ぴよこ☆くらふと☆わ〜くす

PEUGEOT3008 | Honda X-ADV(2021) | Kawasaki Z H2(2021)で主にツーリングに行ったりしているブログです。

空港をめぐるドライブDay3

f:id:kumawo0017:20210723021849j:plain

本日は7月23日金曜日ただいまの時刻は午前2時。

 

世間では四連休の2日目となるようです。

piyoco-craft-works.hateblo.jp

piyoco-craft-works.hateblo.jp

思いつきではじめた九州に向かう途中に立ち寄る県にある空港に寄ろうの旅も今日で3日めとなります。

f:id:kumawo0017:20210803002835p:plain

Day3は大分県は国東半島にあります道の駅「くにさき」からスタート。

 

草木も眠る丑三つ時に出発とはなんて早いのだと思うかもしれませんが、Day3はちょっと観光も含めるため時間に随分と余裕を持ちスタート、宮崎空港になるべくオープン同時くらいに立ち寄りたいと思ったからです。

 

それではDay3も引き続きお付き合いをよろしくお願いいたします。

Day3スタート(大分〜熊本)

15港目:大分県央飛行場

f:id:kumawo0017:20210805202809p:plain

さすがは午前2時、ほとんどクルマは走っていません。

 

30分ほど走って別府のあたりで給油です。

f:id:kumawo0017:20210723025622j:plain

なるべく安いスタンドを探しては満タンにするようにしていましたが、地方あるあるですがガソリンスタンドが夜間やっていないこともあるので見つけたらラッキーくらいな感じで給油は早めに行います。以前、青森で津軽半島冬景色なモニュメントを見ていたらエンプティランプが点滅して、近場のスタンドで給油しようと思ったら19時すぎくらいので軒並み閉店しており燃料ゲージが0の状態でACもOFF、電装系も極力OFFにして青森市内までぎりぎりたどり着いたということがありました。それ以来、田舎では余裕を持った給油をしています。

f:id:kumawo0017:20210723025701j:plain

ポートアイランドで給油してから780kmで給油でした、下道メインでこの燃費なら十分だと思います。

f:id:kumawo0017:20210805203659p:plain

さてDay3ですが宮崎空港を目指しますが、その前に大分県央飛行場に寄ります。

県央というだけあって本当に大分のへそのような場所にあるのが大分県央飛行場なのですが、飛行場であるため飛ばそうかとも思ったのですが宮崎に向かう途中の下道にあったこと、前を走るクルマが法定速度以下で走り抜くに抜けない道であったのでもういいやと脇道に逸れて寄ることにしたのです。

f:id:kumawo0017:20210723040646j:plain

大分県央飛行場は看板にもあるように大分県央空港とも呼ばれるようですが、定義の上では飛行場なのです。このへんがまた空港と飛行場の呼び名の曖昧さというやつなのです。もともとは1988年からはじまった農林水産省管轄の事業の元で作られた農道空港と呼ばれるもので、交通不便な場所にあり農作物をいち早く県外に出荷するための離着陸場としての性格が強いのです。県央飛行場は1992年に作られ人員輸送が可能になったのは1997年と割と最近のことなのです。

f:id:kumawo0017:20210723040655j:plain

滑走路長はわずか800mのため小型機しか離着陸はできず、農作物を運ぶにしても一度大分空港を経由し載せ替えた上で羽田まで飛ばしていたようです。旅客輸送としては大分空港まで週3便の定期便が飛んでいたそうですが今はそれがないので完全に飛行場扱いで良いでしょう。

f:id:kumawo0017:20210723040701j:plain

農作物を輸送するための飛行場という珍しさもあり寄ってみましたがこういうところもあるんですねぇという新鮮な発見でした。

16港目:宮崎空港

f:id:kumawo0017:20210805204954p:plain

大分市内からはずっと酷い雨、このドライブではじめて雨に振られましたが今日は鹿児島くらいまではずっと天気が悪いようです。どうも沖縄あたりに上陸した台風の影響とのことですが、結果としてはこのDay3のみが雨だったのでかなり天気には恵まれたドライブだったのではないかと思います。

f:id:kumawo0017:20210723051558j:plain

宮崎県は延岡のあたりで夜明けを迎えました、出発して3時間が経過。

f:id:kumawo0017:20210723055121j:plain

暑すぎて開けられなかったシェードもここに来てやっと開けることができました。

f:id:kumawo0017:20210723062153j:plain

高速上にこのような看板が出てきます、ここがDay2でもちょっと触れた新田原基地の最寄りです。

f:id:kumawo0017:20210805205543p:plain

かなり近い位置を走るのです。

f:id:kumawo0017:20210723070524j:plain

午前7時5分、出発からおよそ5時間で到着しました、ここが宮崎空港。そうあのネーミングがアレすぎて有名な別名「宮崎ブーゲンビリア空港」です。

f:id:kumawo0017:20210723070909j:plain

1943年に旧日本海軍の基地として建設され1955年には定期便が福岡との間で飛んでいたようです。

f:id:kumawo0017:20210723070212j:plain

隣接する宮崎空港線はJR線でもっとも営業距離が短い1.4kmで有名です。

f:id:kumawo0017:20210723070407j:plain

博多行きの特急も出ているようですが、これに乗るなら福岡空港まで飛んだほうがはy…うわなにをする

f:id:kumawo0017:20210723070622j:plain

6時42分の電車より7時50分発の福岡便のほうが絶対に早く着くのに需要があるのか博多行き…ネタとしては乗ってみたい気がしますけどね。

f:id:kumawo0017:20210723070950j:plain

この空港、ぜひとも夜に来てみてください。ブーゲンビリアの名前を相まって展望デッキが完全にラブホ化します。それで有名になったんじゃなかったかな?明るい時間に見ると選択用洗剤のパッケージにしか見えないんですけどね。

なかなか見たいパタパタする飛行機の時刻表もなかなかいい味がでていて個人的には好きな空港のひとつです。宮崎に来たらブーゲンビリアも観光地のひとつとして訪れるのもいいかもしれません。なかなか行きづらい場所にはあるのですが、自動車で移動すると景色がよいところも多くなかなか見るところもたくさんあるので宮崎県はいいと思いますよ。

観光:佐多岬

f:id:kumawo0017:20210723091215j:plain

九州に来たのに空港ばかりというのもどうかと思うのでDay3は割と観光を含んでいます。その1つが佐多岬なのですが途中には有名な志布志市の看板を目にすることができます。ネットではよく見るけど実際に見たことがなかった、鹿児島も宮崎もかなり行っているはずなのですが実は佐多岬のほう、行ってしまえば鹿屋あたりまでも行くことが少なかったからです。いつも指宿とかあちらのほうばかりでしたからね。

f:id:kumawo0017:20210723102851j:plain

その佐多岬ですがかなり距離があります。近場まで高速道路があるわけでもなく、下道を延々走りつづけることになるため時間もかかります。

f:id:kumawo0017:20210723104539j:plain

アニメ「スーパーカブ」の最終話でも登場した佐多岬、いわゆる聖地巡礼というやつ。

f:id:kumawo0017:20210723110152j:plain

寄り道をしながらでしたが東京から1980kmほど走りました。

f:id:kumawo0017:20210723104759j:plain

私が行く場所は決まっている、プジョー3008でいけるギリギリ。日本の端の端!

f:id:kumawo0017:20210723112956j:plain

初の佐多岬!

f:id:kumawo0017:20210723113219j:plain

遠くに見えるのは薩摩半島にある有名な開聞岳。第二次大戦中に知覧など九州の基地を飛び立った特攻機のパイロットは沖縄を目指すときにこの開聞岳を目印にしたとされます。それは同時に最後に見る本土の景色だったのではないかと思います。薩摩半島の先端にぽつんとあるそれはどこか雄大で、どこか悲しくも見える、自分はこの開聞岳を見るといつも九州に来たなぁと思うのですが佐多岬からもその姿を拝むことができました。

f:id:kumawo0017:20210723113231j:plain

晴れていれば遠くに島々も見えるらしいのですが無理でした。台風の影響で暴風になっており、ここまで歩いてくるだけでもやっとだったのです。

f:id:kumawo0017:20210723115222j:plain

いつか種子島や屋久島にも行ってみたいものです。なんだかんだで今年でもう38なわけですが寿命が60としてもう半分以上は生きてしまったというのに行けていない場所が多すぎると感じます。

f:id:kumawo0017:20210723113332j:plain

これはなんでしょう?護衛艦のようにも見えるのですが主砲らしきものが見えません。結局なんだかわからないままでした。

f:id:kumawo0017:20210723115337j:plain

小一時間ほど佐多岬を堪能し、次なる空港は鹿児島空港を目指します。

f:id:kumawo0017:20210723125218j:plain

ここまで2000km、なんてことなく走ってくれたプジョーはなかなか大したものです。フランス車は信頼性がなんて言われますが、ここまで読んでくれている人は少なくともこのプジョー3008に対しては信頼性がないなんて思わないでしょう。事実、これだけの無茶に付き合えるのですから大したものです。ましてはフランス生まれのクルマをこの日本の夏という過酷な状況下で、下道の渋滞にもハマりながら2000kmも走ってくる。ヘビーユースにも程があるw

f:id:kumawo0017:20210723125234j:plain

そうだ鹿児島空港に行く前にここにもよらねばならないね…というわけで番外編。

17港目(番外編):鹿屋航空基地

f:id:kumawo0017:20210723140824j:plain

滑走路はありますが海上自衛隊の基地です。

f:id:kumawo0017:20210805233521p:plain

資料館があるので外の展示だけ見学ということで行ってきました。

f:id:kumawo0017:20210805233648p:plain

鹿屋航空基地はあの神風特別攻撃隊の基地であったことで有名です。特攻の基地としてはTVなどの影響もあってか薩摩半島側の知覧のほうが少なくとも自分の中では特攻のイメージが強かったのですが出撃数などは鹿屋のほうが多かったと言われています。

f:id:kumawo0017:20210723132626j:plain

ゼロ戦の掩体壕がそのまま残されていたりする基地ですが今では哨戒機搭乗員の教育や本土から沖縄の普天間へ向かう米軍が給油に立ち寄ったりもする日米にとって欠かせない基地ともなっておりいずれは日米共同の飛行場になる可能性もあると言われています。ここは今までの日米+民間の飛行場ではなく完全な自衛隊の飛行場なわけですが特攻という忘れてはいかんだろう歴史にとって重要な場であり、空港を平和的に利用し我々が諸外国に旅行などを楽しめるのは過去にそういう方々の尊い犠牲の下にあるのだと考える必要もあるのです。

f:id:kumawo0017:20210723133918j:plain

少なくとも、娯楽で空港めぐりをしているだけでは申し訳がたたんだろうということで鹿屋にだけは足を運ぶことにしたのです。

f:id:kumawo0017:20210723133653j:plain

永遠の0でも使われていた? 

 ちょうどお昼になりましたのでここでいただくことにしましょう。

f:id:kumawo0017:20210723135326j:plain

海上自衛隊ですからね、やはりイチオシは海軍カレーなのです。これがまたものすごく美味しい(´;ω;`)横須賀の海軍カレーともまた違った感じなのでぜひとも食べに行くべきだと思います。

f:id:kumawo0017:20210723145410j:plain

f:id:kumawo0017:20210723145410j:plain

鹿屋を立ち桜島を過ぎたあたりで出発して13時間が経過、さすがにそろそろ睡魔が襲ってきたため道の駅で休憩となります。

薩摩半島を訪れた場合も大抵は桜島までは行き、その際に必ず立ち寄るのがこの道の駅「たるみず」となります。駐車場からは雄大な桜島を拝め、タイミングがあうと爆音とともに噴煙を上げる桜島にも出会うことができます。

f:id:kumawo0017:20210723150558j:plain

15分ほど後部座席で仮眠をとり、そういえば昨日は風呂に入るのを忘れていたことを思い出します。この道の駅には温泉が併設されているのです。

f:id:kumawo0017:20210723150916j:plain

いい感じの温泉がわずか350円で堪能できる…これも九州の魅力なんじゃないかと思います。そら半島のほぼほぼに生きた山があるわけですし、なんなら桜島はガンガン噴煙あげているわけですから素晴らしい温泉がたくさんあるわけです。もちろんその分自然災害なども多いわけで、一度火山が噴火すればただごとではなくなるわけですが、昔から日本人はそういったものと付き合いを続けているわけです。今はその恩恵にあやかりましょう、そうしたい。

18港目:鹿児島空港

本日最後の空港は鹿児島空港です。

f:id:kumawo0017:20210723171950j:plain

連休二日目の夕方ではありましたが羽田便がガンガン来ており、乗降客数も多く今まで回った空港では広島空港の次くらいに混雑していた空港です。

f:id:kumawo0017:20210723172245j:plain

鹿児島県の離島は元より関東・関西・沖縄と幅広い便と本数を備えているのが見て取れますが鹿児島が九州南の玄関であることを表していると思います。そもそも鹿児島自体へのアクセスは鉄道ではそこまでよくはないわけですが、離島も含めればかなり多くの観光資源があることもまた事実なわけです。

f:id:kumawo0017:20210723172430j:plain
そのため鉄道ではなく飛行機を利用して各地から訪れる、ということでしょう。九州新幹線でも博多からは2時間10分ですからね…東京から数えたら7時間オーバーの旅になるためそれであれば飛行機を使おうとなるのはまったくもって賢い選択だと思います。空港の周辺に鉄道はありませんが、目の前が高速のICにもなっておりアクセスは非常に良好となります。

 

そんな鹿児島空港、小高い丘みたいな場所にあるためこの空港もまた最初からここにあったわけではないということがなんとなく想像できるはずです。もし戦前からあったのであれば鹿児島市街地からクルマで30分以上も掛かる場所に空港を設置するなどということもなく、そして今までの空港を見ればわかるように大抵は海に面する場所にあるわけです。

 

旧鹿児島空港はやはり鹿児島市中心にほど近い場所にありました。

航空写真では不自然なまでに長方形の土地といびつな形をした土地が目につきます。

f:id:kumawo0017:20210806002134p:plain

おそらくですがスーパーニシムタのあたりがターミナルなどで枠でかっこた箇所が滑走路だったのではないかと思います。旧鹿児島空港は1,200m滑走路だったそうですが、この長方形の直線距離はおよそ1,300mでした。

f:id:kumawo0017:20210806002427p:plain

ほぼほぼここが滑走路で間違いはなさそうです。

旧鹿児島空港はそもそも滑走路長が短いことに加え護岸沿いに農耕地があり農民が滑走路を横断するなどの危ういこともあったそう。また体育館などの施設があり操縦するパイロットの負荷にもなったそうで今の場所への移転が決まったそうです。

 

その際に2,500mの滑走路を手に入れ、また80年代には早くも3,000mの滑走路となり九州でもかなり大規模な空港となっていったようです。あのTwitterでも話題のナウルまでの直行便も出ていたようです。

f:id:kumawo0017:20210806002933p:plain

鉄道はありませんが高速のICは目と鼻の先!本日の空港巡りはここで終了ですが、このあとどうしても行かねばならない場所があり、すでに17時を回っていたので大急ぎで高速を使うことにしました。プジョー3008ともすれ違い、オーナーさんとは目があった気がしますw

災害の爪痕

f:id:kumawo0017:20210723181428j:plain

鹿児島県は鹿児島空港で終了、ここからは熊本県となります。やってきたのは人吉、数年前に水害で大きな被害を受けた町なのです。

f:id:kumawo0017:20210723181410j:plain

はっきり書いてしまえば自分は人吉に縁もゆかりも無いわけですが、職場の元同僚で仲が良かった方が人吉出身ということもあり、その方にはさんざん世話になっていました。この水害で元同僚の実家も被害にあったという話を聞き、ボランティアに行く事もできない自分としては何ができるだろうとふるさと納税や寄付などを使い金銭的な支援をわずかばかりですがさせていただいておりました。

f:id:kumawo0017:20210723181510j:plain

まだ水害など起きる前の話ですが、一度人吉を抜けて八代まで行ったことがありますが、その道中ずっと横を流れていた割とおだやかに見えた球磨川が氾濫するなんて思いもよらなかった…

f:id:kumawo0017:20210723182625j:plain

本当に近年の災害はいつどこで何が起こってもおかしくはないと思いますが、それにしたって想定外のことだったので対策も取れておらずこれだけの被害を受けたのだろうとは思います。

f:id:kumawo0017:20210723181802j:plain

先程の温泉もそうですが、素晴らしい自然はときに人間の驚異ともなります。人間は全知全能の神でもなくすべてを支配しているようで実はほとんど何も支配はできていない、特に自然に関してはアンコントローラブルなことばかりなのです。熊本は九州の中でも噴火、地震、水害など多くの災害を過去に受けてきました。確かはじめて九州に訪れたのが2012年なのですが、その年も阿蘇で水害があり阿蘇市内の道路が泥まみれでそこが水害のあとだとバイクで通りながら思ったものです。

f:id:kumawo0017:20210723182628j:plain

一度自然が猛威を振るえば人間なんてひとたまりもない、常々我々は自然に生かされていると思うこともありますが、まずは身を守る行動をとり命を最優先しましょう。

f:id:kumawo0017:20210723200053j:plain

辛いことは多くあるかもしれませんが、生きていればどうにかなります。仕事柄災害を扱うことも多くあるため、自分としてはやはりこういう現場に足を運ぶことで目に焼き付けて肌で空気を感じることは大切だと思います。

f:id:kumawo0017:20210723200959j:plain

ひとりではあまりお金を使うこともできないのですが、人吉に少しでもお金を落とせたらということで食事もしてきました。コロナであまり大声でみんなで応援しにいこうとはなんとも言いづらい空気ではあるのが苦しいところではありますが、感染防止に十分注意した上でのことでということでご容赦ください(´;ω;`)

f:id:kumawo0017:20210723202853j:plain

ちょうどオリンピックの開会式か何かをやっていた頃だと思います。まったく興味がなくどちらかといえばオリンピックシーズンにあまり東京にいたくないから出てきたわけですが、皆さん夢中だったのでそれはそれでよろしいのではないかと思います。自分はオリンピックとはまったく無縁の空港巡りをするだけのドライブ好きを貫きます。

 

そんな人吉ですが、実はもう一箇所行きたいところがあり訪問していました。

f:id:kumawo0017:20210723185452j:plain

大畑と書いて「おこば」と読みます、所見だと絶対に読めないかと思いますw

f:id:kumawo0017:20210723185412j:plain

もともとは駅というより信号所と蒸気機関車向けの給水所という扱いであるためその立地がえげつなく人家から離れた場所にあり、3008のボディサイズでは本当に通れるのか?というようなぐねぐねした道を進みながらやってきました。

f:id:kumawo0017:20210723192906j:plain

勾配がかなりきつく、人吉からここまで登ってくるだけでもかなりの石炭と水を消費するということで山の途中の平坦な場所に給水所を作ったというのが理由らしいですが全国的にも珍しいループ線とスイッチバックが組み合わさった駅となります。

f:id:kumawo0017:20210723185308j:plain

またこの駅ですがもうひとつ有名なところがあります。

f:id:kumawo0017:20210723185042j:plain

f:id:kumawo0017:20210723185042j:plain

この白い物、すべて名刺です。理由はよくわからないそうですがいつの頃からかこの駅舎に名刺を貼ると出世すると言われ、現在のようになったそうです。ただ大昔からその文化があるわけではなく割と近年、平成初期ごろからの話とのことで一種の都市伝説の類なのかとも思いますが、こういうものにはノル人なので自分の名刺もどこかに貼ってあります(出世したいのかは別として)。

f:id:kumawo0017:20210723185017j:plain

そんな大畑駅ですが隣接した場所に秘境のカフェ的なものがありました。なのでそれをお目当てに行くのも楽しいかもしれませんね。ただ運転に自信がないのであればやめたほうがいいでしょう。

Day3終了

f:id:kumawo0017:20210723205414j:plain

f:id:kumawo0017:20210723205414j:plain

なんとなく名前が格好いい「おおが温泉」、ここは奇跡の湯とも呼ばれる場所です。

yado.ohga-hitoyoshi.com

変わっているのは無人であるところ。券売機で入浴券を書い、箱に入れたらあとは勝手にどうぞ方式です。熊本ってそういう温泉が結構あると聞きます。そういえば昨年に行った熊本のサウナも無人でした。

 

なかなか変わった泉質でお湯も温度違いで3種類あり、サウナじゃないけど交互に入っていくことでなかなか気持ちがよいものでした。

 

これでも350円っていうんだから逆に詐欺だよ!って思うくらいに安い。。

 

ぽかぽかに身体を温めたら今日は道の駅「人吉」で終わりです。

f:id:kumawo0017:20210724022156j:plain

今日は観光などを含めたため空港の数は少なめでしたが移動距離はそれなりだったと思います。

f:id:kumawo0017:20210806010633p:plain

いよいよ九州もあと1日で終わり、明日は熊本空港をスタートでフェリーを使い雲仙へ抜け長崎、佐賀、福岡となります。もう少し観光要素も入れたかったですが、こういうドライブも悪くない、そう思えるものでした。