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カルロス・ゴーンと私

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除夜の鐘がうるさいとか騒がれた年末の最後の最後で鐘のかわりにTVやネットではゴーン、ゴーン、ゴーンと大騒ぎ。108つなんて数時間で超えたろ?レベルのゴーンぶりだったのは記憶に新しい。

 

これだけで映画が作れるだろ?とも言われるカルロス・ゴーンの逃走劇。

 

まぁやらかしたことは控えめに言っても駄目だろ?とは思うけど、自分にとってはカルロス・ゴーンがいなかったら今の人生は送れていないだろうなと思うような人生に多大な影響を与えたひとりなので書くね(何

 

題してカルロス・ゴーンと私(たひね

あなたがいなければ生まれなかったものがある。

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どこかのCMで聞いたようなフレーズ。

 

当時(今も?)瀕死状態だった日産を復活させて、そしてフェアレディZを復活させたのはカルロス・ゴーンだったと言われているね。

 

今でもZ33の登場は衝撃的で、当時学生だった自分は全財産を叩いてこれを買うことを決めた1台。

 

当時フェアレディZがなんたるかなんて全然知らなかった。

フェアレディZストーリー―米国市場を切り拓いたスポーツカー

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  • 作者:片山 豊
  • 出版社/メーカー: 三樹書房
  • 発売日: 2019/12/01
  • メディア: 大型本
 

むしろ購入後に色々な本を買ったりしてフェアレディZの歴史を調べた。

 

当時からしてポルシェが大嫌いだった自分はプアマンズポルシェとまで言われたZ、そしてフェアレディZを調べたら絶対にたどり着く湾岸ミッドナイトと出会う。

湾岸ミッドナイト C1ランナー コミック 全12巻完結セット (ヤンマガKCスペシャル)

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  • 作者:楠 みちはる
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/10/05
  • メディア: コミック
 

どこかに向かう途中で通ったことはあるかもしれない、でも明確な目的を持って自分でステアリングを握り走ったのがZ33だった。

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カルロス・ゴーンも某番組で語ったようにハンドルを握り5分も走れば嫌なことをすべて忘れられる、それがクルマで、そして当時の自分にとってはフェアレディZだった。

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今となっては不満も多々あれど、これが登場しなければ湾岸ミッドナイトとも出会わず、そして首都高も走った自分はいなかったかもしれない。

 

そして・・・

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マーチ12SRを買うことも、日産ディーラーで働くこともなければオフ会に出て今なお連絡を取り合う友達と出会うこともなかったろうなぁと思う。

 

 

そもそも首都高を走りたいというのも関東に出た理由のひとつ(親の病気が理由だけど、群馬には帰らず埼玉に住んだしw)だったし、上京していなければ結婚相手にも出会わず、そして息子もいなかったんだろうなぁと思うと色々考えるところはある。

 

 

 

 

フェアレディZがない世界線、言ってしまえばカルロス・ゴーンがいない世界線もきっとそれなりのものがあったのかもしれない。

 

でも今の自分を形成した、特に20代以降の人生に大きな影響を与えてくれた人物であることには間違いなく、何をしでかしても自分には英雄のような人なのだね。

 

まぁ社会の掟に背いたのは事実だし、素直に裁判に出てくれれば・・・という思いはあれど、ぶっちゃけカルロス・ゴーンいなかったら日産どうなってたんだろうなぁ(白目)という気もするし、あのくらいのことをできる人間が当時の日本にいなかったのであれば貢献はしたんだろうし、金額的には安いもんじゃね?と思ってしまう今日このごろ。

 

よっしゃ、どこぞのお年玉100万円あたったらちょっとどこぞの国にいるカルロス・ゴーンに感謝の言葉を述べに行くわ!(当たらない)

「名経営者」はどこで間違ったのか -ゴーンと日産、20年の光と影

「名経営者」はどこで間違ったのか -ゴーンと日産、20年の光と影

  • 作者:法木 秀雄
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  • 発売日: 2019/10/24
  • メディア: 単行本