ぴよこ☆くらふと☆わ〜くす

イタイタしい生活を送ってます。

新型フェアレディZを見に行った

数ヶ月前にX-ADVのバッテリーをリチウムイオンに変えたんだけど…

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この冬場は寒すぎて通勤時にエンジンがかからないw

 

リチウムイオンの儀式を10分くらいやってお、フルLED車両では負荷がかからず電池が温まらないのか結局セルを回して始動失敗を繰り返しバッテリーをいじめてやってエンジンがかかる始末。

 

しかも一度始動失敗したらイグニッションオフにしないとエンジンがかかってもDに入らないのがホンダのDCTなのか、少なくとも自分の車両は1発でエンジンがかからないとDCTがドライブにならないので発進できず、結局またエンジンを切らなきゃいけない。

 

これだけで毎朝10分以上はロスしており実用に耐えないということで純正バッテリーに戻しましたw

 

手で持つとかなり重いけどバイクに装着するとあまり重くなったとは思わず、じゃあリチウムイオンのメリットなんやねんって話ですがこのバイクに限って言えばデメリットしかないんじゃないかと思う←

 

ネタとしては最高なのでまた暖かくなったら戻すけどね。

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そんなこんなで代官山の蔦屋に本を買いに行ったらロータスがいた。

 

なんてモデルなのかは興味がないのでわかりません(何

 

自分が興味があるのはこっちね。

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フェアレディZです!

 

保存版みたいなZの本を買ったはいいが、シート下に入るのか?

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ぎりぎり入ったwwwシートしまりづらかったけど(何

 

というわけで先日のオートサロンで発表された新型フェアレディZの話だよ!

フェアレディZが好き

response.jp

先日のオートサロンでついに日本仕様が公開された7代目新型フェアレディZ

 

昨年夏に既にアメリカでは米国モデル発表されてます。


www.youtube.com

日本のクルマのはずなのにメインとなる市場は海外、しかもZは過去の経緯から言っても米国マーケが圧倒的に強いので米国発表が先なのはある意味必然ですね。

 

自分はスポーツカーも嫌いだし、クーペ自体がそもそも嫌い。

 

三菱のラリーカーを見て育った世代なので4ドアセダンで速いやつが正義だと思っているのは間違いないんですがZだけは別。

 

20歳くらいのときにZ33のスタイルに惚れて買っているくらいのZ好き。

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Z33はデザインと「ブランド(歴史)」だけで買うという自分の中では珍しい理由で買ったクルマでした、後にも先にもZしかないんじゃないかなそんなの。

 

そもそも当時の自分がZを知る切っ掛けとなったのがプロジェクトX

工業高校の生徒だってのもあったけど日本が誇る技術やブランドをこの番組から多く学びましたしね、なんなら数年前まで同じプロジェクトXに出ていた霞が関ビルで勤務しており「プロジェクトXに出た場所で働いている(´;ω;`)ブワッ」と謎に興奮したこともあります。

そんなプロジェクトXでZに興味を持ち、そこからZの歴史を本で学び(当時はまだそこまでいんたーねっつがね?)、当時経営難だった日産がその復活を象徴するように出してきたZ33に胸を打たれ、このZにだけは乗らなければいけない(使命感)みたいなところがあって貯金全額を出し、親と折半して購入しましたw

 

当時父親はV35クーペを買っていたので「なんでうちに同じようなクルマが2台あんねん」って状況だった上に、更にはV35セダンまで親が買ったので「同じプラットホームの仕様違いが3台」という奇っ怪な現象が発生し自分は維持費を捻出しきれなかったこともありZ33はわずか数年、初回車検前に売却となってしまいました(´;ω;`)ブワッ

 

わずか数年とはいえZに対する思い入れは強く、Z33と同時に出たZのコラボグッズはほとんど買ったし、Z33が載っている本もかなりの冊数集めていたのです。

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Z33も好きだけど、オリジナルであるS30のデザインも大好きで、自分はイニシャルDよりも湾岸ミッドナイト派だってこともあるし、二輪漫画はキリン派なのでポルシェを相手にする国産車ということでフェアレディはかなりラブなんですわ。

なのでクーペに興味がない自分であっても今回の新型Zにはかなり心を奪われ、オートサロンまで行こうとしたけれど世間はオミクロンだなんだって時期でもあり、群衆かつ大人気であろうZの前にできる人だかりにあえて特攻するのもどうかと思ったのでオートサロンは諦めて銀座のギャラリーへと足を運んだわけです。

新型Z34のデザインは歴代で一番好きかもしれない

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銀座ギャラリーに展示されているのはTASで発表されたプロトではなくいわゆるニスモを除けば最上級グレードに該当する「バージョンST」。

 

Zは33以降、「標準車」、「標準車+スポーツ装備のバージョンS」、「標準車+ツアラー装備のバージョンT」、「全部のせのバージョンST」と大まかにこの4グレード展開で今回もそのような形になりそうです。

 

Z33のときはバージョンSTではブレンボ装着でしたが今回は違うぽい。

 

とはいえ量産車のブレンボなんて泣きが強いだけで全開で走ればキャリパー割れるし、特にメリットも感じないのでアケボノだろうがどこだろうが十分な制動力があればそれでいいわけです。ブランド的には知られていますが、ブレンボやレカロって一流というよりかは生産台数が多い市販車に安定供給できるメーカーだから採用されているってのもあるのでね。

 

とにかくこの新型Z34がかっこいい!

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フロントの開口部が大きいため微妙って声もあったけど今回はV型6気筒自然吸気エンジンではなくV型6気筒はそのままにスカイラン400Rと同じツインターボエンジンが搭載されるため、開口部が小さいと冷却に問題が生じるので、このくらいの開口部は妥当。

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そもそも自然吸気時代のZ34ですら発熱でクラッチがあれだったり、とにかくオーバーヒートに課題があった(VQ37は量産V6エンジンでは世界最高出力でもあったので)ので従来と同じレベルでは絶対にあかん!って話だし、ターボ時代のZ32も冷却面に課題があったそうなので致し方ない。

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自分は初代S30の面影もあるフロントマスクは嫌いじゃないし、むしろ好き。

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散々言われているとおりデザインは初代やZ32を思わせながら、歴代すべてのZのデザインがどこかしらに反映されているような絶妙なもの。

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50年以上の歴史を持つフェアレディZなのでそれぞれの時代のZに思い入れがあるファンがいると思うんだけどどの世代のファンが見ても自分が愛したZの面影があるんじゃないでしょうかね?

f:id:kumawo0017:20220125140412j:plainテールはZ32ぽさもあるけれどロゴの書体が初代ぽかったりね。

 

歴代のデザインを組み合わせるようなことをすれば普通にデザイン的には破綻しそうなもんだけどフェアレディZは初代から一貫して美しいスタイルを貫いてきており、50年前であろうと今に通じる流線型のデザインだったことで特にふるさも感じさせないし、角ばっていたZ31やZ32でもZぽさをちゃんと残していたからごちゃまぜにしてもフェアレディZであることを失わずにいられるんじゃないかと思ってる。

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寸法は旧型Z34より全長がわずかに延びた程度なんだけどそれにしても以前より低く、長く、ワイドに見えるのがこのデザインの面白いところ。

 

Z33以降のZはどちらかといえばぼてっとした悪く言えば「太った貴婦人」だったけど今回はそんなこともなくアンチエイジングし始めた貴婦人的な?かなりほっそりと、そして美しいデザインになりましたね。

 

Zで一番好きな角度はやはり斜め後ろ。

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Z33のときもこの斜め後ろのデザインに惚れ込んでおり、自分で撮影した写真はこのアングルの写真がかなり多かったですw

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クーペは斜め後ろのデザインが命だと個人的には思っており、フロントがどんなにかっこよくてもだめなんです。

 

国産車はフロントはいいなぁと思うクーペが多いですがリアから見ると「うーん?」になるものが多くってちょっともったいないと思うけどフェアレディZは完璧に自分の琴線に触れるデザインでこれだけで「買うわ」ってなります(何

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GT-Rとかそういう如何にもなクルマはフロントがいかついほうがいいと思うんです。

 

なぜならそういうクルマはサーキットで走ったりするときに後ろから迫ってきて威圧感があるほうがいいし、競技を想定するとエアの取り入れや空力などを考慮してごてごてしたデザインになり、それが結果として威圧感のあるフロントマスクになっちゃうから。

 

でもZのようなクルマは「一応」サーキットもいけるけど、そうじゃなくグランドツーリングぽく優雅に公道を流すのが似合うクルマなので、そういうクルマがすっと真横から追い抜いて行ったときに嫌でも視界に入る斜め後ろのデザインが美しければ抜かれた方もビビっ!と来るわけです、なにビビって?w

 

日産の方もおっしゃっていましたが渋滞にはまったときとか長時間後続車に見せつけるのがリアです、そのリアのデザインが洒落ていることで後続車にも「なんて美しいんだ」と思わせることができる、そういうクルマがフェアレディ。

 

速さとか走って楽しいことももちろん大切ですが魅せるデザインであることが歴代フェアレディZに求められてきたことなんじゃないでしょうか。

 

そして歴代のZのデザインをどこか感じさせるデザインにしたことがこのZに与えられた大きな使命を表しているような気がして自分はならないのです。

最後のZになるかもしれない

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なんかこうも歴代Zのデザインを組み合わせてくると「これが最後のZなんじゃないか」って悪寒がしますよね(´;ω;`)ブワッ

 

実際問題、今の世の中で純然たる内燃機関でしかも大排気量のスポーツカーを日産が出すって英断だと思うんですよー、トヨタみたいに体力があって国に喧嘩売ったって全然平気みたいなメーカーならいざしらず。。

 

EV化は進むだろうし、日産はe-Powerを増やしていくだろう中で次世代のZが内燃機関を維持できるとは到底思えず、だからこそ内燃機関最後のZとして歴代の面影を魅せるデザインにしたんじゃないかと邪推します。

 

まーなんにせZが新型になって出てくるのは素晴らしいことです(´;ω;`)ブワッ

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Zが再びGTに参戦することもあってギャラリー2Fでは33のGTカーが展示してました。

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旧型のZ34ってGT出てなかったんですね、興味がないから知らんかった(何

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Z33の発売は2002年で当時GT選手権に出られそうなクルマは日産ではZしかなかったわけですが2007年にR35 GT-Rが登場したことでGT-Rに引導を渡した形なんでしょう。それが再びGTに戻ってくると。

web.motormagazine.co.jp

GT-Rは如何にも速そうなデザインではありましたが、スタイリッシュという意味ではZのほうが上ですね。そもそも毎度思うんだけど4WDをFR化するってのも好きじゃないし、だったら最初からFRのZのほうがいいじゃん?と。

 

そんなわけで今回の新型Zは自分としても気になる1台。

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わざわざ銀座まで見に行ったのも先に書いたように内燃機関最後のZになるかもしれないからなんとしてでも買わなければいけない(使命感)といったところからですw

 

今回のZ、実際同様の理由で買う人が結構いるんじゃないかとも思っていて会社でもクルマに興味なんかあったの?って人から話しかけられ「Z買うわ」って言われました、なんだかんだ8人くらいいた気がするし、全員40後半〜50前半のOSSANです(何

 

どうも彼らはZ32に若い頃乗っていた、Z31でやんちゃしてた、S30を父親が乗っていたという世代で、それぞれに憧れのZがあったようですが、そのそれぞれが今回のZに自分たちが乗っていたZを感じ、「もう一度Zに乗りたい」と思ったようです。

 

そしてガソリンのZに乗れるのはこれが最後かもしれないという思いと、生活環境的に子供が手離れしたとか様々なことがZに再び乗れる状況になったということのようでした。

 

ただのスポーツカーならこうはならず、50年の歴史があるZだからこそ、それぞれの時代に憧れたZがあったからこそで、やっぱりフェアレディZって歴史があるすごいクルマなんだなと思うと同時に、そういうクルマって日本じゃすごい希少だなと。

 

またGT-Rと違って気負わずに乗れる、サーキットなんか行かなくても、夫婦でデートしたっていいし、ロングドライブだってある程度はできるのも年配者が手を出しやすいところもあると思いますね。

 

さすがにGT-Rだって日常使いできるとはいえ、あの性能を活かせる場面はサーキットしかないし、維持費を考えてもZの比ではないだろうからねぇ。。

 

自分もサーキットなんか行く気はないし、峠をこれで走ろうとかも思わない。ただ日常にZがいて、休日にふらっとドライブに出かけてZの写真を撮って帰ってくるだけでまた翌日から仕事を頑張ろうと思えるようなそんなモチベーションにつながるようなことがしたいわけで、そのために払う代金はもう実質無料みたいなもんだと思います。

 

とはいえ700万円近いプロトを買うつもりはなく、どうせチューニングするので標準車とかでもいいわけです。純正ホイールなんてまっさきに交換だろうしなぁ…ブレーキだって純正よりも社外品でいいの入れたいし、シートだって変えちゃうし、なんならADASすらいらねぇよと思ってますが(何

 

なのでプロトが発売されたあとに出るだろう通常モデルを狙うか、おそらく2年め以降に出るだろうニスモを狙いたいと思っています。ニスモはボディとかに補強入るはずなんでそこはさすがに素人レベルのカスタムでは手が届きづらいところ、そういうところにはお金を払いたいと思ってますw

 

まずは何はともあれで…

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これを買いましたwwww

 

若い頃だったら実売価格13万円の時計とかいくらZが好きでも手が届かなかったけどそこはもう大人なんでね?(ぉ

 

カシオユーザーなのでシチズンはちょっと…って感じもするけど、やっぱりZを買おうというのであれば時計もZにしたいってのがファンってやつでしょう。700万のクルマに比べたら13万円なんて実質無料みたいなもんなんで、ちょっとプジョーの車検代に犠牲になっていただきました(やばい

 

いやほんと車検どうしよう…orz...

 

まーなにはともあれここからおよそ半年、デビューし公道を走り回るZの登場を心待ちにする日々が始まりますね!

 

トランスミッションどうするか本気で悩んでます(´;ω;`)ブワッ