新型コロナウィルスのワクチン接種に関しては未だ多くの混乱が続いています。
ワクチン供給量が不足する中ではありますが、7月に入り職域接種が実現しました。
職域接種を巡っても某企業が「炊き出しの精神」とかほざきながら従業員数以上のワクチンを確保し余ったワクチンを一般にも接種するというよくわからないことをしていました。
6月には別な企業でも対応が遅い自治体に変わり支援の意味で企業が一般にもワクチンを接種するようなことがあり、それはそれで自治体の対応が遅いので企業がサポートするという前向きな捉え方はありましたが、炎上した企業の場合はプレスリリースのまずさや時期的なものもあり好意的には捉えられませんでした。
職域接種実現に向けて動いていたひとりとしては国からも「絶対に余らせるな」とうるさく言われ、アンケートを取ったり、従業員の年齢や居住区の接種券配布状況などを考慮し、かつ少なめに申し込むことをしました。
とにかく「絶対に余らせない」というのが大前提で、かの企業のように余るから一般に提供しますなんてことは絶対にNGでした。まぁ区と提携してってこともすればいいんでしょうけど、別に一般に向けたアピールをしたい企業でもないのでとにかく我々は「余らせない」を大前提として行動し、連日連夜その数については大きく議論したものです。
そんなこんなで接種となるわけですが、そもそも自分は注射が嫌いなのです。
小学生の頃は予防接種の日になると学校を休もうとしたり、なんというか身体に針を刺すのが嫌なので身近なところではインフルのワクチンも打ったことはありません。
そもそも真横にインフルとノロがいても自分は感染せず周りが先に感染してパニックになるなんてことは過去の職場でも散々あり、あまりそれらの予防を考える必要がなく、コロナもなんだったら平気なんじゃないかとさえ思っているくらいです。
自分はこの迷走神経反射というものが出るので採血だけでなく普通の注射でもほぼ倒れます。妹も似たような感じなので兄妹そろってダメダメなんですが大丈夫なのかな(´;ω;`)ブワッ
本音では打ちたくない(5Gにつながるからとかではなく、針が嫌だから)けど職域接種に向けて動いていることや、不特定多数と接する機会や出張の機会も多いことから完全に防げるというわけではないにせよ「ワクチンは打ちました」といえるだけでも違うのかな?と思って接種に向かいました。
そんなわけで注射嫌いが第一回目の接種に向かう実録レポ!
かゆ・・・うま
接種日当日(死刑日当日)
健康診断で採血される日の朝よりは余裕です。健康診断は健康と名がついていますが採血で毎回15分くらいベッドで横にならないと無理なのであれは非人道的なものだと思います。時代が令和になっているというのに、未だにあれだけの血を抜かないと健康状態がわからないというのも不思議な話で、いい加減に舌で舐めるだけで状態が把握できるとかそういうのないんですかねと思いつつ。
SNSで見ていると弊社だけではないようですが職域接種をマネージメントしているのは旅行会社でした。
もちろん個人情報を渡すので同意書や健康状態を書く予診票、接種記録書を準備してから望みます。
16時半からということでなにかあっても嫌なので仕事を大急ぎで片付けていると、緊張から腹痛が出てきました(´;ω;`)ブワッ
トイレと一体化しておりましたが、会場は同じオフィス内なので移動は最小限なのが救いです。
会議室の1室が会場であり、入室前に検温と健康状態を聞かれ、身分証明書を準備して待機させられます。
そこまで広いオフィスではないので一度に接種会場まで案内してもらえるのは4人までで、2分くらい待つと接種会場への移動となりました。
会場では問診票などを確認され、その後医師による問診が行われます。基本的には予診票にチェックを入れた内容に関して質問されるだけです。自分は特に問題ないのでアレルギーは花粉症とナッツがNGなくらいであとは特に問題なく、念の為注射で気持ちが悪くなると伝えましたが採血でも15分くらいで復帰できるので医師からも今回は15分でいいねと言われ最後に「頑張ってきてね」と言われました。
多分、怯えて顔色が悪かったんだと思います(何
すぐとなりにあるブースでは2人まで同時に接種可能でした。
DOKI☆DOKI☆接種のとき
さていよいよです。
普通の注射と同じようにアルコールでかぶれはでないか?と確認され、問題ないとお伝えしワイシャツをささっと脱いで肩を出します。
筋肉注射というものは中学生の頃、イキって野良犬に向かって指を鳴らして挑発したところ襲われ足を噛まれてしまい、そのまま病院送りにされ狂犬病の予防接種かなにかで「お尻か肩かどっちかだせ」と言われて肩に打たれたのが最後です。
利き腕が右なので左肩に打たれますが、あれ・・・思ったより痛くない。
ちくっとはしますが、静脈注射っていうの?腕に刺されるやつより全然平気。しかもほんの一瞬で終わるので「はやっ!」と思わず言っちゃうレベルでした。
直後はやはり針を刺されたことややはり何か入ってきている感はありめまいのようなものはありましたが、採血よりは頭痛もなく注射嫌いとしても全然平気といえるものでした。
15分は最低待機とのことでしたので控室でおとなしく休んでいますが、額に脂汗が浮いてきました。なんか暑い気がする(´;ω;`)ブワッ
あ、これ39℃とか出て死ぬやつかな?と思ったんですが、別に動けないほどではなかったので15分して外に出ました・・・
そして、気づくのです。
熱があるのではなく部屋が暑かったと(何
もちろん事前情報として接種直後よりも数日後に副作用が出る人が多いと聞いていたのでさすがに直後は何もないだろうとは思っていました。これはコロナワクチンだけではなく、他の注射でも普通に額に脂汗とかは出るので自分にとっては一般的な反応です。
そのままオフィスに戻り普通に仕事をし、30分ほど残業をして帰宅。
この日は外が暑かったため熱があるのか、外が暑いのかもよくわからないものでした。
体感気温32℃でしかも雨なので蒸し暑さが尋常じゃなかった。
接種後から翌日昼までの体調変化
帰宅後、熱はこまめに図りましたがどうも平熱です(ぉ
むしろ朝より0.5℃下がりました、一日活動したら平熱が下がっているのでよくわかりません。
接種から3時間くらいはなんてこともなかったのですが、そのあとちょっと用事があり運転して外に出ると、帰りぐらいの時間・・・ちょうど接種から4時間目くらいになって左肩に違和感が出てきました。
肩から腕にピンと張ったような痛みが出てきています。腕を横に開こうとするだけでも痛い。
ただ激痛というわけではなく、なにかにぶつけたときのような痛みという感じで痛むというより違和感のほうが表現としては近いかもしれません。
手首を動かすとかは全然問題ないですが頭を洗うとか肩を上に上げる動作はしんどいなという感じです。
熱は特に出ていませんでしたが、腕の違和感などもありその日は熟睡できず、23時に布団に入り、眠れたのが午前3時というよくわからない状態でした。
翌日は念の為に休暇を取っていたので問題有りません。
翌朝も平熱でした。
なんでも一回目よりも二回目のほうが酷いとは聞きます。
あと若い子のほうが副作用がでやすいとかで、職場の20代勢が軒並み翌日に休暇を取得していたので若いって大変だなぁ・・・それだけ細胞が若いってことやなとか勝手に思っていました。自分は現在37歳、もう後期高齢者枠なのでワクチンに反応できるほど元気な細胞もいないということでしょう。
そんなわけで一回目を接種し、これを書いているのが翌日昼となりますが18時間くらい経過しても肩の鈍痛があるだけでこれといって体調に変化はありません。
念の為アクエリアスと熱冷まシートを買っていますが特に使わなかったというところ。
モデルナ製なので次回は4週間後となりますが、そこではもっとひどくなるのかなと思いつつです。
尚、ワクチンを打ってもノーマスクとはならず引き続きマスクもつけますし、感染には十分気をつけて行動をしていきます。
<24時間後追記>
これまで大した痛みもなかった左肩の痛みが増し、下半身にだるさを感じるようになりました。
ちょうど24時間が経過した頃、なんか身体がだるいと熱を測ってみます。
おお!熱がある(感動)
36.7℃なんて平熱だろって人もいるかと思いますが、自分の平熱は35℃前半です。おそらく普通の人の体温は36℃前半とかだと思うので36.7℃というのは自分にとっては一般の方の37℃くらいあるようなものだと思います、というよりここまで熱が高くなることは稀です。
確かに下半身のだるさは風邪のそれですが、熱は三時間くらいで引き、あとは強烈な右肩の痛みだけが残り続けるような形となっています。
<36時間経過>
熱は完全に引き、肩の痛みも若干マシになりましたが、肩に違和感は引き続きあり、曲げるとちょっと痛い(全然耐えられるレベル)です。
これは副作用なのかはわかりませんが全然寝付けなくなり、ワクチン接種後2日が経過しようとしていますがまるで眠れず30分の仮眠を繰り返すような形となっています。なんだろうねこれ。