納車後からリチウムバッテリー２つも買いましたが、結果充電がうまくいかず運用できずに普通のメンテフリーバッテリー化された我が家の１２４スパイダーちゃん。
充電制御とリチウムバッテリーの相性問題なのか、電圧計を見ているとすごく不安定な感じでもあり、でもよくよくみると充電制御なのでそういうもんか？という気がしないでもないというまぁとにかく以前使っていたときは走行後２日もするとバッテリーがあがってドアが開かなくなるというとてもじゃないけどマンション住まいかつ、アバルトはマンションから離れた場所に駐車場を借りて止めていたので運用ができないということで使わずにいました。
そのリチウムを今更に使用再開することにしました。
なんでバッテリーがあがるのか？
最初に使ったリチウムイオンバッテリーはPOWER7とかいうやつ。バッテリーあがりに気づいたのは確かECUチューンもろもろをお願いしていたときにショップでバッテリーがあがったから。
数日エンジンをかけないだけでバッテリーがあがったのでバッテリー故障なんじゃないかと言われつつも、そのまま北海道ツーリングを一度もバッテリーあがりを起こすことなく終了したので「いけるんじゃね？」と思った…が、やっぱり本州に戻ってきていつもどおりに運用すると２日乗らないとあがることに気づいた。
その後に買ったメガライフでもまったく同じで、どうも２日乗らないとあがるらしい。
まったく違うメーカーのバッテリーが連続で同じ症状を起こすのは故障とかそういう話ではなくそもそも車体側の問題なんじゃないかと思った。
とはいえステルヴィオに比べれば待機電流も絶対的に多くない124スパイダーで、バッテリーサイズは純正よりだいぶサイズダウンしているとはいえMFバッテリーは数週間放置してもあがらないので容量のせいでもないとは察しがついていた。
充電されていない？
レーダー探知機でOBDから拾ってきた電圧が見えるんだけど、バッテリーをリチウムに載せ替えた直後だと13〜14V台でふらふらと電圧計は動き出す。次第に落ち着いてくると電圧計は12V台、たまに減速したりシフトダウンで回転があがると13Vまでいくけどすぐに12V台に落ちる。
これは充電制御が搭載される最近のクルマではまぁまぁ普通のことで、充電制御がないバイク、たとえばZH2も電圧計が標準で見えるけどそれで確認すると常時14V台で常に発電している状態。充電制御は充電によるエンジン負荷を下げるために必要のないときは充電しないという制御が働き、その際の電圧は11〜12V台とも言われる。その状態だと電気は極端には減らないかもしれないけど、充電もされないような感じなので、長時間12V台で走ったあとにエンジンをきり少し放置するとバッテリーは空の状態だからセルが回らなくなるというからくりなんじゃないかと考察できた。
ちなみに充電制御とはいうもののMFバッテリーを積んでいるとずっと13〜14V台で発電しており、まったく充電制御していないのでそれもそれでどーなんだ感はある。
マンション住まいでは運用できたもんじゃない。
半年ほど前までは賃貸マンションで、124スパイダーはマンションからも離れた場所に駐車していたのでそこでバッテリーがあがるとポータブル電源に充電器をつないで充電するとかいうクソ面倒なことをやらなきゃ運用できない。だから、リチウムイオンバッテリーは使えなくなっていた。
苦肉の策でバッテリーカットの機構を付けて乗り終わったら切り離すことをやればそれで2日以上バッテリーが持つこともあった。空になりつつあるバッテリーをカットすることで待機電流も流れなくなるので2日以上はもつってことなんだと思う。
ただまぁ面倒すぎる。バッテリーカットすると当たり前だけど電気が流れないのでドアはシリンダーキーで開けなきゃいけないんだけど、それをやると純正のセキュリティが作動して爆音でホーンが鳴る。ホーンのヒューズを抜いておけばいいっていうのもなんか違うしねｗ
たまにしか乗らなかった124スパイダー、その「たま」のときに毎回バッテリーがあがっているのはいきなり気持ちをそがれるので嫌だった。
メガライフに変えてからは緊急用の予備バッテリーが付いていたからセルくらいは回せたのでそれでもまだマシだったけど、乗ろうと思ったらまずボンネットを開けて…とかそういうクルマじゃないだろう124スパイダー…
そもそも、一般道でリチウムイオンバッテリーのメリットって皆無だし、安定的に運用できるMFバッテリーが優れているのだからなんでマゾ路線へ突き進むのか自分でやってて意味もわからない。
環境が変われば？
マンション住まい、もとい自宅から離れた場所にある駐車場にあった124スパイダーだからこそリチウムイオンは運用が不便だった。
では、引っ越しで戸建て付きの駐車場になった今はどうか？
屋外コンセントも付き、バッテリーを外すことなく気軽に充電できるようになった今ならリチウムは運用に耐えるのではないか？
そんなわけでなんだかんだ引っ越しから数ヶ月経ち、落ち着いたこのタイミングでリチウムイオンに再度チャレンジすることにしたYO！
あ、そもそも引っ越しのドタバタでリチウムイオンバッテリーが行方不明になっていたのがたまたま先日発見されたからってのは秘密な。
124スパイダーの標準バッテリーサイズはLN2。今となってはステルヴィオの30kg近いバッテリー重量を知ったから軽いと思うんだけど当時の実測で18kgあった模様。アイドリングストップなんか付いていないのに、アイドリングストップ付きロードスター純正サイズが乗っている罠。
それを80B24Lまでサイズダウン。
当時、ブログでこんなことを書いており重量比較もやっているんだけどサイズダウンしただけでもだいぶ軽くなる。
メガライフにした結果、純正比でおよそ13kg軽量化される。
当時の購入価格は7万円くらいだった。BOSCHのMFバッテリーが1.4万円くらいだったので倍どころの話じゃない高級品なんだけどそれはバッテリーカテゴリで見るからであって、軽量化というカテゴリで考えると7万円で13kg軽量化できるものって思い当たらない（中古で買うならあるかもしらんけど）。
ましてやバッテリー搭載位置はロードスターだと鼻先にあたり、フロントオーバーハングで13kgも軽くなったらハンドリングは全然変わる。
10kgの軽量化っていうのはすぐに体感できるほどに違うものの、じゃあ公道を走るうえでそれはインパクトがあることなのかって言われたら「うーん？」なのもまた事実。
電気自動車とガソリン車の不便さを兼ね備えたクルマ
フル充電してから搭載し走り始めると最初は13〜14V台をふらふらする充電制御車っぽい電圧計の動きを見せるものの、半日くらい止めてまた動かすと今度は12V台で動きはぴたりと止まる。
充電制御されていると見れば「バッテリーが満充電だから充電しない」は正しいんだろうけど、数時間走ってもずっとこんな感じなので本当に維持充電されているのかすら怪しい。
C-TECK的なものでバッテリー容量を見ていたときもあったけど、なぜかリチウムイオンは正しい容量が表示されないので一体全体どんくらい充電されているのかがわからいのが玉に瑕。
そんなわけで１日乗ったらボディーカバーをかけるまでの間、充電することにした。
メガライフの充電器はランプが赤→緑になると充電完了という色覚異常者には非常に優しくない設計なので毎回色がわからず困惑するものの、充電器がブーンって音を立てなくなるのでそこで判断している。
だいたい12Vをふらふらするくらいの状態で半日くらい外出してから充電すると30-60分程度は充電器が動いているので満充電にはなっていないのでは？という気がする。
逆に13-14V台で走り終えたあとは15分も充電されない。
基本的に週末しか乗らないし、逆に毎日乗っていればバッテリーがあがることもない。
満充電にしてその状態で１週間放置したけどバッテリーはあがっていなかったので暗電流でないこともはっきりし、リチウムイオンだと走行中の充電がうまくなされないがために空に近い状態で駐車することでバッテリーがあがるというのがなんとなくわかってきた。
なので乗り終えたら充電する！そんなEVみたいなことをガソリン車でやればリチウムイオンバッテリーを124スパイダーで運用できるってことがわかったのでしばらくこれでやってみよう。
充電がてら初？筑波
明確な意図をもって筑波山に行くのははじめてだった。大昔に、何かのクルマで迷い込んだことはあって、その際に山頂でトイレだけ借りたのを覚えているｗ
遠くにスカイツリーが見える。直線距離でおよそ60kmらしいけど、関東平野とはよく言ったもので本当に東京周辺まで高い建物がないｗ
表つくばスカイラインだったか？二輪車が通行禁止の区間は筑波山周辺には結構あるんだけど、普通にバイクが走り回っていたのが茨城クオリティって感じがする。
迷い込みやすい道ではあるとはいえ、あきらかレーサーでガンガンすっ飛ばしているやつは確信犯だと思うのでなんだかなーと。そういうことやるから二輪車がいつまでも通行禁止のままなんじゃね感。
ただ、この道はバイクよりもクルマのほうが面白い気もする。
先日、夜間筑波山周辺で取締があったみたいだけど、日中からアホみたいに飛ばす連中のほうが危険だと思う、全国津々浦々の峠はなんだかんだ走っているけど、観光客も多い日中からハイペースですっ飛ばす連中がここまでいたのは筑波くらいじゃないかなって思う。こっちは嫁さん連れてのドライブなのでまったり走りたいっうに(´；ω；｀)
下山途中にあったカフェ。
ポテトがめっちゃ美味かった！
ハンバーガーも美味しそうなんだけど、お腹具合があれ過ぎたので今回はパス。また行こう。
そんなこんなでしばらくはリチウムイオン生活を続けます☆（ゝω・）vｷｬﾋﾟ
