3008は昨年のMCでディーゼルモデルの最高出力が180馬力から177馬力とカタログ上低下した。
欧州排ガス規制へ適合させるためなんだろうし、実際180馬力と177馬力を乗り比べてわかるのか?と言われたら多分ぼくはわからない(ぉ
失われた3馬力がどのようにして失われたのかは定かじゃない。ECU側で出力なんていくらでも絞れるし、吸排気でも絞れる。
二輪の世界ではホンダのレーサーが国内モデルと海外モデルで馬力が全然違うという話があってフルパワー化するみたいなこともあった。サイレントチェーンや吸排気などで徹底的に国内向けにチューンされていたらしい。
今回は失われた数馬力を獲得するためにエアクリーナーの交換を実施。
我が家ではど定番のK&N High Flow Air-Filterだ。500Xのときもバイクのハヤブサにも全部に使っていた。メンテナンスキットが共通で、メンテさえしていれば半永久的に使える(少なくともハヤブサは10万kmくらい使ったので、普通の人なら廃車までは使えるでしょう)のも利点だ。
ぼくの場合はかなりの距離を年間で走るものだから、消耗品が問題になる。
エアクリだって消耗品だ。
純正品がいくらするのかはわからないけれど数千円はすることを考えてもランニングコストが極端に安くなるわけじゃないけれど、別に狙ったのはそこだけじゃない。
これだけ厚みが違うのだから、吸気抵抗はずいぶん削減されるはずだ。一説によると数馬力程度の出力は向上するらしい。
つまり失われた3馬力を取り戻せるかもしれない・・・ってことかな。
ホンダのCBRのフルパワー化じゃないけど、これはプジョー3008フルパワー化だ。
ディーゼルのエアクリに需要がないのかAmazonでも品切れだし、代理店に直メールを送って購入。本当はAmazonギフト券があったのでそっちで買いたかったのは秘密だ。
砂で凄い汚れている罠。
納車から一ヶ月も経っていないが既に走行距離は5000kmを超えた。
紛れもない過走行車両。
純正はまだ綺麗だが背面は結構汚れている。
さくっと交換完了だ。
アクセルに対してのレスポンスは上がったように感じるけれどやっぱり低速トルクは純正の方がある気はする。測ったわけじゃないからわからないけどね。
ターボの基本はよく吸って、よく吐く、だ。
悪いことは何もない。