ぴよこ☆くらふと☆わ〜くす

イタイタしい生活を送ってます。

極寒の伊豆でグリップヒーターとリミッターカットのZH2をテストする。

平日に代休をとりちょっと伊豆まで足を延ばす。

家を出発するのが遅くなった&途中まで下道だったので海老名到着は9時半。

 

朝ごはんがまだ&この時点で気温7℃とかで寒すぎてやばかったのでラーメン。

今日は先日入れたグリップヒーターの性能を試したい!だから伊豆に行くんだ!って気持ちで出発しているんだけどこの時点で若干後悔している(何

 

何しろこの汎用グリップヒーター、まったく暖かくない(何

そもそもグリップヒーターってあればあったで便利なんだけど、それたぶんオールシーズンくらいのグローブであれば…って話でウィンターグローブのような分厚い生地のグローブだと熱が伝わりづらいんだよね。。。

 

X-ADVの純正でも気温が低いと「ぬくい」レベルの暖かさしかないので出力の低い汎用では厳しいか…

伊豆は多分暖かいだろう…そう信じて先に進むよ!

 

真冬のネイキッドはただただ苦行だなw

 

熱海を抜けるも気温は上がらず…道の駅で暖を取る。

 

日差しがあるうちはいいんだけど、それでも手の寒さはなかなかしんどい。

平日だけど?伊豆のワインディングはなかなか渋滞していて、気持ちよく飛ばせる区間はそんなになく、リミッターカットしたZH2も本領発揮はしづらい感じ(´;ω;`)ブワッ

 

乗り慣れたとはいえ低回転時のがさつさは渋滞ではしんどいし、かといって開けると吹っ飛んでいく街乗りは一切考慮されていない仕様w

 

下田でランチ、せっかくなので魚を食べる。

 

満タンで出てきたけどさすがに下田のあたりで貧乏ランプ点滅、Zも食事休憩か。

 

下道を走っている限りリミッターカットによる燃費の悪化は感じられず。

高速燃費も今までどおりに25km/Lくらいは出るのでパワー・トルクが上がってもその分高いギアを使えるようになっているから燃費は変わらないってことかも??結局は燃費の悪化はブーストがかかり、多くの燃料を吹くことで悪化するものなのでまったり乗っていれば197馬力だろうと160馬力だろうと変わらんってことなんだろうね。

 

給油を済ませ、やっと車どおりが少なくなったワインディングでリミッターカットの本領発揮!

 

と、言いたいところなんだけどとにかく怖くてアクセル開けられないwww

 

160馬力仕様なら結構アクセル開けられたんだけど、こいつはもう半分まで開けることも難しい…開けなくても速いからいいやん?って思うかもしれないけどほんの数ミリ開けただけでも十分すぎるくらい速いので逆に「いかにアクセルを開けないか」を意識しないと路面の悪い道ではいつ滑るかわかったもんじゃない。

 

KTRCランプはコーナーや加速のたびに点滅する…レインモードならわかるけど、ロードモードでここまで点滅することは今までなかったからびっくりで、実際トラコンが切れたら滑っていくんだろうなというむずむず感がリアタイヤから感じられる。

 

そうなると電子制御だけではなくオバサスもいい仕事をしていると感じるよ。。

跳ねる路面でもリアタイヤはしっかり路面を取られているので電子制御ではカバーしきれない路面の追従性の高さが安心感につながっている…つながっているけどピーキーすぎてアクセルは開けられないw

 

難しいのは燃調をいじっているわけではないのでエンジンブレーキの効きが純正のままの急激なところがより顕著に表れてアクセルを抜くたびにライダーが前方に投げ出されそうな勢いのエンブレがかかる。同時にピーキーなのでアクセルを開けると今度はライダーが後ろに振り落とされそうになる…ロデオボーイちゃうぞ!ってくらいに前後に揺さぶられてライディングがぎくしゃくする。

 

これはリミッターカットではなくってECUセッティングまで踏み込んで、アクセルオフでも燃料カットが入らないようにしてもらいマイルドにしてもらうしかない気がする。

 

アクセルを開けられないから消化不良ってことはなく、逆に怖い、アクセル開けられない(´;ω;`)って気持ちと戦いながらワインディングを攻めることになる。コーナーリングは完全に捨てて、立ち上がりで197馬力を炸裂させて直線的に攻められるラインを考えればそれなりに走れるということには気づいたけど楽しいか?と言われるとこの仕様であればノーマルの方がはっきりいって楽しい

 

そもそも160馬力だって多くのライダーには手に余る性能で自分もそれは使い切れていなかった。使い切れていない中でも電子制御がしっかりフォローしてくれるし、6000rpmを超えたところで急激にくるスーパーチャージャーを感じるところで「おお!」って思うところまででよかったのかもしれないw

 

そもそもリミッターカット前だって10,000rpm以上はあまり使える場面はなかったしw

 

30分くらいワインディングをがっつり走って思ったことは、メーカーはちゃんと考えて誰でも楽しめるようにパワーリミッターをZH2にかけたってことだねw

 

某著名なライダーが毎日乗れるスーパーチャージャーと言っていたけどノーマルはまさにそれで非常にバランスが取れていて通勤にもロングツーリングにも使えるけど、ちゃんとスーパーチャージャーを感じられる良さがあった。リミッターを外したH2の本領発揮の状態だと楽しいよりも先に怖さに支配されるので万人が操れるバイクじゃない。

 

極端な話、免許とりたての初心者だってノーマルのZH2だったら問題なく乗れると思うけど、リミッター切ったらたぶんその日のうちに廃車になっていると思う(何

 

Ninja H2のように高回転でパワーを出すような性格ならリミッターを切ってももしかするとここまで乗りづらくはならないのかもしれない。低回転重視のスーパーチャージャーを積んでいるZH2だからこそそこがより強調された結果この乗りづらさが生まれている可能性もある。

 

メーカーがよかれと思って付けたリミッターを取るということはそういうことなんやぞ?ってのを受け入れた上でやるならやったほうがいいし、個人的には保証が微妙なところはあれどECUまで手を入れてしっかり燃調まで取った方がバランスが取れるのでいいんじゃないかなと思った次第。

 

この197馬力仕様であれば、なんならX-ADVのほうがワインディングが楽しく速く走れるんじゃないかとさえ思ったよw

 

結構精神力を消費するバイクになり、伊豆の国まで持たず天城越え前に休憩。

納車から半年たたずずいぶんと過激なやつになってしまったw

 

前のオーナーなんかパーツ付けるだけ付けて3,000kmしか乗らなかったのに5か月で10,000km乗った上にほぼほぼいじりつくしたからねw

 

天城越えでついに気温が0℃まで下がる…路面の凍結はないけど寒さで手の感覚がなく、ただでさえピーキーなマシンの微妙なアクセルコントロールができなくなり、事故らないように峠を下るだけで精一杯、、、こういう状況だと危なすぎるよ、このバイクw

冬場のネイキッドは修行であり苦行だね、フルカウルがうらやましいw

 

一応ね、ボディはインナーに電熱も着てたから寒さはそこまでない。

 

下半身もレザーなんだけどこれ中にもこもこが入るのでそこまで寒さはない。

 

インナーもひだまり履いておけばこれで十分耐えられる。

ただし手の寒さだけはもうどうにもならない・・・そろそろ電熱グローブを検討する時期かもしらんね…

 

下界に降りたころには体が冷えてOPP…神社のトイレがなかったら詰んでた(何

 

せっかくだから箱根を登ってみよう!と国1アタック…国1の登りであれば結構楽しめるな、狭い場所が苦手なんだリミッターカット。。速いは速いのでガンガン開けて…って多分半分もアクセル開けられないwww使い切れないんだよな、こんなパワーとトルクは公道でorz...

 

箱根新道の入口ではなんと気温は氷点下orz...

さすがに寒いとかもうそういう次元じゃないし、グリップヒーターなんか純正採用モデルでも多分あんま効果ないだろうな…ハンドルカバーくらいじゃない?Zにもハンカバ逝っちゃう??

 

水温が低い、低すぎるw

 

ちなみにX-ADV、なぜか気温0℃でも水温系が98℃とかになっているw あっちは高すぎ、こっちは低すぎ、なんでや…そろそろADVも2年目なのでクーラント変えたほうがええんやろかね。。。

 

事故渋滞とかしていたけどバイクなのであまり気にせず、19時半には帰宅。

燃費はそれなりに回したし、高速区間が少なかったこともあり17km/L以下。リミッターカットしてもしなくても燃費についてはあまり大きな変化はなかったね。高いギアで回転下げて走れるようになったので、パワーアップ分はそこで相殺されている気がする。

 

平均車速は44km/h。。。310km/h出せる本気チューニングも街乗りでは意味なしやねw

 

9時間くらいしか走っていないんだ…

今までは神戸日帰りとか余裕でできる扱いやすさだと思ったけど、ちょっと今の仕様では厳しいかもしれない。。。

 

冬場のツーリング、ADVならナックルガードエクステンションとグリップヒーターで昨年までは耐えたけどZH2は無理だってはっきりわかりましたw

 

汎用グリップヒーターが悪いというわけではなく、ウィンターグローブの生地の分厚さを超えられる出力がないことや、グリップヒーター自体が冷却されるので致し方がない。

 

実際、温まらないのかといえばそうでもなく、グローブを脱いで触るとそれなりの暖かさはあるのでグローブとの相性や高速でぶっ飛ばすバイクには不向きってことかもしれない…おとなしく純正を付ければいいのかもしれないね、高いけど(´;ω;`)ブワッ

脱!リチウムイオンバッテリー(´;ω;`)

急に寒くなってきて、X-ADVの朝一の始動は絶望的になりましたorz...

 

3,4分儀式(通電)させてもご覧のとおり…

www.youtube.com

まじでエンジンかからへん(´;ω;`)ブワッ

 

動画で一度エンジンがかかったあとにまたかけなおしているけどなんで?って人用に話をしておくとDCT車はこんな感じで何度も始動に失敗すると、かかっても「D」に入らないんです。

 

スムーズに始動できてやっとDに入るので最初はかなり焦ったんだけど、慣れると再起動すれば治るってことで「またか」って感じ。

 

なので複数回始動に失敗したらかけなおすが鉄則…地味に面倒なDCTだな。

 

で、通勤中に気づいたんだけどエンジンチェックランプ付いてるw

これもDCT車あるあるみたいで電圧不足になるとエンジンチェックランプ点灯らしい。写真ではギアポジションが「N」になっているけど、これ複数回始動したときのもので、停車後すぐにかけなおしたときはギアポジションが「-」になり変速不能になったw

 

初代X-ADVではリコールにもなったようなトラブルで、現行モデルではあまり聞いたことがないけど起きること自体は知っていたのでバッテリーさえどうにかなれば戻るやろと。

 

通勤で一時間走って充電されたかと思ったけどダメだったw

平均車速20km/hだし、発電量が足りてないのかもしれない…しかもこのバイクグリップヒーターは全力だし、なんなら水温が気温1度でも98℃とかになってファンも全開で回っているし、何度も書くようにDCTなのでMTに比べて電気を使う個所が多いので通勤レベルの移動では満足に充電されないってことなんでしょう。

 

どうでもいいんだけど並びが親子と親戚みたいになったw

X-ADVもNCシリーズの派生で、左となりはNC750Xだからまんまだねw ADV150は親子関係か?いまや350や160も海外では出ているけどADVシリーズの親玉はX-ADVだね、バッテリーやばいけど。

 

というわけでバッテリーを普通のものに戻します、毎朝時計がリセットされたり、始動まで5分以上かかるとかありえんでしょ、通勤車両なのにw

 

ひっぱりだしてきた充電器とバッテリー。

 

昨年も冬場だけこれにした気がしないでもない、YTZ12S。

 

もうこいつにリチウムはいらないかな、違いわかんないしw

リチウムのコストを考えるなら普通のバッテリーを数年毎に交換したほうがいい気がします…毎日乗る人なら特に。長期保管が多いバイクやレーサー系であれば長期保管に向く特性や純正の半分以下の重量ってことでメリットはあるんだけど、X-ADVのようなバイクではそのメリットはまったく感じられないしw

 

MLZ14Sなので純正より容量UPしてます、これもいけなかったのかも?

容量が純正とどれほど違うのかわからないけど、容量が足りていないか、逆に多すぎて充電されないかってのはあるんじゃないかと思われる…とにもかくにもちょっとADVにリチウムは微妙かなという印象。純正でETCやグリップヒーターを採用している車両に標準搭載されているバッテリーであればまぁ問題ないでしょう。

 

リチウムだと気温10℃台でエンジンON直後で12v…気温一桁だと11v台だからね。

 

リチウムイオンは12.8v以下で使うなって書いてあるよw

もともとダメだったんじゃね、説。

 

ちなみに気温一桁でも元気に一発始動するZH2に入れたAZ製は?

キーON直後が13vは出ていて、12.9vくらいで落ち着きます。消費電力でいえばZのほうがADVよりも少ないはず。このバッテリーみたいに元気に始動してくれたらADVもリチウムで全然OKだった。

 

リチウムでも出勤して帰るときには地下駐車場の熱で温められて18度くらい外気温があるから一発始動なんだけどね。

朝いちばんが重要なので残念だけど本日で退役です、ありがとう1年間!

 

というわけで年内はもうZは稼働させないかな?あと1日くらい乗るかも?

とりあえずは通勤用のADVが完全復活したのでOKです(´;ω;`)ブワッ

汎用グリップヒーターとUSB電源交換を考える

府中の2りんかんまでお買い物。

快晴だけど肌寒い…スクリーンがあるADVと違い、なんもないネイキッドバイクはただただ寒さに凍えるだけw

 

まだ電熱ベストがあるからボディは耐えられるけどね。

 

下半身はヒートテックではなくエベレストを。

これ、1年くらい前に上下のインナーを買ったんだけどかなりあったかくて重宝してる。上下に関してはひだまり製品で固めておくと基本耐えられる!

価格はヒートテックとか目じゃないくらいに高いんだけどさwでも通勤とかで毎日乗るし、当たり前のように冬場でもバイクで大阪まで高速爆走とかするので防寒は生死にかかわるからなぁ…これと電熱ベストがあれば上半身はOK。下半身は防風のアウターとか履いておけばそこまでしんどくはない。

 

ただ、いかんともしがたいのが手なんだよな、手(´;ω;`)ブワッ

 

Zはこの前ナックルガード付けたけどさ、あれデザインだけだからな…

どうみても手をカバーできる面積じゃないし…レバーが折れなきゃいいねくらい。ぶっちゃけストリートファイター系にナックルガードいる?って話だけど、ほらストファイの歴史ってレーサーが事故ってぶっ壊れたから適当にオフ車のハンドルとかにつけかえたみたいなところが発祥じゃない?だからオフ車みたいに付けてやろうと思ったわけで、別に防風性能を狙ったわけじゃないってやつで。

 

ごちゃごちゃ言ってるけどとにかく寒いってことで…汎用グリップヒーター購入。

純正のグリップヒーターは高すぎるし、取り付け作業も面倒なので汎用品で茶を濁す作戦!ぶっちゃけどんだけあったかいの??ってかUSBの規格でグリップヒーターは温めるだけの出力ある?w

 

USB Type-Aって最大出力18Wだったような気がする、知らんけど

 

商品サイトを見てみるとこいつの最大ワット数は10W。

opmid.co.jp

 

純正グリップヒーターって何ワットなんだ?と思って説明書を見るとグリップヒーター用のアクセサリ電源は35Wなので全然純正の方が高出力ってことなんだね、知らんけど。

 

純正と金額が5倍くらい違う(工賃含めるとさらに違う)ので比較するのもナンセンス!簡単に取り付けられて、純正より低コストなこいつでどこまで冬場を乗り切れるかって話ですね!

 

当日は2りんかんでせんちゃんと記念撮影できたよ(何

ファンです(´;ω;`) カワサキ乗りに悪い奴はいない←

 

いま付いている充電器がデイトナの1ポート、正直不便なので…

 

2ポートを買いなおしました、帰ったら電源取らないと。

 

記念撮影!

 

汎用グリップヒーターを使うためにこいつを購入。

 

帰宅して早速装着、ただグリップに巻くだけ。

走行風で熱が奪われるから温まる面は内側に向けた方がいいらしい。

 

ついでに整備。

 

前に購入したSP1GA3をチェーンに投入、何か変わる?

 

あとは電源を取ろうと一度リア周りをばらしました。

最初からついていたデイトナの1ポートは配線が後ろまで来ていたので、多分車体側のアクセサリソケットから取っているんだろうな…と思ったら案の定。ただ、ケーブルをぶったぎってはんだ付けされていたのでまた面倒なw

 

多分カプラーが売っているだろう。

 

ほれ、Z900RS用がつかえる。

ZH2は全然売れていない車両とはいえ、車体を構成する部品は案外流用が効くのでNinja H2よりは汎用性が高いと思っている、パーツも少ないって人いるけど、X-ADVなんかスプロケサイズすら全然選べないからな?それから見たらZH2なんてメジャー車かよってくらいに部品は出てると言いたい。どんぐりの背比べすんなよってか。

 

Amazonで購入したらコノザマしたのでNAPSへ。

さすがはZ900RSに使えるものだけあって普通に在庫があるのは素敵。急がないので年末年始の休暇で作業をしよう。

 

整備ついでにアクスルナットをチェック。

全然緩んでないね、200km以上は走ったけどね。割ピンなしに不安はあったもののイモネジもまったく緩んでいないし、正直整備性を考えるとこのナット最強だわ…金額はアホみたいに高かったけどw

 

というわけでグリップヒーターを試すために翌日は伊豆までツーリングします!

 

ZH2のイメチェン!

さすがに300kmも乗ったら乗りづらさにも多少慣れた、乗りづらいけど。。

 

通勤はADVがやればいいやってことで平日は封印していたけど。

翌日に作業があるので駐輪場の入れ替えをするついでにZで通勤。

 

で、翌日はヘッドライトフィルム施工のために大田区までおでかけ。

元職場があった品川駅前のビルが撤去されていたw

 

小一時間で到着!

3dfit.jp

コーティング屋さんらしいけど、今回はヘッドライトフィルムを貼ってもらいます。

 

ZH2もZ1000みたいなライトだったらよかったんだけど…

www.kawasaki-motors.com

やたらガラス面積が大きいすごみだかきわみだかのデザインはあんま好きじゃないw

 

特に車体がブラックで、オールブラックをテーマにパーツを組んでいるのに、前面から見ると決して少なくない面積を透明なガラスが占めているため違和感しかない。真っ黒にしてしまうと車検に確実に通らないし、何より暗くなって危ないのでそれはNGってことを考えるとライトスモーク程度のフィルムが限界かなって。

 

施工時間は30分もかからずです。

 

フィルムの型紙、ZH2は自分が2台目の施工だったぽい。

 

ライトスモークとはいえ結構イメージ変わったんじゃない?

 

上から見るとこんな感じ、こいつは少し上から見るのがかっこいい。

 

カワサキ車全般そうなんだけど写真より実物のがかっこいいのよw

写真映り悪すぎでしょ、撮り方の問題ってのもあるけどw

 

車検には通るであろう濃さ、通らなければ最悪その場で剥がすができるw

お値段は8,800円とリーズナブル。

 

散々いじったけど外装は多分これ以上はいじらないかな?

 

理想の黒に近づいた気がしますw

 

そういや、オイル入れすぎてインテークからまた吹いたw

どうも上限ラインにオイルがかかると吹きやすくなるみたいで、中間くらいに合わせるといいって(どこ情報w)。対策品のインテークダクトは年明けになるので、まぁもうそこまで乗ることもないと思うんだけどオイルを抜いて量を調整。

 

こんなもんかな?

 

うーん、やっぱり前から見るといい感じになったねw

夜も走ったけど暗さは全然気にならなかった(もともとそんなに明るくない)のでちょっと前からみた雰囲気を変えたいみたいな人は3Dfitさんにご相談してみるとよろしいかもしれません。

ZH2リミッター解除とオーバーサスペンションの導入

スーパーチャージャーを解き放て

ZH2はカタログで200PS/14kgf・mと必要にして十分なスペックがある。

トルクなんか1400cc並だし馬力にしたって並みいるレーサーと同等で、日本メーカーのネイキッドバイクでは断トツの高出力モデルだったりする。

納車直後は「速い!」と思ったし、馬力とトルクの暴力装置みたいなイメージに驚きはしたものの実際問題これより速いバイクはいくらでもあるし、ひどい言い方をすれば「過給機が付いているのにその程度か?」と思うようになっていくのが人というもの。

出力だけで見ても1,000ccクラスの自然吸気エンジンは当たり前に200馬力を超えている。同じ排気量で過給機が付くなら、過給機がついている方が当然ながらに馬力・トルクともに上でなければ困る(困らない)。

実際H2シリーズだけみてもH2Rは300馬力を超えているし、NinjaH2でも230馬力とか出しているらしいけど、ZH2はストリートでの乗りやすさ、体感できる速さを重視しているためか低中速型のスーパーチャージャーになっていることもありカタログ馬力はそこそこでも実際に高回転に行くにつれてタレ感が出てきて速さを実感できなくなる。

またH2シリーズには自分は「呪い」と呼んでいるけど、10,000rpm以上で露骨に出力が絞られる制御が入っていて、だから高回転まで回しても思ったよりパワーが出ていない体感が強い。

下はトルクフルで速いが、上はレーサーの方が気持ちがいい。

スーパーチャージャーが付いているのにそれはそれは残念な話なのでECUをいじることでどれだけ性能が解き放たれるのかを見てみたい、その好奇心には抗えなかった。

乗りやすいイメージは数字にも表れる

ZH2のECUチューニングを行えるショップは関東圏で片手で数えるほどしかない。

NinjaH2ともなればまた数店増えるのだけど、なぜかZH2は少ない。基本は一緒じゃないの?と思うんだけど需要の問題なのか、それともECU側で何らか違いがあって解析が難しいのか…そのあたりはよくわからないけど、自分は前者の「需要のなさ」が理由なんじゃないかと思う(何

何しろ1,000台も売れていないバイクだし、オーナー自体もNinjaほど過激なチューニングを求めていない可能性もある。だからショップ側の頼まれたらやるけれど…みたいな後ろ向きな理由があるのかもしれない、知らんけど。

ともかくそんなにショップを選べないので、自分は近所のショップに依頼した。

バイクを預けなきゃいけなかったので、バスと電車で帰れる場所じゃないと都合が悪く、そういう意味ではバスで30分弱のところにショップがあったのは運がいい。

作業はおよそ一週間、対応内容はECUといっても燃調とかを細かくいじるようなものではなくリミッターカットとなるそうで。先ほど書いたH2シリーズの10,000rpmの制御もとっぱらい本来の力を解き放つという作業になるらしい。

それと同時により吸気効率が高いエアクリに交換。

ただのウレタンスポンジなのでそりゃ吸気効率は高いだろうねw

形状のパワーアップに寄与するところらしい。ショップのおすすめだったので同時に交換して、もともと入れていたDNA製のフィルターとの違いも確認したいところ。

一週間後に引き取りに伺った際、シャシダイ計測の結果もいただいた。

パワーカーブは細かいことを抜きにしても大きく上がっている。

回転数の数字が見えないと思うけれど、見えなくても「呪い」がしっかりかかっているポイントがわかるねw

ノーマルECUでは10,000rpmから先がまったく伸びず、出力も落とされている。最高出力発生回転数は11,000rpmとカタログ上はなっているのものの現実的には10,000が発生回転数みたいなもので後半の2,000rpmはもはやおまけだ。

そして、乗りやすいという体感がはっきりしたの計測結果。

ノーマルでは実測値で160馬力しか出ていなかった。。。

むかし乗っていた1,400cc化したハヤブサが実測値で200馬力近く叩きだしていたし、160馬力だとそりゃ速いとは感じるだろうけど劇的にすごいと思うほどのものじゃない。

このノーマル状態でエアクリをMWRに交換しただけでも4馬力もUPした。

ノーマルとはいえDNA製のエアクリが入っており、純正エアクリよりも吸気効率は高いから出力向上していたはず、それにも関わらず4馬力も伸びしろがあるのがすごい。

そしてリミッターカットをしてスーパーチャージャーの全開を解き放った結果、200馬力にぎりぎり届かない197馬力をたたき出した。

扱える、扱えないは問題じゃない。それはロマンの話だ

元々の状態より30馬力も上がれば絶対的な体感速度は恐ろしいことになるはずだ。

四輪だって30馬力もあがれば「おお!」って思うのに、それを二輪でやれば「おお!」で済むとも思えない。

実際160馬力だって十分に速かったわけで、300km/hは無理でもメーター読みで260km/hまでは見えていた。

素人ライダーが200馬力近いそれを使いこなせるかといえば、否。

なんならX-ADVの50馬力弱でも十分に速いのだから4倍近い出力は公道では絶対に不要なはず…それでもやるのは、それが大型二輪だからだ(何

普通に乗るなら原付でも十分で、贅沢をいっても400ccもあれば公道は十分だ。

維持費を考えても大型二輪を所有するメリットはないけれど、そもそも大型二輪に乗ることはメリット・デメリットで語る話ではないし、変な言葉を使うなら「見栄」とかそれこそよくいう「マウントを取る」という意味合いでしかない究極の趣味カテゴリだ

大型二輪でもレーサーやアルティメットクラスを買うような人は、それ自体の性能を使い切ることに重きを置いている人はそんなにいないんじゃないか?それよりもそのマシンが持つ神話性(レースで優勝したとか)やカタログスペックにときめいたから買うことが多いはずで、自分だってZH2は「スーパーチャージャーがついた量産車唯一のネイキッドバイク」という物珍しさだけで買っている。

だから性能を使い切りたいという願望は一切なく、ただ秘めたる性能を発揮したZH2がどうなるのかを体感してみたい、それゆえのリミッターカットチューンだった。

乗りやすいか、乗りにくいかで言えば「乗りにくい」

店で車両返却を受けて自宅まで一般道…その印象は「めちゃくちゃ乗りづらい」だ。

低速トルクがノーマルよりも増えているせいか、低速ギアだとぎくしゃくしてまともに走らない。アクセルレスポンスもよすぎてちょっとスロットル操作をするだけで前へ吹き飛んでしまう。

これはパワーよりもトルクの影響だと思う。

ZH2のトルクはナナハンで排気量のすべてをトルクに振っているX-ADVの最大トルクをX-ADVの半分の回転数2,500rpm付近でたたき出してしまう。この回転数は街乗り巡行で多用するところでありそりゃもう獰猛でしょうよ。。。

 

197馬力でカタログ馬力に近くなったことよりも、実用域のトルクがありすぎることが乗りづらさを生んでいるなこれ。。。

ECUチューニングで燃調をいじっていけばエンジンブレーキの効きを弱くしたり、アクセルを開けたときのドンツキを抑えることができる(スロットルを戻しても燃料を吹くようにする)けど、このショップのチューニングではそこまでやってないってことかもしれない…テストライドもしたって話だったけど、この乗りにくさはZH2では当たり前だから気にすんなってことかな。。

低中速は乗りづらいけど、高速に入って高回転まで使えば気持ちいい!

ピークパワーで40馬力近く増えたことは明らか体感できる、全然別物!

自分のZH2はチェーン交換のタイミングでリアスプロケを46→42Tへ超ハイギアード化した。

piyoco-craft-works.hateblo.jp

ZH2ってNinjaH2とリアスプロケのサイズが違っていてクロス化されていて、それはキャラ付けとしてZはストリートでの気持ちよさを追求していたってのがよくわかるんだけど、その代償として最高速は300km/hに届かないし、高速燃費も悪化傾向にあった。

そして10,000rpmの呪いの影響でECUをいじらない場合は46Tだとおいしいポイントが10,000rpm以上のところにきちゃって速度が乗らない。

42Tまで落とすことで10,000rpm手前で速度を載せていけるようになったので高速域での速度の乗りは意外と純正よりよくエンジン回してる限りはハイギアード化されている割には加速感はあった。

ただ低中速では若干のもっさり感はあった。

それがリミッターカットによって完全に消え、もっさりどころか6速に入れているのに3速か?ってくらいの印象になった。

6,000rpmくらいまではノーマルもリミッターカットも馬力は変わらないんだけどね。

なんなら変更前+MWRフィルター仕様のほうが6,000まではパワーがあった。

低中速が乗りづらいので高回転を多用する乗り方になり、アクセルではなくクラッチで速度調整をするようになったので渋滞にはまるシチュエーションでは「こいつへたくそか?」って乗り方になっているけど、もはやそうしないと乗れたものじゃないw

リアのアクスルシャフトの交換、そして第二のサスペンションを装着

試乗もそこそこに帰宅してアクスルシャフトを交換。

peo.nara.jp

以前からこの手のアクスルシャフトには興味があって、どれだけ効果があるのか?と思ってたんだけど、謳われる効果として直進性がよくなるとか、トラクションがかかるようになるとかあるので今回のリミッターカットでパワーアップするだろうから装着してみる。

そして、ギルズツーリングのセーフティーアクスルナットも同時装着。

純正は割ピンの普通のナット、サイズは32mmだったのでソケットを購入w

この純正のデザインと信頼性はあるけれどいちいち交換しなきゃいけない割ピンが面倒なのでアクスルナットを交換する。

割ピンがない代わりにイモネジで吸着を密にして緩み止めにしてる。

ZH2のパワーとトルクに耐えられる?大丈夫だろう。

イモネジを回すとねじ山にがっちり食い込み微動だにせず。

イモネジを締めただけでも動かないので大丈夫なんだろうね。

チタン製なのでかなり軽い!

純正は59グラムあったから半分以下になった。

ただ、金額は1.4万円もするので…割ピンが1本44円だったことを考えるとw

特にこだわりがないならメリットもそんなないので純正でよいかとw

そして大物のオーバーサスペンションを装着する。

いわゆるマスダンパーと呼ばれるもの。

shop.aella.jp

トラクションをかけることに一役買いそうなのと、ZH2のノーマルのサスペンションはただ硬いだけで首都高などのギャップが激しい場所では跳ねて怖い思いをすることが多かったのでこれを導入してどうなるのかをチェック★

上記の3点を組み合わせるとこんな感じねw

これだけで8万円くらいする無駄に効果な組み合わせだけどトラクションをしっかりかけるということはそれだけでもかなりの安心感を生むから安いと思ってますw

ナットの重量も測ったので他のもの測ってみよう。

オーバーサスペンションは517グラムなので純増。

ゼロポイントシャフトも純正より重い562グラム。

別に軽量化がメインな目的ではないからどうでもいいのだけどね。

早速交換のためにアクスルシャフトを抜く。

 

プラスチックハンマーとかでコンコン叩けば外せる。

抜けた。グリスは結構ついておりADVよりはちゃんとしてた。

コストカットとかでグリス量を減らすこともあるらしいけど、ADV150のようなコスト第一のバイクとは違い大型二輪ともなればこの辺はしっかりされている。

オーバーサスペンションの土台を付けてシャフトを通して完成。

20分もかからずにできる作業、工具を買いに行く時間の方が掛かった。。。

オーバーサスペンションを付けてテスト。

リミッター解除は高速道路で本領を発揮する!!

街乗りの乗りづらさからはイメージできないくらい、高回転シフトはポンポンと軽やかに決まりスムーズに速度が乗っていく。

パワーアップで恐怖の方が大きいかなと思ったけど意外や意外な話でノーマルよりも安心感がある(高回転ゾーンのみ)。

官能的なサウンドとエンジンのフィーリング、かっちり決まるシフトが五感に訴えかけてくるのでバイクとライダーの一体感が出てノーマルよりも不安がなく、気持ちのズレもなく攻めていける。

10,000rpmを超えても頭打ちはなく12,000まできっちり回る。

これは相当に気持ちがいい。今まで頭打ちで「伸びねぇ…」と必死にスロットルを開けていたところから、開ければ開けただけパワーが出るのできっちり12,000まで回して楽しめる(もちろんとんでもない速度が出ているw)

それでいて回さなければ高速燃費も23km/Lくらいは出る。

リミッターカットは高速が無敵だ、もうレーサーにだって遅れを取らない。

ただエンブレの強さやレスポンスの良さが仇になり、すり抜けとか渋滞がまもとに乗れないのでライディングモードを変えたりしてどうなるかをテスト。

ぶっちゃけ変化はなかった(何

X-ADVは細かにエンブレの効きやレスポンスをコントロールできるけど、カワサキのライディグモードはトラコンと出力のみという極めてシンプルなもの。

ハヤブサのようにモード設定がありすぎても設定が面倒だったり、そんなにいじらねーよ!って人もいるんだろうけど、シンプルすぎるのもこういうときに困りものw

リミッターカットのトラブル

そして走行テスト中に気づいた、クルコンが使えなくなってしまった…

正確にはクルコンは動くものの、90km/hに設定したとするとアクセルを開けたり、閉じたりをラフに繰り返しながら加速し、90km/hを超えたところまで速度が上がる。アクセルをONとOFFだけで操作しているような感じで危ない。

ショップに確認したけどそんな事象ははじめてのようで、原因不明で調査をするということ。

こういう予期せぬトラブルが現代のコンピューター制御のバイクでは起きるので、めったに起きることではないにせよこういうリスクもあるんだよ…ということで。

クルコンさえ使わなければいいので、解決するまではクルコンは封印。。。

クルコンがあるからZH2にしたのに!ってとこもあるので、なるはやでどうにかしていただきたい気持ちはある(´;ω;`)ブワッ

オーバーサスペンションの確かな効果

リミッターカットはいろいろあったけど、オーバーサスペンションはいい感じ

プラシーボだろ!と言われるので、外して同じルートを走る。

ちなみに六角レンチ1本でダンパ部分を取り外しできるので、セッティングを試したいときにも簡単にできるのがオーバーサスペンションのよいところ。

これギャップが酷い路面で効果がはっきり出るね。

首都高のように路面のつぎはぎがある場所はZH2のサスペンションだと結構跳ねて、それゆえに怖い思いをすることも結構あったのだけどオーバーサスペンションでセッティングを出していくと路面にリアタイヤが吸い付くように走っていく。逆にダンパの減衰?を変更すると純正より跳ねたりするのでこんなに小さなものなんだけど効果がしっかり出ていることがわかって面白い。

サスペンションの減衰やプリロード、オーバーサスペンションも含めるとセッティングの幅が広がりすぎてそれこそ沼。電子制御サスペンションではないので走る路面に自動で合わせてくれるわけでもないのでどこに焦点を置いてセッティングを出すかは肝だと思う。

足回り出来はかなりよくなったけどリミッターカットの乗りづらさが顕著でつらいw

ぶっちゃけ160馬力でも不満はないと思うのであのままでもよかったんじゃね。

それをいったら元も子もないんだけど。。

そうはいってもやっぱり使えるものは使い切りたいのでねw

ZH2のカスタムもECUまでやれたのでひと段落かな…

アクスルナットは200km程度走っても緩みなし。

そういえばリコール出てたね。

response.jp

カムチェーンテンショナーはこれやね。

サービスマニュアルで見ても自分で交換はできそうだ。

冷却水のパイプが邪魔そうなんだけど外さずにいけそうか?

来月に12か月点検があり、そこでオイル漏れするインテークダクトの交換も入るのでついでにやってもらえるならやってもらおう。

全体的にいい感じになったなぁ…

あとはこの乗りづらさになれていければいいのかなw

ショップによってチューニングの方向性は変わると思うのでもしかすると現車合わせとかで乗りやすいセッティングにしてくれるところもあるかもしれないねw

12月は忙しいのでほとんど乗れないので慣れるためのロングもできなさそうw

ちょっと通勤できる仕様ではないのでADVに乗ると、このまったり感がありがたいw

いやほんと公道ではナナハンもあれば十分よ…50馬力そこそこでなんも不満はないw

怖いもの見たさで快適性を捨てた全力を見たい方にはおすすめのリミッターカットですが、よくできた万能な乗りやすさで不満がないならそのままが全然いいと思いますw