平日に代休をとりちょっと伊豆まで足を延ばす。
家を出発するのが遅くなった&途中まで下道だったので海老名到着は9時半。
朝ごはんがまだ&この時点で気温7℃とかで寒すぎてやばかったのでラーメン。
今日は先日入れたグリップヒーターの性能を試したい!だから伊豆に行くんだ!って気持ちで出発しているんだけどこの時点で若干後悔している(何
何しろこの汎用グリップヒーター、まったく暖かくない(何
そもそもグリップヒーターってあればあったで便利なんだけど、それたぶんオールシーズンくらいのグローブであれば…って話でウィンターグローブのような分厚い生地のグローブだと熱が伝わりづらいんだよね。。。
X-ADVの純正でも気温が低いと「ぬくい」レベルの暖かさしかないので出力の低い汎用では厳しいか…
伊豆は多分暖かいだろう…そう信じて先に進むよ!
真冬のネイキッドはただただ苦行だなw
熱海を抜けるも気温は上がらず…道の駅で暖を取る。
日差しがあるうちはいいんだけど、それでも手の寒さはなかなかしんどい。
平日だけど?伊豆のワインディングはなかなか渋滞していて、気持ちよく飛ばせる区間はそんなになく、リミッターカットしたZH2も本領発揮はしづらい感じ(´;ω;`)ブワッ
乗り慣れたとはいえ低回転時のがさつさは渋滞ではしんどいし、かといって開けると吹っ飛んでいく街乗りは一切考慮されていない仕様w
下田でランチ、せっかくなので魚を食べる。
満タンで出てきたけどさすがに下田のあたりで貧乏ランプ点滅、Zも食事休憩か。
下道を走っている限りリミッターカットによる燃費の悪化は感じられず。
高速燃費も今までどおりに25km/Lくらいは出るのでパワー・トルクが上がってもその分高いギアを使えるようになっているから燃費は変わらないってことかも??結局は燃費の悪化はブーストがかかり、多くの燃料を吹くことで悪化するものなのでまったり乗っていれば197馬力だろうと160馬力だろうと変わらんってことなんだろうね。
給油を済ませ、やっと車どおりが少なくなったワインディングでリミッターカットの本領発揮!
と、言いたいところなんだけどとにかく怖くてアクセル開けられないwww
160馬力仕様なら結構アクセル開けられたんだけど、こいつはもう半分まで開けることも難しい…開けなくても速いからいいやん?って思うかもしれないけどほんの数ミリ開けただけでも十分すぎるくらい速いので逆に「いかにアクセルを開けないか」を意識しないと路面の悪い道ではいつ滑るかわかったもんじゃない。
KTRCランプはコーナーや加速のたびに点滅する…レインモードならわかるけど、ロードモードでここまで点滅することは今までなかったからびっくりで、実際トラコンが切れたら滑っていくんだろうなというむずむず感がリアタイヤから感じられる。
そうなると電子制御だけではなくオバサスもいい仕事をしていると感じるよ。。
跳ねる路面でもリアタイヤはしっかり路面を取られているので電子制御ではカバーしきれない路面の追従性の高さが安心感につながっている…つながっているけどピーキーすぎてアクセルは開けられないw
難しいのは燃調をいじっているわけではないのでエンジンブレーキの効きが純正のままの急激なところがより顕著に表れてアクセルを抜くたびにライダーが前方に投げ出されそうな勢いのエンブレがかかる。同時にピーキーなのでアクセルを開けると今度はライダーが後ろに振り落とされそうになる…ロデオボーイちゃうぞ!ってくらいに前後に揺さぶられてライディングがぎくしゃくする。
これはリミッターカットではなくってECUセッティングまで踏み込んで、アクセルオフでも燃料カットが入らないようにしてもらいマイルドにしてもらうしかない気がする。
アクセルを開けられないから消化不良ってことはなく、逆に怖い、アクセル開けられない(´;ω;`)って気持ちと戦いながらワインディングを攻めることになる。コーナーリングは完全に捨てて、立ち上がりで197馬力を炸裂させて直線的に攻められるラインを考えればそれなりに走れるということには気づいたけど楽しいか?と言われるとこの仕様であればノーマルの方がはっきりいって楽しい。
そもそも160馬力だって多くのライダーには手に余る性能で自分もそれは使い切れていなかった。使い切れていない中でも電子制御がしっかりフォローしてくれるし、6000rpmを超えたところで急激にくるスーパーチャージャーを感じるところで「おお!」って思うところまででよかったのかもしれないw
そもそもリミッターカット前だって10,000rpm以上はあまり使える場面はなかったしw
30分くらいワインディングをがっつり走って思ったことは、メーカーはちゃんと考えて誰でも楽しめるようにパワーリミッターをZH2にかけたってことだねw
某著名なライダーが毎日乗れるスーパーチャージャーと言っていたけどノーマルはまさにそれで非常にバランスが取れていて通勤にもロングツーリングにも使えるけど、ちゃんとスーパーチャージャーを感じられる良さがあった。リミッターを外したH2の本領発揮の状態だと楽しいよりも先に怖さに支配されるので万人が操れるバイクじゃない。
極端な話、免許とりたての初心者だってノーマルのZH2だったら問題なく乗れると思うけど、リミッター切ったらたぶんその日のうちに廃車になっていると思う(何
Ninja H2のように高回転でパワーを出すような性格ならリミッターを切ってももしかするとここまで乗りづらくはならないのかもしれない。低回転重視のスーパーチャージャーを積んでいるZH2だからこそそこがより強調された結果この乗りづらさが生まれている可能性もある。
メーカーがよかれと思って付けたリミッターを取るということはそういうことなんやぞ?ってのを受け入れた上でやるならやったほうがいいし、個人的には保証が微妙なところはあれどECUまで手を入れてしっかり燃調まで取った方がバランスが取れるのでいいんじゃないかなと思った次第。
この197馬力仕様であれば、なんならX-ADVのほうがワインディングが楽しく速く走れるんじゃないかとさえ思ったよw
結構精神力を消費するバイクになり、伊豆の国まで持たず天城越え前に休憩。
納車から半年たたずずいぶんと過激なやつになってしまったw
前のオーナーなんかパーツ付けるだけ付けて3,000kmしか乗らなかったのに5か月で10,000km乗った上にほぼほぼいじりつくしたからねw
天城越えでついに気温が0℃まで下がる…路面の凍結はないけど寒さで手の感覚がなく、ただでさえピーキーなマシンの微妙なアクセルコントロールができなくなり、事故らないように峠を下るだけで精一杯、、、こういう状況だと危なすぎるよ、このバイクw
冬場のネイキッドは修行であり苦行だね、フルカウルがうらやましいw
一応ね、ボディはインナーに電熱も着てたから寒さはそこまでない。
下半身もレザーなんだけどこれ中にもこもこが入るのでそこまで寒さはない。
インナーもひだまり履いておけばこれで十分耐えられる。
ただし手の寒さだけはもうどうにもならない・・・そろそろ電熱グローブを検討する時期かもしらんね…
下界に降りたころには体が冷えてOPP…神社のトイレがなかったら詰んでた(何
せっかくだから箱根を登ってみよう!と国1アタック…国1の登りであれば結構楽しめるな、狭い場所が苦手なんだリミッターカット。。速いは速いのでガンガン開けて…って多分半分もアクセル開けられないwww使い切れないんだよな、こんなパワーとトルクは公道でorz...
箱根新道の入口ではなんと気温は氷点下orz...
さすがに寒いとかもうそういう次元じゃないし、グリップヒーターなんか純正採用モデルでも多分あんま効果ないだろうな…ハンドルカバーくらいじゃない?Zにもハンカバ逝っちゃう??
水温が低い、低すぎるw
ちなみにX-ADV、なぜか気温0℃でも水温系が98℃とかになっているw あっちは高すぎ、こっちは低すぎ、なんでや…そろそろADVも2年目なのでクーラント変えたほうがええんやろかね。。。
事故渋滞とかしていたけどバイクなのであまり気にせず、19時半には帰宅。
燃費はそれなりに回したし、高速区間が少なかったこともあり17km/L以下。リミッターカットしてもしなくても燃費についてはあまり大きな変化はなかったね。高いギアで回転下げて走れるようになったので、パワーアップ分はそこで相殺されている気がする。
平均車速は44km/h。。。310km/h出せる本気チューニングも街乗りでは意味なしやねw
9時間くらいしか走っていないんだ…
今までは神戸日帰りとか余裕でできる扱いやすさだと思ったけど、ちょっと今の仕様では厳しいかもしれない。。。
冬場のツーリング、ADVならナックルガードエクステンションとグリップヒーターで昨年までは耐えたけどZH2は無理だってはっきりわかりましたw
汎用グリップヒーターが悪いというわけではなく、ウィンターグローブの生地の分厚さを超えられる出力がないことや、グリップヒーター自体が冷却されるので致し方がない。
実際、温まらないのかといえばそうでもなく、グローブを脱いで触るとそれなりの暖かさはあるのでグローブとの相性や高速でぶっ飛ばすバイクには不向きってことかもしれない…おとなしく純正を付ければいいのかもしれないね、高いけど(´;ω;`)ブワッ