少し前にこんな内容でブログを書いていましたが…
37歳、時計を探す。 - ぴよこ☆くらふと☆わ〜くすVersion令和
結局、ウェアラブルデバイス…スマートウォッチを選んでしまった(何
今や「伝説」とまで言われるあのPebbleからはじまり通算4台目のスマートウォッチ、なんでこのHUAWEI GT 2 Proを選んだか?そしてこの端末についてのご紹介をば。
なぜHUAWEI GT 2 Proを選んだか
時計であれば既にG-SHOCKをはじめとするカシオ製品を何台も持っているのですが、前回のブログに書いたようにストレートに書けば「ビジネスファッションに似合う、スーツに似合う時計をしろ」という上司からのご意見をいただいたから。
個人的にはG-SHOCKもそこまでスーツに合わないとは思っていないし、若い人では当たり前にスーツにG-SHOCKというのも見かけるのですが業種柄お硬い人が多い関係でプライベートでの利用には口を挟まないがクライアントなど外に行くときは安くてもいいからちゃんとした年齢相応の時計をしろということですね。
そこで白羽の矢がたったのがHUAWEI GT 2 Pro。
HUAWEIは某合衆国と何やらいろいろあってニュースになっていたので悪い方向で名前を知っている人は多いと思うけどスマートフォンやスマートウォッチなどのデバイスを扱い大手通信機器メーカーです。日本法人の大学新卒の初任給が相場の倍だったことで何年か前に話題になっていましたが、よくもわるくも海外の会社、そして中国企業。
そんなHUAWEIのGT 2 Proはその名前のとおりGTシリーズの最新モデル。
正確にはGT2/GT2eというモデルがあり、そのマイナーチェンジモデルという扱いなのかな。
ワイヤレス充電に対応したり微妙な改善が行われており使い勝手の面ではこの分野でぶっちぎりで名を馳せる某林檎マークの時計に負けず劣らずと言った感じ??
そんなGT 2 Proですがスーツに合う「普通の時計」のデザインで「バッテリー」が連続稼働2週間と言われるほどロングライフが目を引きました。
価格もAmazonで実売価格が3万円とバカみたいに安い!
GT 2 Proにはシリコンバンドと本皮バンドの2種類がAmazonにはありましたが、皆さんビジネス用途を想定してか1000円ほど高い本皮バンドモデルのほうは納期が数週間で2月初旬に到着になっていたしバンド自体は汎用性があるので必要になったらあとで買えばいいや…ということで今回は納期と価格優先で安いブラックバンドのモデルを買いました。
デザイン
まず箱をあけてびっくりの謎の高級感!!
シリコンバンドがいかにも安っぽいけれど本体自体はすごく高級感がありますね。
本体右側面に竜頭を真似たボタンスイッチを2つ配置しています。クリックのみ対応でダイヤル方向には機能しません。これも地味にいいね!ダイヤル方向に動かれるとスーツの袖口にすれて気がつくと動いていたりするので自分は「押す」方向にだけ機能するボタンが好きです。
左側面にはボタンはなくシンプルなデザインがスマートウォッチらしさというものを消しています。
もちろんAppleのように如何にもスマートウォッチのようなデザインもいいでしょう。同僚にはAppleユーザーが多く(というか福利厚生でAppleWatchがもらえる)スーツ+Appleはかなり見かけますが言わせてもらえば「G-SHOCKがNGでAppleがOKな理由がわからない」なんですよねー。。。
とにかくいちゃもんを付けられにくいという点では圧倒的な普通の時計のデザインは魅力でした。スマートウォッチは今や各社ラインナップに加えていますが、様々なデザインのものがありますが、その中でもHUAWEI GT 2 Proはスーツに加えても違和感のないシンプルなデザイン、それ故に長期的に使っても飽きが来ないのでは?と思います。
文字盤は無駄に星座にしていますが、色々選べるのでTPOに合わせた選択が可能ですよ!
背面は光学式心拍数センサーの凸部がありますが、装着していて気になることはないです。
またこの凸部が付属のワイヤレス充電器のくぼみにハマるようになっています。
ひらべったいとワイヤレス充電でも安定感がないので多少とは言えくぼみにハマることで動きづらくなるのはいいのかなと思いますね。
シリコンベルトは安っぽいですが装着感も悪くなく、見栄えさえきにしなければこのままでもいいかなと思います。交換用のバンドはAmazonでもたくさんでてくるので好みで交換してあげるとよいのではと思います。自分はしばらくシリコンベルトで使うつもりです。
気になる重量はシリコンベルト込で84g(本体のみ52g)。以前使っていたカシオWSD-F20がベルト込で92gなのでおよそ8gの軽量化ですが、数値以上に「軽い」と感じる印象です。
ディスプレイ
1.39インチの有機ELディスプレイを採用しているHUAWEI GT 2 Proは彩度も充分で光度を最大まで上げれば明るいところでも視認性は悪くないです。
デフォルトの文字盤の他にも無料でダウンロード可能な文字盤が多く100は超えているんじゃないかなとおもいます。
おしゃれなだけでなく実用的な文字盤、G-SHOCKや海外の有名機械式時計に似せた文字盤などもラインナップされておりTPOに合わせた選択ができるのがスマートウォッチのよさですね。
気がついた点としては現時点(2021年1月時点)では設定した文字盤の常時表示ができません。常時文字盤を表示したい場合は「待ち受け画面」という形で7種類の文字盤から選ぶ形になりますし、それを選んだ場合は実測値で1時間に1%ほど電池を消費するのでスリープにしておき腕を傾けて表示を上手く組み合わせるか、最大20分まで文字盤を固定表示できるメニューがあるのでそちらを選択して表示しておくしかないので本当の意味での常時表示を求めるならちょっと残念ですね。
バッテリーの持ちが最高すぎる!
到着した時点でのバッテリー残量は64%でしたので充電を開始しました。出かける都合で95%までしか充電できませんでしたが40分で31%充電できました。
そしてとにかくバッテリーの減りが穏やかです。特にアプリ通知とかも出しておらず時計と心拍数などのログを常時とっているだけなのでそこまでハードな使い方ではないですがとにかく減らない。内蔵電池は中国製核バッテリーでも積んでいるのではないかというくらいに本当に減らない(大切なことなので何度でも書く)
睡眠中だと一晩で1〜2%しか減らないし、26日16時半に100%まで充電してから使い続け翌27日AM8時時点で2%しか減っていなかったのは驚きでした。
もちろんハードに使えばもっと減るとはおもいますが、使い方はWSD-F20のときと同じように使っているのですがあちらは1日弱でバッテリーが空になるのに対しGT 2 Proはこの減り方であれば公称の14日に限りなく近い数字で持つのではないかとおもいます。常時点灯の場合は1時間に1%減るので1日24%だとしても最大4日弱は使える計算なのでいずれにしても有機ELモデルとしては異様なバッテリーライフだと言えます。
充電を意識するのがスマートウォッチの面倒なところです。というよりそれがあるからスマートウォッチではなく普通の電池式の時計に戻ってしまうことがあるくらいです。
スマートウォッチは時間を見るだけではなく心拍数の計測であったり体調管理、運動などの記録、そういった用途に使うことが多いので常に付けていたいものですがバッテリーの充電を考えると他社の数日しか電池が持たないというのは致命的に面倒なことになります。
自分はかなりズボラなので充電を忘れますし、過去に使ったAppleなども朝起きると「しまった!」となることが何度もあり、最初は充電器を持ち歩くなどしましたがやがて面倒になり、1ヶ月もしないうちに使わなくなりました。時計をあたりまえの時計として気軽に使えないのは嫌ですよね??
充電を考えたときもGT 2 Proは専用充電器が必要ありません。
ワイヤレス充電を備えていれば自動車でも充電が可能な場合があります。今や自動車の純正装備にワイヤレス充電は当たり前になってきています(自分は使わないですが)がこれがあれば移動中に多少なり充電もできますし、多少充電できればGT 2 Proのバッテリーライフであれば1日は余裕、10%も充電できれば2日は持つのでこのモデルは充電を心配しながら使うことはないでしょう。
スマートウォッチは形状や防水などの関係で専用充電器を持つものが多いですが汎用充電器が使えるという点ではかなり気軽です。仮に充電器を忘れてもQiならそのへんのコンビニにも売っていますし汎用製品なのでとにかく安い!
専用品は充電器だけで数千円するものもあり、カシオの場合も2000円を超えており頻繁に断線していたのでそれだけで無駄な出費がありましたが、ワイヤレスであればお手持ちのスマートフォンが対応している場合もありますし、スマートウォッチの充電だけではなく幅広く使えるのはいいですね。
GT 2 Proでできること
最近のスマートウォッチは心拍数やストレス測定が流行りなんですかね??
- 心拍数の測定
- ストレス計測
- 睡眠ログ
- 気圧
- 天気・気温
- 各種ワークアウト記録
- 通話
- 音楽再生
- 血中酸素レベル測定(2021年1月末時点で日本は未導入)
これらはデフォルトでできます。
アップデートで血中酸素濃度が測れるようになるとか書いてましたが、これを書いている現在ではまだアップデートで降りてきてません。必要かと言われれば自分は必要ないですけどね(ぉ
心拍数とか普段はまるで見る必要もないのですがこんなこともできるよ程度に。
健康な成人男性の心拍数が60〜100BPMらしいです。精度のほどはわからないですが、GT 2 Proにおける平常時の数値がわかっていれば表示される数値の上下で「異常に高い」などの判定材料にはなるのではないかと思われます。なんでもそうですが使う計測器によって精度はまちまちですし、自動車の空気圧なんかもそうですがゲージによって数値が違うのでいつも同じゲージで測定しないと正確な空気を入れられないことになります。なのでGT 2 Proでいつも測定することでこのスマートウォッチにおける数値を理解し、自分の体調管理につなげればよいのではないかなとおもいます。
睡眠ログも取れますね。むかし働いていた会社で睡眠の質を測るプログラムに参加するためにウェアラブルデバイスを1台頂きましたが、そのときも似たような形で表示されていました。変な夢を見て起きた時間とかを見るとレム睡眠のあとだったり割と正確なのか??とか思ったりしますね。睡眠の質があまりよくないと言われても改善はしませんけどねー(何
地味に便利だなと思ったのはスピーカー&マイクが内蔵されており電話が取れることです。外ではスマホを使えばいいと思うのですが自宅にいるときは椅子の肘置きに肘をついて左手を口元にもっていく姿勢をとっていることが多いのでGT 2 Proで電話をとって普通に話したりします。電池はその分減るので悩ましいですが、個人スマホにそこまで電話が来ることもないので今のところはあまり気にしていません。スピーカーとマイクの質も悪くなく、静かな場所であれば会話は充分可能でしたよ。
通知もできるそうなのですがiOS(iPhone11 Pro)との組み合わせが悪いのか何も通知はこないですねwまぁそこまで必要ないのですが。
まとめ:ネガティブはすくないが…気にしぃは気になる?
スマートウォッチはあくまで母艦となるスマートフォンがあってはじめて使えるもので、これを単体で使おうと考えている人はまずいないと思うのですが、要するに連携させる必要があります。
GT 2 Proも例外ではなくHUAWEIアプリを入れないと動きません。
何かと話題の中国企業なので情報をやりとりするのが不安だという人はこの時点でGT 2 Proは選択肢から外れることでしょう、それはもう仕方ないかなとおもいます。
自分だってまったく不安じゃないかと言われればそりゃ多少はね?(何
アカウント登録確認メールがこないなぁ・・・まさかなぁ・・・
_人人人人人人人_
> 迷惑メール <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
さすがHUAWEI、Googleに弾かれてるのか…orz...
こんなこともあるので余計に不安に思っても仕方ないよねっと。
ただ実際に使ってみるとそんなネガティブも吹き飛ばせるほどの魅力がある「時計」です。本当に「普通の時計」として使うことができて、稀にログなどでスマートウォッチだなと気づく感じ…それくらいに従来のスマートウォッチでは当たり前だったほぼ毎日の充電から解放されるというのは楽なもので、逆を書けば如何に充電がストレスであったかを思い知ります。
最も求めるものがバッテリーではない人にロングライフは魅力ではないかもしれませんが普通の時計であればどんなに短くても数年は持つでしょうものを毎日充電するというのはね…スマートフォンだったり、ワイヤレスイヤホンだったり、年々デバイスは便利になりますがそれに伴い充電するものも増えます。外出時に各々の充電器を携帯する、忘れた、というのは本当に面倒なものなので、そのうちのひとつでもストレスが減ればいいよね!自分の生活を豊かにするはずのツールにストレスをかけられるのはあまりにない話です。
気にせず付けていられるというのもGT 2 Proの魅力ではないかと。
睡眠ログを取るということは寝ている間も時計をつけなくちゃいけないですが、重かったり厚みがあると気になるものです。それがほとんど気にならないのもGT 2 Proの魅力です。ウェアラブルデバイスとして、常時身につけることが想定された「普通の時計」と考えるとなかなかないと思うので目立たないことだけどプロダクトは素晴らしい。
品質に関しても今やMacもiPhoneも中国産だし、中国産だから…というのはあまり気にしなくてよいのではないかとおもいます。国産だってコストカットで品質が不安定だったりするしねーと思ったり。もちろん、自分も国産だったら国産の方がいいけれど、国産でこの価格では売り出せないでしょうね。。。
PROTREKのWSD-F30で65000円です、GT 2 Proが2台買えますねw
それぞれ用途が違うし、アウトドアに特化、ファッショナブル…様々なものが選べるようになったのはいいことだとおもいます。
そのひとつの選択肢にHUAWEI GT 2 Proが入った。もし買うか、どうしようか迷っているのであれば悪くない選択だとおもいますよー。