アラフォーが時計を探すために毎日ネットサーフィンするだけの話だよ!
イントロダクション
明治、大正時代ならまだしも令和、西暦で言えば2021年にもなって腕に時計を巻きつける文化が残っていることが信じられないアラフォーおぢさん。時間が知りたければスマホを見ればいいし、スマホ中毒者なので腕を見るより常に手にしているスマホを見たほうがダントツ早い。
オフィスに時計を付けずに行くことも珍しくはない。
出勤も減っているし、車やバイクで通勤すれば車載の時計もある。オフィスでは常にPCが目の前にあり時間が腕時計でなければわからないなんてことはもう随分と昔からない。
では、なぜ腕時計なんてものが必要なのか?
時計業界に殺されるかもしれないけど、こんな僻地のブログを時計屋が読んでいるわけもないのでまぁ気にしないことにする←
元は2021年早々の上長との面談において「もう少し普段の身なりに気を遣え」という何ハラなんだかわからない指摘を受けたからだ(実際はもう少し柔らかいニュアンスだったけど)
清潔感がないとか、そういう話ではなくて年齢相応のアイテムを身に付けろということでまるで意味がわからない。
スーツだって別に安いものは着ていないし、このブログに関して言えば時計だって5万円以上するカシオのPRO TREK Smart WSD-F20だ。
そう、それがNGだったらしいw
スーツは3ピースでばっちり決めているのになぜ時計がそれなのか…
上司としてはそこが解せなかったらしい。
※着こなしのバイブルですw
なぜ自分にこのオーダーが来たかと言えば春先から担当業務が変わり、今まで以上に外に出て主に交渉業務を担当する。
部門の顔として大手企業と対等に交渉するためにはこけおどしでも身なりはそれなりにしておく必要があり、相手も大企業から来た人間が変な恰好だったら評価をぐっと下げてくるだろうと。
「恋愛と一緒、ファーストデートには気合を入れるようにビジネスもハッタリでもいいから第一印象で相手に見下されるな」
ごもっともな意見だ。
今までの考えは逆で、第一印象が悪いところを話術で覆しそのギャップで勝ちに行くスタイルだったが、それは「次」があることが前提だった。
今回はもう最初から優勝しに行くぞの姿勢で行けとのことだったし、それが業務命令に近いところもあるし、なによりその業務での評価が自分の今の会社における今後数十年の生き方を決めるだろうことは間違いなかったのでいつもなら反抗的な姿勢になるのの「おかのした!」の二つ返事で了承し、いろいろと準備を進めてきた。
で、そもそもなんで腕時計ってビジネスで必要なんだっけ?って疑問に思ったとこからこのブログを書いているし、そんな中でどの時計にしようかなという迷いを文章に起こすことで自分の頭を整理しようとしている…要するに自分のための、自己中心的な内容が今日の内容。
同じような境遇の人がいたら一緒に悩んで答えに近づいてくれると嬉しいな(´;ω;`)
なぜビジネスにおいて腕時計は必要なのか?
自分が指摘されたのは職場にG-SHOCKで来ているからだ。
いいじゃねーかよG-SHOCK!!何が悪いんだよ。
こちとら中学生のときから時計はG-SHOCKと決めている歴20年以上の猛者だ。冠婚葬祭どんな場でも愛用のG-SHOCKとともに行く。
昔ほどではないけれど自宅にはまだいくつか保管しているが、いずれもG-SHOCKだ。
メインで動かしているのはWSD-F20とGBA400の2本。
いずれも気に入って使っている。
時計をつけない日だってかなりの頻度である。
単純に忘れているだけだが、そんな日に会議があると指摘されるのが弊社。。。
スマホで時間がわかるご時世になんで腕時計が必要なんだよとぼやきたくもなる。
■ ビジネスマンとしてのマナーだから
腕時計を付けるのはビジネスマンとしての最低限のマナーだという。
要は腕時計をしないのはボタンダウンでノーネクタイの3ピースみたいなアンバランスさになるらしい。
でも見ているとお堅い業界である自分の会社でも20代くらいだと時計なんか付けちゃいないし、明らかに自分らが若いころとは社会人のスタイルも変わっている。
だから…許さるだろう自分はNGなんだろう。
クライアントにおいて決定権を持つのはシニア層だし、その層に今どきのビジネスマンは時計なんか付けませんよ!と訴えたところで意味がない。
自分らがその層になったときに腕時計が不要な時代になっていれば自分も気にしないがまだまだそうじゃない。
そうじゃないから相手の小物を見て相手を品定めする。
上司に時計を突っ込まれたとき、正直な感想は「こいつ人の手首とかよく見てるな…気持ち悪っ!」だった(ぉ
そういう人の小物をよく観察しているストーカー気質な人は職場には意外とたくさんいるようだ…それが驚きだ。
そんなの気にする?
自分は誰がどんな車に乗っていようが微塵も興味がないし、他人の持ち物とかも興味がない。そもそも他人が何をやるのも自由なはずなのになぜ興味を持つのかが理解できない…
だけどそこで反発するほど愚かな社会人でもない、従うべきは従う、そうすべてはプロモーションのために。
■ すべてはステータスのために
時計が唯一の時間を知る術であった縄文時代とは大きく時計の持つ意味が変わっているよね…つまりスマホがあればなくても特に困らない。ビジネスの場だって職種にはよるだろうけど自分は常にPCを開いているので時間がわからないなんてこともない。そんな環境でマナーの他に腕時計が必要な理由を作るとすればそれはもうステータスに他ならないのでは??
だって時間がわかるだけでいいならチープカシオで充分だし。
土に埋めても、ぶん投げても壊れないし、時間を見るだけじゃなく時限爆弾の時限装置にすら使われるという世界中で愛され信頼されているチープカシオが最強!!
それなのになぜパティックフリップのように数千万円の時計が存在するのか?
パテック フィリップ【PATEK PHILIPPE】|正規販売店はヨシダ(YOSHIDA)
いや、パティックフィリップをDisってるわけではなく、自分だって年収が8000億円くらいあれば東京湾に浮かべた三菱重工特注のオーダーメードイージス護衛艦(型落ちのSPY-1Dを米国より金にものを言わせて購入)のCICから前職の違法企業がある場所の光点を眺め「Welcome to Underground」ってささやきながらハープンミサイルの発射ボタンを押す、その手首に巻き付けられている時計はパティックフリップだったみたいなことは絶対にやりたいと思っているんだけど、残念ながら無理なのだ。
むしろ数千万円の時計とか投資でしょ、普段からG-SHOCKみたいなラフな使い方絶対できないでしょ…って思うんだけど時計の世界はピンキリで数千万とまではいかないもののいわゆる一般人が買える高級腕時計では数十万円~数百万円くらいまで、星の数とは言わないけれど無数のモデルが存在する。
じゃあAmazonで900円で買えるチープカシオと何が違うんだってことだよね。
時間がわかる、精度もそれなり…チープカシオじゃなく数万円のG-SHOCKだって今やスマホ連携して時刻同期を図るから1秒の狂いだってその辺の時計には全然負けない。電波時計なんてものはスタンダードだ。
それよりも勝る何かが高級腕時計にあるかと言われたらそれは職人による手作業で作られた機械式という精巧さであったり、物語であったり、そういったところだと思う。時計だけではないけれど要するにブランド価値だ。
完全に偏見と言われればそれまでだけど、今や時計を身に着ける理由はステータスのためってのが大きいんじゃないかと自分は思っている。
■ よいモノは励みになり、そして相応の人間になりたいと思える
これは時計だけじゃないけれどよいものを持つとそれに見合う人間を演じようと人は頑張るものなのだ。
頑張ってきたからそれを手にすることができたという逆の話でもあるのだけど、多少身分不相応なものを持つとそれを持つにふさわしいものになろうと意識が働く。
そしてそれを維持するために仕事にも励みがでるってもの。
だから多少良いものを持つのは悪いこととは思わない。
けれど逆に良いものを持ちすぎると周りの目に僻まれる。
自身、そのおかげで昔いた会社では大変なことになった。
当時からWワークをしていたし収入は単純に同年代の1.5倍くらいはあった。だからアグスタやランエボを買ったり毎週のようにでかけたり、Apple製品だって新商品が出れば都度買い替えたりできた。もちろん生活はジリ貧だったけど、自分は衣食住にお金をかけないので充分に補えるものではなあった。でも給与レンジを知る同僚にはそうは見えなかったようで「こいつは不正をしている」と噂を流されるわ、意図的に備品を隠される(破棄されたか、売却されたかは謎)、そのうえでこいつは会社の備品を売りさばき金を得ていると通報され社長に呼び出される羽目になった(´;ω;`)ブワッ
そういう人もいるんだな…ということ。こちらとしては生活費を削って趣味に生きているだけだが、当時は既婚者ということもあり既婚者でそんな贅沢が許されるわけがないというのも疑いの一端ではあった、悪かったな、だから愛想つかされるんだよ←
転職して2年、前職はマネージャーだったけれどいまはアソシエイト、要するに平社員。仕事ではそれなりのことをやらされるけど周りからはただの平社員という目でしか見られない以上はそんなに高級なブランドを身につけるのもどうかと思う。
プジョーにしているのもそういうこと、国産は嫌いだけど嫌味な輸入車は周りの目的に乗りづらい。誰も直接言わないが、見ている人は見ているのだ。
プジョーは欧州ブランドの中でも庶民派だし、高級車というイメージはない。なにしろヤ○セの営業にプジョーのSUVってことは300万くらいですか?と言われて「値引き込みで450万円ですね!」と言ったら目を丸くしていた。きっとドイツブランドからそればそんな感じなので同僚たちもいい車に乗っているという目は持っていないはず!
もちろん37歳という年齢を考えればそこそこのものを身につける必要はあるだろうけどかといって高価すぎるのもどうかと思う。
そういう制約の中でじゃあ自分はどんな時計を選ぶべきなのかを考えた。
自分好みのビジネスにも使える時計を選定する
選ぶ前にまずは前提条件をいくつか並べたいよ!
・スーツに合わせても違和感のないデザイン
・そこはかとない高級感
・できればボティはチタン(金属アレルギーなもんで)
・そこそこ雑に扱えるor壊しても泣かない金額
・機械式・クォーツ式・ウェアラブルデバイス問わない
■ スーツにあわせても違和感のないデザイン&そこはかとない高級感
今回はこの組み合わせがNGだった…なのでスーツに合わせても違和感がなく、そしてそこはかとない高級感があるとなおよしってことなんだろう。
■ ボディはチタン
冬場はあまり意識しないけれど夏場は死ぬ。金属アレルギーがあるので本体裏面がチタンでないと高確率で夏場は痒くなる。面倒なものだ…なのでチタンを使っている時計のほうが季節を問わずに利用できるので好ましい。
■ そこそこ雑に扱える&壊しても泣かない金額
昔から物の扱いはかなり雑、でも物持ちはいい(何
G-SHOCKにこだわるのも物理的に投げつけても壊れないし、仕事柄ガンガンものにぶつけることがあるのでその程度で壊れたりしたら使い物にならないってこと。壊れた状態でも気にせず使うのが信条だし、見栄えを一切気にしないからいいのだけど時計のような精密機器はそうも行かない。なのである程度の耐久性があることが望まれるけど、そんな時計は多分カシオくらいしか出していない。
であれば、壊しても惜しくない金額の時計がいい。
時計は大切に使うものではない、ラフに使って壊れないが一番重要だ(ぉ
■ 機械式・クォーツ式・ウェアラブルデバイス問わない
要件さえ満たせているなら何でも構わない。
以上、じゃあ早速1週間くらいかけて選んだ数本の時計を紹介するよ!
ちなみにこれを書いている時点では何を買うかはまったくの未定だぜ。
■ 漢は黙って安心と信頼のカシオ!オシアナス OCW-P2000D
[カシオ] 腕時計 オシアナス CACHALOT Bluetooth 搭載 電波ソーラー ダイビングログ OCW-P2000D-2AJF メンズ シルバー
価格が300チープカシオくらいする、カシオブランド最高峰。
G-SHOCKファンが大人になり、ビジネスの場にG-SHOCKは無理!だけどカシオファンであることまでやめたわけではないという自分のような人にはこれしかないだろうよというくらいに安定感がある我らがオシアナス。
仕様を見てみよう。
■時計本体機能・仕様
- ザラツ研磨による平滑度の高い面仕上げ
- チタンカーバイト処理による高い耐摩耗性
- 内面無反射コーティングデュアルカーブサファイアガラス
- デュアルコイルモーターによるスムーズで素早い指針
- タフソーラー
- 世界6局(日本2局、中国、アメリカ、イギリス、ドイツ)の標準電波を受信し、時刻を自動修正するマルチバンド6
- 針位置自動補正機能
- ISO 規格200m潜水用防水機能
もうこれで決まりじゃないかってくらいにすべての要件を満たしている。
20万円払えばタグホイヤーとかオメガの安いモデルなら変えてしまうだろうし、そちらのほうがブランド価値は高いとは思うけどズボラな自分からしたら面倒な機械式よりもこちらのほうがいい。
なにしろカシオだ。G-SHOCKだって二十年くらい使っているが電池切れのほかは何もトラブルがでない。
この安心・安定感は時計としては重要だ。
■ 孤高のスピリッツ!我らが英国ROTARY!
海外製品はそもそも最初からイギリスブランドしか考えていない(何
大人の事情もあるが単純にイギリスのブランドが好きなことがある。派手を嫌いながらも高級感と日常からビジネスまで使える絶妙なバランスのデザインがイギリスのデザインだ。
そういうデザインが実は使いやすい。
だからイギリスブランドを探し始めて、すぐにこれしかないと思ったのがROTARYという結構古くからあるブランドだった。
イギリスの時計ブランドはここだけではないが、なぜあえてのROTARYなのか?
そんなの理由はひとつしかない。
「俺はロータリーの血統に脈々と流れ続けているマイナーさ故の孤高のスピリッツが好きなんだ…」
「プライドにかけても価格勝負でロータリーがチープカシオに負けるわけにはいかないぜ!」
時計を見せるだけでこれが言える(何
これはオメガでもロレックスでもできないネタだ。
ROTARYを所持するがゆえにできる渾身のネタなのだけどそれをわかってくれる人はおそらく多くの企業には存在していない(何
そんなROTARYは機械式のモデルにはなってしまうがこちらを推す。
ROTARY(ロータリー) Greenwich(グリニッジ) GS02940/06 自動巻き腕時計 [正規輸入品]
ひと目みた時点でこのモデルしか無いと思った。
機械式は面倒だからできれば避けてとおりたい…絶対オーバーホールとかしないと思うんだよね。
そういう面倒を嫌い、ズボラでもある自分が機械式に落ちるのは何か違うと思うけど実売10万円いかないくらいの価格であれば”消耗品”として割り切れる。3年動いてくれたら御の字だ。
それに3年経てばまたそれなりにポジションも変わっているかもしれないしそのときはそれなりの時計にすればいい。
ずっとG-SHOCKしか使ってこなかった自分がはじめて手にする機械式としてはまぁいいんじゃねーの?って気がして選定した。
余談だけどROTARYといえばBBCドラマSHERLOCKでカンバーバッジ扮するシャーロックが付けていた時計でも有名だ。
シンプルながらそこまで安物感もない。これでも孤高のスピリッツを口にすることはできるので1本持っておいてもいいかもしれない、そんな時計に見える。
決して高級ブランドではないけれど、気兼ねなく使えるという点では魅力。
■ あえて行こうぜスマートウォッチ!Huawei GT2 Pro
HUAWEI Watch GT2 Pro Night Black/スマートウォッチ/長時間バッテリー/音楽保存・再生【日本正規代理店品】 文字盤サイズ46mm
ここにきてウェアラブルデバイスであるスマートウォッチが登場する(ぉ
このモデル、もともとGT2がありPROが出たのは昨年10月頃だったがメーカーに色々思うところはあるけれどシンプルにいいなと思っていた。
その理由は”バッテリーの持ち”だ。
スマートウォッチは多くのモデルで数日で電池が切れる。下手をすりゃ1日持たないものがザラだ。
その中で公称連続稼働時間2週間を謳うのはGT2 PROとMC前のGT2くらいなもの。
スマートウォッチの欠点は電池がとにかく持たない。
WSD-F20もせいぜい1日弱といったところだ。
日常の通勤では確かに困らないけれどたとえば出張などになると2日めは使い物にならなくなっている。もちろん重いものでもないし充電器を持ち運べばいいだけだが、この手のスマートウォッチは充電器が専用であることが多くF20も専用充電器のため忘れたらかなり辛い。
GT2 PROは汎用品が使えるし、なにより14日持つならば九州1周ドライブだって全然使える勢いだろう。充電を意識しなくて済むことはかなりのメリットだ。
そしてスマートウォッチに望む常時表示もできる。
カシオは常時表示では電池を食うので2層式液晶とし、普段はモノクロ液晶でシンプルな表示ができるようにしている。
でもこれじゃチープカシオよりも情報量が少ないし、なによりださい。
常時表示で電池を食うのは仕方ないが、腕時計は性質上まじまじみるよりちらっとみて時間がわかればいい。動かしたりタップすれば通常表示に戻るものの、そんな面倒なことをしなくても時間を見るという目的を達してしまうので不要になる。
かといって常時表示では1日弱しか持たず、ものぐさな自分はよく充電を忘れて翌朝バッテリーセーブされたかなり残念な画面のF20と対面することになる。
そういうことがGT2 PROではなさそうだ。
46mmの高級感もいい。
サイズ大きすぎない?って思うけどG-SHOCKもそんなもん。
なので気にならない。
いろいろな測定ができるらしいけど、とりあえずTPOに合わせて画面表示を変えられることと前述のバッテリー持ちがいいことにしか魅力を感じていない。
そもそもAndoroidやファーウェイのスマホとの連携を考えて作られているのでiOSデバイスがどこまで機能制限なく使えるのかは怪しい。
怪しいけどAmazonで実売3万円なのでとにかく安い。
WSD-F20は当時5万円を超えていた…この価格なら失敗しても痛くないか?
ただレビューがあまりに少なすぎる。個人で買った人はほとんどいないのか??
ブランド的にもHuaweiだしなぁ感は確かにあることは否めない。
それなりに使うので誰かプレゼントしてください(何
そんなわけで3ブランドから4モデルほど挙げてみた。
実際なにを買うかはわからない…春までに用意できればいいしね。
こういう悩んでいる時間が地味に楽しい、、、せいぜいたくさん悩みますよっ