寒いぞ群馬!
あまりの寒さで朝方目が覚める、それが群馬。
実家は榛名山の麓なので吹き下ろしの風で家自体がどちゃくそに冷える(´;ω;`)ブワッ
今日は息子を妹に預けて夕方までフリーになったので峠めぐりするよ!
じゃあの(何
もうね、ストレスマックスなのか走り回りたいのよ、犬のように。。。
でも世間的には3008で林道とかふざけんなし、山菜とり行ってろしって感じだし、「こいつ308GTiと30(0)8GT(BlueHD)iを発注間違えたんじゃね?」って思われてるかもしれないけど否、断じて、否。
3008って意外に走るからさ、面白いんだよね。
まずはジモティな妙義へ。
上毛三山は高校のときバイクで散々走り回ったけど、妙義が一番好き。あのレイアウトがなんとなく自分の走らせ方にあっているというか、極端に長いストレートが少ないので非力なクルマでもなんとかなる感からねぇ。
勝手知ったる地元の峠ってやつです。
事故ると板金7万円コースじゃ済まないのでまったり行きます☆
紅葉シーズンだからか下の道の駅も上の駐車場も超混雑。
なのでかなりのんびり進みます。
混雑する妙義にさよならして次いで向かうは碓氷峠。18号は釜飯屋まで大渋滞orz
どこもこんな感じ。。
旧道も観光客でごったがえしていて超渋滞。。。
途中でQK。
なんかどこかで見たことがある場所だなぁ・・・と家に帰ったあと昔の写真を掘り起こしていたら・・・。
Zでも来ていた!しかも・・・。
ちょうど15年前の11月15日だったwww
まさかの偶然で同じ日に別なクルマで来るとは。。。
つまり学生のときと頭の中身変わってないってことやね?(何
同じ日なんだけど今年は紅葉は見頃過ぎだねー。
思い出してみればZではよく妙義や碓氷を走ってた。
Zも安定のATです☆彡
別にマニュアルが乗れないわけじゃないし、なんだったら免許取って最初の2年20万kmはマニュアルだったし乗れないからATってわけじゃないんだけどあえてMTに乗る理由が見当たらないからATでいいやって気がしているのさ、昔から。
それにZ33はATが似合う(何
官能とは無縁のトラックとかアメ車みたいなVQ35エンジンはATでちんたら流すデートカーとして最高なのだ。たまに本気になってもそこそこ走る。外観ノーマル、スポーツリセッティングだけ行ってたけどこいつはFTOのV6とは違って自然吸気なんだけど高回転が気持ちいいってやつじゃない。
3速ホールドでトルクに任せて走る・・・。
3008も碓氷峠では3速までしか使えない。同じように高回転が使えないクルマだけど瞬発力は2リッターながらディーゼルターボにサブコンで最大トルクは公称480NmとZ33より100Nm以上も多い。発生回転数も当然低いし、車重は200kgくらい重いはずだけどそれでもどう猛さは3008もZもそんなに変わらないというかなんなら3008のほうがどう猛な気がしたね。
ターボと自然吸気の差もあるし、ガソリンとディーゼルの違いもある。
どちらにしても面白いさ。
15年前に妙義や碓氷を回って帰ってきたときの燃費が12km/Lくらいだった。意外にエコだったんだよなぁ・・・とはいえ当時大学生の自分にはハイオクを湯水のように飲み込む化け物に思えたさ。。。だってアルトワークスはリッター20kmを余裕で超えたんだからねw
さて話を戻して碓氷峠を抜けて向かった先は・・・。
ここは浅間山荘事件の碑。
さすがに浅間山荘事件を知らない人は少ないと思うけど、事件現場となったあたりはちゃんと実在している。
ちょいっと足を運んでみた。
どこが浅間山荘だったのかはよくわからない、でもこのへんだとGoogleMapは教えてくれる。なんでもそうだけど仕事柄、何かが起きた現場に足を運ぶことを最重要視しているんだけど浅間山荘は担当でもなんでもないので見たこともなかった。
実際に行ってみるとこんな場所に重機とか運んだんか…ってなる。
映画では散々見たあさま山荘も実際に足を運ぶと違う見え方をする。絵だけでは伝わらない立体化した現場を歩くだけでも当時の警官隊の苦労が少しだけわかる気がした。
防弾処理されていない3008では狙撃されたら終わりだろう(´;ω;`)ブワッ
あとはぐんまを目指して戻るだけ。
きたみちを戻るのも面白くないので、マニアックな道を走ってみたり。
群馬の 峠はハイスピードなレイアウトが多く、だらだらとタイトなコーナーが連続したかと思えばいきなりロングなストレートが現れる。
先日の金沢の峠ではどんなに踏んでも3速を使い切れなかった。
群馬エリアは余裕で4速を使えてしまう。割とクロスレシオだしディーゼルなんでレブリミットも4000そこそこで訪れてしまうようなクルマだが、4速まで使えるというのはつまるところアレだ、あの速度域に達してしまう(何
スピードが出るというのはそれだけブレーキへの負荷も大きい。
3008のブレーキは見た目ほど貧弱ではないし、そもそも輸入車かつ欧州車ともなればブレーキ性能はアウトバーンでも耐えうるくらい高速域からの効きに不安を覚えることはない。とはいえそれは常識的な使い方をしてのこと。高速走行からABSが効くまでフルブレーキにするような使い方はかの国だって非常時の使い方であって常用は優しくブレーキをかけるだろう。
だから安心感はあってもゼンカイ⇒フルブレーキに耐えられるのは感覚的にせいぜい4、5回ってとこじゃないかと思う。それより多く使えば1.7tに届く車重がタイヤとブレーキを容赦なく殺しに来るはずだ。
ってだから3008でそんな走らせ方する奴いねぇからwwwww
本日最後は榛名。
実家が妙義の近くから榛名の麓へ引っ越したことで、お気に入りの道までわずか10~15分というロケーションになり、榛名湖までも30分かからないくらいになった。そんなロケーションなのでいつぞやからは帰省すると毎回榛名まで走りに行った。
ただ、皆さんがイメージする榛名=秋名の道が好きなわけじゃない。自分は箕郷から榛名湖に続く県道が好きなんだ。
こちらの道の方がWRCぽいというかラリーのイメージに近い。秋名と皆が呼ぶ道は、道幅も広くそこそこパワーが物を言う。そういう道よりは狭い道の方が自分が乗ってきたクルマにはアドバンテージがあった。
それにこの道は免許を取得してすぐにランサーターボで走りこんだ。今となってはレアな5ナンバーサイズのセダンにはちょうどいい道幅だったし、1.8リッターで205馬力、280Nmというトルクの太さにAWDという駆動方式も相まってとにかく元気に走ってくれた。
だらだらと細かいコーナーが続いたかと思えば突然現れるロングストレート。加速と最高速が求められるレイアウトにランタボがぴたりとはまり、気持ちいいくらいによく走った。
そんなランタボをブローさせたのもこの道だったけどね。
榛名湖を横目に定番の場所へ。
ちょうどいい場所にはスカイライン軍団が止まっていたので外れで記念撮影を。
いつのまにかこんなイベントをやっていたらしい。
数年前からこういうのが流行っているみたいだね、マンホール。
渋川市内に点在しているらしいけどそこまで興味があるわけではない。
それにしても渋川市公認?みたいな感じでイニシャルDを使うことに違和感がぬぐえないwだってこれ言ってみれば暴走族の青春ドラマみたいな感じでしょ。榛名だって暴走行為が問題になりウェーブが付けられたり、暴走族を締め出すためにあれこれやってきた。
この漫画が流行りだしたのは自分らがちょうど高校生くらいのときだった。群馬県下の工業高校、とあればクルマス好きが多いのは当たり前で、ある種のバイブルのような漫画だったと記憶している。
同級生も皆、免許をとったら86だの180だのMR2だのって話をしており、後輪駆動のクーペが持てはやされた。
今の鬼滅ブームに取り残されたように、当時の自分はこの漫画にさほど興味がなく、全巻通して読んだのもつい最近の話だ。
どちらかといえばSS派だったし、そもそも四輪にそこまで興味がなかった。ラリー屋だった父の影響でWRCは見ていたし、三菱のスポーツカーが常に家にある環境だったから興味がまったくなかったわけではないにせよ頭文字Dにハマる同級生の気持ちが理解できなかった。それにあの漫画は三菱勢がいい書かれ方をしていないし、そもそもハチロクが常に勝つことが決まっている、言ってしまえば結末が見えているので面白さを感じれなかったこともある。
そんな自分はさておいて、とにかく熱狂はすごかった。通学すればやれ昨日は前橋のどこぞの駐車場で無免でドリフトの練習をしたとか、やれ親を乗せて無免でどこぞの峠を走ったとか、そんな話ばかり。無免で走るとカッコいい、みたいな謎文化もあった。
今となればよくわかんねーなーとなるんだけど、子供なんてそんなもんだ。
そんな暴走族と順法精神ゼロの子供たちを生み出した悪の教典的な何かのイメージしかないのだけど、それが今や公認となっているのは驚きでならない。これが許されるならぜひとも自分の愛する爆音列島も町おこしに使っていただきたい(何
マニヨン死亡現場の聖地化とか?(何
秋名くだりはそれなりに渋滞していたけど、上りは威勢のいい、法定速度なにそれおいしいのみたいなS2000やGC8、AZ-1などがかっ飛ばしていった。漫画の世界の話なので・・・というにはこの漫画が社会に与えた影響はそれなりに大きいと思う。
そんなことを思いながらまったりイオン高崎で夕焼けを眺める。
そういえばゼンカイで進んだ上りと、ただ渋滞を下るだけの道での燃費。
ディーゼルでもこんなに燃費が落ちるのか!って数字かと思えば、1.7t近いのにディーゼルだとこんなに燃費がいいのかと思わせてくれる数字になったり。。それもまたこのクルマの面白さだと思うよ。
今回はそんなに距離を走らなかった。ただ、山道ばかりだったので充実はしていた。
毎日会社にこもってばかりだとストレスもたまる、たまには息抜きしないとね。