突然ですが、豚しょうが焼きが大嫌いです。
全日本豚しょうが焼き定食協会をブログ開始2秒で敵に回す男ですが、本当に、そもそも豚肉自体があんま好きではないのです。
なので豚を積極的に食べに行くことはないし、そもそも豚しょうが焼きなんて自宅でも絶対作らないものです。なんで嫌いなのかと聞かれても嫌いだから嫌いとしか言えないくらいに嫌いなんですが、そんな今日取り上げるのは表参道ランチシリーズ第一弾はドミナント。
表参道駅からは地味に歩きます。骨董通りをまっすぐで行けるんだけど、そこまで近くない。台風の日に大雨の中、傘も差さずにいけと言われたら全力でためらうレベル。とはいえ初めての表参道なのであれば骨董通りを走るABARTHをはじめとする高級外車を眺めながら「唖々、ぼくも年収が4000万円を超えたら平日の表参道駐車場に車を止めてみたいものだな」と思いながら歩くのも一興かと思います。
お店自体が地下にあるので地味にわかりづらいのはご愛嬌。
エレベータで地下まで降りると、年収うんびゃくまん程度のおっさんには相当敷居が高い雰囲気のお店が現れます。実際夜はいいお値段します。というか絶対に夜は来れないいきおい。
けれどもランチは違います。
1000円弱で豚しょうが焼きとドリンクが楽しめるそういうお店。なのでお昼にドミナントはかなり重宝しますね。
注文すると目の前でおもむろに作り出す、めっちゃテンションあがります。
なんとなく嫌いな豚肉も食べられそうな感じがする!!
正直豚肉がそんなに好きじゃない人間からするとこの量はどうなんだ…と思ったんだけど、意外や意外、超あっさりでぺろりといけちゃうのですこれが。豚肉嫌いであった設定すら忘れてしまうほどの勢いで食べ終え、食後のアイスコーヒーを飲み終えたあとに地上に出ると「そういえば豚しょうが焼きは嫌いだったっけ」とそんなふうに思い出すレベルの食べやすさ。はじめて行ったのはまだ暑さが残る9月で、昼間も当然暑くて食欲が多少落ちてはいたのですが、だからこそのあっさりめの豚しょうが焼きの食べやすさが印象に残り、それからもドミナントはご贔屓するお店になりました。未だに夜のドミナントは一度も行けていないのだけども。
豚しょうが焼きが苦手!って人もぜひとも一度足を運んでみてほしいですね。