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PEUGEOT3008と車中泊とサウナが好き。

空港をめぐるドライブDay2

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7月22日(木)ただいまの時刻は6時57分、ここは岡山県は山陽自動車道の吉備SA。

 

夏の車中泊で問題になるのは車内の温度。

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26℃であれば蒸し暑いというほどでもなく日が登らなければ窓を開けずに眠ることもでき、3時間までは行きませんが運転に支障がないくらいの睡眠をとることができました。

 

4連休の最初の1日ということもあり、おそらく前日の仕事終わりに走り始めたであろう関東方面から来たナンバーのクルマがここ吉備SAでは多く見ることができました。

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高速道路を連続で走ってもここまでは関東から700kmほどはあるかと思います。サービスエリアとしては駐車場も広く施設もそれなりに充実しているため山陽道を通る方が休憩するには最適だったのかもしれません。

 

さて、空港をめぐるドライブは今日がDay2となりました。

piyoco-craft-works.hateblo.jp

まだDay1をご覧になられていない方はぜひDay1からご覧いただければと思いますが、このDay1では午前0時すぎに関東を出発し9つの空港・飛行場を巡ってきました。

 

Day2ではいよいよ九州上陸を目指しプジョー3008はひたすらに西へ進むのです。

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Day2スタート(岡山〜大分)

10港目:広島空港

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Day2最初となる空港は岡山の隣の県、広島にある広島空港。吉備SAからはおよそ100kmで高速道路も深夜割引ならば2,000円しないくらいの距離となります。

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広島空港は国管理の空港に区分されますが、運営は今年2021年4月より民間に委託されるようになりました。

広島市中心部からも50km離れその立地故の不便さはよく耳にしますが、それでも中国地方における利用者数は最大を誇り2位となる岡山空港の倍の利用者実績を持ちます。

 

もともとの広島空港は広島市中心部からもそう遠くない場所にありました。

現在は広島ヘリポートとして使われているこの場所が旧広島空港の跡地、よくよく見ればヘリポートとしては広大な用地が確保され南西に向けて長方形の土地になっておりこれが滑走路跡であることは誰の目にも明白です。輸送力確保のため当初は1,200m滑走路と旧岡山空港ほどの滑走路長だったものが1,800mまで延長されたもののそれでも大幅な輸送力の向上にはつながらず、これ以上の拡張を当時の土地で行うことは予算的にも無理と判断された結果、現在の位置に置かれることになったわけです。

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いくら戦後に新設される空港が不便な場所にあるとはいえこの広島空港の位置はなかなかのものでよくまぁこの位置でこれだけの利用者数を誇るものだと関心します。

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なんという構造物なのかはわかりませんがこれも空港設備のひとつですが、この橋桁の高さから如何に高い場所に空港が作られたのかがわかります。

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自分はこれをVガンダムのトラウマシーンから「シュラク隊ポイント」と呼んでいますが、自分が知っている限りでは石見空港付近でも同じものを見ることができますが規模は広島空港が圧倒的です。航空機利用者はほとんど見ることはないものですが、もしクルマで行く場合はぜひともご覧にいれてほしい構造物。

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そんな広島空港はクルマで来れば最寄りに高速道路があるためそこまで不便と感じません。実際連絡鉄道もない空港なので高速バスでの移動が主流になりますが、渋滞などの影響で広島市内への到着時間が読めないなど新幹線などの利便性の高さに負ける一面もあります。なにしろJR側も企業努力で東京から広島までであれば搭乗までの時間などの面では新幹線と飛行機はそれほど到着時間が変わらないという状況にもなっているようなのです。

 

またこの立地が難でもあり天候の影響を受けやすいという側面もありますが、それを補うために計器着陸装置(ILS)が設置され西側からの進入であれば計器着陸が可能になったため欠航数が大幅に削減されはしたようです。ただし東側からの進入には対応していないこと、また2015年には着陸に失敗したアシアナ航空の飛行機がローカライザーアンテナを破壊したためILSが使えなくなり広島空港がしばらく閉鎖され、郵便などにも影響が出たようです。ILSの復旧はおよそ5ヶ月後、それまでの間は天気次第で着陸可能という土地の悪癖を大きく受けるそんな空港になっています。

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※こうしてみると兵庫県の余部鉄橋にも見えなくない

そんな広島空港、前記のシュラク隊ポイントがあることで自分はかなり好きな空港なのです。

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さてここから次の岩国飛行場がまた遠く、下道のドライブがはじまります。

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8時半すぎに広島空港を出て広島市内の海側に出たのは10時ですからここまで一時間半もかかっています。高速道路を使えばもっと早くは着くことはできると思いますが一般の送迎で広島市内から下道でお迎えに行くよというのはなかなか現実的に厳しい距離であり時間だと思います。

11港目:岩国飛行場

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逆走車だっている、それが広島クオリティ(何

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プジョー3008にも遭遇しますよね、広島だから。

1区間だけ高速道を使う予定が事故のためまともに走れず、結局下道で行くことになりました。

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いつも広島を抜けるときは夜であることが多く、故にこの海辺の景色を見るのは久々に感じます。

 

広島空港を出発しおよそ3時間半、岩国飛行場に到着です。

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愛称は飛行場の前に掲げられたプレートにあるとおり地域の有名観光スポットでもある錦帯橋を付けた「岩国錦帯橋空港」となります。

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海上自衛隊、米海兵隊が共同利用する基地でもあります。

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歴史は古く1938年、帝国海軍飛行場として建設が開始されたとあります。1952年に岩国空港として民間機が就航していましたが1964年には定期便は消え、2005年に日米合意があり晴れて2012年に定期便が復活した流れとなります。自衛隊と滑走路を共用する空港はいくつかありますが米軍基地との共用は青森県三沢基地に次ぐ2例目とのことです。

 

特徴的なのは民間のターミナルから1km離れた滑走路までは米軍の管理エリアとなり空港との境界には電動ゲートが設けられています。

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拡大してみましょう。

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矢印の位置にゲートがあり写真の上側が岩国飛行場としての敷地、ゲートより先は米軍の管理下となり日本側は離着陸などに関わることができないというなんとも独特な運用となっているのです。民間機がトラブルになったことはないようですが2003年に自衛隊機が滑走路上で横転し死亡者が出たときも消火活動や救助などの活動はすべて米軍が行い日本側は何もできなかったという話があります。

 

空港のカフェで購入したこちらが本日の昼食となります。

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アメリカな感じでしょうか?

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駐車場にはプジョーもいました。

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208GTiも久々に見ましたね。

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空港を出るとあたりの町は英語が目立ち、さすがは米軍基地ということを実感するのです。横田とはまた雰囲気は違いますが、外を歩いている人も日本人より外人を多く見かけた、そんな場所でもありました。

12港目:山口宇部空港

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岩国から二時間半、ここは本州最西端にある空港「山口宇部空港」です。

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東京を出発し38時間ほど経過、これまで11の空港・飛行場をめぐりいよいよここで一旦本州とはお別れをします。また、帰りにも日本海側の空港をめぐりますけどね。

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直線距離では同じ県内にある岩国よりも北九州のほうが近く、ついで福岡が近いとのことですが福岡空港と宇部ってそんなに近いかな?という気がしています。

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ただこうして地図で見ると北九州はともかくとして福岡空港の近さ、そして岩国のとおさがよくわかることでしょう。

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定期便は羽田のみ、国際線ターミナルも併設されていますが現在国際線の就航はありません。立地的に国際線を使いたいのであれば北九州とか羽田をハブにして乗り換える方がよいのかもしれませんね。

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展望デッキからは九州が見えますが位置的には大分県の中津市とかそのへんでしょうか。

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※こちらはおそらくは国東半島?

航空写真で見れば北九州との位置の近さが目立ちます。

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この位置関係のため以前は宇部空港と北九州は同時に滑走路に進入できないという問題がありましたが2008年に航空自衛隊築城基地がレーダー管制を行うことで同時離発着を可能にしたそうですが、宇部空港の本数ならそこまでする必要あるかなというのが率直な感想でもあり、どちらかといえば北九州の離発着を円滑にすすめるための処置だったのかという気もしています(何

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先程国際線の就航はないと書きましたが、国際線ターミナルが存在しているのはおそらく年に数回はチャーター機としてアジア圏への便があるからではないかと思います。

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立地的にも微妙で新幹線にシェアを奪われている現実があります。

空港の目の前には駅があるんですけど宇部線だしなぁ(´;ω;`)ブワッ

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そんな本州最後の空港をあとに、いよいよ次は九州となります。

f:id:kumawo0017:20210722160444j:plainしばらく走ると左手に、関門橋が見えてきました。

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関門トンネル手前でかなりの渋滞となります、時刻はすでに16時半となっていますが九州は関東に比べて日が長いためまだあと2時間半くらいは明るい空で走れるはずです。

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そんな東京から1,351kmいよいよプジョーは九州へのトンネルをくぐるのです。

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いやぁ随分と掛かりましたね、寄り道が多すぎましたが、こういうドライブも悪くないと思うのです。

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17時前に九州は門司へと上陸、今回最初の空港ではない目的地へとプジョーを走らせました。

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ここは「銀河のチャンポン」です。

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八幡のソウルフードとも言われ、ここにしかないチャンポン…何度九州に来てもタイミング悪く食べることができないこのチャンポン、やっと食べることができるのです。

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チャンポンに唐揚げが載っているのは斬新だと思います。

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カツ載せチャンポンがおすすめなのかもしれないですが、自分の胃袋では食べきれないので以前も唐揚げを載せた銀河のチャンポンをいただいたのです。

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鶏スープで塩っ気は強く、なんとも昔懐かしい香りがするチャンポンでまさに「一度食べたら癖になる」なのです。もう感無量、このドライブここで終わりでもいいんじゃない?いやいやだめでしょ、ほらほら行くよ次!

13港目:北九州空港

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プジョー3008に履いているタイヤはいつもこのAUTOWAYさんの倉庫から発送されている、そんななんとなく馴染みがある場所を通り過ぎれば北九州空港は目と鼻の先。

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北九州空港は日本で現時点では最後の海上空港。周防灘の沖合3kmに位置し新北九州空港道路で無料で結ばれています。この連絡道路、珍しいことに歩道もあるため人が徒歩で渡ることもできるのです。

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徒歩で行って何をするのかはわかりませんが距離的にもランニングなどにちょうどよいのかもしれません。

 

もともとの北九州空港は今の場所にはありませんでした。小倉南区曽根北町に戦時中に設けられた陸軍曽根飛行場がその前身。戦後に民間利用するようになりましたが滑走路長が1,600mと短くまた小型機のみで運用していましたがジェット化に伴い騒音問題が取りだたされ、また滑走路の限界もあったために現在の位置へ移転し北九州空港となった経緯があります。

この北九州労災病院があるあたりが旧北九州空港の場所となります。おそらく地上からはそこが空港であったことは判別つかないと思いますが航空写真で見るとその場所に飛行場があったであろうことが見て取れます。

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赤枠で囲ったあたり、他のエリアに比べると不自然な形で土地が用意されていることがわかり、そこにかつて飛行場があったのだとわかるのです。

海上空港としては神戸空港と同じ年、わずか1ヶ月だか違いで開港した空港で、九州では唯一24時間の運用が可能な空港となっています。

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福岡空港に比べれば立地的には難がありますが、すでにキャパを超えている福岡空港に代わり今後も北九州空港へのアクセス改善などは考えられていくものと思います。実際に鉄道をここまで引くような計画も何度か提出はされているそうです。自動車で行ってもそうなのですが、イメージよりも北九州と福岡中心部(博多)は距離があるんですよね…

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スターフライヤーの本社があることでも大変有名な空港となっています。

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ここでもまたプジョーに出会います。

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数時間前までいた宇部空港はもう目と鼻の先です。

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時刻は19時をまわりましたがまだまだ全然明るいのが不思議な感覚です。

 

この日は北九州で終えようかと思いましたが体力的にもまだ余裕があったので今日中に大分県に入ることとします。

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自衛隊マニアがたまにネタで使う「しんでんばる」です。九州には宮崎に航空自衛隊新田原基地があるのですがその最寄駅は「日向新富」なのですが間違えてこの「新田原(しんでんばる)」で降りてしまうというものです。新田原(しんでんばる)は福岡県ですし、新田原基地は宮崎県と1県ふっとばした先にあるものなのでここで間違えるととんでもないことになるよというものです。

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新田原(しんでんばる)に近いといえば近い場所にも航空自衛隊築城基地はありますけどねw

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14港目:大分空港

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北九州を出発し休憩無しでおよそ2時間、本日最後は大分県は国東半島にある大分空港で個人的には陸の孤島感が半端なく、そしてかつてはホバークラフトがドリフトで有名になった空港です(何

見てのとおり明らかに半島の地形に対して不自然な形で作られているこの空港は埋め立てによって作られた半海上空港のようなものなのですが個人的には島を改造して橋でつないだが、人工島のものを海上空港と呼びたいところでここではただの埋め立て地に空港を作ったという見方でよいのではないかと思っています。

 

このような場所に空港があるということは、きっとその前身になるべき空港が市街地にあったのではないかとこれだけ空港や飛行場を回ればわかってくるのですが大分空港ももともとは大分市内にあった大分海軍航空隊基地がその前身でした。

今は公園となっていますが赤枠で示されたところの無駄に長い公園エリアがもともと滑走路ではなかったのかというのが地形から読み取れます。これまで巡った多くの空港がそうであったようにこの旧大分空港も滑走路長わずか1,080mと短く滑走路両端が川で延長が難しいという事情で現在の位置に建設されましたがそれにしても随分と遠い場所に作ったなぁというのが印象です。

 

実際夜中の空いている道路をそれなりの速度で走っても下道では大分市内までまぁまぁの時間がかかります。

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今は空港連絡道路ができたのでまだアクセスはマシなのでしょうが、それでも遠い。

 

そのため過去にはホバークラフトで大分市内と結ばれておりその名残がまだ見て取れます。

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ここからホバークラフトが出ていたらしい。

 

毎回大分空港に着くと夜で営業していないのですが施設自体は面白そうなので今度は開いている時間に来ようと思うのです。

Day2を終えて

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さてDay2はこの大分空港で終了となります。

 

この日の移動距離は取得できているだけで435kmとのことでした。

 

このあと大分のもうひとつの飛行場に行く予定でしたがさすがに眠く、道の駅で仮眠を取ることにしましたが、大分市内方面に都合のよい道の駅がないのです。

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大分市内までの50kmにないとなるとかなりの距離を走りますが、睡魔に負けそうでこれ以上のドライブは危険すら伴います。そこで数km北上しますが夜中なら10分もかからない場所なのであえて反対方向へ走り道の駅「くにさき」が本日の仮眠スポットとなりました。

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いよいよ九州に上陸となりテンションもあがってきましたが、回るべき空港もまだまだあり、そして残された時間は刻一刻と減っていく…そんな中で空港だけじゃない観光も織り込んでみようと無茶しやがってなことをDay3ではやるわけですが、せっかく九州に来たのだからそれくらい許してくれよというやつですね。

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プジョー3008もここまでよう頑張った。フランス車、壊れる壊れると馬鹿にされますが、一日でここまで走る人もなかなかレアだと思うのでここまでやっても壊れない時点でそんなに壊れないことの証明になっている気がします。

 

ロングドライブの相棒にThis is 最高にちょうどいいプジョーなのです。

 

では、またDay3でお会いしましょう!

 

今日もお付き合いありがとうございました。