経緯はここから
売却できるか、否か
残債を返済せねばならないさだめ
諸事情あるとはいえ、3008を手放すにしても切実な問題として残債があるのです。
今や3008は庶民に手が届かない高級SUV化しちゃいましたが、当時はファーストクラスパッケージを装着しても450万円くらいで買えたのです、お買い得!
プジョーお得意の決算時期になると一気に30万円引きみたいなやつは、0金利を利用しながらなんだかんだ400万円くらいで買った記憶がありますが、それでも400万円を現金一括で買えるような生活はしていないので残価設定で60回だったかな?そんなんで購入した記憶があります。
お前みたいな、カスタム前提&過走行野郎が残価設定使うなよ!って話はさておき。
まー、とにかく今日現在でも200万円の残債がありました。
売却となれば、この残債を一括で返済し、所有権を手放す必要がありますが…
4年落ちのプジョーのSUVにそんな価値があるの??と思ったときに、オンライン査定をしたらね。
これを見たら売ってもいいんじゃね?という気にはなる(何
オンライン査定はカラーや走行距離を入力する項目があるため、「さすがにいい加減な数字ではないだろう」と思いました。
もちろん、傷や難癖つけられて概算価格より下がるのはありますが、事故もなければ距離数(11万km)の割には綺麗なクルマなので大きく下がることはなく、「160万前後かな?」と思っていました。
仮に160万円つけば、残債は40万円まで減るので、それであれば手持ちの現金でどうにかできるなと踏んで、現実的に売却目途が経ったこともあるので実際の査定を依頼することにしました。
MOTAを使ってみた
1社1社査定を申し込むとどうなるか?
鬼電が来る(何
深夜に申し込んで、翌朝は仕事中にに怒涛の電話ラッシュwwww
出ないとショートメッセージで煽りがくる、もうこれ実質ストーカーだろ(ぉ
折り返してもつながらない番号とかもあり、とにかく対応が大変。
なので、MOTAなるものを使ってみた。
これも結局最後は電話が来るんだけど、オンライン査定の段階で高値をつけた上位3社まで買取店を絞った上で連絡が来るようにしてくれるもの。なので効率よく査定がお願いできますよってやつ。
で、申し込んで翌々日?だったかの18時くらいに高値をつけた3社が見れる。
180万円とは(何
1位から3位の会社、差がありすぎだろw
あと概算の180万円はどこ行ったwwww
最高値の会社
最初に電話がかかってきたのが第一位の会社。
この会社は再度、電話で詳細をヒアリングしてきて、改めて電話で査定額を伝え、それで了承したら店舗で現車確認を行うというもの。
社名はどこかで聞いたことがあるなーと思いつつ、調べてみたらどうもそれなりに減額交渉をしてくる会社のようで厄介総だった(何
自分も昔は査定の資格は持っていたので、「そりゃそうだろ」なんですが…電話で詳細をヒアリングしても、そこで本当のことを言っているとも限らないし、実際に現車確認したら傷だらけとか、申告されていない不具合が見つかることは多々あります。
そりゃそうだ、売る方は少しでも高く売りたいんだから、不都合な真実を話すわけがないw
なので、最初から店でやったほうが二度手間にならんでよくね?とも思うんだけど。。
当たり前のように買い取り希望金額を聞かれたので「残債が200あってオンライン査定の段階で180て出たのでそれくらいなら差額はすぐに払えるから売りますよ」と伝えました。
180なんて出ないとわかっていても、かなり高額希望を伝え、残債があるから希望額に達しなければそのまま乗り続けるといえば、変に買取店に絡まれることもないですし、逆にその額がつけば売ればいいだけなのでそう伝えるのが吉です。そもそも、残債がどれだけ残っているかは、書面を交わさなきゃ相手は調査もできないので、仮に残債がなくても新しめのクルマであればそう告げることで断りやすくなります。
残債返せなきゃ所有権解除できないし、相手が困るしねw
話をもどして…その希望金額を告げたら意気揚々と「3008は人気車種だからいけます!」と言っていましたが、MOTAの時点で125万円がMAXなのに、どこからのこり55万円を引っ張ってくるんだというお気持ちしかないのですw
電話が終わり、概算出してから折り返すと言われ、10分くらいで返事がきました。
「80万円ですね!」
ありがっとぅううう!!現実が見えた(何
二番目の会社
実のところ、この話をする1か月くらい前に、乗り換えを考えて新車ディーラーで査定をしてもらっており、その際は70万円といわれていたのです。
なので、最初から180万円はまったく期待していなかったんですが、「距離まで入力させたのだから、オークション相場的にそれくらいいくのか?」と思った自分もいたりします。
ただ、1社目で現実は見えたので、それを踏まえたラインで「いくらまでなら残債を返済しきれるのか」をまず考えました。
一応、3008を手放して、安いクルマに乗り換えるプランは進めていたので、そのクルマの頭金として用意した金額と、3008の残債返済用に確保したお金を合わせれば100万円くらいであれば一括で払えるとわかり、売却額の現実ラインは100万円…それ以下であればさすがに厳しいと設定しました。
それを踏まえての2社目!
1社目と電話を終えた、18時すぎだっていうのに「これから見に行きます!」と大雨の中、査定に来ました…やる気満々!たぶんノルマがきつい(何
1社目で現実的な金額はみえていたし、こちらも面倒なやりとりをするつもりもないので(外が寒いし、おなかも減っていたので)あらかじめ「1社目で80万円といわれた、自分も元自動車販売店の営業(なんならプジョーw)だったので現実的なラインはわかっているつもりなので、面倒な駆け引きをするつもりもない。なので小細工は不要なので、正直ベースで行きましょう」と面倒なのか、やりやすいのかよくわからない客状態で臨ませてもらいましたw
このプジョー3008の価格が180万円という概算から大きく外れた理由が「走行距離」にありました。
2社目の方曰く「オークションで10万kmを超えた3008は数台しかなく、出ていても誰も買い手がつかずに流れてしまっている。それなのに11万kmとなれば、いくらで売れるのか予想もつかない」という話でした。
なので180万円が最初に出たのは、データにない走行距離だったので、平均的な買い取り額で出してきたのではないかと…そういう意味ではディーラーや1社目が出した80万円というラインは買取店がリスクを負わずに買い取れるぎりぎりのラインで、80でもかなり頑張った方ではないかと言っていました。
1社目は買取専門店なので、買取した車両をオークションに流して利益を出すタイプなので、そもそもオークションで流れる可能性があるクルマを高く買い取るのは無理だろうと…で、この2社目は買取も行うが、自社で販売もしていることもあり、1社目よりは高値が出せるということでしたが、それでも最初の金額は85万円提示でした。
先の話に戻ると、オークションで8万km台の車両が110万円なので、11万km走った車両でMOTAのトップに出ていた125万円なんて金額はありえないとw
なので、残債が200ということを考えても乗り続けた方がいいですと提案までいただきましたが、最後の最後で頑張って出してくれた金額が…
OK、君に決めた(何
3社目、話題の某B社(何
一括で返済できるぎりぎりラインの100万円になったので、この2社目にお願いすることは99%決まっていました…なにせ3社目「77万円~」の会社は、あの悪評高い某B社だったので(何
自分もなんだかんだ、この業界で生きていたこともある人なので、昔からの悪評は知っていましたし、ここ数年でもいろいろと事件も起きているところ…おまけに2社目より低い金額なので査定に出す意味もなく、なんなら査定に出してタイヤに穴でもあけられたり、壊されたりしたらどうしようくらいに思ってました(ぉ
ちょうど2社目の査定が終わったときに電話が来たので、もう無駄だなとも思いつつ「2社目が100万円つけたが?」と伝えたところ、「100万?うちはもっと高値をつけられるから見せてくれ」と言われました、典型的な営業トーク!絶対無理でしょw
電話のあと、2社目の査定にきた方に「3社目ってどこです?」「B社っすね」と話したら「自分、そのB社出身ですw」とw
B社ふくめ、当然営業トークとして高値をつけるとはいうけれど、B社が業界最安値をつけることは有名で正直なところ時間の無駄ではありましたが、ちょうど用事があってそのお店の近場に行くのでついでに寄ってみることにした次第。
まさか、タイヤに穴をあけられたりはせんだろう(何
翌日、雨の中をお店に向かい、30分の査定で提示された額は60万円wwww
ディーラーの下取り査定より低い、さすがは話題の会社、期待を裏切らない!
売却
というわけで、当初の予定通りに2社目の会社に売却を決めました。
逆に、中古車バブルも終わっているタイミングで、ここから先はさらに高値を期待するのは無理だろうという事情もあるので、過走行のプジョーを手放すにはラストチャンスだったかもしれません。
別な考えとしては、乗り続ける選択もあったかなと。
ただ、昔ほど乗らなくなったクルマに毎月5万円の支出は大きすぎるんです(´;ω;`)
それだけあればバイク買い増す(違
サイズ的にもこのサイズはちょっと無駄です…小さいクルマでもいいなと。
3社目の査定が終わったあとに、隣の県まで行って、その前日も車両を確認させてもらったクルマの契約をしてきました(その話はまた別途)。
4年で115,645km!「いい殺し、GO!」となかなかのゴロの良さ(何
本当になんの不満もなく、最後までよく走ってくれたクルマでした。
2016年登場とは思えないほど、今でも全然通用するインテリア&エクステリア…
現行プジョーのすべての基礎となるデザインコンセプトを採用した初のモデルで、ある意味この世代の3008/5008から流れが変わり実用的かつオシャレで先進的なフランス車になったと思っています。
国産車と較べても不便なく使えるユーティリティは、それまでのプジョーにはなく、何かを犠牲にしたうえでオシャレなフレンチコンパクトカーに乗れたというところがありましたが、この世代からあとのプジョーはそこまで我慢しなくてもよかったのです。
何よりもフランス車は壊れるという話も、この3008には特に出ませんでした。
周りを見ればアドブルー系のトラブルなどはあったりもしたようですが、このブログの読者の方にはおわかりのように自分の場合は、一度高速道路でアクセルが反応しなくなったことだけで、それは後付けのスロコンが悪さをしていたことがわかっているので、そういう意味ではノントラブルで11万kmを走ったのです。
最期の最期まで高速道路を走ればリッター20kmは超える燃費も維持されていましたし、ボディのへたりもほぼ感じませんでした。
耐久性や信頼性は実証したと思っているので、ぜひこの世代の3008を買う人は安心して乗ってほしいと思いますね。
お別れの時です。
買取契約書にもサインをして…
4年間、おつかれでした!!
で…
で・・・だ。
次のクルマも同日に契約したんです(何
次はおとなしく日産?のコンパクトカー…
こいつです。