FIAT 500X、イタリアンクロスオーバーSUVとして登場したこのクルマ。
試乗レビューなども見かけるようになったけど、走った感触は試乗車の状態やドライバーがそれまで何に乗ってきたか?で印象が変わるものでなかなか信じきるのは難しいところ。
けれども使い勝手や細かなところに関してあまり触れている記事もないし、実際自分がオーナーになって感じたことを書いていこうと思います。
細かすぎて不要な情報が多かったりするけれど、逆にこれから500Xというクルマを見に行ったりする人はそういうところも少し気にかけて見てみるとよいかも??特にぼくのように国産車が長く、はじめて輸入車!という人が500Xを見に行くときに何か参考程度になればいいなという気持ちで書きます。
そんな、なんとなく気になった部分を写真とかあげて見ていってみます。
■インテリア
この500Xに関しては予算の問題などもありそこまでディーラーOPを付けなかった。メーカOPってほとんどなく、というよりパールレッドのボディカラーしか選ぶものがない。なのであんま迷うことがないクルマ。
ディーラーOPはいつもバイザーとマットを買うんだけれど、今回は社外のフロアマットを買いました。
TEZZOさんのやつ。
純正の柄も悪くないのだけどTEZZOさんのは車体や内装にあわせて結構幅広いカラーや模様を選べるのでよかったんです。
フロアマットって地味だけどドアを開けたときに目に入るところだし、車体に合わせて赤にしたかったんだ。この辺は嫁さんのセンス。
社外品だから高いんだろ?と思うなかれ、純正より安い。
http://www.fiat-auto.co.jp/pdfs/500X_ACC_1008.pdf
送料入れても1万円ほど安いから純正にこだわりがないなら社外でも十分かと。材質(毛並み?)もなかなか上品で悪く無いと思います。
思わず土禁ちゃんしたくなるクオリティかな。
ドキンなんかにしないけど。
インテリアで言えばブラウンレザーの内装は洒落ているかな。
ぷにっとした感触が地味に好きw
プラスチックを多用しているにもかかわらず、造形や色使いで安っぽく見えないようにするセンスがイタ車なのかなって感じます。
イルミネーションはあんま500X系の記事では触れられていないんだけどぼくからしてみると感動的に綺麗でした。女性受けは良さそうです?イルミに関しては別記事でも書いているのでよかったら参考にどうぞ(*ノω・*)
ブラウンレザーは落ち着きのある色合いなので、好き嫌いはありそうだし、ボディカラーとの兼ね合いがありますが、グリーン系やレッド系だと落ち着いた内装になりそうです。ぼくは嫌いじゃない。
■収納
2段グローブボックスの使い勝手は(≧∇≦)b
500mlのペッドボトルが入りエアコンの風で冷暖房が可能なのでなかなか使い勝手がいいスペース。
案外ペットボトルを飲まないことに気づいたので完全に小物いれ化してしまってるw
サングラスホルダーがないクルマなのでここが使えると重宝しますね。500Xのサイズは小柄なので運転席からちょっと手を伸ばせば届く位置なのもGood。
グローブボックス下段には車検証入れは入らない。
ケースから車体・Uコネの2冊の説明書を取り出して入れることは可能。
輸入車の特に右ハンドル(RHD)車はグローブボックスがあるだけマシレベルなものやそもそも”何を入れたらいいのか分からない”的なものも多い(特にフランス車)ので大多数は試乗のときに気にもしないそうだけど国産車からの乗り換えの場合当たり前に使えていたこのスペースが使えないことは地味に不便じゃないかって思うんだけど、どのディーラーに行ってグローブボックスを開けて眺めていると不思議そうな顔をされるので案外気にしない人が多いんだろうか?
500Xはその国産車では当たり前のポイントがしっかりしているので素敵。国産からの乗り換えが多いだろうクルマなのでこういうところもポイント高し!!
ドリンクホルダーがちゃんとセンターに2個あるのが嬉しい。
アームレストを最大まで引き出すと後ろ側のドリンクホルダーが使えない(使いづらい)状態になるけれど飲み終わったものとか、小物を入れるのに重宝する。ロングドライブが好きなので珈琲二杯飲んでそのまま放置とかよくやるので使えるものがあるだけいい。一番前まで引き出すとこんな感じ。
どうしてもサイズに制限のあるCセグのクルマではアームレストとドリンクホルダーの位置関係が難しいので使い勝手に関しては微妙な評価もできるけれど、でもちゃんとアームレストがあり、ドリンクホルダが使えるという点を評価してます。センターコンソールのドリンクホルダはゴムが装着されているので滑りづらくモンスターエナジーみたいなロング缶を積んでも倒れる危険性が薄いのが素敵です。
アームレストといえばライバル?にあたるCX-3ではアームレストはOPだった。
車体サイズや車内サイズを考えると500X以上にドリンクホルダやマツダコネクトのコマンダー、手引のサイドブレーキなどの位置関係を考えるとアームレストの実装は難しかったのかもしれないけれどMTだけじゃなくATも存在するクルマでありディーゼルでロングドライブも楽だとアピールしているのであればそこは頑張るべきだったのでは?と思うけれど、走る喜びにアームレストは不要なのかもしれない。
ドアポケットにもドリンクホルダーがある。
ペッドボトル専用だね、缶は溢れる。ぼくはここを財布入れにしてますw
後部座席のグリップのところにはスーツを引っ掛けるフックがあったり。
適度に便利なものが用意されている印象。
バイザーにはチケットも挟めるし、細かいところに配慮がなされてます。
ここのスペースも広く、一眼レフのカメラをぶちこんだりしてます。配線ごちゃごちゃなのは気にしない方向で。
ここにもいiPhone6plusが余裕で収まるポケットが。
案外便利です。6plusのサイズが落ちずに入るということは多くのスマホは余裕で収まるでしょう。
日本車ほどではないにせよ細かいところに収納があったり、それも使える広さを確保しているところは見逃せません。特に国産車からの乗り換えを考えたとき輸入車になって失うものの多くに収納やシートレイアウトなどがありますが、収納や物置に関しては500Xは頑張ってるほうだと感じます。
テンパータイヤ搭載車なのでラゲッジアンダーボックスは無し。
兄弟車であるレネゲードはFWDモデルではパンク修理キットだけど500Xは全車テンパータイヤと妙なところで差別化されてる。
タイヤの重量は15kgとなかなか重くそしてかなりの場所を取る。
ここでも書いたようにテンパータイヤを外せば割りと使えるスペースが増える。
ラゲッジ容量350Lの500Xでルーフボックスを付けないとなればこういう僅かなスペースを有効活用していくことで家族旅行でも十分使えるようになるのではなかろうか?と思う。子供がいる家庭はベビーカーなど嵩張るものが多いと思う。SUVというジャンルは家族向けのクルマとしても選ばえるジャンルだし、500Xのような巨大に見えるスモールSUVを買う家庭にとってラゲッジスペースは重要だと思う。ルーフキャリアもいいんだけど、どうしたって燃費の悪化やただでさえ高い全高が更に高くなると都市部での使い勝手に影響する。ましてや普段外すとかもなかなか難儀だし、マンション住まいにとってはルーフボックスをどこに置くんだ?という問題もある。
限りあるスペースは大切に、です。
350Lのラゲッジスペースは極端に広いわけではないけどこのクラスでは標準的。
幼児がいるご家庭ではベビーカーがスペースを取るけれど積載方法を考えれば案外積める。夫婦+子供1名であればリアシートを倒せるのでその分のスペースを有効活用できる。広ければ広いだけ使い勝手はいいけれど500Xはそのサイズ感による日常での扱いやすさが魅力。ラゲッジスペースの容量が足りないところは創意工夫です。
ベビーカーを一度おろせば子供を立たせておむつ交換くらいはできるスペースがあります。エボのトランクでこれをすることはさすがに厳しいのでそこはSUV。
国産のように多彩なシートアレンジができるわけではないけれど。
フルフラットと呼べるまっ平らなわけでもないけれど、そういう使うか使わないかよくわからないシートアレンジ機能を切り捨てたり、まっ平らにならない代わりに後部座席のシートを厚くして座り心地をよくするというのは欧州車の得意なところです。多彩なシートアレンジが必要ならそういうクルマを探すしかないし、フルフラットにならなくても別に少し角度が付いていたって荷物を積むには大きな支障はないです。切り捨てることで得られるものもあるって話ですね。
■足回り
純正タイヤが225/45R18インチとクロスオーバーSUVのタイヤとは思えないサイズ。
履いているのもミシュランパイロットスポーツ3。
輸入車は時期によってだったりタイヤがコロコロ変わるので、自分が知っている範囲でも別なタイヤを履いたモデルがあります。メーカが違えば当然タイヤの作りも違い、タイヤってご存知のとおり別銘柄に交換するだけでも印象が大きく違います。
500Xは足が硬いと言われ当然サスペンションのセッティングがロールを抑える為に硬めにされていることの影響もあるだろうけど、タイヤがそもそも45扁平であることも影響していると思う。
以前クラス別にSUVを比較したことがあり自分が候補としたクルマで見てみると500Xと似たクラスで見てみると。
※あくまで参考程度のざっくり表
グレードによっては数値は変わるし特に国産の場合はモデルが多いのでタイヤサイズとか結構変わってくるんだけどそれでも225/45R18なんてタイヤを履かせているのはJUKE NISMO RSとMINI JCWくらい。いずれも200馬力を越える化物でそれなりのチューニングされた標準車とは乖離した特別モデル。
つまり乗り心地が多少悪かろうが、売れ筋ではないしスポーツモデルとして割り切れば45扁平のタイヤを履くというのは一種のステータスです。ランエボだって純正は45だよ。
500XはJUKE NISMOやJCWとは違い大衆向けの一般モデル。これがアバルトであるならば45扁平でもOKだろうけど、一般向けの売れ筋モデルで考えてみると500Xとタイプが近いのはMINIでいえばJCWではなくMINI CrossOverのCOOPER S。
こちらは2Lターボで190馬力、車体サイズは500Xに近いけどタイヤサイズは205/55R17。MINIですらこのサイズで55扁平のタイヤで十分と判断しているのに500Xは更に太くて薄い。
BMWのX1だって25Mスポーツでさえも225/50R18。
SUVであることを考えれば恐らく50扁平が乗り心地と走行性能を考えた時のぎりぎりのバランスラインであって、それを超えた500Xではタイヤだけ見れば乗り心地がよいというのはなかなか考えにくいところです。
1クラス上のアウトランダー、X-TRAIL、フォレスターに匹敵するサイズをそこまで過剰な馬力もない500Xで履いてしまうのだからボディサイズなどを考えてもちょっとでかすぎる感は否めない。
FWDモデルが履く215/55R17の方がマッチングはいいと思う。
4WDモデルでも17インチは履けるようなので乗り心地が我慢できなければダウンサイジングも検討したほうがいいと思うけれど、ぼくは18インチでもエボより乗り心地がいいので気にしない。
逆にこのタイヤサイズを純正で履くことで多少のパワーアップでもタイヤの性能的には十分マージンが取られていると考えられます。RaceChipなどサブコンでブーストアップし、理論値で200馬力を超えた場合に205サイズなどは役不足になりがちです。だからこそMINIもJUKEもハイパワーモデルでは500Xと同等のサイズを履いてます。なので出力向上をしたときでもタイヤサイズは不満がなく、ホイールを流用すればよりハイグリップのネオバなどに選択肢があります。素敵。
タイヤサイズだけでなくブレーキ性能も十分高い。
FWDモデルはわからないけど4WDモデルはとにかくコントロール性が高いように思います。低速から高速まで望んだ通りの制動力が得られ何の不満もない。レネゲードのFWDモデルのブレーキが低速ではどうもコントロール性を欠くところを感じてしまったけれど500Xの4WDでは1.5tに迫る車重を止めるには十分な性能があると感じました。
少なくとも15万km走ったエボのブレンボよりは安心感がある。
■細かいところ
ボンネットオープナーは運転席側。
左ハンドルのクルマを右ハンドル化するとオープナーが左側であることは多々ある。わざわざ台数が見込めない右ハンドル用にオープナーを移設するのもバカバカしいという考えなのか…なので輸入車は基本的に助手席側がオープナーという刷り込みもあって、500Xくらいのクラスでもちゃんと運転席側に付いているこんなどうでもいいことに感心したり…ボンネットなんて基本的に運転席に座っている人間くらいしか開けないからね、わざわざ助手席に向かって開けるとか、開けてもらうとかは面倒です。そんなに開ける機会がないとしてもね。
オープナーだけでなく、エンジン始動のボタンも右側。
昔ながらの鍵を挿すタイプのクルマからの乗り換えだと、左側やセンターコンソールに埋め込まれたり、MINIのようにトグルスイッチだったり
洒落てはいけるけどぱっと見てわかりづらいのでオーソドックスな位置がベストです。探さなくていいってのが一番だね。
オープナーを探したので、ついでにボンネットオープン。
慣らし運転を推奨する今時めずらしいエンジン。
すばらしい時間てwww
説明書にこんなこっ恥ずかしいことを書いちゃうのがイタリア車?実際に走ってみると納車直後はむちゃくちゃかったるいと思ったエンジンが距離を重ねるごとに回り方が軽くなっていくのを感じます。各部が馴染んでいく感覚がドライバーに伝わるという点は国産車ではなかなか味わえない。そもそも国産車でそんな仕様を出せば欠陥車扱いされかねない。最初からクライマックスな性能が要求されるのは大衆国産車であり、この手の慣らしが必須というされるのは一部のスポーツカー・スーパーカーくらいでしょう。やれと言われなくてもやるのが慣らしですが、一周回って新鮮な説明書きにおっと思いました。
バッテリーは大きめ。
アイドリングストップも優秀で相当ストップしますね。国産車みたいに1000rpm付近に差し掛かったら停止するようなタイプではなく、完全停車後1秒位待ってから止まるタイプです。好みはあるかもしれないけど、1,000rpmきると停止するタイプは見通しの悪い交差点をちょいちょいをクリープで出るような場合に不便です。いきなりエンストして次の瞬間にエンジンが掛かるので違和感半端ない。
500Xのものは復帰も早いし車体のサイズ故か振動も少ないのであえてOFFにすることもなく使っている。街ナカでは恩恵があり1km/L以上燃費は変わってくる。イタリア車ともすれば電池ふくめ電装系の不安はあれど500Xはかなり考えて作っているそうなのでそんなに安々と不具合は出ないだろうとのこと。ほんまいかな。発煙筒がLEDだということに驚き。
最近の車には多いらしい。発煙筒なんて多分に使うこともなく多くは車検のタイミングで有効期限切れで無駄にお金払って交換されているエコでもなんでもない代物なので代用でLEDになるのは時代の流れ?
結構眩しい点滅をするので発煙筒以外の用途でも使えそうです。
ライブに行ったときのペンライト代わりにすると多分殴られます。
運転席側のドアポケットに収まるようになっているのでいざというときは「変身!」と叫びながら回すと幸せになれそうです。いや、こんなものを使う事態に巻き込まれないことが一番シアワセなんだろうけども…
全体的に見ていくと輸入車の中では低価格帯に入るモデルであるはずなのに小さな高級感があるクルマだと思えてきます。
見た目や手触り、小さなところにコストがかかっている印象で所有欲を満たしてくれる。FIATなのでイタリアの大衆車なんだけどそのへんは日本の大衆車というところとは地味にお金の掛け方が違うようです。高級感というのはなかなか難しい概念なんだけれど、実際お店でその辺はじっくりみてもらうとよいかもですね。
コラムにカバーがあるってところに妙に感動したりw
探知機やスマホナビのケーブルを隠そうと思ったらカバーがあったことに気づくなど。こんなとこ普段目に入らないし、意識もしないし、触れるところでもないのであってもなくても別に人生には何の影響もないですが、案外高級感が出るような気がします。
Uコネはナビがないことや本国にある機能がレスられていることを除けばそこまで使い勝手は悪く無いですよ。
500Xはメータ側にもTRIPを当然表示できるけどマルチインフォメーションディスプレイの1表示扱いになります。
オーナーの大多数はここを速度計にしているはずw
やたらアナログの速度計が見づらく、速度確認が老眼には厳しいので無難な大画面速度計がありがたいお年ごろ。ここを速度計にしてUコネ側でTRIP&燃費計表示です。
タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)
レネゲードは空気圧まで細かく出るんだけどなぜか500Xはパンクしたときなど異常を感知したときだけ警告が表示されるものらしいです。空気圧が表示されなくて壊れているのかと思いましたがディーラーに確認したらその機能はないとorz...
デザインこそ違えど機能は同じだと思っていたけど若干レネゲードと差があるらしい。
あちらはオフロード走行を前提として空気圧抜いたりするから表示できたほうが便利だろ?でも500Xはそんなことしないから異常があるときだけ表示させりゃええやろ?ってことなのかな。あったほうが便利なんだけどなぁ…
スポーツモードのときはブースト計もどきも表示できます。
数値が見えるわけではないので雰囲気だけだけど…
多彩な情報を表示できるんだけど結局一番使うのは速度計ですね。油温計とか表示できても、そもそもこのクルマで油温を気にするような場面はほとんどないだろうし、必要になるとすればそれは故障しているときだよと思うなど。
このそそり立つアンテナは可倒式にしたい。。
ただでさえ全高が高い500Xでこれなので都市部ではガード下などを走る時のプレッシャーが半端ない。もともと立駐には入らない高さなので立駐でへし折るということはないだろうけど、それでもやっぱりこの仰角80°!って感じのえぐい角度はどうにかしたいんだよなぁ…
リアワイパーあり〼。
雪国生まれ育ちにとってリアワイパーは必須装備です。というより雨でもめっちゃ使います。後続を走る友人に雨天時に「おまえリアワイパー動かし過ぎwww」と言われるんだけど視界が確保できないのは怖いじゃないですが、雨の日に真後ろに覆面いたら吐くよ?
500Xがチンクエチェントシリーズとしてはどうなのか?
確かにチンクエチェントという名前に引っ張られると500Xは別物で、デザインも真似ているけどチンクエチェントとは明らかに違うわけだし、初物ブランドとしては名車チンクエチェントを冠した方が売りやすいということもあるとは思うんだけど、それが逆に仇になっている気がしないでもない。
名前のイメージを捨てれば500Xははこのクラスを望む人にとっては悪い選択肢ではないと思うんだけどね…輸入車の4WDモデルが300万円前半で買えるのは中々希少で、多分500Xが一番安いモデル。国産からの乗り換えでも抵抗なくいける使い勝手の良さも合わせればもっと街ナカで見かけてもいいクルマだと思います。
ちなみにメイド・イン・イタリー。
チンクエチェントはポーランド生産だそうで。
必ずしもメーカー国と生産国が一致するわけではないのが昨今の自動車業界。日本車だって今やタイやインド生産はしれっとカタログに紛れています。
紛らわせているわけではなくちゃんとそれを謳いそのメリットも価格だったりに反映されているのでユーザとしても気にならなければ気にならない話なんだろうけど国産牛と和牛の違いのように気にする人は気にするのかもしれない。
現在のフィアットのラインナップではパンダと500Xがイタリア生産なのかな?
500Xも中国で生産が行われるという話もありもしかすると今後は中国産の500Xが日本向けにはいる可能性もあるかもしれない。品質だって今や…と言いたいけれどやっぱり国によって色は出てくるしヘタすると日本で組み直さなきゃいけないレベルの精度のものも自動車というよりはバイクの世界ではあるようで。そういうことを踏まえると中国産の500Xとかちょっと嫌だなぁ…100万円下がるならほしいけど。
幅だけはエボよりもでかいけど短く小回りが効く車体はどこへでもいける。エボでは躊躇して行けなかった場所や駐車場も下調べなしでいけるようになった。エボからクルマのキャラは変わってもクルマの楽しみはそれなりにある。出かけるのが好きな自分にとっては速いクルマをゆったり走らせるより適度なパワーのクルマをゆったり走らせるほうが性に合う。
まだ街ナカで全然見かけないので、まず自分が走り回ることで多くの人に「なんだこのクルマ!」って思ってもらえ興味を持ってディーラーなどに足を運んでもらえるような販促活動ができたらいいですね。フィアットにしても新しい風が500Xだと思うので日本でももっと売れて認知度が高くなればいいですね。
街ナカで多く見かけるのも嫌だけど国内で売れてくれればアフターパーツも増える可能性があるわけでwそういうところに期待してます。
ブルターレに合わせて鞄を買っていたら500Xにも地味に合うようになったw
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イタリアンクロスオーバーSUV、乗れば乗るほどに好きになれる素敵なクルマです。