昨年ホイールを買ったときについてきたタイヤ。
30,000kmを走ってスリップサイン手前、部分的にはスリップが出ている??前に九州行った帰り道でパンクもしたし。。。
交換しとこう、、、EAGLE LS EXEは値段なりのタイヤだったと思う。
スポーツタイヤではなくコンフォートだった、パターン的にもスポーティではない。それにしてもLS EXEの第一印象はあまり良くなかった、とにかくロードノイズが煩いタイヤだ。245幅なんてそんなものか…と当時は思った。純正で履いている225幅のオールシーズンのほうが全然静かで、冬に純正に戻したときは純正のほうがずっとコンフォートに思えた。
その代わり減ってからもそんなにロードノイズは変わらない、最初から最後までずっと煩いタイヤだ。
45偏平の割に荷重をかけるとじんわりと「たわむ」感触がある。レスポンスは悪くないけど、1,700kgの3008の車重ではこのタイヤの剛性では受け止めきれないのか…たわんでもリジカラを入れているからか不安感は少ないがそれにしてもこれがLS EXEなんだと思いながら30,000km乗った。
新しいタイヤはNANKANG(ナンカン)だ。前々から気になっていたブランドだ。
NS-2Rは一度履いてみたいと思っていたが機械がなかった。ATRばかりだったね。
悪い評判も聞かないしアジアンタイヤならそんなものって気もする。19インチだと国産ブランドものは1本3万円近い価格になりフロントだけとはいえ2本で6万円はなかなか痛い。先日ドラレコに5万円払ったばかりでお金がないというのが本音だけどw
だからタイヤはアジアンタイヤだ。なんだかんだランエボに乗っているときからずっとアジアンタイヤだし、スタッドレスだってそうだった。何か不満があったかといえば特にない。リムガードがないとか、見た目がちょっとダサいってのはあるけどタイヤをまじまじと眺めるようなやつとは仲良くなれないだろうし、誰が3008のようなSUVのタイヤをまじまじ眺めるんだ、変態かよと思う。だから値段で選んだ。
NANKANG NS-25 245/45R19.Z 102Y XL - 輸入タイヤ&ホイール通販ならAUTOWAY(オートウェイ)
なにしろ安い、国産の半額だ。
245/45R19のサマータイヤ - 輸入タイヤ&ホイール通販ならAUTOWAY(オートウェイ)
LS EXEとは価格的には150円しか変わらないが、同じタイヤにするつもりは最初からなかった、最初に書いたようにあまり自分の中では評価は高くない。GYなので国産ものだろうけどそれでもアジアンタイヤに期待したい。
サイトの表記は245/45R19だったが、届いたタイヤは245/45ZR19だった。このZR規格であることが後々の感想にちょっとだけ関わってくる気がするが、この写真を撮っている時点ではZRであることは見落としていた。
新しいタイヤを履くときはとても気分が高揚する。いつになっても、新しいシューズはわくわくするもので、人間もシューズを買ったときは無駄に歩きたくなる。
セールでADV用のブーツを買った、防水だ。
スクーターだしトレッキングシューズでいい、防水であったほうがADVの走る環境にはあう。雨の中、無駄にバイクで通勤したくなったのは新しいシューズのおかげだ。
同じようにタイヤもワクワクする、どんな乗り心地なのか?ハンドリングはどう変化するのか?それを試しに走りに行きたくなるが、残念ながらすぐに交換はできない。2日ばかし、自宅の汚い部屋に眠らせておく。
オールシーズンをあるけれど夏タイヤと注意がある、パターン的にもプジョーの純正採用のオールシーズンとは違い雪道で走れそうなものではない。
なんでオールシーズンなんて書いているんだろうか、不思議だ。部屋に保管されたアジアンタイヤはとにかく臭う、もともとタイヤからシャネルの香りがするわけがないが、それにしてもアジアンタイヤは全般的に臭い気がする。ATRよりは臭わない気がするが、それでも独特な香りが部屋中に充満した。
ハイグリップな見た目ではない、ただ排水は良さそうなのでメーカーが謳っているようにウェットグリップは期待できそうだ。
245幅となればそれなりに重い。本あたりの重さはEAGLE LS EXEと実測で1kg程度NS-25のほうが重かった。それでもホイールと組み合わせればノーマル18インチより2kg程度19インチのほうが軽い計算にはなるので、運動性能の低下は最小限だと思いたい。
大雨の中、臭いタイヤを積みながら…換気ができないのが辛い。
いつもお世話になっています!なパーツワンさんへ。
フロント2本だけなのでさくっと交換も終わる。
SUVだと工賃が少し高くなる模様、、、500Xのときもそうだったっけな。
スポーティではない、コンフォートな見た目。まず慣らしを終えての簡単なLS EXEとの違いを書くと。
・静寂性が高い
・ウェットグリップがよい
・剛性感が高い
静寂性に関しては乗り始めてすぐにでも感じられた。LS EXEで「うるさい」と感じたロードノイズは皆無とも言えるほどNS-25では小さくなった。もちろん現実はロードノイズは少なからずあるし、無音では絶対にないけれど久々にディーゼルサウンドが耳につくほどロードノイズは低減された。今回はフロントだけの交換だったけど駆動輪ではない後輪に残されたLS EXEからのロードノイズのほうが耳についた。
NANKANG(ナンカン) プレミアムタイヤ「NS-25」 - 輸入タイヤ&ホイール通販ならAUTOWAY(オートウェイ)
静寂性が高いスコアになっているけど「確かに」と頷ける。
ウェットグリップもかなり高い。自分としては雨の首都高、あのつなぎ目を不安なく攻略できるタイヤがよいタイヤと思っているけどNS-25は今まで履いたどのタイヤよりも不安感が少ないのでは?と思うほどにウェットでの安心感がある。当然、滑るが滑っても不安がない、SUVはスポーツカーとは違うし必要な性能はあくまで「安全・安心で目的地にたどり着けること」だと思っている。安全と安心は自動運転でも無い限りはドライバーがアクセル・ブレーキ・ステアリングの操作でもたらすものだし、最後の砦として残されるのが車体側の制御系。まずは路面と触れるタイヤがそれなりの性能でなければドライバーはおっかなびっくり雨の中を走ることになるけれど、NS-25ではそういう心配はしなくて済みそうだ。距離ガバと言われる自分でもやっぱり長時間は疲れるし、安心して走れるというのは必然的に遠くに行きたくなるタイヤだ。
剛性感があるのもいい。LS EXEと同じサイズのはずだが、ブレーキやアクセルでタイヤをいじめたときに「たわむ」感じが少ない。この「たわむ」感じを嫌ってLS EXEにはセラミックスエアーを入れていたりしたけれど根本的なゴムの性質なのか低減はされても荷重をかけたときには少しだけ横に「たわむ」。タイヤがぐにゅっと潰れる感覚はどんなクルマでもゼロではないけど、エコタイヤや高扁平にある極端なたわみかたは単純に怖い、クルマが予期せぬ動きをする。3008はそうした動きにブレーキが介入してニュートラルステアに戻そうとしてくれるが、できればブレーキ制御の手前であるタイヤがもう少し頑張って仕事をしてほしい…そう思えたのがLS EXE。
その違いはなんだろう?そこで違和感を持ったのがタイヤの表記、LS EXEは45RだったのにNS-25はZR規格、速度的には240km/h以上対応の速度レンジのタイヤだ。もしかするとその分、タイヤが硬いのかもしれない。
硬いと書いても乗り心地は極めて良好でなんならLS EXEよりもいい。コンフォートだなと感じられるのに、荷重をかけたときはしっかりとタイヤが耐える。「静寂性」、「ウェットグリップ」、「剛性」すべてにおいて今の所NS-25は十分に満足。なにしろそれだけの性能を持ちながら1.4万円で買えるタイヤは国産では出てこないだろう、今も、昔も、これからも。アジアンタイヤに抵抗感がなければ試してみるのも悪くない、そう思えるだけの資質がある。どのくらい持つかはわからないけれど、しばらく使ってみて再度評価をしてみたい。