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今更!?需要もないだろうステルヴィオ クアドリフォリオのSUVとしての機能確認!

アルファロメオ ステルヴィオ クアドリフォリオ。日本では2018年7月にファーストエディションが販売されており、6年選手。既に次期モデルの噂もあり、PHEVを搭載しないアルファロメオの純内燃機関としては最後のSUVになりそうだ。

過激さを求めたSUV

アルファロメオがその歴史の中ではじめて出したSUVがステルヴィオだった。日本では2018年夏頃に発売され、当時から「走りがいいSUV」として話題になった。なにせ、ガソリンモデルは280馬力のAWDターボ、その0-100km/hの欧州参考値は以前自分が乗っていたメガーヌR.S.よりも速い。

 

馬力は大して変わらず、重量は400kgもメガーヌより重いにも関わらず加速はなかなかいい。それだけでなくハンドリングにも定評があった。

 

2018年10月、ファーストエディションから遅れること数ヶ月後には、最強グレード「クアドリフォリオ」が追加される。

 

既に2017年から販売されていた同じジョルジオ・プラットフォームを使うセダンのジュリアには存在し、当時は試乗車殺しの都市伝説があり、試乗NGとまで言われたその暴れ馬に積まれる690T型2.9リッターV型6気筒ツインターボをまさかのSUVに積んできた。

 

しかも、話を聞けばよくある通常車にスポーティーなエンジンを積んでモデルとは違い、このジョルジオ・プラットフォームを使うジュリア・ステルヴィオの2台は「クアドリフォリオ」がまず先に企画され、その後にガソリンとディーゼルを作るという逆の手法が取られたそうだ。

 

こうすることで最初から超高性能エンジンに耐えうる骨格を与えられた通常モデルは、当然ながらそのハンドリングがよくなるのは必然だった。

 

しかし、実際問題…ステルヴィオ自体はアルファロメオの中ではどうかはわからないが、SUV全体で見ると…これを読んでいる人も察している通り全然走ってない。

 

ステルヴィオを買うと決めたときから、かなり意識して探すようにしていたが1ヶ月で2台しか見なかった。アバルト124スパイダーのほうがまだ見かける。

アバルト124スパイダーの日本での販売台数は2,000台弱。それよりも見かけない実用車ってどうなの?

ただでさえ見かけないSUVなのに、その高性能モデルのクアドリフォリオとなればシーラカンスを探すより難しい。おそらく、アルファロメオ系のイベントにでも顔を出さないと見つからない。

 

一度、大昔に「クアドリフォリオだ!」と思ったステルヴィオに遭遇したが、ボンネットにダクトのない、四葉のエンブレムをつけたガソリンかディーゼルのモデルだった。

売れていない理由は、買えばわかる

アドリフォリオの新車価格は2019年モデルでおよそ1,100万円。アルファロメオが出した超高級SUV。

既にオーナーなので、もう言いたいことを言わせてもらうね?(´;ω;`)

 

このSUVを1,100万円で買おうとは思えない(ぉ

 

自分は中古の5年落ちを600万円で買った。5年で半額か?と嘆く人もいるかもしれないけれど、これはGT-Rでもなんでもない、輸入車の5年後の価格がこの程度ならむしろすごい健闘したほうだとさえ思う。

 

当時、ステルヴィオ ファーストエディションは700万円近い金額だった。おそらくコミコミなら700万円を超えていたが、今でこそどんな輸入車もエントリーモデルでも500〜700万円くらいの価格帯なので特別高いというわけではないにせよ、2019年に自分はプジョー3008を430万円ほどで購入しているため、どうしてもそことの比較をしてしまう。

 

3008を検討するにあたり、ステルヴィオはそもそも候補にすらならなかった理由が、このバカ高いことと装備の貧弱さにあった。今の3008はかなり高価格帯になってしまったけれど、2019年時点ではディーラーの値引きも大きく、ディーゼルでサンルーフまでつけたって500万円に届かず、必要な装備はすべて揃っていた。

 

そことの比較だと、ステルヴィオは2015年前後の機能と装備しか持っていないという印象が強かった。

 

2019年には3008が標準で持っていた「LEDヘッドライト」、「デジタルサイドミラー(死角を確認するやつ)、「360度カメラ」、「タッチパネル式ディスプレイオーディオ」、「レーンキープアシスト」etc...大きなところではこれらの装備はこの時代のステルヴィオには付いていない。LEDヘッドライトは日本では2023年モデルからの採用だったし、12インチ弱の液晶がタッチパネルになったのは2020年の中期型以降から。

 

自分の乗る初期型はこれらの快適装備がかなりしょぼい。

 

もちろん、それがすべてではないよってわかっているし、クアドリフォリオの価値がそこにないことも理解しているけれど、クアドリフォリオとはいえSUVなのだから、SUVとしての使い勝手や機能面を今日は見ていこうって話。

 

前置きが長いのはいつものこと。

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ステルヴィオ、バッテリー周りをチェックする

この写真だけでも、ノーマルのクアドリフォリオとちょっと違うことがわかる人にはわかるはず。

ステルヴィオ クアドリフォリオ、今回のクルマはさすがに車体本体にお金がかかりすぎたので「原則ノーマル」を貫くと決めていますが、とはいえ小物はちょこちょこいじります(何

 

蟻特急で買ったカーボン系のパーツをステアリング、エアコンパネル、吹き出し口、シフトレバー周辺に貼り付けました。なんでか、この辺だけチープなのです、ステルヴィオ。

 

安定の蟻クオリティを発揮され、ステルヴィオ用であるにも関わらずサイズが合わなかったり、なんだかんだ3割くらい無駄になった小物はあるものの、まぁ元々の金額が安いので気にしないことにしましょう…中華サイトはそんなもん。

 

納車直後にやったことでは電装系カテゴリに入ることをちょこちょこと。

 

今日はそのご紹介をば。

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途轍もなく速いが、刺激は如何に?

走りに全振りしたSUV

ステルヴィオで踏みつぶせそうな124スパイダー…全長はカタログ値でおよそ400mm違う

納車したステルヴィオを駐車場に収めるため、およそ一ヵ月もの間、わが物顔でメインカーの駐車場を占拠していたアバルト124スパイダーはもとの狭苦しい駐車場に戻されることになる(´;ω;`)

 

ステルヴィオをおよそ40kmほど運転し、アバルトに乗り換える。

 

普通なら510馬力の、ほぼスーパーカーのエンジンを積むクルマから1.4リッターターボのクルマに乗り換えたら物足りなさがでてくるだろうと予想したけれど、ところがどっこい124スパイダーのエンジンをかけた瞬間に「これだよ!これ!」って気持ちになる。

 

ドライバーの着座位置はとにかく低く、すっと手を伸ばした先にATのシフトレバーはあり、みている景色はステルヴィオのそれとはまったくことなる。純正OPのレコルトモンッツアの爆音は「いかにも」な体験をドライバーに与える。

 

タイヤが1回転するだけで、124スパイダーはすでに楽しい。

SUVとして高めの着座位置。ジュリア用には社外のシートレールがあるそうだけどステルヴィオにはないのでシート交換は難しいか?

それに対して真逆の全高もシートポジションも高いステルヴィオ。

 

夜になって走りにでかけた。ホームコース?を走ってアバルトとの違いを確かめたかったし、まだ全開まで踏めていないエンジンを堪能したかった。

その前に、エアクリを交換した。

BMCの純正交換型のエアクリで、K&Nのそれよりは安かった。

面積がそれなりにあるためか安いと言ってもBMCもそこそこいいお値段がする。これでどう変化があるのか?正直なところ、今までのクルマで一番変化がわからない(何

 

510馬力・600Nmという圧倒的なパワーとトルクのためか、それとも各種制御のせいか、とにかく確実にパワーもあがるんだろうけれど数%のUPはこのクラスのパワーになると最早誤差なのかもしれない。

ステアリングにはカーボンシートを貼った

納車後、自宅までは渋滞の道を走ったためそのエンジンの特性をすべて理解することは難しいものとなり、思いのほか静かで刺激は薄いと感じた。それは物足りないのではなく、単にクルマとしての完成度が高いということなのかもしれない(SUVとしてみると物足りないところは…あるけれど?)。

 

いつものテストコースを走りに出ると、すぐにステルヴィオの恐ろしさを体験した。

 

着座位置の高さから来るスピード感のなさで、気が付くとスピードメーターの針はとんでもない位置を指している。そのときでも車内はいたって静かで同乗者との会話が余裕で成立する。

 

景色が流れる速度が速いことを異様に思った同乗者が「スピード出しすぎじゃない?」と言って、「お、そうか」とアクセルを緩めるレベルだった。

 

しかも、これでまだDNAのモードは「A」、いわゆるエコな状態だ。

STELVIO(ステルヴィオ)| SUV | ALFA ROMEO(アルファ ロメオ)

そんなエコなモードですらべらぼうに速い…慣れてきた頃に、「N」も「D」も飛ばしていきなり「RACE」に入れちゃうのが自分の悪いところなんだけど、とにかくRACEにし、マニュアルモードに切り替えてアクセルを踏むと、ドンッ!と身体がシートに押し付けられ、車体が大きくリアに沈み込みロケットのような加速をする。

 

車内は一瞬騒がしく感じるけれど、それでも124スパイダーのアイドリングよりも静かに聞こえるし、FRベースのAWDでも特にリアタイヤ主体で動くクルマらしくリアを沈めながら加速する。

 

排気音もそうだけど、何よりそれだけのパワーとトルクで加速するのにまったく恐ろしくない、恐ろしいのは気が付くととんでもない速度が出ていたというその事実に対して感じること。それだけ車体が安定している。1,900kgの車重や、なんだかんだ不安定な状況になるまえにフロントにもトルク配分されるQ4システムの恩恵もあったりするのかもしれない。

前後異径でリアのサイズは285/40R20。これだけ太けりゃトラクションもかかるでしょう

ジュリアは危うさを感じるそうだけど、ステルヴィオはさすがにその辺はAWDのSUVってこともあるのか、危うさは感じられない。ただただ気が付けば速い、それだけ。

 

おまけによく曲がる。びっくりするくらいにひらひらと動く。

 

1,900kg、全長4,700mm、全幅1,955mmととても小型とは言えない車体がアバルト124スパイダーと変わらないか、なんならそれよりも軽く動くように感じる。物理法則から言えばそれはありえないことなんだろうけど、手足のように動く。

 

車高が高く、目線も高い位置にあるのに、意のままに動くからハンドリングはべたべたに低いスポーツカーのようでそこが意識とのズレになる。ハイエース並の目線の高さで、動きはGR86と言ったら誰がどう考えても「異変だ!」と逃げ出すレベルなんだけど、それが実現されている。

 

ハンドリングがよいからそう感じるんだろうけど、ステアリングギア比12:1というランエボよりもクイックどころか、SUVでそんなギア比採用しねーよっていうありえないほどクイックで遊びの少ないステアリングと、リアタイヤのトルクベクタリングも影響しているのか、とにかくSUVをドライブしている感覚はない。

 

コーナーリング性能だって、広めのワインディングだったら124スパイダーを凌駕するし、ハンドリングもスパイダーよりも気持ちがよかったりする。

それらの動きを支える強靭なブレーキシステム、これがまたいい。

エンジンパワーが出ていようが、結局のところそれを地面に伝え、そしてちゃんとした制動力が得られなければ恐ろしいだけのクルマになる。ステルヴィオはその辺のバランスがよく、ブレーキシステムが強靭で高速域でのコントロール性も悪くない。

 

ブレーキ・バイ・ワイヤーなのでオーソドックスな油圧システムとは踏んだときの感覚が違うのだろうか?と思ったけれど全然違和感はなかった。

 

低速もそこまで扱いづらいとは自分は思わないけれど、サイズ的にも高速域で正確にコントロールすることに向いていそうとは思う。

 

「走る」、「曲がる」、「止まる」の3つに関しては何の不満もない。この図体で124スパイダーを操るように操れてしまうこと自体がもうとんでもないことなんだと思う。

 

乗り心地だってうちの家族は「すごくいい」と絶賛している(スポーツカーばっかなのでそう感じているだけか?w)し、ビルシュタインを入れて乗り心地がかなりよくなったメガーヌよりもずっと乗り心地はいい。

 

RACEモードにしたときははっきりと硬くなるが、逆にあの走りをふわふわな足でやろうとしたらすぐに横転してしまう。家族を乗せるときは「A」か「N」で走り、ひとりで乗るときは「RACE」で思いっきり日頃のうっ憤を吐き出せばいいと思うんだ。。。

なんだかんだエンジンが主役

フェラーリのF154系エンジンから2気筒とった690Tエンジン。初期型ステルヴィオ クアドリフォリオの広報車のナンバー「690」はこのエンジン形式から来ているのかもしれない。

イタリア車はエンジンがすべてだと思っている。そもそも、ステルヴィオを買ったのはクアドリフォリオに搭載される690Tエンジンに惚れたからだ。

 

EVだのPHEVだの世の中は当たり前のように低燃費、環境にやさしい、それを求め、当然ファミリー層に需要があるSUVではほかのジャンルよりも盛んにそれらが取り込まれる。統計を見たわけではないけれどハイブリッドやPHEVのほとんどはSUVに組み込まれているように思うし、燃費とSUVの使い勝手の両立が望まれているのは明白。

 

ステルヴィオ、もといクアドリフォリオはそれらのSUVに対するアンチテーゼであり、エコへのレジスタンスを貫く。ガソリンエンジンがこのまま消えていくとは思えないけれど、それでもハイパワーエンジンは淘汰される宿命から逃れられない。ならば消滅する前にそれらのエンジンを味わいたいと思うのがクルマ好きじゃなかろうか??

 

フェラーリはとても買えない、だからアルファロメオで我慢するという意味ではなく、あえて自分はアルファロメオを選んでいるのだけれど納車してすぐにその選択が間違いでないことはこの690Tエンジンによってはっきりした。

 

いくら音量が物足りなかろうが、かすかに聞こえるV6サウンドは日産のスポーツカーに積まれるそれや、レクサス系ともはっきり違う、高揚感のある、フェラーリを親戚に持つエンジンであることをしっかり伝えてくれる。

 

アルファロメオはかつての官能全振りエンジン「ブッソーネV6」を最後に完全自社開発のエンジンをやめている。

 

クアドリフォリオのエンジンもステランティスグループのイタリアにある工場で生産されたものだが、それでもパワーとトルクを両立させながら「官能」もしっかり意識されていることが伝わってくる。

 

ベースとなったエンジンはフェラーリのターボモデル、カリフォルニアTやポルトフィーノに搭載されたF154 3,855ccのV8ターボエンジンをベースにしている。元々がV8のため90°バンクというV6ではなかなか珍しい(と思う)レイアウトを採用しているが、フェラーリ用のF154系エンジンとは違い、タービンはツインスクロールからシングルスクロール化され、おまけ程度の燃費を稼ぐためにアイドリングストップや低負荷時の気筒休止システムを搭載するなどフェラーリ系とも差別化される。

ターボエンジンながら高回転までスムーズに回り、その過程はまさに官能

これだけの高出力エンジンながら大昔のホンダが出した自然吸気エンジンに低速トルクを爆載せしたみたいに下から上までまったくストレスなく駆け上がる。

 

その過程があまりにスムーズだから怖さを感じずに、平気で恐ろしい速度が出てしまっているのだけれどそれくらいターボであることを感じない。

 

トルクも600Nmを2,000回転弱で出してしまうのでほぼディーゼルエンジンだ。前のブログでクリープが強いと書いた気がするけれど、アイドリングの時点でとんでもないトルクが出ているエンジンなので低速トルクに不満がでるはずがない。

 

そしてRACEモードのようにマフラーのバルブを開放させるモードにすれば気持ちの良いV6サウンドがかすかに車内に入る。このときは音楽をミュートにして全力でステルヴィオが奏でる音を聞き、アクセルペダルから伝わる至高のV6エンジンのフィーリングを味わうのだ。

あまりに普通に見えるSUV

駐車場に転がしておいてもメガーヌやアバルトほど注目されないのがいい。

遠目に見れば普通のSUV、そんなものに誰も興味を持たない

たまに「あれ?」と思った人が近づいてくるくらいで基本的には誰も興味を示さない、特に大黒のような場所ではw

 

そもそも、ステルヴィオ自体がマニアックなのに、V6ツインターボモデルがあることを知っている人もそこまでは多くないと思う…少なくとも週に何度も足を運ぶ大黒でステルヴィオ クアドリフォリオに出会ったことはない。全体を含めてみても、ステルヴィオ自体に遭遇することが稀なので、まさに四つ葉のクローバーを探すレベルの希少車のはずだ。

 

リコール情報を見ても、クアドリフォリオは200台も売れてないんじゃないかと思われる…そもそも、アルファロメオの高性能モデルを買うような人はジュリアを選びそうなものだし、そう考えてもステルヴィオでクアドリフォリオは希少という名の不人気車じゃなかろうかと思うんだよね・・・まぁオーナーなんで好き勝手言わせてw

 

でも、そういうクルマが好きなら間違いなくステルヴィオ クアドリフォリオはいい。

さりげなく凄みを主張するオーバーフェンダー。標準車に対するプラス50mmの幅はここにある。

別にスタイリングで選んでいないし、見た目だけならプジョーのほうがずっと好きなんだけど、それでも乗っているとどんどんステルヴィオのエクステリアが好きになってしまう不思議な魅力がある。

 

ただ、車高の高さというかフェンダーの隙間はかなり気になる。

走りは抜群にいいんだけど、車高の高さだけは気に入らないから、今回はノーマルで乗ろうと思っているけれど、ごめんねダウンサスだけは入れさせて(´;ω;`)

 

見た目がNGなのもそうだけど、乗り降りが純粋に大変で140cmのうちの子供だってシートにつかまりながら後部座席に乗り込んでいるし、自分もシートから降りるときに足が地面に届かない。

 

この高さでも、とんでもない走行性能の高さが出ているので問題はないが、絶対に低い方がカッコいい。

 

SUVで車高を下げるのはナンセンスっていう人もたまに見るけど、別にSUVってクロカンじゃないしね?自分はSUVで車高が低いのは大好きだ。そもそも、ひとさまの癖に口を出してくること自体がナンセンスだし、あんた誰よ?っていつも思うw

シリコンオフのショート缶が入るクリアランス!500馬力オーバーのそれじゃない。

こぶし1個でも空きすぎと言われるスペースに、こぶし1.5個は余裕で入る。さすがにこれは見た目が悪い…ボディが浮いているようにさえ見える。

 

既にとなるショップにダウンサスの発注と作業依頼は済ませているのである。

 

納期がそれなりにかかるけれど、夏前には車高が下がると思われる。

気になる燃費!

クアドリフォリオを買うような層が燃費を気にするのか?という疑問はあれど、自分はこっぱ小市民なので当然燃費を気にする…え?アウトランダーPHEVを最初から買えよって?それは違うんだよなぁ(ぉ

 

小市民目線で燃費もちゃんと書くけれど…

Raceモードを多用しつつ、あとは「A」で走り、130km程度の走行で平均燃費は8km/Lを下回った。これがいいのかわるいのか…

割と乱暴めに125km走っての平均燃費は8km/Lを下回るくらい。

 

アバルトはどんな無茶しても10km/Lを割ることはないから悪いと言えば悪いんだけど、1,150kgにほぼ200馬力のアバルトと、1,900kgで510馬力も出すステルヴィオの燃費が10km/Lも変わらないなら、実はステルヴィオも燃費いいんじゃね?と思ってしまう。

 

後日、おもいっきりエコランを意識してみた。

DNAは「A」モード、コースティングと気筒休止を意識した走りをすれば燃費はここまでよくなった。

するとどうだろう、燃費は12km/Lを超えた。

 

この日は数百km走り、トータル燃費が11km/L弱だったのでなんだかんだアバルト124スパイダーで先日3日間走り回ったときと大差なかった(そのときのスパイダーの燃費は12.1km/Lだった)。

 

ただし、今回のステルヴィオでの燃費は全行程の9割が高速道路だったというのもある。下道でストップ&ゴーが増えれば、そこまで大排気量とは言えない2.9Lエンジンとはいえアイドリングで燃料を消費し続けてしまう。

 

また、このエコランはコースティングと気筒休止をとことん意識したドライバーにエコを徹底して意識させる走らせ方をしなければならず、それは大変にストレスを感じる。

 

そりゃそうだよね…一瞬で200km/hまで出るクルマなのにずっと90-100km/hで走らなきゃいけない…そのうちエンジン内部に煤がたまって壊れるんじゃないかと思うほど。

しっかり回し、思いっきりそのパワーに酔いしれ、官能を得るためのエンジンなので、それをやらずにエコランをするのであれば最初からディーゼルモデルを買えという話になる(´;ω;`)

コスパとか燃費を気にして乗るクルマじゃないのは重々承知なので、もうこいつを食わせるために死ぬ気で働きますw

 

官能を得るためにはそれなりの対価を払わねばならないですからね!知らんけど。