ぴよこ☆くらふと☆わ〜くす

イタイタしい生活を送ってます。

ファンレスPCの運用。

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およそ一ヶ月MacBook 12インチを使用した自分にはタイムリーな記事でした。

MacBookは2015年に登場したMacシリーズで現在唯一のファンレスです。この時期に「Intel Core M」が登場し、当時はそのスペックの低さにデザインなど含めて最高のMacだと思うけどこの値段でこの性能はないと思ったものです。

2016年モデルでMacBookのプロセッサはだいぶ強化されて割りとハードな用途にも耐えられるようになったような気がして、ぼくは自分の新パートナーにAirでもMacBookProでもなくMacBookを選びました。 

MacBook (12-inch/1.1GHz Dual Core Intel Core m3/256GB/8GB/802.11ac/USB-C/ローズゴールド)

MacBook (12-inch/1.1GHz Dual Core Intel Core m3/256GB/8GB/802.11ac/USB-C/ローズゴールド)

 

ファンレスであることのメリットはなんでしょうか?記事にあるような静かさはもちろんあります。特に夜中に作業をしていると静かな部屋では自分のキータッチの音くらいしか聞こえないし、ファンが回らないだけでもこれほどに静かになるのだなという印象はあります。古くなっている自宅にあるMacBookPro2010はかなりいい音でファンがなりますが、正直音は気にならないというか慣れます。

そもそも自分は元インフラエンジニアです。インフラ屋の戦場はサーバールームです。一度でもその世界に足を踏み入れれば、寒い、煩いの地獄のような場所で快適性は皆無であることがわかり、慣れたエンジニアは音をシャットアウトできるようなヘッドホンを付けて作業をします。その環境で自分のPCのファンが回ろうが、回るまいが気にならないし、そもそもオフィスなどでもそこまで静かってことはないからファンが回っても気にしない。あと最近は音楽聴きながら仕事できる会社もあるだろうし、ぼくは前職も現職も業務中に集中するときは音楽ガンガンなのでファンが回っても気にしません。

SONY ノイズキャンセリングヘッドホン MDRZX110NC M MDRZX110NC M

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なので音ってファンレスであることの重要要素ではないと個人的に思います。

逆にファンがないことによる弊害?はあると感じていて、特にファンがあるPCでファンが回る高負荷状況下でのMacBookは動作がかなりもっさりします。

ぼくのMacはParallelsで仮想環境のWindows10を動かします。

Parallels Desktop 12 for Mac Retail Box JP (通常)

Parallels Desktop 12 for Mac Retail Box JP (通常)

 

この状況でMacとWinを行き来すると多少の突っかかりを感じはじめ、ブラウザでタブを開きすぎていたり、他のことにメモリを使った状態であるとそれは顕著に感じます。

またその状況でTeamViewerを使ってリモートで機器を操作することもあり、そうなると体感として「重い!」があります。

シアハートアタックに弱点がないようにMacBookにも弱点はなさそうですが、この熱を持った時に来る重さが厄介です。特に今の会社は節電?のためか経費削減のためかエアコンをケチるのでオフィスが若干暑く、その状態だと周囲のPC勢のファンもガンガン回ってますがぼくのMacBookはパームレストが熱くなり、底面はかなりの熱を持っていることが触れている手から伝わります。

そうなるとかなりカーソルも突っかかるようになり、作業中のストレスは地味に増します。

そんなときにどうするか?

救世主はオフィスの冷蔵庫にいるわけです。

ロゴス 保冷剤 アイスポケット200

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 まさかの保冷剤

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こいつをMacBookの下に数分敷けば保冷剤はただのぬるいジェルになり、MacBookは冷えて性能を取り戻します。結露とかあるのでおすすめはしません、自己責任でお願いします。こうして冷やすことで性能を取り戻し作業効率を取り戻すのです。

オフィスに気軽に使える冷蔵庫、冷凍庫がない場合はファンがついている台を用意した方がいいかもしれません。

とにかくプロセッサが熱を持つと露骨に遅くなるというのはMacBookをはじめとするファンレスPCの宿命でしょう。

とはいえ熱が収まったときのMacBookの性能に関しては一切の不満がありません。最近AdobeCCでPhotoshopを動かしても、Skype会議をやっても、Parallelsを使っても、TeamViewerを使ってもそこまでストレスはありません。体感からすればMBAの11インチとそこまで差がないようには思えます。ベンチマークがどうのこうのよりも体感として「このプロセッサでここまで使えりゃ十分だ」と思えるのです。重くなり始めたらアプリを落とすとか、運用を気をつければ別に問題はないでしょう。

ファンレスの最大の利点は先の記事にもあるようにデザインの自由度。薄型にできることでとにかく軽く、MacBookであればMacBook Airの11インチよりも小型ながらディスプレイはRetinaで解像度高いしで出先で障害対応が増えたサポートエンジニア的な業務が多い自分には最適です。

オフィスではガツガツ仮想環境やただでさえ重いMS Officeを起動して事務作業を片付けたりしますが、出先ではそこまで重い作業はしません。

Microsoft Office Mac Home Student 2016 FamilyPack(最新)|オンラインコード版|Mac対応

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業務が多様な為、デスクワークだけならMacBookProくらいのサイズとプロセッサ、メモリが欲しいのだけど、いくら軽量化されたとはいえMacBook Pro13インチの2015はまだ重いです。

APPLE MacBook Pro with Retina Display (2.7GHz Dual Core i5/13.3インチ/8GB/256GB/Iris Graphics) MF840J/A
 

 

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http://www.apple.com/jp/macbook-pro/specs-retina/

公称1.5kg。MacBookが1kgを切っていることを考えると600gとはいえやはり持った感じは随分重さの違いを感じるし、何よりサイズ的に持ち運びがしづらいのです。

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MBPはやっぱり気軽に持ち運んでどこでも作業って言うには大きすぎる…重量以上にサイズがね。。。

なので出歩くことが多いぼくのようなエンジニアにとってm7までBTOしたMacBookが最適であったとわずか一ヶ月でそう感じられるようになりました。

このサイズ感のMacはきっとファンレスでなければ生まれなかったのだろうし、その独特のサイズ感と軽さの恩恵はやたらハイスペックなPCであることより今の自分の業務には向いていました。若干、運用に若干のテクがいりますが、慣れてしまえばそれもルーティンなので気にもなりません。

なので高負荷環境で作業することがたまにあるよって人でも十分に耐えられる、やばかったら冷やせ!それができれば最高だよファンレスPC!ってのがぼくの感じたことです。

そういえばいよいよ今夜発表ですね、新型MacBookシリーズ。

新MacBook Proの発表イベントを日本語同時通訳で楽しむ! アップルイベントの日本語中継、27日25時20分より開始 - Engadget Japanese

そんな微妙な時期に新入社員エンジニア向けにMacBook Pro2015を買わなきゃいけなかったぼくの心はとても苦しいものですが、入社時期が悪かった…これは運命なのだ、その運命を呪ってくれ(´;ω;`)ブワッとしか言いようがありませんのでだんまりしておきます。