴったりに。
作業内容的には、
- ビルシュタインRSM
- RSMコイル
- アッパーマウント
- オプティマエンジンオイル
- ミッションオイル
と、メンテナンス系はわりとがつっと。
アッパーマウントは6万kmなら交換しておいたほうがあとあと工賃かかることを考えるとお得じゃねって話でおすすめいただきました。
効果のほどは定かじゃないけど、せっかく新品の足を入れるので、消耗品は一気にやったほうが効果もわかりやすいでしょうということで。
10時開始で13時前には終わったのでスピード作業!!
足回りの慣らしが終わっていないので極端に純正から下がったわけではないけど、立ち姿がなんか違う!(ホイールが奥に引っ込んだというのもあるけどw)
「試乗してみてください」
そういわれて乗り込んで、エンジンをかけてクラッチをつないだ瞬間!!
(´;ω;`)「なにこれすごい」
いや、ほんと…走りだした瞬間に違いがわかるどころか、クラッチをつないだ瞬間に違いがわかるんですw
純正は発進時から上下に揺さぶられていましたが、それがなくなりスムーズにクルマが動きます。
キャロルさんの駐車場と、駐車場から出た道って舗装が悪い(石畳的な?)んですけど、その路面の凹凸に対してサスペンションがきっちり追従していることがわかり、あきらかに乗り心地がいい。
つい半日前まで、3,600kmの長旅を終えた身体は純正メガーヌの乗心地を完全に覚えているわけなので、このあまりの変化に「メガーヌではなく、日産ノートに乗り換えたか?」と思うほど…なんならノートよりも乗り心地がよいかもしれない。。。
驚きなのはここまで柔らかい乗心地なのに、バネレートは純正同等以上とのこと。
乗心地がいいってのはどうもメガーヌの見た目からするとどうなの感あったんですけど、びっくりしたのは帰り道で高速に乗り、料金所から本線に合流するループ。
いつもはリアが少し出そうになる感覚があったループの道で、リアがぐっと沈み込んで、タイヤの接地感が半端ない!
前輪駆動車だからリアにトラクションってのも変な感じですけど、しっかりタイヤのグリップ力をもって曲がれるから安心感が段違い!とにかく荷重移動で面白いくらいに足が動く!!
楽しいな、この足!!
車高は純正からフロントで10mm程度のダウンらしいので、極端には下がらないです。
馴染んでくれば少しは落ちると思うけど、ベタベタにしたい派には物足りないかな。
この乗心地とパフォーマンスのバランスで見れば、自分のようなユーザーにはぴったりなのではと…
慣らしを終えて、アライメントを取り直して、そこでどう変わるかを知りたいなぁw
オイル交換でメガーヌが激変した
足回りの慣らしも進めなきゃねってことで、職場にもメガーヌ通勤。
帰りに、ちょっと大黒とか寄ってみようかなと…
いつも大黒へ行くときは首都高を法定速度くらいでとろとろ流します、バイクはいつも一番右車線!クルマは一番左!がマイルール(なにそれ)。
足の交換と同時にエンジンオイルとミッションオイルも変えました。
メガーヌ専用オイルでした。
オイルはランエボ時代からずっとリキモリでしたが、メガーヌはせっかくショップがメガーヌ用として出しているのであれば…ということでオプティマにしたんです。
300kmくらいかな、走ったころに変化を感じました、やたらエンジンが軽い。
で、大黒に行くまでの燃費…80km/h巡行ですが。。。
リッター18.9km!!
似た条件で何度か大黒に行っていますが、そのときでも最高は13km/Lで、それでもランエボ並みにいいなぁと思っていたけどほぼ19km/Lってどういうことwwww
メガーヌ、本当に日産ノートにでもなったんか…
もちろん踏めば燃費は悪化するんだけど、トータルでみても今までより燃費はUP!
踏んだ時のレスポンスの良さ、パワーとトルクが今まで以上!
正直、自分はF4Rというエンジンに対して「トルクはまぁまぁあるね」くらいのイメージしか持っていませんでした。
その原因がオイルだったのか…ごめんよ、F4R(´;ω;`)
納車時にオイル交換されていたはずですが、納車後から発進は気難しいし、慣れていても九州3,600kmのドライブでも何度かエンストするくらいにクラッチの気難しさに悩まされていたわけですが、オプティマを入れてからはエンストしない。
渋滞がめっちゃ楽になりました。
レスポンスもだるかったのでスロットルコントローラーを入れていますが、
今までは常に一番過激なR+モードで乗っていました。
一番過激にしてやっとヒール&トゥがやりやすくなったり、発進がスムーズに感じるようになるくらいでしたが、オプティマを入れたらR+は過激すぎて乗れない…なのでS+まで落としていい感じにバランスするようになりました。
パワーもトルクも十分なので、サブコンを外して若干もっさりしたかな?というエンジンが、「これはニュル最速!」と思い出させてくれるくらいには戻ったのでオイルって重要ですね(´;ω;`)
というか、納車時にどんなオイル入れたんだよ…サラダ油かラー油だったのか?
足はまだ300kmくらいでは完全に馴染んでいないようで、段差を乗り越えるとボコン、ボコンと音がしますが、これは3,000kmくらいまではするかもしれないとのこと。
500kmを超えて
慣らしを口実に息子を連れだして秩父の方へw
高坂SAでこんなものを見つけたw
フランス車乗ってるからね、当然買うよね。
マスタードとかがNGな人なのでプレーンにしましたが、それでも十分美味しい!
目的地は埼玉県立自然の博物館。
秩父の山奥にあるので、帰りにワインディングも楽しめるであろうという(何
メガロドンがいますw
あんまこの手のものに興味がないかなと思っていたけど、それなりに楽しんでくれた模様…親はちょっと仕事してましたw
500km走ったくらいだとあんま車高は落ちてないかな?
20mmダウンしているはずなのでもっと下がりそうなもんですが。
あとだいぶ馴染んできたのか、交換直後より足に硬さを感じるようになりました。ただその硬さは不快なものではなく、交換直後は逆に高速でふわっとした印象があったものが、ほどよくコシが出てきたというのでしょうか…とにかくいい感じ。
正丸峠へ。
ここはかなり細い道で、センターラインはキャッツアイもあり、タイとコーナーが続くのでメガーヌ向きではないですねw
おもいっきりここで足を動かして馴染ませてやろうとしましたが、難しいw
DASSの特性が正丸峠には合わず、前日の雨と落ち葉でスリッピーな状況だったこともありますが、唐突にフロントの切れ角が変わり変な動きをします。
DASS系の足回りは高速コーナーには強いんですが、タイトコーナーでの動きは読みづらい癖があるように思います。むかし先輩がAE111のレビンに乗っていたのを借りたことがあったのですが、中~高速コーナーはよかったのですが、ホームコースにしていた舗装林道に数か所ある回り込むようなタイトコーナーで操舵角が増えてくると急にすっぽ抜けるような、手ごたえがないハンドリングに違和感というか恐ろしさを感じたことがあり、それがまさにメガーヌでもありました。
メガーヌもそもそもがニュル最速を狙い、トルクステアを減らすことに注力を置いたクルマなので、回り込むような低速コーナーよりもアクセルを踏んでイケイケGO!GO!な高速ステージを意識した構成のため致し方ないところはあります。
群馬で遊んだ道はそこまでタイトコーナーもなかったし、アベレージが高い道ばかりだったし、ドライだったのでDASSの欠点が見えにくかったのかもしれません。
なので正丸峠はあまりメガーヌ向きではなかったのですが、足を慣らすという意味ではよかったかなと思います。
帰りに走る何かと(悪い意味で)話題になるR299は楽しかったし、足がしっかり動くのでリアの動きを信頼してメガーヌを使えます。
純正サスも扱い方がわかれば怖くもないんだけど、リアがしっかり粘る、タイヤを使えるというのはこんなにも安心が出るのかーと…この足で九州に行っていたら、もっと楽しめた可能性がありますねw
タピオカが飲みたいという息子のために蓮田に寄りました。
メガーヌさん、クーペだし低いんでしょって思うけどクラウンとそんな変わりませんw
86とかと並ぶとほんとでかいな…と感じます。
ただ、腰高に見えないのは3サイズが絶妙にバランスされている、まさに黄金比的な奇跡のスタイリングがなすところが大きいと思っていて背が高くても不満に思わないし、ダサくも見えないのは凄い!
そのおかげで車内は広いし、車中泊も余裕でこなせるわけですから、万々歳ではあります。
まー、その代わりといっちゃあれですが86とかあの手のクルマに比べると1.4tも車重があるのでめちゃくちゃ重いんですけどねwランエボと変わらないw
息子と別れて夜から仕事でしたが…
1時間1,000円の駐車場って(´;ω;`)ブワッ
帰りに海ほたるまで行ってきました。
15の枠に止めたのは昔のマイカーだったFTOのリスペクトです(ナンバーが15でした)
上から眺めてもかっこいいなぁ…
メガーヌ3は本当にかっこいいと思います。完全に見た目だけで選んだ感はありますが、格好良さもあり、実用性もある、そりゃファンもおかわり(メガーヌからメガーヌへ乗り換える)する人も多いってのはうなずけます。
ここまでバランスがよいクルマってなかなか無いし、メガーヌ3なら中古で200万円も出せば今なら買えます(´;ω;`)ブワッ
このくらいの金額であれば家族がいてもメインカーとして許してもらえる(うちだけかw)。
ジョンシリのメガーヌさんがいた…
交換直後はちょっとふわふわ感あった足、だいぶ落ち着きました。
そういえば、エンジンオイルを一緒にミッションオイルも交換したのですが、300kmを超え、500kmくらいになるとスムーズにミッションが入るようになった気がします。
エンジンオイルは納車整備で交換されていますが、ミッションだけはいつ交換したかわからなかったので交換しておきたかったのですが、交換して正解ですね。
今のメガーヌ、足もよく動き乗り心地もいいし、エンジンも軽やかに回るし、ミッションの入りもいいので納車時とは別物に感じます。
ほんとね、ごりっごりのチューニングパーツを付けるのもいいと思いますが、自分のメガーヌのような距離そこそこの中古車は下手なことをするより基本に忠実なメンテナンスが一番効くんじゃないかと思います。
もうね、ほんと別物になりました。
1,000kmへ
翌日も慣らし!
距離的には700kmくらいなのでもう間もなくって感じです。
大黒でZ33と。
Z33って学生の時に乗って、首都高をドライブしたら道間違えて…降りて道に迷って戸越銀座に入り込んでしまい「こんなでかいクルマ運転できるか!」って新車をぶつける恐怖で泣きながら無事に帰ってきたわけですが…
メガーヌよりも小さいんだよねw
Zも幅と全長や全高のバランスで大き目に見えるんですけどね…不思議。
今やそんなZよりもでかいクルマで都内のあらゆる狭路に入り込んでいるわけなので、ドライビングスキルが上がったというか、経験値が溜ったというか…
息子が船に乗りたいというので…
東京湾フェリーに来ました。
1週間で2回もフェリーに乗ったよ、うちのメガーヌさん。
さすがにこんなペースでフェリーに乗ったのは北海道ぶりか。。。
短距離航路だから乗ったうちには入らないといえばそれまでだけどw
地上は暑かったけど、海の上は涼しくてよき。
ポケットに手を入れているのは生意気してるんじゃないですw
ポケットにぺんぎんのぬいぐるみを入れていて、あまりに風が強く飛ばされないように抑えているだけでしたw
30分くらいだっけな、あっという間です。
距離1,000km弱で帰宅。
コイルとダンパーはすっかりなじんだのか、程よい硬さになりましたが、それでも乗り心地は純正とは比べ物にならないくらいによいです。
車高フロント。
リア。
10mm~15mmダウンと言われているだけあり、純正から極端には落ちてないです。
一般的なダウンサスでもだいたい20mm弱は落ちるので、車高を落としたいという目的が強いのであればこのコイルは合わないと思います。
ただ、乗り心地とパフォーマンスのバランスで言えば、自分の乗り方をこのメガーヌに合わせられればかなりよい選択になっていると思いました。
次はホイールを変えます!