その日は北の国からの祝砲で幕を開けた(ぉ
ディーラーへ行こうってクルマ乗り込んでTVつけたら人工衛星(衛星とは言っていない)が打ち上がってて草。
北の国も今日という日を祝福してくれたんですね(白目
まぁよい。
アバルト埼玉に行った!と書いた時点で500Xにしたんだろうな…と思ってくれた諸君は察しが良い、きっと職場 or 学校でも優秀な人なんだとおぢさん思うよ。
フィアットで契約もろもろしていたら上司から「アバルト興味あるんだ!」と言われてアバルトを最後に見て帰ってきたという話でした。
昨年からぽつぽつ続けてきて「こいつクルマなんか買い換える気ないだろ」と思われていたかもしれないけど、やっとこさ乗り換えに一歩進めることができましたね。
納期はまだ一ヶ月半以上かかりそうだけどね。
免許取得15年目、ランタボ、ワークス、プレオ、スカイライン、フェアレディZ、マーチ12SR、FTO、ランエボに続く9台目のクルマは初の輸入車。
正直、500Xにすべきかどうかは相当悩みました。
ぼくの好みで言えば間違いなく兄弟車のレネゲード。乗り味は嫁さんからは不評だったけれどあの独特の雰囲気は最高でした。
ただやはり4WDモデルの排気量がでかすぎることもあり…
そんな迷いもあったけれど、最終的には夫婦の中では「もうこれしかない」と一致したことも決め手。
今回、家族向けのクルマを選ぶという条件でクルマ探しを進めてきたけれどそれは嫁さんがクルマを決める権利があるというところもあり、彼女がよしとすればそれが購入対象になります。
とはいえ、自分がレネゲード推しで500Xはまったく嫌いだったのか?
そう言われればNO。
兄弟車とはいえ4WDで1.4Lモデルを採用する500Xはレネゲードと全然キャラが違い、1.4LマルチエアターボのフィーリングはSUVという車格を考えてもありえないくらい楽しい。
バイクでもそうだけれどイタリア車のエンジンは機械的というよりは生物的なところがあり、アクセルを踏んだ時の感覚は速さよりもドライバーに踏むことを要望するような語りかけがあったり、とにかくなんだか楽しいクルマだった。
その印象が試乗後もずっと残っていたのでぼくとしてはレネゲードよりも搭載コンポーネントだけ見ればありだった。
外観は今でもレネゲードの方が好みだけれどw
そもそもイタリアンクロスオーバーSUVというジャンルが謎だった。
ドイツ車だったらVWのクロスポロやMINIのクロスオーバーなど先駆的なモデルが存在し、フランス車でもRENAULTはキャプチャー、PEUGEOTは2008などやはりある。欧州ブランドで言えばイタリア車はそこが空白で、その空白に良心的な価格で出てきた500Xが果たしてどんなクルマなのか、好きものとしては当然気になります。
ジープと共通のコンポーネントを搭載。今のフィアットは5MTAとクセのあるシングルクラッチATを採用しているけれど500Xはそのキャラに合わせてMTAをやめて9ATと6速DCTを採用した。そういうところでもフィアットとしてみれば新しい挑戦的なモデルでもあってそこにすごく惹かれたかな。
500Xに関してはブランド名を同じとする500オーナーからすれば邪道なところはあれど、こちらとしてみれば別にこれが500Xという名前でなくてもよかったし、そもそもチンクエチェントの歴史には正直言ってそこまで興味がなく、似ている、似ていないも好きに議論すればよろしいのでは?という感じです。
要は500Xというクルマを単体で見て好きだから買った。そういうことですね。
ぼくは500Xの担う立場…フィアットの新しいジャンルの500Xやエンジンのフィーリングを好んでの購入だけど、嫁さんは女性目線で内装が好きだと言っていた。
ブランレザーの内装に、クロスプラスにのみ採用されるパールレッドのボディカラーを選ぶと最高におしゃれになる!と言っていた。
ボディカラーはお洒落なイタリア車というところを見てもちと暗い色が多く、こちらとしてはオレンジやイエローカラーが欲しかった。実際本国ではイエローの500Xが存在しているのでセールスにも「イエローが出る予定は直近であるか?」と尋ねたほど。
今のところその予定はないが、フィアットの今までを考えれば限定車で出る可能性は大いにある。それがいつか、断言することは当然できない。とのことで、いつまでも待てる状況ではないので妥協のパールレッド。
カラーはもともと嫁さんも自分で好きな色を決めたいと言っており、それが赤だったので彼女は十分に満足したらしい?
500Xは割りとそんなふうにさくっと決まった。
当初はマツダのCX-5クラスを狙ってた。
CX-5のMC後モデルは正直ゴージャスで、最近のマツダはかなり出来もいいし、お店の雰囲気も抜群にいいので他に候補がなければこれというところまで行っていた。
あとはアウトランダーPHEV。
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三菱のキャンペーンで一泊二日レンタルをしてどういうクルマかイメージができてよかった。あのキャンペーンがなかったら400万を越えるSUVに手を出そうとは思えなかったし、キャンペーンで実際の使用状況に近いところで乗れたのでイメージができて、それであれば買ってもいいよというところまでは来た。
それでも最終的に購入に至ったのが輸入車のフィアットで、しかもスモールクラスの500Xだ。全然当初考えていたクラスとは変わっているのがクルマ選びの難しさでもあり、面白さなんだと思う。
サイズに関して言えば、嫁さんが今後保育園の送り迎えなどにクルマを使う可能性もあるというところを考える。ペーパードライバーの彼女にいきなりCX-5の全幅はきつい。道幅が広ければいいけれど、うちの近所は不幸にも相当狭い&見通しが最悪に悪い。それを考えると巨大なクルマは初心者には難しい。
荷物にしても今はベビーカーなどがあるけれど、息子は現在1歳6ヶ月。既に自分で歩きたいと言っているような子供があと何年ベビーカーを使うだろうか?あれがなければうちの移動は荷物は案外コンパクトにまとまる。もともと夫婦二人ででかけるときはバイクのバッグに二人分数日分の荷物を積んで移動していたし、取捨選択やパッキングにはなかなかどうして自信がある。子供がひとり追加されて増えてこまる荷物はベビーカーくらいなもので、そのために巨大な荷室が果たして必要か?と考えると案外スモールサイズでいいじゃないかという話にもなってくる。
そんなとき、ふらっと立ち寄ったフィアットのお店でみた500Xは我々夫婦にとっては魅力的なクルマに見えました。
自分たちには魅力的に映ったけれどこの500Xに未だかつて公道で遭遇したことがない。
既に販売から半年近く経とうとしており、レネゲードは都内でも見かけるようになったけれど500Xは未だに目撃したことがない。
そして情報も全然ない。
国産車であれば何をするにもみんカラやWebを徘徊すれば貴重な情報が多々入手できるけれど絶対数が少ない500Xではその情報もほとんどない。
4WDにするのは雪道を走るからだというのもあるんだけど、その雪上走破性に関してもよくわからない。Youtubeで海外動画くらしかなかった。
Fiat 500X e Jeep Renegade 4x4 | La prova sui ghiacci svedesi!
メーカがもっと情報を出せばいいのにと思いつつ、試乗レビューを見てもあまり好印象を持たれていない感じの記事ばかりでそれは余計に気になった。別に他人の意見に左右されて買うような人じゃないけどね…だったら今までも変なクルマ買わないよ、あえて売れてないクルマを買うような人だw
だからこそメーカや周りの情報が少ないなら自分で乗って確かめていけばいいじゃないか。どうせこの手のクルマが欲しかったんだから大勢が乗っているものより珍しいクルマの方が発見があって楽しかろう?
フィアットを買えば、BRUTALEに続き我が家では1年で2台目のイタリア車。
国産派だった家がそんな短期間でイタリア車地獄に陥り、どんな生活を営むのか?他人がやるとしても気になるけれどじゃあそれをあえて自分たちでやってやろう。
その覚悟で、この日、フィアットのディーラの商談テーブルにぼくはいました。
500Xの場合メーカOPはカラーしか決めるものがない。
付属品は別支払い予定なので見積もりに含まず。
なので一番高い標準仕様がこのお値段に近くなるはず。
税金やらが高すぎる(´;ω;`)ブワッ
納期は早ければ3月中。だけど4月を覚悟されたほうがいいですねってことらしい。
ざっくり2ヶ月くらいかな。
レネゲードのトレイルホークは最大半年とか言われていたのでそれを考えると納期でもフィアットはマシ。レネゲードに比べると受注生産箇所が少ないということもあるけどね。サンルーフなどが特別にあるわけではないから。
必要な書類をさくっと書いて、ローンの審査をさくっと通して、下取りの段取りを決めて、かれこれ数時間。
ご成約記念なのかワインもろうた。
普段アルコールは飲まない(というより緊急対応で呼びだされたら1時間以内に現場に行けることを目標としている職業なので、飲んでて運転できませんでしたは洒落にならない)のだけどクルマが来たら記念に飲もうと思う!
契約した、ということは逆を返せばエボと過ごせる残り時間もほぼ決まったということ。
それはそれで凄く寂しい。
今はエボとの残り時間をどのように充実したものにできるか、それを考えて過ごそうと思う。
その前に…
おまえ下取り車を雪道で廃車にすんなよ!と自分に言い聞かせたい(ぁ