ぴよこ☆くらふと☆わ〜くす

PEUGEOT3008 | Honda X-ADV(2021) | Kawasaki Z H2(2021)で主にツーリングに行ったりしているブログです。

みおろす三菱。

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苦笑いしてしまう案件。。。

地面を見下ろすのがお似合いっていう自虐ネタなのか、最早ここまでくるとわざとやっているとしか思えないわけですが三菱自動車まじなんだかなぁ…。

そんな幸先不安な感じしかない三菱自。大好きなメーカだったけど、完全に日産もといルノーの植民地化しているので正直言って完全に三菱愛は消滅しますた。ぼくに愛されたところで三菱には1円のメリットもないですし、ルノー・日産にも同様ですのでどうでもいいとは思いますが。

カルロス・ゴーンが会長に就任するのは必然として、なんで益子氏が続投するのが真面目に謎。あの人こそ戦犯やろうと思うのですが経営陣からするとまだ残す価値があるんだろうか?そもそも相川社長は完全に一杯食わされた感もあり、リアル池井戸潤小説の世界にでも突入しているんじゃないかとさえ思います。

空飛ぶタイヤ (実業之日本社文庫)

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相川社長はランサーを消滅させたので気に食わないところはあれど、今の三菱の体力ではランサーの復活はまず無理だし、それでも技術畑を出た相川社長であれば復活の暁にはエボシリーズが何らかの形で復活するかすかな”希望”はありました。エンジニア目線でみれば、物を生み出す会社のトップはエンジニア出身であるべきです。自動車業界だけじゃなく、すべてにおいてですが、技術を知らない人間が技術系の会社のトップにいることに違和感しかもてません。そういう意味では相川社長にわかずな希望を持つのは当然で、アウトランダーPHEVもそうだったし、これからの三菱はPHEVでスポーツを!の期待を個人的には持っていました。

なんにしろ完全に日産の一部と化した三菱に興味はありませぬ。

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三菱のエンジンを積んだ次期シルビアの話もありますが、割りと興味薄。。。

もう食われた会社は電気自動車部門としてやっていけばいいんじゃないかなぁと思いつつ。正直いって、この不祥事があろうがなかろうが、あえて積極的に三菱を選ぶ理由になる車種は個人的にはアウトランダーPHEVしかなかったし。

あれはとてもいい車でした。生活スタイルが激変するだろう可能性を秘めていたし、世の中のPHEV車がハッチバックやセダンの形状をする中で唯一と呼べたSUV、悪路にも対応するというのはある意味で三菱しか作れなかっただろう車で、これはもう積極的にランエボからでも乗り換えたいと思える車でしたが、逆を言えばガソリン車であえてお金を払ってまで三菱を選ぼうとすると微妙な車ばかりでした。

その昔は三菱、スバル、マツダと横並びでマニアックなイメージがあったのに、スバル・マツダは大出世を果たし一般人から積極的に選ばれるメーカへと変貌を遂げたのに、三菱さんは相変わらずというか随分と没個性になりました。そもそもトリガーとなったリコール隠しなどの不祥事からやっと抜け出せてきたような感じの、このタイミングでの次の不祥事だから体質は変わっていないし、どこかの企業に食われない限りは根本的な改善はないんだろうし、メーカとしても潰された方が往年のファンとしては幸せなんじゃないかなって気もする。

MVアグスタのように頻繁に倒産しても誰かがブランドを救済してくれるようなものでもないし、ファンからすれば下手に生かされエボリューションブランドが日産からでも出ようものなら手首を切りたくなるほどのことです。それならば躊躇なく殺せ、潔く死ねです。

ジョーカー・ゲーム<ジョーカー・ゲーム> (角川文庫)

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子供が大きくなったとき、ランエボに乗っていたことを息子に誇りたいとは思うものの、その頃に三菱が生きているブランドなのかは甚だ怪しいところでメーカーは誇れないにしろ、エボというブランドはせめて誇りたいなぁと思う次第。

地面を見下げず、せめて水平に前を見て進んで頂きたいですね、三菱さん。

不正の迷宮 三菱自動車

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