ジムカーナ前にもっとやれることはなかろうか…頭を捻りました。
その情熱を仕事に1%でも回せれば、もっと違う会社員人生があったかもしれないけど、まぁそりゃ無理な話なので、とりあえずまずはクルマ。
とはいえ、チューニングパーツにお金を掛ける余裕もございません。
ならば手っ取り早く出来るのは軽量化ですね。
500Xは4WDになると公称1460kgになります。
今回のジムカーナには敵となるABARTH勢も多数出るようですが、たとえばABARTH500は1110kgなので350kgも重いわけです。
馬力はノーマル同士で30馬力くらいしか変わらないのにABARTH500に体重60kgの大人が4人乗った状態よりもまだ重いのだからどう考えても500Xいろいろ無理じゃね?と絶望しちゃうわけです、なのでカタログは見ないことにします。
いやいや、見なくても現実は非情です。
じゃああれだ、500は絶対軽いだろうけどパンダには勝てるんじゃね!?
そう思っていた時期が私にもありました。
パンダって1300kgくらいあると思っていましたが、1t弱です。
ロードスターかお前は…
4WDのパンダでも1130kgらしいです、なんでそんなに軽いのん??
まぁ小さいからってことに尽きるんでしょう。
500XはプラットホームからしてFIATのそれとは違うので、イタ車らしくない乗り味でもありそこがある種の魅力ではあるんだろうけど、FIAT同士で戦争する場合はこの車重がネックです。というか癌?
とりあえずできる軽量化で手っ取り早いところから始めます。
■軽量化1:ドライバーの体重
多分、これが一番ローコストでできる軽量化です。
ここ一週間減量を重ね、体重を45kg以下にしました、今朝の時点で43kg。
ぼくの体重は基本的に48kgより上になることがないのです。どんなに食べても太らないけど、3日ウィダーで過ごすと5kgは簡単に落ちる便利な体質なので学生の頃から競技前は減量します。
大人の平均体重はわかりませんが、男性なら60kgくらいあるんじゃないでしょうかね。この時点で15〜20kgのウェイトをこちらは減らせています。
■軽量化2:車体側
これはまぁ全車できるんで、あれですが500Xでも本気を見せよう。
10mmの六角ボルト2本外せば外れるエンジンヘッドカバー。
昔から思っているんだけど、これいらんよね?
今時のクルマは基本付いてます。遮音とエンジンルームの見た目、衝突時の歩行者保護とか色々な役割があるらしいけど、ぶっちゃけ外しても音はあんま変わんない気がするし、見た目は正直カバーがないほうがかっこよくね?
メカメカしい方が好きだけどなぁ…
とりあえずこれで数kgは軽くなります。測ってないけど、2、3kgはあるんじゃないかな。結構重い。
個人的にエンジンより上は重くしちゃダメだと思っている。
Race Chipも見やすくなった。誰も見ないけどね。
当然ラゲッジもすべて撤去。
トノカバーすら許可しない。現地で下ろせばいいんだけど天候不明だし、雨の場合は積んで走らなきゃいけない、それはやりたくない。別に荷物積んで帰ることもないしね?
本当は後部座席も撤去したかったんだけどその時間がなかった。あと助手席も。
助手席は電動だし滅茶苦茶重そう。たぶんシートだけで20kgくらい落とせるんじゃないかと思う、エボのレカロだってレールを合わせればそれくらいの重量にはなっていたし。まぁローン払い終わったらサーキット仕様にしてもいいかもしれない(ぉ
そんなことをやっていたらもう夜です。
大慌てで実家を目指す。
外環道まったりペースの燃費で18km/Lくらい行った模様。
道中で4000km
ちょっと飛ばし気味ではあったので最終的に燃費は落ちたけど、高速主体で15km/L
チャイルドシートもおろしていつもより20kg以上は軽量化できたはずなんだけど、家族全員でエアコン全開ででかけるのと然程燃費に違いがございません。あんま軽量化は燃費に影響がないのかな??
ただハンドリングや走行面ではかなり違いが出ます。
跳ねます、滅茶苦茶跳ねる。
軽さは感じるけれど高速時のどしっとした安定感は消えました。
軽量化の代償ですね、長距離は多少の重さがあったほうが楽かもしれない。
簡単にできる軽量化ですが、割りと違いは出てくるので面白かったなぁ。
これで明日のイベントに挑みます!!