FCAだからじゃないですかね?
いや、身も蓋もない話だけどぶっちゃけフォードだってそれなりにうまくやれば売れる要素はあったと思うし、アメ車は嫌いだと言い続けているぼくだけどカテゴリとして嫌いなだけで車単独で見れば割りと好みなものは多かったりする。ジープやマスタングはかなり好きだ。
Mustang Chronicle 2 (2) (NEKO MOOK 1031)
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エンジンがダウンサイジングされようが、あのアメ車独特の雰囲気はいい。
好き勝手なことを書かせてもらうと、アメ車もといフォードの失敗は単純にブランディングが駄目だったんじゃないかと思う。日本人はブランド信仰が強いし、ジープはジープというブランド、イメージが一発で浮かぶ。
2000年代に突入しもう17年が過ぎたのに、ジープのこの一発でジープと分かる変わらない顔つきは実にわかりやすくていいよね!SUVというカテゴリに入るのか?というのは置いておいて、車庫に入るならラングラーはかなり欲しかった。
燃費が極悪だろうが、都内で取り回せる実用性がないと言われようが、こいつで意味もなく山道や海岸沿いを走ると最高に乙いと思うのだよねー。そのサイズが不便過ぎるし、価格帯も我が家には合わないというところで見ると次点でレネゲードが来る。
FCAがFIATとJEEPの共通プラットフォームを採用するモデルとして最初に送り込んできたこいつはかなり魅力的。価格も国産車よりは高いとはいえ300万円前半でジープが手に入るし、サイズ的にも日本の道路事情で扱いやすい。FIATと共通とはいえ500Xとは明確にキャラわけされているし、ちゃんとジープの雰囲気を出している。顔つきだって他のジープ兄弟の一員だと一発で分かる。遊び心あふれるレネゲードに組み込まれる小細工はちと過剰過ぎる気がしないでもないけれど、そこも含めて「あゝジープ」となれる。FCAはそこも含めてうまい戦略を取れたんだろう。
ニューモデル速報 インポート Vol.45 最新フィアット500のすべて
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先の東洋経済の記事だとFIATは国内4車種と書いてあるけれど、それは500Cも含めてなんだろうけど、実質的には500、パンダ、500Xの3車種で戦っている。本国には巨大なモデルもあるけれど国内はFIATは小型車のイメージを貫く為なのか導入していない。それでも一定の販売台数を出す。FCAとしては多ブランド戦略が取れるので大型車が欲しいならJEEPかクライスラーへ、高級車が欲しいならアルファロメオかアバルトへ、小型車が欲しいならFIATへとブランドの持つイメージを最大限に活かして戦っているようにも思えますね。それでもドイツ車には販売台数で余裕で敵いませんが(ぉ
フォードといえば量産自動車の元祖みたいなもので、そういう意味ではFIATに近いところはあると思うのだけど、自分のとこの強みというかブランド・イメージを日本で作れなかったのが敗因なんだろうなぁとやっぱり何度考えてもそう思う。
ニューモデル速報 インポート Vol.52 フォード・フォーカスのすべて
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車が好きな人間にも受け入れられることは必要だろうけど、ブランド戦略として車にあまり詳しくない層にどうアピールするかだと思いますね。ドイツ勢はそのへんがすごい上手だし、お求めやすい路線でかつ輸入車で自尊心も掻き立てられるという意味でのVWから、ピンきりなのに全部高級車扱いされるBMWやアウディやメルセデスもいい意味で日本人が如何にも好きそう。フォードがどういう路線で売り出せばよかったのかは今となっても昔でもよくわからないけど、信頼性とかその辺で売るしかなかったのかなぁ…ラリーでは強かったし、耐久性アピールと低価格路線でいければよかった気がしないでもない。
そんなこんなでハヤブサ通勤の帰路。
四輪駐車場も日曜・祝日は12時間で1000円なのだけど、バイクは10時間で600円ほどでした。そう考えると車で着てもよかったかなぁとは思いつつ。ちょっとハプニングがありつつも駐輪場を脱出…まぁこの辺はそのうち(´;ω;`)ブワッ
下道をまったり進める身体でもないので首都高にさくっと乗り、蒲田を目指す。
あっさりしたラーメンが食べたくって蒲田まで着てしまった…おもいっきり道を間違えて商店街を押しながら歩いたり老体にかなりムチを売ってしまった感がすごい。
お茶漬けにもデキます的なラーメンは求めていたあっさりした味で美味!ただご飯はお茶漬けにしないで刺し身を載っけた状態で普通に食べたほうが好みだった。次回は茶漬けにしないで普通に食べよう。
バイクに乗ると無性にラーメンが食べたくなるのはなんでだろう。寒いから暖かいものが欲しくなる?
今朝出勤後に読んでいたMOTO NAVIが理由な気がしないでもないw
ブルターレでラーメンを食べに行きましょう!いやいや、ぼくのブルターレはもうないけれどね(´;ω;`)ブワッ
ブルターレで関西まで行こうとはどうしても思えなかった。
最長移動距離はこのときの名古屋かな。真夏に名古屋までアグスタで行くというのは割りと挑戦的で気温40℃の中、渋滞にはまったときは人間もブルターレも限界かと思った。けど壊れなかった。何度でも書きたいけれど、アグスタはそこまでプアじゃない。
けれど長距離を移動することだけを考えれば、2台持ちだった当時あえてブルターレを使う理由もなかったんだよね。移動だけを考えればハヤブサほど楽なバイクはないわけだし。ブルターレは近場を走ったり、せいぜい100km程度でいける場所で楽しみ、あとは停めて写真を撮ったり眺めたりするのが似合っている。盆栽バイクではないけれど、やっぱりMVアグスタというブランドはそういうところもある。
逆にとにかく走りたくなる、遠くへ行きたくなるのはハヤブサだ。
”会社帰りに九州に寄れる”がハヤブサの開発コンセプト(嘘ですw)。
東京から鹿児島も1500kmしかないので土日が休みの人であればプレミアムフライデーで行って月曜そのままバイク出勤も可能なわけです。羨ましいね。500km程度乗らないとハヤブサは乗ったことにならないほど短距離がつまらないバイク。むしろ交通費さえ出るならば毎日大阪まで通勤してもいいくらいに高速巡航が楽しい。逆を言えば下道の短距離走行はこいつの性能を持て余す。だから下道では低排気量のブルターレみたいな軽快なバイクが欲しくなる。
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本当はセローみたいなバイクがBCP対策として相応しいんだろうな…どんなときでも出勤するので社用車にセロー入れてくれないかなぁ…輸入バイクしか会社で認められないならKTMとかでいいっす。
でもKTMだと1290SDRとか買っちゃって結局BCPにはなんないので駄目ですね。
帰宅後すぐに風呂に入って身体を温めたけど、寝起きは左半身がぜんぜん力入らないorz...どうしちゃったんだろうなこのぽんこつボディ。。。人間もパーツ交換でさくっと治るくらいになってくれりゃいいんだけど不便なものです。