BBSホイールのタイヤを変えます!
タイヤを積めないロードスター
自車の標準サイズのタイヤすら4本は積むことができないクルマです…悲しいね。メガーヌも235サイズは割とリアに積むとぎりぎりなのでコンパクトカーなのでしゃーないところはあるんですが、、、
そんなこともあって、タイヤはAutowayで購入して、取付店へ直納してもらう形をとります。正直自宅にも置き場はないので、どうせ交換してもらうのだからお店に直納のほうが面倒ないって話もあります。家に自宅は賃貸マンションなんで、共用廊下にタイヤ放置もできないし、205サイズとはいえ室内に4本保管はかなり邪魔くさい。
それにタイヤって地味に臭いしね…
17インチタイヤはとにかく安い!
近年どのクラスもホイールサイズが大径化する傾向にありますね。。。
ここ数年乗ってきたクルマは純正で18インチ、社外品で19インチにするっていうかなり大径タイヤだったんですが、でかくなれば当然金額もそれなり。。。
プジョーに履いていた245/45R19のNS-25はアジアンタイヤでも1本1.6万とかそんなもんだった気がします。
これでもかなり安い方…石橋のレグノで同サイズだとAutowayでも5万円/本です。
金額だけでなく、このクラスになるととにかく重い。
19インチホイールはどんなに軽いと言っても10kgは超えるだろうし、そこにタイヤを加えたら20kgコースになるので、交換も容易じゃなくヘルニア持ちとしては地獄のような時間になりますね(´;ω;`)ブワッ
そんな245サイズのプジョーから235/40R18のメガーヌになっただけでもタイヤは軽いし、安いし助かったーと思ったわけですが、ロードスターベースの124はさらに軽くて安い!
アジアンタイヤなら1万円前後もあれば買えます、安いものなら数千円コースw
ホイールもBBSの鍛造で7.6kgとめちゃかる!
コスパいいです、このクラス。。
FEDERAL SS595
今回は4本同時交換で前後同サイズ、銘柄はフェデラルSS595でした。
これ1本9千円を切る価格帯なのでめちゃくちゃ安いです。。。
タイヤも前後どちらか2本ならいいんですが、4本同時交換だと破滅的な金額になるからね…
フェデラルってどうなの?って話もあるんだけど、エボのときはフェデラル履いていたし、別にそんな悪い印象もないっすね。
595って名前的に「アバルトじゃね?」って思ったのは微妙にある(何
お前のは124だろってのは触れちゃいかんところだけど。
一応スポーツカー向けのタイヤとして出ている奴、パターン的に雨でも強そう。
これはまったくもって自分の勝手な考えというか思想で、AWDやFWDのタイヤは正直なんでもいいと思ってて、ゴムさえ巻いてあればパターンとか性能とかあんま気にしてないですが、二輪のバイクではめっちゃタイヤはこだわりピレリしか履かせないというルール(もちろんサイズ的になければ仕方ないけど)を化しているような妙なこだわり方をします。
それは四輪(今まで乗ったのがFWD、AWDばっかだからそれ基準で)はどんなタイヤを履いても転ばないからどうでもいい、そのどうでもいいって考えで選んだタイヤで1日1,000kmとか走るけど何も起きていないし、何か起きるような挙動もないので余計にどうでもいいって感じ。
ただし、二輪は転倒に直結し、それは場合によっては死につながるものだから保険としてこだわったブランドでいいタイヤを履くってことにしてるんです。
では、20年ぶりとなる後輪駆動車はどうか?と考えたときに、悪天候でもそこそこ強そうで、かつハイペースで走ったときにそこそこコントロール性がよさそうなやつ…ってことで悩んだ挙句にフェデラルでした。
国産ブランドは高いから履かせんよ?距離乗る人にはコスパが地獄だ。
タイヤ交換中に下回りを見学。
思ったとおりというか、前オーナーは外装は徹底的にカーボンでやっている感があったけど補強とか走行性能につながってくるようなパーツは何もなかった。
レコモンが付いているけど、これはもう鉄板装備だしね。
余計なものがないってところで好感度が高い。
走っていて不満がでてきたら、そこを細かくチューンしていけばいいからね。
というわけで数十分で作業は終了、やっぱ黒BBSかっけーわ。
124は運転が楽しい
新しいタイヤはやっぱりいい、しっかりと路面をとらえている感がステアリングから伝わってくる。
後輪駆動のハンドリングのよさっていうのがタイヤを変えたことでより強調され、そりゃ大勢が後輪駆動いいっていう理由もよくわかるw
ベースとなっているロードスターのシャシー、それがきっと懐の深いセッティングなんだと思う。良くも悪くも「緩さ」があり、その緩さが扱いやすさにも直結している。エンジンパワーもターボで素のロードスターよりも上がっているとはいえ、高々カタログ馬力170っていう控えめさ。なので、踏み込んでも恐ろしい何かが起きることはなく、素直なハンドリングと程よい馬力のバランスのよさが「扱いやすい」という印象を強くしている。
SS595もいい感じだった。
一皮むけてくるとがっしり路面をとらえてくれて強力なグリップで高い旋回性能を発揮する。メルセデスに絡まれて、後ろから様子を見たけど、直線は確かに遅いんだけどコーナーでは軽さを活かしてブレーキを遅らせ突っ込み、タイヤのグリップに頼った高い旋回性能で距離を詰める…お手本のようなライトウェイトFRの走りができるのはかなり楽しい。
205と言いながら実測値では211mmあるらしく若干太い。
タイヤ自体はグリップ派にも、そこそこのパワーがあるクルマならドリフト用にもいいんじゃないかな、このタイヤ。
とにかく、スリップサインが出たタイヤから、やっとまともなタイヤに交換できて、124の楽しさというのがよりよく分かった気がするんだ。
重整備へ
タイヤを交換してから、重整備のため神奈川のオレカさんへ向かう。
メガーヌでも以前お世話になったけど、もともとはイタ車を得意とする店で、アバルトやアルファが多く入庫しているのが見てわかる。だから124でもお世話になります。
昼過ぎってのに大黒は大混雑、フードコートで食事がとれない。。。
なのでローソンでからあげくん定食(何
大黒からオレカさんまでは20分もあれば着く距離、1時間前に大黒に着いちゃったのでさすがに早すぎるだろうと休憩していたけど、とにかく暑い日でオーバーヒートするんじゃないかと思ったねw
というわけで到着。
今回の主な作業は、
・タイミングベルト&周辺部品一式
・全油脂類交換(エンジン、ATF、デフ、クーラント)
・ECUチューニング
タイベルはマルチエアの推奨は4万だったかその辺。中古で買った124は整備記録を見てもタイベル交換履歴はなかったし、距離も6万kmなので交換することに。実際推奨距離の4万だったかではベルトに皹もなにもないのは500Xのときに確認済み。ぶっちゃけ7万kmくらいで変えても目に見えて怖い状態にはなっていないので、マルチエアに関してはベルトはそこまで神経質にならなくていいように思う。アラブの石油王だから…って人は推奨距離で変えればいいと思うけどね。
油脂類についても同様で前オーナーがどのタイミングで交換しているかが不明。エンジンオイルは先日も変えているけど、フラッシング程度にしか考えていなかったため、今回はフィルターも含めて交換する。ATFは非交換かもしれないけれど、交換できるなら交換して悪くなることはあまりない。極端に距離を乗りすぎると交換しないほうがよくなるけど、6万kmであればぎりぎり行けるか?デフオイルも走りにこだわる人でなければ定期点検くらいでしか交換しないはずなので、前オーナーはやっていないと踏んで交換。クーラントはタイベル交換のときに作業的に抜く必要があるらしく同時交換。油脂類は一度交換しておけば管理がしやすくなるので、コストはかかるけど納車直後なので全部やった。
ECUチューニングはおまけ(何
アバルト124にもサブコンを検討したけど、メガーヌもそうだけど距離を走っていることもあって予期せぬエラーが出る可能性が高い。物にもよるけれどサブコンも10万円近くするものなので決して安くないし、それなのにエラーが出たらたまったものじゃない。だったら+αのコストでECU側をいじった方が、より細かく、よりその個体にあったセッティングが出せるので都合がいい。
124のパワーに特に不満があるわけではなく、最高出力よりも出足のレスポンスアップを目論んでのこと。具体的にはブーストがかかりはじめる3,000rpm付近ではなく、このAT車がよく使う実用域の2,000rpm付近のトルクを厚くすることで街乗りでの気持ちよさを追求し、レスポンスをあげることでバイクのような気持ちよさを狙いたいところ。このあたりもサブコンでは難しい。サブコンはどちらかといえばブーストがかかってからのモアパワーを追求するのが得意で、ブーストが効くまではあまり変化がない。
セッティングだけで15万円ほどなので安くはない、安くはないけど、メガーヌは10万円近くサブコンに払って結局今はそれを撤去した(高回転で失火するトラブルが起きたため)のでそういう無駄なことはしたくない。ショップでやってもらえばテストも含めてほかに悪いところやアドバイスも的確にもらえるだろうし、それ込みであれば15万円はむしろ安いとも思える。
そんなわけで二週間預けになるよ~。
納車してから乗った期間より、入庫の期間のほうが長くなるけれど、10月は北海道ツーリングの予定があるのでしっかりと整備をして臨みたいところなのです。
生まれ変わってこいよ、124(´;ω;`)b